NO.2608 犬が吠えても再稼働は阻止!!・・・「建て前論ばかり言っても仕方ないでしょ。・・・鼻からボクは大飯原発は再稼働、政府・民主とも手を組む、ついでに公明とも・・・ですよ! 」橋下市長の正直者!
大飯原発再稼働問題にしても野田政権への対応にしても、コロコロと言い分がが変わる橋下市長ですが・・・。
「うわべばかり言ってもしかたない。建て前論ばかり言っても。・・・」と認めましたね。
本音は、
「鼻からボクは大飯原発は再稼働、民主とも手を組む、ついでに公明とも・・・ですよ!
何が悪いんですか?!ボクは国民の暮らしとか安全とかどうでもいいんですよ!
政治家たるもの権力欲と名誉欲でやるもんですから!
ウソつきは政治家の始まり、って言ってるでしょ。
自分がのし上がるには、政府も財界も支えにしなきゃならんのですよ!
そのためには、バカな有権者をうまく手繰るのが政治家のウデですよ。
・・・(ほかに浮かぶセリフをどうぞ!)」
・・・こんな声が聞こえてきますね。
犬は吠えても再稼働は絶対阻止!
件の橋下市長のツイッター橋下徹 @t_ishinは、不思議にも5月19日でストップしたままです。
あのツイッター好きが・・・?!
そろそろ黄昏て来てるのでしょうか?何でもかんでも突っ張って吠える「ガキ」を卒業し原発利権の権化・財界に気に入られるような「オトナ」を目指しているのでしょうか。
(昨日の夕焼けです)
31日に、これまでの反対姿勢を一転させ「うわべばかり言ってもしかたない。建て前論ばかり言っても。事実上の容認ですよ」と大飯原発の再稼働を事実上容認した橋下市長は、1日には「正直、負けたと思われても仕方ない。反対し続けなかったことには責任も感じている」と。
同時に「大飯原発は超例外だ。ずるずると動き続けることは絶対阻止しなければならない」などと、わけのわからぬことも。
4月ごろはしきりに再稼働反対をアピールしていましたが、この間の橋下市長のコロコロぶりは以下の通りです。
(上の2枚はこちらから拝借)
・「新規原発ないし原発の延長計画、これを府県民の総力で止めにかかる」(去年4月)
・「誰も安全だなんて言ってない。このまま進めていくことは国家の重大危機だと認識」(4月)
・「もし再稼働ということがあるなら、動かし方。それは臨時なのかどうか、1か月か2か月か3か月か、そういう動かし方もあるのではないかと」(5月19日)
・「事実上の容認ですよ。この夏どうしても乗り切る必要があれば、暫定的な基準で暫定的な安全判断かもわからないが、もうそれは容認と」(5月31日)
こうした発言の変化の背景や真意は 「きのうの段階で政府は絶対(大飯原発を)動かすことがはっきりしたので新しい段階に入った。あれこれ言い訳するのは潔くない。それよりはここで一回整理をして次の戦いに入っていこうと」(大阪市特別顧問 古賀茂明氏)いうことだそうですが、…意味不明です。
そして、野田内閣に対する対決姿勢もくるっと変えてしまったのです。
■橋下市長:「民主党政権倒す」発言を撤回 対決姿勢も修正
毎日新聞 2012年06月01日 22時40分(最終更新 06月02日 02時09分)
「大阪維新の会」代表の橋下徹・大阪市長は1日、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)の再稼働を巡り、「民主党政権を倒す」としてきた自らの発言を撤回すると述べた。次期衆院選で民主と対決するとしてきた維新の方針も見直す方針を明言した。
市役所で記者団に述べた。橋下市長は、政府が大飯原発の再稼働を妥当と判断した4月13日、「政治家が安全なんて確認できるわけはない。次の選挙で民主党政権に代わってもらう」と発言。維新の会としても翌日、次期衆院選で民主と全面対決する方針を決定したが、わずか1カ月半で方針転換することになった。
橋下市長はこの日、原発再稼働を「事実上容認する」と判断する決め手になったのは、細野豪志・原発事故担当相の発言だったと説明。5月30日の関西広域連合で、細野氏が「(再稼働について)暫定的な安全判断だ」と橋下市長の主張を一部受け入れたことが、政権への対決姿勢を軟化させた最大の理由だったと明かした。
「暫定的な安全判断なのに、政府は原発の安全を宣言し、国民をだましたということで政権の在り方としておかしいと言ってきた。今回、細野大臣が、暫定的な基準による暫定的な安全判断だということを真正面から認めたとなれば、前提事実がなくなる」(6月1日)のだそうです。
これも意味不明です。
「基準が暫定的」だというのなら、普通は「そんな基準で再稼動するな!」でしょうに。
「正式な安全判断はできてないけど、とりあえずやってみよう」などということは普通の場合もあり得ないのに、この重大な原発事故問題に関して、あまりにも…絶句!!
橋下市長は関西財界とも会談をしていますが、これらのコロコロ変化ぶりについては「その影響はない」と言っています。
ところがバレバレですね?!
同席した民主幹部は、たぶん仙石由人にちがいありませんね。

■橋下市長、経産幹部と密会
2月 大飯再稼働で意見交換
民主幹部同席
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長が政府の原発再稼働方針を進める経済産業省幹部と2月に都内で隠密裏に会っていたことが4月30日までに分かりました。橋下氏は、政府が進める原発再稼働に向けた手続きにクレームをつけたものの、再稼働そのものに反対を明言していません。背景として、再稼働を推進する政府・民主党関係者との水面下の接触の影響が指摘されます。
橋下市長が会ったのは経済産業省資源エネルギー庁次長の今井尚哉氏です。上京中の2月21日朝、東京・虎ノ門のホテル・オークラの和風かっぽうで面談しました。今井次長は、原発再稼働が必要だと判断した政府の4大臣(野田首相、藤村官房長官、枝野経済産業相、細野原発担当相)会合に経済産業省事務当局を代表する資格で陪席しています。
電力業界関係者によると、橋下市長と今井次長は関西電力大飯(おおい)原発3、4号機の再稼働をめぐって意見交換しました。同日の会合には、原発再稼働に積極的な民主党の政策担当幹部が同席していました。橋下氏は上京の折、この民主党幹部と隠密裏にしばしば会っている事実が確認されています。
『橋下「大阪維新」の嘘』の著者の一ノ宮美成氏は「橋下市長はやましくなければ資源エネルギー庁次長と公式に会えばいいはずだ。橋下市長は関西財界3団体との会談で原発再稼働問題に一言も触れなかったことが物語るように再稼働に反対する姿勢にもともと立っていない。政府の拙速な再稼働手続きに注文をつける格好をしたのは世論受けを狙ったのだ。案の定、再稼働、しからずんば負担増と、どっちへころんでも国民や大阪府・市民にしわ寄せを迫っている」と語ります。
参考までに:詐欺師?・橋下徹・大阪市長が似非脱原発思想だった頃の過去ツイート一覧
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2012.06.02 | | Comments(5) | Trackback(18) | ・橋下政治と民主主義
