NO,2074 与謝野馨の脳内分析(?)
原発事故は「神の仕業」発言に関して、「与謝野馨氏の脳内分析をしてみたい」というフランスはjeanvaljeanさんのリクエストに応えて・・・。
昨日のテレビでの発言の分析ということで。
先ずは原発問題。
「復興財源は誰かが負担しなければならない。原子力損害賠償も税金(増税)でやるか、電力料金(値上げ)でやるか、結局、国民がこの社会を支えている」(与謝野馨)
・・・こう言う切り口で「みんなで支えよう」と、東電の免責に躍起になり、消費税増税やむなしの世論を誘導するわけですね。
「(原発の中止・削減は)かなり難しい。国民生活や経済活動に当然影響がある」(与謝野馨)
・・・燃料代が電気料金値上げに跳ね返るからだそうだ。東電の莫大な資産で先ず責任を果たすことを求めることなく、日本原電・中曽根秘書出身の筋金入りの原発推進政治屋の面目躍如ということでしょうか。こういう脈絡では「国民生活」への影響も心配してくれるようです?
次は社会保障と消費税問題。
「高齢者が増えるから年金費用が増えている。医療も介護も高齢者が増えているから…」「つまらない超過需要を生んだり、ムダが発生しないような効率化はやらなきゃいけない」(与謝野馨)
・・・これはかつての「老人福祉に金を使うのは枯れ木に水をやるようなものだ」(中曽根だった?)と同義語ですね。1980年代に、この言葉で高齢者は黙らされて、かつて無料だった老人医療が有料化されました。
給付の「効率化」「適正化」「給付の重点化」は、社会保障切り捨ての時に使う常套用語です。世代間「負担の公平」もそうですね。
「税と社会保障の一体改革」にともなう消費税増税について、「そのことを国民にきれいに説明できるかどうかにかかっている」(与謝野馨)
・・・今、震災復興も口実に利用しながら国民をどうやって騙すかを考えているそうです。
冗談じゃありません。
消費税の税収は、導入以来、累計で224兆円。
同時期に大企業などの法人三税(法人税、法人住民税、法人事業税)などの減税が累計で208兆円。大企業をもうけさせ助けるために、庶民からの消費税が回されたわけです。福祉や社会保障のためというのは真っ赤なウソです。
分析をするまでもなく、ミエミエでした。
ところが、この消費税は高齢化社会に向けた社会保障のため、そして今度は震災復興のためにを付け加えて・・・。
善良で優しい日本国民は騙されるんだよなあ・・・
どうしたらいいんでしょ?
ちなみに、ある分析メーカーによる脳内分析の結果は以下。
やっぱりばい。
この六つの「友」とは、原発推進の東電を初めとする大企業、政治屋、官僚、御用学者、御用マスコミ、 電力総連(連合系)・・・かなあ。
つまり、原発ムラの友達(原発利権集団)のことで頭が一杯で、国民は犬みたいなもんだと言うとおばい!たまには占いも当たるったい!(笑)
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2011.05.23 | | Comments(2) | Trackback(0) | ・消費税・財源・税Ⅴ
