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NO.165 「自立支援法」が出来てから・・・!

ある方のブログニ、あつかましくもコメントを書いてしまって・・・。
きっかけに考えちゃって・・・。こちらを参照→(くりっく)
以下、そのコメントの引用です。

「余暇支援の重要性をすごく感じました。その人が本当に楽しめること、好きなことを見つけてあげる。それって、大人になって働くことの意味にも繋がるし、生きる意味にも繋がる気がする。」

余暇に限らず、同感です。うちの重度の利用者は、転勤とかいろいろの事情で5回目の通所施設です。お父さんが「こんなに落ち着いたのは初めて」と喜んでくださいました。

実は弱小作業所なので、人手がなく付きっ切りの支援は出来ません。そのことを最初に断ってから通所が始まったのですが・・・。

実践的な感想としては、支援が支援者のための支援になっていて、本人が置き去りにされているということがあるのでは?と言うことです。この時はこうしなければならない、しかしそれが本人にとっての必要なのか?あらかじめ決められたことを求められれば、ストレスがたまるだけでしょう。
私は、基本的には自由にさせながら、声かけししたり観察しながら、本人の中に眠っている思いや意思を掴むことこそが、先ず大事だと思います。

木に竹は接げないのです。

重度の彼らに、押し付けて何かをやらせて(ちょっと言いすぎ)それが何になるでしょうか。
急がず、ゆっくり見つめることのほうがよっぽど、本人に近づく道だと思います。
無理に何かをさせて、その人を何処へ連れて行くというのでしょうか。
今そこにある、その時がその人の人生そのものだと思いますが如何でしょうか?

あ~、長くなってごめんなさい。
いつかも書いておられたと思いますが、風通し?外からの視点?重要だと思います。
私たちの作業所は兎に角普通の人の出入り、関わりが多いのですが、その普通の視点に気づかされることが一杯です。
中にいると、視点が固定してしまって、貧困な業界視点になることがある、なりやすい。
mackyさんの、問題提起や疑問が少しずつでも、受け入れられ皆で議論される職場になるといいですね。この仕事は、チーム力ですから。



これから本論なのだが・・・。手短に。

自立支援法が出来てから特に、工賃アップだの経営安定だの、なんか追いまくられてない?

この法律は、
「あんたらは世話になっているんだから、受益者だ、負担しなさい。
ちゃんと訓練して、かせげるようになって税金納める人になりなさい。
それが価値ある人間だ。
そうできない人は・・・、もう仕方ない、負担できる範囲で世話してやろう。
国の厄介になるなよなあ、ったく!」
ってな代物だよ。

危険なのは、この制度での生き残りレースに駆り立てられて、
福祉とは何ぞや?が、思想的・理念的にゆがめられること。


この国の安上がり「福祉政策」のために存在する人間が何処にいるのか。
そこにいる一人ひとり、生きている人間がいるからこそ、福祉がある。

ここだよ。いま一番重要なことは。


現場に答えが、行くべき道があるんだということを、
福祉労働者が深く自覚することが求められている。
と、思わない?



読んでいただきありがとうございました。
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テーマ:福祉のお仕事 - ジャンル:福祉・ボランティア

2007.11.23 | | Comments(4) | Trackback(0) | ・実践的福祉労働論

コメント

コメントありがとうございます。

私のブログにコメント有難うございました。
本文中にリンクまでしていただきましてありがとうございます。

>今そこにある、その時がその人の人生そのものだと思いますが如何でしょうか?
同感です。

>危険なのは、この制度での生き残りレースに駆り立てられて、
福祉とは何ぞや?が、思想的・理念的にゆがめられること。
そうですね。ただ、これに関しては、これまでが正しい方向で来ていたかというのは少し疑問です。本当に利用者が主体となった福祉が行なわれてきたか?そういう意味を考えるためにも、今回の法改正は一役かっているような気はします。現にこれまで新聞の一面に障害者の問題が載ることなんてなかったし。それが様々な法改正で、一般の人の目にも留まるようになった。それは凄いことだと思います。

ランキングぽちっとしておきますね。
あ、ぽちっとな♪
今後ともよろしくお願い致します。

2007-11-23 金 19:58:17 | URL | macky #mQop/nM. [ 編集]

mackyさん、訪問コメントありがとうございます。
もちろん、丸ごと「これまで正しい方向で来た」などとは認識していません。
「方向性」は混在しながら、何が本当の福祉かが常にせめぎ合って来てるわけですから。
それから、ここで論争する気はありませんが、
「今回の法改正は一役かっているような気はします。現にこれまで新聞の一面に障害者の問題が載ることなんてなかったし。それが様々な法改正で、一般の人の目にも留まるようになった。それは凄いことだと思います。」
これはいささか、受け流すわけには行きません。
なぜ、このマイノリティーな世界の問題が、マスコミにも取り上げられたか。
それだけひどい法律だと、当事者や関係者が大変な努力をして声を上げたからです。
問題の解決や前進に一役買ったのではないでしょう。
戦争を体験し、悲惨さを知ったから、平和のために一役買った戦争などありはしないのでは?
例は極端ですが、そういう事じゃないでしょうか。

2007-11-23 金 21:31:46 | URL | 友さん #- [ 編集]

同感!

 ほとんど全てに同感です。 文中の重度障害者の青年が落ち着いている理由を私は、陶友の人間的な雰囲気にあると確信しています。 大脇さんの薫陶を受けた仲間達が、他の仲間がどんなにひどい問題を起こそうと、決して排除するような言動は見せません。 このことはまさに驚きであり、感動です。  この受容する姿勢が根本にあって、そこにいる仲間が自分らしく生きられるのです。  例えば陶芸にしても大脇さんは極力手を加えません。  そこに個性が生きた作品が生まれる理由があります。  陶友の作品は一目見て、すごく魅力的です。  これも本人をできるだけあるがままに受け入れようとする根本的な考え方から来ています。  この姿勢は何も知的障害者だけに当てはめるべきものではなく、一般的にとても大切なものだと思います。  今、社会ではこのような姿勢がとても欠けています。   人間は、自らが前向きな気持ちになり進んで行うときに大きな力を発揮するのであり、強制されて仕方なく働くのでは大したことは出来ないと信じています。   世界で稀に見る物づくり大国の日本(このごろ工場の海外進出などで品質もあやしくなってきていますが)の力の源は、作業者自らが進んで問題点を見つけ出し、自分で改善するという国民性にあると思います。  こんな国民性を持っている国は他にないのです。  ところが、最近では会社の製造現場においても作業者の能力を頭数で測り、一人当たりの作業工数と賃金という数値化された経営指標で生産計画をするようになってしまいました。  一人の作業者の仕事の質、その人の働く喜びなどは数字の1、2には反映されません。  
 そうなれば人件費の安い非正規雇用を使うか海外に外注することがコスト低減になるという判断だけが闊歩することになるのは当然です。  このようにして社会全体に働く喜びが失われ、暗い雰囲気が蔓延しています。  陶友での取り組みは、現在の社会にはびこる社会問題の解決にもつながる大変重要なヒントを示していると常々思っています。  大脇さん自身はそんな大層なことを言ってはいないし、また私の解釈が迷惑かも知れませんが、私はこのように思っているということを言いたいのです。

2007-11-24 土 16:22:47 | URL | ヒロシです #- [ 編集]

元気が出ました!

ヒロシさん、有難うございます。
過分なお褒めをいただきましたが、私も、そうありたいと思っています。修行が足りないので道は遠いですが・・・。
そういう風に見ていただくとまた元気が出てきます。
実は今日はちょと、疲れ気味。夕方、寒~っとおもいながらうとうととして、火の番をしていて、・・・目が覚めました。
私は、「障害者のため」というスタンスで仕事をしているのではない、と偉そうによく言うのですが、こうして考えると、やっぱり、彼らとのかかわりの中から、人間らしさとか、この社会のありようとかが見えてくると言うのは、真理だと思います。
彼らに光を、ではなく、彼らをこの社会の光に・・・。

糸賀一雄の「この子らを光に」という、一言の重さを改めて感じました。

これからもよろしくお願いします。

2007-11-24 土 17:52:52 | URL | 友さん #- [ 編集]

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軟弱オヤジの「硬派道場」へ、ようこそ。障害者作業所所長やってます。福祉や政治、日々の思いを気ままに…。
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