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NO.593 小沢民主党で行き詰った政治を変えられるか?

     (この記事がNPJ お薦め ブログ」で紹介されました。)  

 福岡地方、数日前より好天が続きます。朝夕は涼しく秋の気配が感じられるようになりました。(次の台風が心配ですが・・・)
 今日は、かなり長くなりますが、是非最後までお付き合い願います。

花1092


 さて、「カナダde日本語」美爾依 さんには、私の「消費税関連エントリー」を紹介いただくなど、大変お世話になっています。お陰様で、「弱小ブログ」であった「大脇道場」も、さる方から最近は「中小ブログ」に格上げされたりして・・・(笑)、改めてこの場から、お礼を申し上げます。

 「カナダde日本語」さんは、1日5000件以上のアクセスを誇る政治部門では有名なブログです。アルファブロガー賞も受けられた大変影響力のあるブログだと思います。先日、次のエントリーを読みました。
民主党小沢代表の3選確定でテサロニケ大魔神の予想的中率は0%

 民主党党首選、小沢3選をうけての記事の趣旨は、大要以下のものです。

後期高齢者医療制度の廃止、ガソリン、軽油の暫定税率の廃止、特殊法人、独立行政法人、特別会計の原則廃止、役人の天下りを全面的に禁止など、日頃から私たちが訴えていることが全て盛り込まれている。これが全て実現されたら、官僚政治から国民政治へ完全に切り替えることができ、日本人はまさに、政権交代と共に真の「Change」を経験することになるだろう。民主党小沢代表の3選を心から喜び、政権交代の実現を切に願いたい。


 かねてから彼女が、小沢氏の熱烈な支持者である事は知っていました。現時点・・・福田総理が政権を投げ捨て、総選挙が近い情勢の中、日本の政治をこれからどうするかという事を考える時に、「カナダde日本語」さんの、民主党・小沢氏をまるまる無批判に持ち上げる事には、その影響力を考えた時にスルーする事はできませんでした。

 そこで以下のエントリーをTBしました。ま、消極的ですが、異議申し立てです。
 過去ログNO.591 民主党小沢代表の「基本政策案」。

趣旨は以下の通り。

 政権を取りどういう日本を作るのか。これまでの自民党政治とどこが基本的に違うのか見えない。
自公政治に「対決」する内容には程遠い。断片的な公約の寄せ集めで「体系的な論理」を持ち合わせていない。政権交代を目指すなら、これまでの自民党政治・政策とどこがどう違うのかを、体系的にはっきりと示さなければ、国民にとっては「イミワカラン!」というものだ。


返して、「カナダde日本語」さんより以下のコメントをいただきました。

いつもこちらのブログには共感させていただいておりますが、今日のエントリーはちょっと共感できません。小沢代表は自民党との違いを大きく打ち出したではありませんか?とらちゃんが小沢代表3選についての資料をたくさん集めてくださっているので、ぜひそちらをお読みいただきたいです。

 とらちゃんこと「晴天とら日和」さんのエントリーも再度目を通しましたが、メディア報道の紹介の域を出るものはありませんでした。
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51274051.html

 前置きが長くなりましたが、本論に入りましょう。

908空1114


 「小沢代表は自民党との違いを大きく打ち出したではありませんか?」という事で検討すべき資料は、以下のものです。これは既に読んだ上での批判を書いていましたが、改めてここに紹介し、批判を加えたいと思います。

      新しい政権の基本政策 ―新しい国民生活をつくる―

平成20 年9 月8 日 衆議院議員小沢一郎

民主党は、衆議院総選挙に勝利して、国民生活を顧みない自公政権を倒し、日本を再生させる新しい政権をつくる。新政権は、「国民の生活が第一。」の大原則に基づいて、政治・行政の仕組みそのものをつくり替え、「格差がなく公正で、ともに生きていける社会」を築く。

その主な柱は、以下の9本である。
1、全ての国民が安定した生活を送れる仕組み
 (1)確実・公正な「信じられる年金」の確立
①「消えた年金記録」は国が総力を挙げて正しい記録に直し、被害を救済する。
②「年金通帳」を全加入者に交付して、記録が消えないシステムに改める。
③全ての年金制度を一元化し、年金の基礎(最低保障)部分は全額税で賄う。

 (2)誰もがいつでもサービスを受けられる医療・介護の確立
①後期高齢者医療制度は廃止し、医療制度を一元化する。
②「医師派遣制度」を創設して、医療現場の崩壊を防ぐ。

2、安心して子育てと教育ができる仕組み
①子ども1人当たり月額2 万6000 円の「子ども手当」を支給する。
②公立高校の授業料を無料化し、大学などの奨学金制度を拡充する。

3、まじめに働く人が報われる雇用の仕組み
①国としてあらゆる手立てを講じて、「働く貧困層」の解消に取り組む。
②中小企業を財政的に支援したうえ、最低賃金の引き上げを進める。
③パートや契約社員を正規社員と均等待遇にする。
④働く意欲のある限り、生涯働ける制度を確立する。

4、地域社会を守り再生させる仕組み
 (1)農林漁業の再生
①農業者への「戸別所得補償制度」を創設して、農業経営を安定させる。
②漁業についても、同様の所得補償制度の創設を検討する。
③安全な食料を国内で安定供給し、食料自給率を高める。
④森林・林業への自立支援を進め、100 万人を目標に雇用を拡大する。

 (2)中小企業の再生
①「中小企業憲章」を定め、国がタテ割り行政を越えて総合的に支援する。
②地場の中小企業に対し、税制面で研究開発や地域資源の活用を支援する。

5、国民の生活コストを安くする仕組み
①全国の高速道路を無料化し、物流コストを引き下げる。
②ガソリン、軽油の暫定税率を廃止し、増税分を国民に還元する。
③国のプロジェクトとして石油・ガス、原材料などの確保に取り組む。

6、税金を役人から国民の手に取り戻す仕組み
①特殊法人、独立行政法人、特別会計は原則として廃止する。
②役人の天下りを全面的に禁止し、税金のムダづかいを根絶する。

7、地域のことは地域で決める仕組み
①国の行政は、国家の根幹に関わる分野に限定する。
②地域の行政は全て地方に任せ、本当の地方分権を実現する。
③国の補助金は全て廃止し、地方に自主財源として一括交付する。

8、国民自身が政治を行う仕組み
①国会審議は、国民の代表である国会議員だけで行う。
②与党議員を100 人以上、副大臣、政務官などとして政府の中に入れる。
③政府を担う議員が政策・法案の立案、作成、決定を主導する。

9、日本が地球のために頑張る仕組み
 (1)地球環境の保全
①温室効果ガス排出量の半減に向け、省エネルギーなどを徹底する。
②太陽光、風力など、再生可能エネルギーの利用を推進する。

 (2)主体的な外交
①強固で対等な日米関係を築くとともに、アジア諸国と信頼関係を構築する。
②国連の平和活動に積極的に参加すると同時に、国連改革を推進する。

以上の9本柱をつくることではじめて、新しい国民生活、新しい日本を実現することができる。
私は、「日本再生」の大事業の先頭に立つことを誓う。



 小沢氏の「基本政策」は「国民生活を顧みない自公政権を倒し、日本を再生させる新しい政権をつくる」「『国民の生活が第一。』の大原則に基づいて、政治・行政の仕組みそのものをつくり替え、『格差がなく公正で、ともに生きていける社会』を築く」とし、その具体的な柱として年金、子育て、雇用、農漁業分野など九つの政策を掲げています。

 なるほど国民の要求に合う項目もあります。
特徴的なのは、「国民自身が政治を行う仕組み」として、新たに「与党議員を100人以上…政府の中に入れる」ことなどを盛んだことです。この点はメディアも特徴として挙げています。
 「政策」を発表した記者会見で小沢氏は、自民党との最大の違いについて次のように言っています。
「自民党政治は官僚機構の言うがままに行われている。われわれは、国民に選ばれた政治家が自ら判断し政策を決定する」と。・・・つまり政治の手法が一番の違いだと。

 ところが、その中身を見ると、大企業がもうかれば国民生活はどうなってもいいという新自由主義に基づく「構造改革」路線と、米国追随、米のいいなりに軍備を増強し、海外派兵をすすめるというまさに福田総理が行き詰まり立ち往生し、投げ出さざるを得なくなった自公政治の中身をどうするかは示されていないのが特徴です。

 これでは、政権交代したところで行き詰った自公政治を転換し日本の政治を変えることは出来ないだろう・・・ということです。

花1089

 「基本政策案」は、後期高齢者医療制度を廃止し、年金・医療制度などで「全ての国民が安定した生活を送れる仕組み」をつくることや、「子ども手当」の支給、「働く貧困層」の解消、「農業者戸別所得補償制度」創設や高速道路無料化、暫定税率の廃止などを掲げ、「『日本再生』の大事業の先頭に立つ」と謳っています。

 これらの政策自体は国民の要求に見合ったものです。そのことを「カナダで日本語」さんは評価しています。そのこと自体はまともな要求に応える政策です。

 「体系的な論理」がない。
 しかし、本当に「国民の生活が第一」の政治を実現するのなら、大企業中心、アメリカいいなりの自公政治のどこをどう変えるのか、政治の転換の方向を示さなければ、これらの個別政策も実現の保障はありません。
 このことを持って、私は、「断片的な公約の寄せ集めで『体系的な論理』を持ち合わせていない。」と批判しました。

 「基本政策案」では(この間の政治姿勢もそうでしたが)、財界・大企業優先の政治や貧困と格差を拡大させた「構造改革」路線という、さらにはアメリカべったりで戦争に参加するという、行き詰まった自公政治の中身の根本的な転換の方向は見えてこないのです。

 財源論に見える一つの姿勢。
 「必要な財源をどう確保するのか」の記者質問に小沢氏は、官僚機構による無駄遣いや特別会計の「洗い直し」などを行えば「財源は十分ある」と言いました。(こんな事だから、前原ごときに「怪しい」なんていわれた)

 ところが、バブル期の2倍近くの利益をあげている大企業に応分の負担を求めることや、年間5兆円にのぼる軍事費の削減については一言も触れませんでした。(大企業からの政治献金を頼りにする政党ですから・・・しかも、今財界は民主党への献金を増やすといってますから)

 重大なのは、一方で、高齢化による「社会保障費の増大は、ある程度避けられない」と言い切っていることです。「・・・案」には、「年金の基礎(最低保障)部分は全額税で賄う。」という政策が改めて盛り込まれています。全額税方式とは全額消費税方式です。つまり、高齢化による年金財源の不足は消費税増税でまかなうという将来設計まで打ち出しているのです。
 基礎年金の全額税方式は、企業の保険料負担をゼロにしたいという財界の強い要求であり、この点でも大企業中心の姿勢はそのままです。
参考:過去ログNO.447 「全額消費税方式」・・・庶民増税の消費税ではなく、大企業、高額所得者の応分の負担で「全額税方式」を!

 「構造改革」・規制緩和路線には?
 「構造改革」路線による弱肉強食の規制緩和についてはどうか。たとえば、1999年以来原則自由化された派遣労働についても、「政策案」は、「働く貧困層」の解消や、非正規雇用と正規社員との「均等待遇」には触れています。

 が、99年の労働者派遣法改悪以前に戻すという立場までは踏み込めません。それは、財界・大企業の強い要求で強行された原則自由化に民主党も賛成したからです。「国民生活第一」に、自らの姿勢を転換できないのです。「大企業優先」は変わらないのです。


 外交問題ではどうか?
 安保・外交問題でも、「国連の平和活動に積極的に参加する」としていますが、これは、国連の看板さえあれば、海外での武力行使も認めると、かねてから公然と言っている小沢氏の立場そのものです。アフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)などへも自衛隊を参加させるというのが彼の主張です。

 そのほかにも、この間の民主党の政策選択に照らせばいくらでも矛盾はあります。
後期高齢者医療制度に道を開いた医療改悪に賛成した事、天下りを合法化する公務員法改悪に賛成したこと、食料自給率をここまで落としたウルグアイラウンドに賛成した事・・・これらの反省もなく、こんな政策が掲げられるものだろうか・・・厳しく言えばそういうことです。(基本の中身が変わらずとも耳障りのいいことは言えるものなのか)

 さて、いかがでしょう?

 この「基本政策案」が基本となって民主党の総選挙のマニフェスト(政権公約)は作られるでしょう。
財界・大企業優先政治や軍事費に手をつけないマニフェストで、本当に「国民の生活が第一」の「新しい国民生活」づくりができるでしょうか。


 時間の都合もあり、大枠の議論しか書けませんが・・・。(とにかく打ち込むのが下手で・・・、頭から出てくるものもスローだけどぉ)
私は、それぞれの政治的立場の違いを認めます。お互いを尊重した交流と討論が大切だと思います。
率直に言って、政治ブログを書く人が、人の話を聞いたぐらいで、「ああ、そうですか」と変わるものでは無いでしょう。人生史的体験でもなければ。
 ですから、・・・どうかな?と考えている人たちに、政治を考える一つの参考・機会になれば幸いというのが当ブログの立ち位置です。


 最後に・・・。
 私が理解に苦しむのは、現実の場面では新自由主義を批判し、構造改革路線を批判し、あるいは自衛隊の給油活動を批判する、消費税の増税には反対する・・・そういう自公政治を批判しいる、いわゆる「リベラル」とか「左派」とかを自認するブロガーの多くが、民主党支持に固執し続ける事。そして「政権交代」がかなえば(その中身も検証せずに)うまく行くかのような幻想を振りまく事。これこそこの人たちが批判する「思考停止」ではないかと思います。
 政治理論上は自己矛盾以外の何物でも無いだろうに・・・。行き詰まりもせず立ち往生もしない、しかもその「論」を堂々と公表する・・・。
・・・民主党支持層の政治性はそういうものだとわかりつつも、です。

 ま、それもこれも自由だが、この際一つだけお願いがあります。
国民・庶民をB層だとか何だとか蔑視する方。「大衆蔑視」だけは、気分が悪くなるので止めて欲しい。今は、解らなかったり、メディアに踊らされたり・・・、しかし手をつなぐべきはこういう多くの国民だという事ではないでしょうか。

 ま、政治は数が力、民主主義も数が力という側面も真理ですから、私のような弱小いや中小ブログがなんと言おうと大勢に影響は無いでしょうが、思ったところを書いてみました。
最後までお読みくださったみなさん、ありがとうございました。

909ヤブラン1117

  
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

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2008.09.10 | | Comments(7) | Trackback(13) | ・民主党批判Ⅰ

コメント

同感です・・・。

友さんの指摘に全面的に同感です。もう一つ加えれば、この政党が今までどのようなことを実際にやってきたかを振り返れば、それは決定的瞬間において、国民、労働者を裏切ってきたと言っても過言ではないでしょう。相次ぐ労働法制の改悪に手を貸してきたのもこの政党です。

小泉ニセ改革と競いあって「改革」を売り物にしてきたことに対してなんらの総括もありません。

私は、大企業の労働者として40数年間過ごしてきましたが、今日ほとんどの大企業労組は労使一体で会社の第二労務課とさえ言われています。その労組が選挙のたびに「民主党支持」を機関決定し組合員に押し付けてくるのです。

世間を騒がせた一流企業の不祥事にも労働組合からの告発や糾弾は全くありませんでした。企業の安全弁ともなってしまった今日の労働組合の姿は「自民党でダメなら民主党でもいいさ」と安心している財界の思惑とも重なるのではないでしょうか・・・。

2008-09-11 木 23:45:51 | URL | susumu #- [ 編集]

ちょくちょく拝見させていただいてます。
応援ポチッ!!!

2008-09-12 金 13:59:43 | URL | サトシ #- [ 編集]

susumuさんへ。
80年代のユニオンジャックが、その後の国民の闘いに大きな障害になった事がここでも明らかですね。
「自民がダメなら民主があるさ」・・・「二大政党制」の本質ですね。
第三の対抗軸を大きく示さなければ・・・。

サトシさんへ。
ちょくちょく・・・ありがとうございます。
ランキング下がり気味で。応援切に宜しくお願いします。

2008-09-12 金 20:09:47 | URL | 友 #- [ 編集]

友さん
すごく解りやすい書き込みでした。
18日まではダメよ!と思っていましたが、友さんの頑張りに感動して、コメントを入れました。

いくら民主党が選挙向けに「いい事」を言ったとしても、根本的なところでは自民党とそんなに変らないし、期待しても福祉のため、年金の財源だとして増税されちゃかなわない。

 史上空前の利益を上げている大企業に、社会的責任を果たしてもらい、政党を堕落させる政党助成金を廃止。アメリカ軍への思いやりより、国民に思いやりを・・・・
民主党が本気で「改革」するというなら、最低これぐらいは発言しないとねー

2008-09-14 日 20:09:41 | URL | あくしゅ #- [ 編集]

あくしゅさんへ。

こんばんわ。
本業中に、コメントありがとうございます。
頑張ってください!

2008-09-15 月 00:02:16 | URL | 友さん #- [ 編集]

自公政権を倒すための苦渋

大筋で同意できる内容です。
民主党が100%国民生活を救済してくれる政党だとは思いません。点数をつければ60点でしょう。点数で言えば共産党のほうが高いです。しかし、おそらく私は民主党に投票するでしょう。その理由はただ一つ。自公政権を倒すためです。

2008-09-24 水 17:33:04 | URL | ちゃこ #PefwKnF. [ 編集]

ちゃこさんへ。

こんばんわ、先ずはコメントありがとうございます。
ん~~~ん!「自公政権を倒すためです。」そうですね。
・・・ここら辺が難しいところですね。
じゃあ、何のために倒さなければならないんだ?倒したその先に何を求めているんだ?
・・・ここら辺の考え方の人は、かなり圧倒的な数にのぼるでしょうね。
追々、話して行きたいと思いますが・・・。

2008-09-25 木 19:21:45 | URL | 友さん #- [ 編集]

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はっきりしているのは、騙され続けたということ。

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08年9月12日 金曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・新聞の見出しと世論調査{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・汚染米・テレビの番組から{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 3・パラリンピック6 {/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 下のURLは私の所属し

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森田実氏,「総選挙後に大連立が組まれるシナリオはもうできあがっている」

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2008.09.13 | ペガサス・ブログ版

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