No.2961 「8.31 ストップ川内再稼働!九州・鹿児島川内行動」
「オール九州」のたたかいで原発再稼働を許さないと「原発いらない!九州実行委員会」は31日、九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で「ストップ川内再稼働! 九州・鹿児島川内行動」を行いました。同市としては最大規模の1800人が参加しました。
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2014.09.01 | | Comments(9) | Trackback(0) | ・さよなら原発!

「自分自身を生きる、共にいきる」。軟弱オヤジの「硬派道場」です。
「オール九州」のたたかいで原発再稼働を許さないと「原発いらない!九州実行委員会」は31日、九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で「ストップ川内再稼働! 九州・鹿児島川内行動」を行いました。同市としては最大規模の1800人が参加しました。
2014.09.01 | | Comments(9) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
ちょっと古くなったけど、残しておきたいはなし。
去る3月9日、明治公園で開催された「つながろうフクシマ!さようなら原発大行動」での大江健三郎さんのお話です。
「政治家は福島をなかったことにしようとしている」3/9大江健三郎さん(2013.3.9 明治公園)youtube.com/watch?v=XXgxLL… fb.me/KzRGLsa3
— 大脇 友さんさん (@oowakitomosan) 2013年3月12日
福島の大震災・原発事故の直後から一斉に原発ゼロという声が高まりました。それは私が生まれてから老年のいままでかつて味わったことのない統一された日本人の声でした。ほんの子どもの頃の、まだ5、6歳の頃の超ナショナリズムの機運がそれに近かった。しかしはっきり違う
それが今、色あせてきた、勢いを失ってきているのじゃないかという声は、まさにためにするものと私は考えています。今日、私らはその反証を示すでしょう。それは福島が日本人得意のセリフ、非常に日本的なセリフ、「なかったことにする」ことが絶対にできないことだからです。
私は作家です。そこで文学の側からの証言をお伝えします。長崎の浦上の丘の上で原爆に見舞われた、そして、今日にいたるまで、少女の時から娘、そして中年の女性になられて、被爆の小説を書き続けておられる、林京子さんという素晴らしい作家がおられます。
その林さんの一番新しい仕事が文芸雑誌『群像』に載っています。その中の林さんの声をお伝えします。福島に何が起こったか起こり続けているかの、林京子さんによる注意深い受け止めは、直接長崎で被爆されたことにつながっています
長崎の苦難とそれ以後の苦難をしっかり生きた人が、福島の新しい被曝者の方たちの脇にしっかり立っているのであります
福島の状況を伝えるあるテレビを林さんが見ておられた。すると国か自治体の役人が子どもたちに「内部被曝」ということを言った。そして林さんは涙を流した。涙が止まらなかったといわれます。
内部被曝ということは、放射能の非常に微細な粒子が身体の中に入って、30年40年と放射能を発しつづけて、そしてがんのような病気を引き起こす。それが内部被曝という恐ろしいものであります。
内部被曝という言葉が、私たち広島・長崎の被爆者にとってどういうものであったか、それは役人たちが使う言葉ではどのようになかったかということを、林さんが書いておられる。その言葉を引用します
〈幾人のクラスメートが、被爆者たちが「内部被曝』のために「原爆症」を発症し、死んでいったか。原爆症の認定を得るために国に申請する。国は却下。被爆と原爆症の因果関係なし。または不明。ほとんどの友人たちが不明と却下されて、死んでいきました。
それを見据えて、福島の、戦後の人間の生き方をどのようにこの国の将来と結び付けて考えるか。とくに子どもたちのこととして。それが大きい問題だと林さんは言われます。林さんは不屈の人というか、強い方です。
福島の原発事故について、あれ以来、国・政府が、とくに産業界が、すべてではありませんが多くの地方自治体が、そして政治家が、福島の原発事故はなかったとさえいいかねない態度をいま示し始めています。
少なくとも福島の事故は終わったということは、2年前から政治家によって声明され続けてきたことであります。そしていま、なかでも能天気な政治家が突っ走っている
その東京の進み方に林さんはその文学のかつてなかったほど沈み込んでしまわれます。ところがその林さんが昨年7月の代々木公園で脱原発の集会があるということをテレビで見つけられました。1人新幹線に乗ってやってこられます。林さんの言葉です。
〈駅から公園までの短かい距離のなかで、これほど素直で率直な、人びとの「いのち」への思慕を感じたことはありません。戦後六十数年の年月のなかで、人びとがとった最後の選択なのです。(大江注・それがこの集会なのです)
戦いを生き抜いたわたしたちのバトンは、若い人たちに確かに渡っている。感動でした。(中略)大震災から引きずってきた迷いも、まどわされる揺れも終わりです。浦上の丘でもらった命一つの謙虚なわたしに還って、代々木から新しい出発です。〉
このように林さんは小説を結んでおられます。広島長崎での経験をつないで福島を見つめて、もう一度放射物質で子どもらを殺させはしないという意志に立つ希望を、わたしは林さんのそのまま自分のうちにしっかり取り入れたいと思います。
いま現在、三つの私としての決意を持っています。それは、広島長崎そして福島をなかったことにしようという連中とはたたかう。それが第一です。
第二は、もう一台の原子炉も再稼働させない。そのために働く。もう一つは、今日のデモのコースを完走、というのではありませんが、完歩するために努力するというのがわたしの決心です。
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2013.03.16 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
昨日の、原発再稼働反対、官邸前集会」の大きなテーマが、原子力規制委員会の人事案を批判し撤回を要求するものだった。
はじめに、私は委員長には小出裕章さんが最適任だと思いますが・・・。
ところが政府の案は、田中俊一・前原子力委員会委員長代理を委員長に以下の5人である。
8月1日の参院議院運営委員会で田中氏が、「人類が原子力はコントロールできる」「今後、より安全な原子炉の研究開発に力を注いでいってもらいたい」と語り、原発推進の立場を明言したことはご存じのとおり。
福島の事故が、原子力は人知によりコントロールが出来ないことを証明しているにもかかわらず!です・
さらには、原発の40年運転制限期間についても、「(延長は)一律にだめだということではなくて、新しい安全規制、基準に合致できることを確認したうえで判断する」と、老朽化原発の運転延長も可能だと発言したぐらいです。
こういった発言は彼の経歴・立場からは当たり前のことなのだろう。
日本原子力研究所(原研、現・日本原子力研究開発機構)で研究生活を続けた後、副理事長も務めた田中氏。国の原子力委員という重要ポストのほか、日本原子力学会(学会と言っても、純粋な学会ではない。原発関連会社の社員もわんさか加入している、いわば原発推進学会である)の会長も歴任しており、いわゆる原子力ムラの住人の中でも飛び切りの「エリート」と言うべき経歴の持ち主だ。
原研は長らく、国内の原子力関連研究の中心組織として、戦後の原子力開発に大きな役割を果たしてきたのである。
そして、原子力委員会は原子力行政の民主的運営のために設けられた組織だが、その目的とはかけ離れ、通産省のもとで、電力業界などと癒着し、「安全神話」をつくりだし国民をだまして原発推進に大きな役割を果たしてきたのである。
こうした反省のもとに、文字通り行政とは独立した名実ともに原子力を規制する機関の必要が求められ、設置することになったのが原子力規制委員会である。
しかも、「原子力規制委員会」の候補5人のうち、委員長(任期5年)候補の田中俊一・元原子力委員会委員長代理ら4人に、“原発マネー”が合計276万円、わたっていたことが明らかになっている。
原発に金で買われた「ムラ役人」だ!(実質的にもらってきた金はこんな額じゃないだろうが・・・)
■しんぶん赤旗 2012年8月3日(金)
原子力規制委 委員候補に原発マネー 5人中4人に計276万円
規制委員長の任期は5年。
その間は内閣が代わろうとも解任・解職・免職等の罷免権は認められない。
これは政治からの独立性・中立性を担保するための措置だが、こんなあからさまな原発推進の政治的思惑を担う人事が決まれば、今後の脱原発の道には大きな壁が出来るということだ。
声を大にしたい! 原発規制委員会、人事案撤回を!
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2012.08.04 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
毎週金曜日の、官邸前行動。
もちろん、原発の再稼働に反対する運動だ。
その特徴は「反原発」「脱原発」の一点で、意思表示の行動をするというもの。
大飯原発が再稼働した直後、再稼働反対の声は急激に膨らみ、6,29には参加者はピークの15万人を超えた。
それまで、この行動を無視し続けてき大手たメディアは一転してこれを報道するようになった。これほどの市民運動の盛り上がりを取り上げないことは、逆にメディアとしての価値が問われる状況になってきたからだ。
その視点に共通する特徴は、「ソーシャルメディアで集まった『普通の市民達』」である。
早くから報道をしてきた報道ステーションは、鳥越俊太郎をスタジオに呼び、「日本の運動史上初めてですよ」「普通の市民が佐奈kしてるんですよ」「労働組合の旗も団体の旗もないでしょう」と興奮気味に語らせた。
後発報道のNHKも最近はよくこれを取り上げ、昨夜はNスぺで特集していた。
■デモは社会を変えるか ~声をあげはじめた市民たち~No.32352012年7月26日(木)放送
この報道も、「ソーシャルメディアで集まった『普通の市民達』」である。毎週金曜日、首相官邸前で「脱原発」を訴えるデモ。政治や社会運動とは無縁だった介護士や会社員がツイッターなどで呼びかけたところ、参加者が爆発的に増え、数万人規模にまで広がっている。政党や労働組合が組織的に動員する旧来型のデモと異なり、ネットなどで情報を得た個人が自発的に参加しているのが大きな特徴だ。子ども連れの主婦、仕事帰りの会社員、高齢者など多岐にわたる。さらにデモで知り合った“デモ友”同士が交流を深め、脱原発以外のテーマで連携する動きも出ている。いまなぜ、人々はデモに集うのか。民主主義のあり方を問う市民たちの姿を追う。
2012.07.27 | | Comments(1) | Trackback(3) | ・さよなら原発!
「7.16さよなら原発17万人集会」の教授のスピーチ全文と動画です。
〈スピーチ全文〉
『みなさんこんにちは。今もこちらにたどり着くのが困難なほど、それほどの人並みです。
4会場以上あるそうですが、それもみんな人で埋まっているということです。
思いおこせば42年前、わたしはまだ18歳でしたが、ここにいました。
代々木公園にいました。
そのときは日米安保改定反対ということでここにいました。
その時は学生や労働者の集まりだったのですが、今日は毎週金曜日の首相官邸前の抗議と同じように多くの普通の市民の方がきていらっしゃると思います。
ぼくも日本人、いち市民としてここに来ました。
本当に40年以上ぶりに、こうやって日本の市民が声を上げているということは、わたしも感無量です。
それほど原発に対する恐怖や、日本政府の原発政策に対する怒りというものが日本国民に充満しているのだと思います。
毎週金曜日の首相官邸前の抗議も素晴らしいことだと思いますが、残念ながらそれだけでは原発は止まらない。
再稼働されてしまった。
もちろんあきらめずに声を上げていくことは大事ですが、どうもそれだけでは政府の耳には届かないらしい、残念ながら。というわけで、こういう大きな集会を催したり、それからパブリックコメントをじゃんじゃん書くとか、あるいは、地方の首長、脱原発の首長をどんどん日本に増やしていくことーちょうど今月末にも山口県知事に飯田哲也さんが立候補していますがーそうやって、地方にもとても見識のある首長さんがたくさんいますので、そういう声も集めていくこと。
それから、長期的にはなりますが、すぐ止めろと言っても止まらないので、われわれが出来ることは、電力会社への依存を減らしていくということです。
こういう声が、もちろん彼らには少しはプレッシャーとなって届きますし、電力会社の料金体系の決め方の問題とか、発送電の分離とか、地域独占とか、そういうものがどんどん自由化していけば、原発に頼らない電気をわれわれ市民が選ぶことができるわけです。
また、いち家庭や事業所などがどんどん自家発電をしていくと、そうやって時間は掛かりますが、少しでも電力会社への依存を減らせば、わたしたちのお金が、電力会社にいってしまって、そういうお金が原発やそれらの施設になってしまうわけですから、そういうところに払うお金を少しでも減らしていくということは大事だと思っています。
言ってみれば、たかが電気です。
たかが電気のためになんで命を危険にさらさなくてはいけないのでしょうか。
ぼくは、いつごろになるか解りませんが、今世紀の半分くらい、2050年くらいには、電気などというものは各家庭や事業所や工場などで自家発電するのがあたりまえ、常識という社会になっているというふうに希望を持っています。
そうなって欲しいと思います。
たかが電気のためにこの美しい日本、国の未来である子供の命を危険にさらすようなことはするべきではありません。
お金より命です。
経済より生命。
子供を守りましょう。
日本の国土を守りましょう。
最後に
Keeping silent after Fukushima is barbaric.
フクシマの後に沈黙していることは野蛮だ
というのがわたしの信条です。』
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2012.07.20 | | Comments(1) | Trackback(1) | ・さよなら原発!
九州地方、豪雨被害が広がっています。
11日からの豪雨による死者は20人、行方不明者は8人となったそうです。
さらに、大分福岡両県を中心に40万人以上に避難指示・勧告が出ている模様です。
被災された方たちのご冥福を祈り、お見舞い申し上げます。
同時に、政府には緊急の救援と災害に強い国土づくりを求めます!
今朝の福岡市西区の室見川です。
第一堰あたりはわずかにですがあふれています。要警戒です。
午前中は一時太陽も顔を出しましたが、また降り出しました。
「天気は局地的に変わり、予報が出しにくい」と気象庁の人が言っていたが・・・。
私事ですが、うちの若者が明日、柳川のドンコ舟で結婚式を挙げることになっている。明日は降らないでほしいなあ・・・。
ところで、ちょっと前の話ですが。
九電から「万が一の備えとしての『計画停電に関するお知らせ』」が来た。
7月については、我が作業所は対象外ではあるが・・・。
九電のコールセンター(0120-986-206)に問い合わせてみたら・・・
「万が一ってどの程度の確率ですか?」
「まず、(計画停電は)しません」
「もっと、具体的にはどういうことか?」
「九電の供給量を100とすると、99の需要があった時に(計画停電を)します。」
「今までそんなことがあったのか?」
「一回もない」
「今年の予想は?」
「そういうことはありえない」
・・・コールセンターから回された中年らしい男性は、「(計画停電は)しない」と断言しました。って、どういうこっちゃ!?
私は確認してないが、九電は「計画停電はしません」とコマーシャルを流しているとか?
結局高い金をかけてこんなものを送りつけて来るなんて、脅しじゃないか?!
どれだけ発電してどれだけの需要があるかは九電のみぞ知る。市民(利用者)にはわからない。
意図的に一時的に計画停電でもすれば、「やっぱり電気が足りない。原発再稼働が必要だ」という世論を作ることになる・・・。
…俺って、考え過ぎか?!
自家発電機を買ったという施設もあるようだが、…新手の商売じゃんか?!
一方、関電が火力発電を8基停止したそうだが、電力が余っていたからだそうだ。
めちゃくちゃ!
■火電停止は電力余剰だった! 関電京都支店広報が明かす(京都民報 2012年7月13日 11:06)
関西電力が火力発電8基を停止させたのは、原発再稼働により電力に余りがあるためだった─こんな事実が11日、関電京都支店の総務・広報グループの担当者の発言で明らかになりました。
同日、京都自治労連(池田豊委員長)が行った関電京都支店への要請で関電側が回答しました。自治労連側が火力発電の停止について問いただしたのに対し、電力需要に合わせて停止したもので、原発再稼働を受けて停止したものもあると発言しました。
関電は大飯原発3号機が9日にフル稼働し、同日に火力発電所8基を停止させていました。同社は、原発の再稼働以降も計画停電の可能性があるとして、府民に節電を呼びかけています。
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2012.07.14 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
いや、俺、会ったこともないし音楽にも興味ないから、名前だけは知ってたけどね。
教授って呼ばれてることもはじめて知ったわ。
「再稼働反対!原発の一基や二基再稼働されたぐらいでへこたれんしゃんな!長いたたかいやけん声を挙げ続けるバイ!」って、俺が言うても・・・な。
坂本龍一しゃんが言わっしゃったら・・・、やっぱ、違うばいね!
「『再稼働反対』雨中の官邸前デモ 坂本龍一さんも参加」
「関西電力大飯原発(福井県おおい町)の再稼働に反対する大規模な抗議行動が6日夜、首相官邸前で行われた。参加者は主催者発表で15万人(警視庁調べで約2万1千人)。毎週金曜日に行われており、この日も、インターネットでの呼びかけなどに応じた市民らが「脱原発」などと書かれたプラカードを手に集まった。
午後6時、小雨の天気にもかかわらず、霞が関から官邸前へと続く歩道を、続々と市民らが埋めていった。「首相は声を聞け」「再稼働反対」。年齢も職業もさまざま人たちがマイクを手に官邸に向かって訴えた。作曲家の坂本龍一さん(60)も駆けつけ、「あきらめずに頑張りましょう」と呼びかけた。
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2012.07.10 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・さよなら原発!
久しぶりの投稿です。
昨日からクマゼミが啼きだし、いよいよ梅雨明けも間近な福岡地方です。
さて、あまり知られてないようですが、去る7月6日、あの最後の清流、四万十川流域の5人の市町長さんが脱原発の共同アピールを出しました。
脱原発の声は地方からも広がっていますね。
四万十川アピール
原子力発電に頼らない自然エネルギー
(再生可能エネルギー)への転換を進めます
四万十川は源流から河口まで、全国の河川で唯一、流域全体が重要文化的景観に指定をされています。
文化的景観とは、自然とかかわる日々の暮らしの中で人々が造り出してきた風景のこと。四万十川は日本最後の清流と言われていますが、それは単に豊かな自然が残っているからだけではなく、流域には、棚田、沈下橋、伝統漁法など、自然と調和し、共生してきたわれわれの祖先の生活の姿がいまもなお息づいているからです。
日本人は昨年3月11日、東日本大震災を経験しました。巨大防潮堤を軽々と砕き、乗り越え、原子力発電所をものみこんだ大津波。自然の猛威の前には、人間による制御など到底及ぶものではないことを思い知らされました。
福島第一原子力発電所の事故では、大量かつ高濃度の放射性物質が放出、拡散され、広い地域が放射能で汚染されました。その影響は、はかり知れないものがあります。多くの人々が、住み慣れた土地を離れ、職を失い、厳しい生活を余儀なくされており、いまだその解決の目途はたっていません。
われわれは人類の英知による科学技術の進歩を否定するものではありませんが、日本が有数の地震津波国である以上、今後も原子力発電所はその脅威から逃れることができない宿命にあると言えます。
四万十川流域に暮らすわれわれは、流域の豊かな自然や環境を守り、また祖先から引き継いでいる生活、文化等を後世に伝えていく義務があります。
そのためにも、今後は原子力発電に頼らない自然エネルギー( 再生可能エネルギー)への転換を進めていくことを、ここに表明します。
2012年7月6日
檮原町長 矢野富夫
津野町長 池田三男
中土佐町長 池田洋光
四万十町長 高瀬満伸
四万十市長 田中 全
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2012.07.10 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
さすがに夜のNHKもアリバイ程度とはいえ報道せざるをえませんでした。明日の新聞に注目です。まさかスルーは出来ないでしょうが、それでも過少に扱うのでしょうか?
主催者発表は15万人とも20万人とも?
いわゆる動員ではない、一人ひとりが呼びかけあっての「市民型デモンストレーション」です。
新たな運動のうねりが伝わってきます。勇気と希望がわいてきます。
逮捕者・怪我人がゼロ。なぜかしら、警視庁はデモ参加人数を発表しなかったそうです。
川崎市在住の68才の男性は、末期がんをおして杖を突きながらの参加。「原発事故が起きたことに痛恨の念があるが、指揮系統もないのにこれだけ人々が集まった。若い人も多い。この運動は本物だ」と感慨深げに語ったそうです。
フェイスブックで多くの人がたくさんな画像をアップしてくれて、遠くからですが気分は「参加」でした。
Takayuki Akimoto @thoton_a
空撮により、文字通り巨万の民が首相官邸前(写真下方)に押し寄せ、警備の警官隊が装甲バスを配置して、突入を阻んでいるのが分かる。 @ishii_maki 6/29 首相官邸前抗議 上空 ヘリコプターからの http://pic.twitter.com/1CnQCnUX @iwakamiyasumi
官邸占拠(赤旗写真部記者撮影)
官邸前の道路を埋め尽くす抗議行動の参加者。赤旗写真部記者撮影(J) pic.twitter.com/wFdAmCE9
こちらは必見!!
7時過ぎの東京で動画で少し暗いですが、この空撮を見ればどえらいことがおきたことが分ります。
2012年6月29日 【国民の声を可視化するプロジェクト第6弾】6.29緊急!大飯原発再稼動決定を撤回せよ!首相官邸前抗議~空撮チャンネル首相官邸前抗議 [空撮Ch] - iwakamiyasumi2 http://ustre.am/pPQY
Streaming Live by Ustream
昨夜のテレビ報道から。
■NHK
大飯原発の運転再開に抗議(6月29日 23時47分 )
関西電力大飯原子力発電所の運転再開に反対する市民団体が呼びかけた抗議活動が、東京の総理大臣官邸前で行われ、参加した人たちは、政府に運転再開の決定を撤回するよう求めました。
この抗議活動は、関東地方を中心に原発に反対する活動をしている団体などで作る「首都圏反原発連合」が、ことし3月下旬から毎週金曜日を中心に行っています。
市民団体によりますと、ツイッターやインターネット、それに、口コミで参加を呼びかけ、回を重ねるごとに参加者が増えてきているということです。
29日も、会場となった総理大臣官邸前の歩道では、参加者が数百メートルにわたって列を作り、中には子ども連れの主婦や会社帰りのサラリーマンなども見られました。
1週間前の前回、今月22日は、主催者の発表でおよそ4万5000人、警視庁の発表でおよそ1万2000人が参加しましたが、主催者や警視庁によりますと、29日は前回を上回る人数になったということです。
参加した人たちは「大飯原発の運転再開に反対」「第二の福島をつくるな」などと書かれたプラカードを持ち、「再稼動反対」と叫びながら政府に運転再開の決定を撤回するよう求めました。
埼玉県の57歳の会社員の男性は「ツイッターで知り、初めて駆けつけました。政府のやり方は不透明で、原発の在り方を考え直すべきだ」と話していました。
また、東京都内に住む40歳の主婦は「息子と母と一緒に来ました。抗議には抵抗があったが、目に見えない放射能の怖さを自分の子どもには体験させてはいけないので、運転再開には反対です」と話していました。
大飯原発再稼働に抗議 総理官邸周辺で大規模デモ(06/29 20:15)
関西電力大飯原発の再稼働に反対する大規模な抗議デモが総理官邸周辺で行われました。
大飯原発3号機については、7月1日の夜に原子炉内の制御棒が引き抜かれて再稼働される予定です。この再稼働に反対する人たちが、29日午後6時から総理官邸周辺に集まり、抗議行動を行いました。付近の歩道は人で埋め尽くされ、道路も車線規制を行うほどになりました。大人だけでなく子どもを連れた人もいて、参加者は「原発反対」「もう原発はいらない」などと書かれたプラカードや紙を掲げたり、「大飯原発再稼働反対!」などとシュプレヒコールを上げていました。
大飯再稼働反対、官邸前埋め尽くす (29日22:45)
7月1日に大飯原発3号機が再稼働されるのを前に、官邸前では再稼働の撤回を求める大規模な抗議活動が行われました。
道路を埋め尽くす大勢の人々。29日午後6時から、官邸前で2時間にわたって大飯原発3号機の再稼働に反対する大規模な抗議活動が行われました。抗議活動は今年3月から毎週末行われていますが、主催者の発表によりますと、今回は過去最高の20万人が参加したということです。
参加者が爆発的に増えた背景には、ツイッターなどのソーシャルメディアがあり、口コミ的に参加者が増えたと主催者は分析しています。
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2012.06.30 | | Comments(3) | Trackback(16) | ・さよなら原発!
梅雨らしい雨がしと降る福岡市の朝です。
テレビでは、昨日の消費増税「造反」をめぐって「政局」の話ばっかし。
国民が知りたいことは政治の中身そのものなんじゃないかと思ったり、いや、この程度の「ゴシップ」が民度に合ってるとなめられているのか、と思ったり・・・。
ま、いつもカリカリしないで朝風呂でも入って、じっくり行きましょう。
さて、私も色々言いたいことがあってこうしてブログを書くわけですが、
著名人の影響たるや絶大ですね。
フェイスブックで広がっているお二人のメッセージを紹介しておきます。
まずは、ひっきーこと宇多田ひかる。
次は、これまたビッグなミュージシャン、坂本龍一。
なかなかのものですね。
「chihointokyoの毒皿ブログ」さんがテキスト化しています。
労苦に感謝しつつ紹介します。
坂本龍一さん「存在かけて声あげ続ける」朝日2012.6.15耕論より
存在かけて声あげ続ける
原理や原則についてきちんと議論がなされないまま、「論理」ではなく「空気」で物事が決まっていく。そんなこの国のありように、ずっと違和を感じてきました。坂本龍一さん(音楽家)
<52年生まれ。78年にYMOを結成。88年、アカデミー賞作曲賞を受賞。東日本大震災後、さまざまな支援プロジェクトに携わっている。ニューヨーク在住。>
野田さんって、その違和を体現したような存在なんですよね。菅さんのもとでは震災復興が進まないという空気が醸成され、民衆党内の手続きだけで野田さんが首相に決まり、福島第一原発事故を受けて菅政権が曲がりなりにも掲げた「脱原発依存」を、大した議論もないままなし崩しにしてしまった。
「国政を預かるものとして、人々の日常の暮らしを守るという責務を放棄できない」。野田さんは再稼働に関する記者会見で「国民生活を守る」を繰り返していましたが、この「国民」っていったい誰のことなのでしょうか。私には「『原子力ムラ』に住んでいる人たちを守る」と言っているようにしか聞こえません。
大飯原発を再稼働させなければ関西で15%の電力が足りなくなるというのは、一種の脅しです。私たちには検証のしようがないんですから。電力会社が地域を独占していて競争原理が働かないから、そんな脅しが効果をもってしまう。世論調査では依然として原発に懐疑的な人が多いのに、こんなやり方で再稼働が決まってしまうとしたら、この国の民主主義はとても成熟しているとはいえません。
とはいえ、それでも、原発事故を受け、個人が動き、ものを言い始めることには希望を感じています。
もうお上やマスコミは信用できないと、自分達で放射線量を計測し、地図上に落としてデータベースをつくる。あるいは若い人たちがインターネットを通じてつながり、新しいスタイルのデモを繰り広げる。日本でこれほど個人の力が発揮されたことはかつでなかったのではないでしょうか。
それなのに、このまま再稼働が決まってしまったら、「自分達の声はどうぜ届かない」「政治や社会にコミットしても何も変えられない」という絶望が広がるのではないかと心配しています。せっかく立ち上がった個人が意気消沈し、以前のような、物言わぬ社会に戻ってしまってはたまらない。
そんな思いから、「NO NUKES 2012」という、脱原発を訴える音楽イベントを7月初めに開催します。デモや集会もいいけど、自分の生業である音楽を通じて脱原発のメッセージを発信するのが、一番真摯なやり方だと考えました。
私はまだ諦めていません。自らの存在をかけて、声を上げます。
欧米では有名無名を問わず、社会的な問題について意見を言うのは当たり前です。日本だって1960年代末から70年代くらいまでは、ロックミュージシャンが政治的な発言をしていた時代もあったんですよ。それがいつしか、チャリティーですら「偽善だ」という批判に強くさらされるようになり、とてもやりにくい時代が続いた。音楽家は音楽だけやっておけ、政治的な言動はとるなと。
しかし、3.11を受け、これも変わりつつあります。音楽家や芸能人、さまざまな立場の人がそれぞれのやりかたで被災地を支援し、それが当り前になってきたのは歓迎すべきことです。
声を上げる。上げ続ける。あきらめないで、がっかりしないで、根気よく。社会を変えるには結局それしかないのだと思います。
(聞き手・高橋純子)
テーマ:「原発」は本当に必要なのか - ジャンル:政治・経済
2012.06.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
チュニジアのジャスミン革命にならって、紫陽花革命という言葉がネットで流行っています。
アイフォンのアプリでポスターつくって、遊んでます。
…大真面目です!
フェイスブックにアップして、私も気持ちは官邸に。
→https://www.facebook.com/photo.php?fbid=336465193100050&l=7cedfcdfbc
60年安保の国会包囲10万人デモの写真に、
「号外!
6.29 官邸前へ!
今度は
10万人超え!!
再稼働NO!
紫陽花革命」
森住卓さんに許可をいただき氏の写真でも・・・。
原発再稼働は狂気の沙汰です。
気分は官邸前に。
再稼働阻止の一点での共同行動がどんどん広がっています。
今や野田内閣打倒へと発展しそうな勢いです。
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2012.06.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
2012年5月27 「さよなら原発!5・27 佐賀集会」が佐賀市 どんどんどんの森公園にて開催されました。
暑い日差しの中、原水協も原水禁も参加して全九州から2500名の参加で成功したそうです。
残念ながらわたしは、法人の評議員会で参加できませんでしたが、四女が職場の若者たちとともに社会運動デビューしました。職場の若者いっしい君(最近カメラを買って写真の目覚めている!)が写真を提供してくれました。
200枚の中から選び、トリミング等若干の加工をしています。(いっしいくん、もっと被写体に迫るべきです!)
わが四女も社会運動初参加で、とても誇らしく報告をしてくれました。
改めて、いっしい、わらうちゃん、りょうこちゃん、ありがとうね。
皆さん、真夏日の下、お疲れ様でした。
パレードは3コースに分かれたのですが、どのパレード隊もたくさんの参加者で、「原発いらない」「もう動かさない」「ここから廃炉」「電気は足りてる」「子どもを守ろう」「大人が守ろう」「世界を変えよう」「ここから変えよう」などのシュプレヒコールを響かせて元気に行進!
若者の写真を借りて・・・。(他人のふんどしのきわみですが、笑い)
集会宣言
福島原発事故の発生から1年と2ヶ月が経ちましたが,未だに多くの人々が困難な生活を強いられています.人々は住む場所を奪われ,職を奪われ,農業者は土地を,家畜を失いました.避難生活は長期にわたっています.福島原発事故は今も進行中で,多くの人々を被ばくさせ続けています.それだけでなく,「裸の巨大原子炉」4号機燃料プール崩壊の危機は今日なお首都をも危険にさらしています.ところが,このような大事故を起こした東電とこれを防げなかった監督庁の誰一人として,未だにその責任を問われていません.
原発安全神話に代わって流布される「放射能・放射線安全神話」が猛威を振るい,放射能や放射線を避けて暮らす権利を人々から奪っています.被ばくの限度である年間1ミリシーベルトの原則は,本来国民を保護すべき政府自身によって破られました.これに手を貸し,放射能安全神話を流布する学者や専門家の責任は重大です.福島県を中心に,特に子どもたちに日々追加される集団線量(線量×人数)が憂慮されます.
水俣病などの公害や原爆被爆者への無策や放置をそのまま繰り返すような政治の背後には,原発護持勢力の圧力があります.何としても原発を再稼働させ,維持し続けるために事故の被害を小さく見せたいという,一部の政治家・官僚,原子力産業界,電力会社,さらには国際的な原子力ネットワークの権力が大きく作用しているのです.
福島原発災害は,原発がいったん事故を起こせばその被害がいかに甚大であるかをまざまざと見せつけました.被災者の苦難は言うに及ばず,放射能汚染によって国土の一部が今後百年余にわたって失われることになったのです.「原発破れて山河なし」.このようなリスクは,たとえその確率がいかに小さくても到底受け入れられませんが,この確率が決して小さくないことは福島第一という大変な犠牲を払って学んだのです.
玄海原発で福島第一の規模の事故が起きれば,大都市福岡も安全ではありません.川内原発で重大事故が起きて海が汚染されれば,海流によって運ばれる放射能で有明海は全滅します.
たとえ事故がなくても,ウラン鉱での採掘作業や原発のメンテナンスではきびしい被ばく労働が不可避です.また,原子炉の運転が終了した後も,何千年,何万年もの管理を要する放射性毒物が,原発を運転すればするほど生産され,未来世代への被ばくの脅威も増大します.たとえば玄海3号機が1年間運転されると,広島原爆1,700発分の放射能が生じます.
福島の犠牲,そして人々の声と力によって国内すべての原発が止まった今こそ,原発を廃絶する希有な機会です.もう一度「フクシマ」が繰り返されるのを待つほど愚かなことはありません.一基の原発も再稼働させることなくそのまま廃炉に持ち込むことが私たちの安全を守る確かな道であり,次の世代に対する道徳的な責任を果たす最善の方法です.同時に,福島原発災害の過小評価が原発維持と結びついていることを考えれば,脱原発は被災者支援そのものです.
私たち集会参加者は,原発被災者の安全と権利の擁護のために,そして放射能に怯えることなく暮らせる安全な未来のために,国内すべての原発の廃止を求めます.多くの皆さんがこの共通の目的のために私たちと共に行動されるよう希望します.
2012年5月27
「さよなら原発!5・27 佐賀集会」参加者一同
佐賀市 どんどんどんの森公園にて
<呼びかけ・メッセージ>
春が来た。夏が来る。
原発はもう動かしてはいけない。
原発なしで、幸せに暮らしたい。
ひとりひとりのかけがえのないいのち、かけがえのない暮らし、かけがえのない人生。
フクシマの悲劇を繰り返してはいけない。
これ以上、「死の灰」を生み出してはいけない。
これ以上、いのちと未来を犠牲にしてはいけない。
本当のことを、伝えあおう。
本当の希望を、分かち合おう。
原発なしで、幸せに暮らしたい。
私たちは、死の灰を生み出し続けなければ暮らせない理不尽を、
次の原発過酷事故に怯える理不尽を、
被曝を強いられる理不尽を、
きっぱりと断ります。
この国を変えるのは、私たちひとりひとり。
2011年11月13日、
1万6千人もの人々が福岡に集まり「さよなら原発!」と声をあげ、
確かな種を持ち帰りました。
各地にまかれた種が花ひらいた3月11日。
原発再稼働の動きが強まっている今、私たちは再び、集まろう。
5月27日、玄海原発立地県、佐賀へ。
それぞれの希望の花を手に、私たちの決意の声を響かせよう。
■脱原発:九州各地から2500人が集まり集会 佐賀市で
毎日新聞 2012年05月27日 23時15分(最終更新 05月27日 23時26分)
原発の再稼働反対と廃炉を訴える「さよなら原発20+件!佐賀集会」が27日、佐賀市であった。九州各地の脱原発市民団体のメンバーら約2500人が集まり、市内をデモ行進。佐賀県庁前では「子供を守ろう」「ここから廃炉」などとシュプレヒコールを上げ
同実行委代表の青柳行信さん(65)が「原発全基停止は市民の行動で実現した。全原発廃炉への道を今日の集会で勝ち取りたい」とあいさつ。福島からの避難者によるスピーチなどのほか、国内全原発の廃炉を求める集会宣言を採択した。
集会後は、佐賀県知事公舎前や九州電力佐賀支社前など経由の3コースをデモ行進し、声を張り上げた。
昨年6月、家族3人と東京から熊本市に避難した熊谷然さん(27)は「福島であれだけの事故があったのに再稼働しようとするのは人間のやることとは思えない。廃炉に向けて大きな声を上げていきたい」と話した。【春田周平】
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2012.05.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
大体、俺はカタカナ英語はうさん臭くて嫌いだ!
(俺がよくわからないからでもあるが・・・汗)
ひところ、企業責任による事故や事件が頻発し「コンプライアンス」という言葉がよくつかわれたが、・・・最近はこの言葉を聞かないな?
東電の、福島第一原発の事故に関してはこういう視点からの批判は皆無のように思える。(ま、どうでもいいけど、つかみの話題にしてるだけだから・・・)
「コンプライアンス」ってにぎにぎしく言わないでも、企業は、「法令を順守しその社会的責任を果たし、倫理を守れ!」ってことじゃないのか?
怒怒怒の怒!!
今朝のNHKテレビニュース、東電の形容しがたいずさんさ!
どうしようもないな!今頃こんなことを認めている!
「当時はこんな大津波は考えていなかった」!?
二度も津波による全電源停止の危険は警告されていたじゃないか!
いや、共産党の吉井衆院議員や福島県委員会が何度も何度も警告を発し、対策を要望していたじゃないか。
ついでに批判すればメディアはそれをことごとく無視してきたのである。
強欲資本主義が儲け第一主義のためのに、コストを安全に優先させたからだ!
■“電源喪失”を認識も対策を検討せず( NHKニュース 5月16日 5時23分)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120516/t10015146501000.html
原発事故が起きる5年前、国や東京電力が敷地を超えて津波に襲われると、建物の中に水が入り、すべての電源が失われると評価しながら対策を検討していなかったことが分かりました。
東京電力は、「当時、今回のような巨大津波に襲われるとは考えていなかった」としていますが、結果的に津波対策を見直す機会を逃したともいえ、詳しいいきさつの解明が求められます。
これは15日、東京電力が記者会見の中で明らかにしました。
それによりますと、スマトラ島沖の大津波から2年後の平成18年に、国の原子力安全・保安院や電力会社などが参加した勉強会で、福島第一原発については14メートルの津波に襲われると扉や搬入口などの建物の開いている部分から海水が入り、「電源設備が機能を失う可能性がある」と評価されたということです。
東京電力はその後、保安院から指示があった原子炉の熱を取り除くための海の近くにあるポンプを防水にするなどの対策を示しましたが、建物の中に水が流れ込むのを防ぐ対策は、検討しなかったということです。
これについて東京電力は、「当時は今回のような、実際に堤防を越える10メートルもの津波が襲ってくるという確かな評価がなく、対策の検討までされなかった」としています。
福島第一原発の津波対策を巡っては、事故の3年前にも10メートル前後の大津波が襲う可能性を示す試算がありながら、十分な対策を取っていなかったことが明らかになっています。
結果的に津波対策を見直す複数の機会を逃したとも言え、詳しいいきさつの解明が求められます。
これって、東電にほとんど当てはまるじゃない?日本語ではしばしば法令遵守と訳されるが、法律や規則といった法令を守ることだけを指すという論もあれば、法令とは別に社会的規範や企業倫理(モラル)を守ることも「コンプライアンス」に含まれるとする論もある
コンプライアンス違反が起きやすい環境および体質
・拝金主義(金儲け主義)(消費者や安全を軽視し、利益を最優先する)。
・ 秘密主義(隠蔽体質、閉鎖的な体質、バレなければいいという規範意識の欠如。部外者は内部(工場、オフィスなど)を知ることはできないという認識に由来する)。
・ 一族(同族)経営、ワンマン経営(上層部が絶対的な権力を持っている。独裁的な体質。しかし全ての一族経営企業がそうとは限らない。経営者の性格によっては逆に違反が起きにくいこともある)。
・ 「努力義務」を遵守する意識の欠如(違反に対する罰則や処分がないのをよいことに、規範意識が欠如する)。
・ 自己中心的な幹部、社員、職員が多い。
・ 善悪の区別が付かない幹部、社員、職員が多い。
・ 殿様商売(自社と商品のブランド力が大手だから、と奢り高ぶっている)。
・ 縁故採用または天下り幹部が多い。
・ 不祥事を起こした該当者に対する処分が甘い(信賞必罰の精神がない)。
・ 精神論に終始したり、当該個人にのみ責任を追及し、組織的・構造的な問題の解決に取り組まない。
・ 未上場企業(上場企業のコンプライアンス違反も多い)。
・ 体育会系企業(本質が高圧的態度で、精神論重視)。
・ 行き過ぎた成果主義(ノルマや成果を達成しても、それに見合った手当が支給されない)。
など。
原発推進も電気代に上乗せ
東電 メディア対策 64億円、自治体などへ 20億円
08年 原価の内訳 明らかに(しんぶん赤旗 2012年5月15日(火)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-15/2012051501_01_0.html
東京電力が、原子力発電推進の宣伝を含むメディア対策として64億円、自治体などへの寄付金として20億円を原価に算入し、電気料金に上乗せして利用者に負担させていたことが明らかになりました。東電が電気料金の引き上げを経済産業省に申請するために提出した、2008年の原価算定の内訳で分かりました。
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日本の電気料金は、人件費や減価償却費、燃料費など営業費用に事業報酬を加えた「総括原価方式」で決まります。
東電の資料によると、前回、料金改定を行った08年、広告代やキャンペーン費用といった普及開発関係費に年間210億円が見積もられています。その内訳は「メディアなどにおけるイメージ広告や販売拡大目的の広告宣伝費」として64億円を見積もっていました。また、「オール電化関連費用」として29億円、「発電所立地にかかわる理解促進に資する情報提供」として60億円を「原価」に入れています。
また、寄付金として年間20億円を見積もり、「自治体・地域社会の活動」に10億円、「学術・研究・教育」向けに5億円などとしていました。
東電が所属する組織に納める「事業団体費」では、電気事業連合会(電事連)に21億円もの額を見積もっています。電事連は東電や関西電力、北海道電力など電力10社でつくる電力会社の業界団体です。マスメディアに巨額の広告費を投下し、原発「安全神話」をふりまく中心部隊となってきました。
また、海外電力調査会に2億円、海外再処理委員会に3億円、日本原子力技術協会に3億円、電力系統利用協議会に2億円などの会費が見積もられていました。
東電の資料は、電気料金を算出するための「原価」として見積もられた金額であり、実際に支出されたかどうかの詳細は公表されていません。
今回の電気料金値上げにあたっての原価算定(2012年から14年の平均)では、広告宣伝費やオール電化関連費用、寄付金、電気事業連合会の会費などは見積もられていません。
津波で全電源喪失 認識
東電、福島事故の5年前(しんぶん赤旗 2012年5月16日(水)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-05-16/2012051601_04_1.html
東京電力は15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)が津波で全ての電源を失う可能性があることを、事故の5年前の2006年に承知していたと認めました。
東電によると、経済産業省原子力安全・保安院と原子力安全基盤機構は、04年のスマトラ島沖地震で発生した津波でインドの原発が被害を受けたため、06年に津波で原発の敷地に海水が浸水することについて勉強会を始めました。東電など電力会社はオブザーバーとして参加していました。
勉強会では、福島第1原発の場合、津波が敷地に浸水すれば建屋内に海水が入り、非常用ディーゼル発電機などが水没し、機能を失うとの議論が行われました。保安院は東電に対し、このことを上層部に伝えるよう指示していましたが、当時副社長で原子力・立地本部長だった武黒一郎氏まででとどまっていたといいます。国会事故調査委員会が14日におこなった事情聴取に対し、勝俣恒久会長は「知っていれば対策をとっていた」などと説明していました。
福島第1原発では東日本大震災で津波が敷地内に浸水し、非常用ディーゼル発電機などが機能を失ったために原子炉を冷やせなくなって炉心が溶融、大量の放射性物質を放出する過酷事故に至ったことを東電自身が認めています。
東電の松本純一原子力・立地本部長代理は15日の記者会見で、「敷地内に浸水すれば建屋内に浸入し、電源が機能を喪失することは当然考えられる」と述べました。しかし、「津波については、土木学会の手法にのっとって対策をとっていた」として、浸水対策をとっていなくても問題はなかったとの認識を示しました。東電が昨年12月に公表した事故調査報告書には、今回の勉強会についての記述はありませんでした。
日本共産党の国会議員団や福島県議団は福島第1原発が津波で大きな被害を受ける恐れがあるとして繰り返し対策を求めていました。
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2012.05.16 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
政府が13日、「安全抜きの再稼動ありき」のシナリオに基づき、電力不足を脅しに大飯原発再稼動を認めた。
イカリソウ(怒りそう)?
いや、すでにまっかっかに怒り心頭です!
政府の再稼働判断に佐藤福島県知事は「忸怩(じくじ)たる」思いを表明し、京都・滋賀の知事も批判。
周辺30㌔圏内自治体の8割は運転再開に慎重姿勢を示してる。
「安全性と必要性の判断を踏まえ・・・」なんて、新たな安全神話への逆流に他ならない。
枝野幸男経済産業相は13日の衆院経済産業委員会で「できるだけ早く原発依存から脱却して、原発への依存をゼロにしたい」(個人的な意見と断って) 「原発依存からの脱却を最大限進めていくのは、政府としての明確な方針だ」と口先で言っているがその舌の根も乾かないうちの再稼働「許可」決定である。
再稼働への大義のなさは、昨夏以来の政府の言い分がころころ変わってきたことにも象徴されている。
(東京新聞)
「経済に悪影響を及ぼさないため」(野田総理)
→「電力の安定供給のため」(同)
→「電気料金値上げ抑制のために」(枝野経産相)
→「国際暴落回避のため」(前原政調会長)
→「社会的弱者へのしわ寄せにならないように」(枝野)
ここに至っては、電力不足が病人をはじめ社会的弱者を困らせるからだと来た!
弱者のため?社会保障は切り捨てておいて、都合のいい時だけ弱者思いかい?!
再稼動認める政府判断なんて愚の骨頂!
へそが茶を沸かすようなこと言って、腐り果てた政府だ!
国際問題だ
元駐スイス大使は枝野・細野両大臣と米倉・日本経団連会長に「福島原発4号機は危機的状況、国際的な責務果たせ」と要請したと報じられている。
「いまだに毎時1億ベクレル近い放射能を出し続ける福島第一、世界を脅かす4号機問題などの本来最優先課題として対処すべきことがなされていないことがついに国際的に明確に問題にされ出した」
「問題の本質が全世界の命運に関わるだけにこの勢いは止まらない」
「日本の、そして世界の命運のかかったこの問題がこのように関心を招くのは当然のことで、福島事故を抱えた日本の無関心は異常である」・・・と。
福島原発の事故原因の究明も事故の収束も見通しが立ってない中での再稼働は、断じて阻止しなければならない。
財界言いなりの再稼働判断
この再稼働への原動力は原子力ムラのトップの財界である。
日本経団連米倉会長は「政府は事故の原因究明と対策を進めてきた」「その上で今回の『判断基準』が決められ安全性は高まってきた。」「電力供給はきわめて重要であり、地元の理解を求める段階に入った」(9日)と述べている。
このシナリオ通りの判断だ。
このように原発問題にも財界大企業中心政治の弊害が象徴されている!
この政治姿勢を変えることが原発再稼働阻止、原発ゼロへの道であり、日本の政治の中心課題でもある。
電力不足を脅し文句に財界のシナリオに基づく再稼動は絶対に認められない。
地元自治体・住民の8割が再稼動に反対・慎重だ。
地元に連帯し、再稼動阻止、原発ゼロへ!
イカリソウはさらに真っ赤に怒っているぞ!
ポチポチッと応援よろしく。
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2012.04.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
やっぱりね!というようなことが報道されていますが、いったいどの程度マスコミは問題にしているのでしょうね?
日本の原子力政策そのものが、米軍優先・対米追随の産物でしたが・・・。
東京新聞 2012年1月16日 22時21分
色々書きたいのですが、時間がありません。拡散予測、米軍に提供 事故直後に文科省
東京電力福島第1原発事故直後の昨年3月14日、放射性物質の拡散状況を予測する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)による試算結果を、文部科学省が外務省を通じて米軍に提供していたことが16日、分かった。
SPEEDIを運用する原子力安全委員会が拡散の試算結果を公表したのは3月23日。公表の遅れによって住民避難に生かせず、無用な被ばくを招いたと批判されているが、事故後の早い段階で米軍や米政府には試算内容が伝わっていた。 (共同)
みなさんは、どう思われますか?● 米軍には、迅速に知らせ国民には、3カ月後に知らせる もう日本は、政府は信用できない売国奴政党 民取盗
● 驚愕です!これでアメリカ政府の在留米人にたいする素早い指示が出たのが分かりました。国民の命を守る義務をもつ国が、他国に知らせる1週間後に国民に知らせるとは!今更ながらに、当時の枝野官房長官の「直ちに影響はない」の繰り返し発言を思い出して、怒りを新たにしています。棄民に相当する行為です。
● 今朝の新聞で初めて知った。被災者の心を思うと怒りを覚えます。「国民の命を第一に・・・」とは絵に書いた餅か!!!怒怒
● 北海道の教育委員会は、例の「放射能のはなし」文科省副読本を、全高校生に配布するって言うし、「安全神話」も、それを子どもたちに振りまいていたことにも、何の反省もしてないし、悪いとも思ってない!なんか、この国がだんだん、ほんとに嫌いになってきそう!
● 宗主国アメリカ様には本当にいつも忠実ですね。白人様は優秀だから日本の愚民と違ってパニックにならないとでも考えたのでしょう。
● ああ、枝野さんが「直ちに影響はない」と言い続けていた頃ですね。ロックグループ、フライング・ダッチマンがヒューマンエラーで思いの丈を17分も唄っています.uチューブで30万回再生。
● これでは、どこの政府かと言いたくなりますね!アメリカの忠犬ポチを地でいってますね。
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2012.01.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
びっくりの驚きです。皆さんに感謝します。
弱小ブログながら、No.2165 びっしり! 1万5千人の『11.13 さよなら原発!福岡1万人集会』 (写真集)*集会宣言を追記!には4000近いアクセスがあり、1300超のツイートをいただき、多くのブログでも紹介いただきました。
この写真を大判でアップしました。(やっぱり大きなほうがいいですね。)
こちら→NO.280 「原発いらない! 電気は足りてる! カネよりいのち! 世界を変えよう!」
さよなら原発!福岡1万人集会
ユーストリュームで3時間近く集会とデモの全貌が中継されました。
どうぞ動画でご覧ください。
→http://www.ustream.tv/recorded/18488938
しんぶん赤旗 2011年11月15日(火)の報道より。
さよなら原発 集会に1万5000人
福岡
「九州・沖縄・韓国に住む市民でつくる さよなら原発!福岡集会」(同実行委員会主催)が13日、福岡市中央区の舞鶴公園で開かれ、日ごろ別々の活動をしている団体・個人が「原発いらない」の一点で集いました。主催者が「参加者が1万5000人を超えました」と報告すると会場から歓声と拍手がわきました。(写真)
13日の「さよなら原発!福岡集会」には、九州・沖縄だけでなく山口県などからもさまざまな団体・個人が「原発なくそう」の一点で結集しました。
集会に先立つシンポジウムで、石村善治(福岡大学名誉教授)、出水薫(九州大学教員)、木村朗(鹿児島大学教員)、藤田祐幸(元慶応義塾大学助教授)の各氏が発言。原発の危険性と運動の課題などについて語りあいました。「黙っていては変わらない。生活しているわれわれ一人ひとりが『原発はいらない』と声を上げよう」と呼びかけると会場から賛同する大きな拍手が起きました。
集会の幕開けは、沖縄医療生協の有志によるたたかいの報告。「日本に原発も米軍基地もいらない。ともに立ちあがりましょう」と訴えて「エイサー」を披露。会場は一気に盛り上がりました。
この日の集会は、20人の呼びかけにこたえて実行委員会がつくられ、開催されたもの。
集会呼びかけ人の一人で、福岡市内にある九電本店前で抗議活動を続ける「原発とめよう!九電本店前ひろば」世話人の青柳行信氏が開会あいさつし、「世界の青空、海、大地がこれ以上、放射能にまみれないためにも原発をすべて廃炉に」と訴えました。
韓国の「韓日100年平和市民ネットワーク」運営委員長の李大洙(イ・デス)さんは、「佐賀の玄海原発で福島と同じような事故がおきたら韓国南部がひどい影響をうける」と強調。「日本の脱原発運動に励まされる思いだ。明るい展望を切り開くために頑張ろう」と呼びかけました。
日本共産党の志位和夫委員長の集会メッセージを、赤嶺政賢衆院議員が代読。「広く深く対話と共同を広げ、『原発ゼロ』の国民的合意をつくりあげましょう」と結びました。
「今日、ここに集った1万5千人の意思として、全ての原発の廃炉を求めます」との集会宣言を採択。福岡市中心部の天神まで3コースに分かれてパレードしました。参加者は、サウンドデモを先頭に、「原発いらない 電気は足りてる」「カネより命」「世界を変えよう」と唱和しました。ノーモア・ミナマタ訴訟原告団や小さな子を連れた母親ら、さまざまな年齢の人々がにぎやかに行進しました。
集会会場では、賛同団体が、47のテントを出店。福島や首都圏から避難してきた母親たちでつくる「ママは原発いりません福岡」のテントでは、原発からの撤退の願いを込めた手づくりバッジなどを販売しました。
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2011.11.15 | | Comments(2) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
『11.13 さよなら原発!福岡1万人集会』
取り急ぎ写真だけアップしておきます。
「1万5千人の参加者です」の発表に大きな拍手が沸きました。
その後、1万6千人という報も入っています。
いずれにせよ、「原発なくそう」の大きな意思が示されました。
追記:最後に集会宣言を追記しました。(11.14朝)
★こちらに写真を大判でアップしました。→NO.280 「原発いらない! 電気は足りてる! カネよりいのち! 世界を変えよう!」
しかし、残念ながら大手メディアは大事に取り上げてくれないようです。
明日はしんぶん休刊日だし・・・。
写真だけですが・・・、どうぞ、皆さん「拡散」してください!
ぐるっと見渡す限り・・・人 人 人・・・。
呼びかけ人の皆さん、めがねの若い女性は福岡に避難している方です。
参加者の真剣な表情を拾ってみました。
プラカードや幟を掲げてデモに出発です。
「原発いらない! 電気は足りてる! カネよりいのち! 世界を変えよう!」
福岡ではNHKが7時前の地方版でチラッと報道されていましたが・・・。
ネットでもまだあまり見かけませんね・・・。
視覚障害の中間達も。沢山の知り合いに会いました。
若いお母さんたちが多かったのも特徴でした。
ワンちゃんもノー・ニュークです。
集会には共産・志位委員長、社民・福島党首からのメッセージ。
赤嶺政賢議員が代読です。
二比さんも、田村さんも元気でした。
2時からのデモは、3コース。
最後の人たちが会場を出発までに1時間半。
終点、九電前までは何時になったんだろう??
ご苦労様でした。
集 会 宣 言
3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う津波によって、東京電力福島第一原子力発電所は大量の放射能を環境中に放出する大事故を引き起こしました。放出された放射能は、放射性セシウム137換算で広島原爆168.5個分とも言われています。大地も水も空気も放射能で汚染され、多くの人々が被爆する事態となったのです。
東北地方太平洋沖地震は天災でした。しかし、福島原発事故は明らかに「人災」です。国土面積が地球上の0.3%しかない日本に、地球の全地震のおよそ1割が発生するこの日本に、54基もの原発が存在するという厳然たる事実の前に、政府や電力会社は原発の過酷事故は起こり得ないと「安全神話」を振りまいてきました。しかし、1979年アメリカのスリーマイル島原発事故、1986年旧ソ連のチェルノブイリ原発事故は私たちに原発は事故を起こすこと、ひとたび事故を起こせば、その被害は甚大であることを教えました。また日本においても2007年7月、マグニチュード6.8の新潟県中越沖地震で、柏崎刈羽原発全7基がすべて運転停止に追い込まれるなど、これまで原発の危険性については十分な警告が出されてきました。そうした警告に耳を貸すこともなく、事故や災害の想定を過小評価し本来とるべき対策を怠ってきたことが、今回の原発事故の最大の原因であるといえます。
こうした状況の中で、多くの市民の「もう原発はやめよう」という切実な声を背景に、私たちは、九州・沖縄・韓国に住み、そこにくらしている市民として、脱原発の一点で一致する人々が声をあげるための集会を準備してきました。この間、各地から賛同と激励の声が寄せられ、大きく運動は広がっています。
この集会の目的は、①現在世論調査などで示されている7割の脱原発の意思をゆるぎのない、継続的なものとすること。②韓国・アジアの人々にも呼びかけながら、日本に住む人々の多数の意志を示し、脱原発の大きなうねりを起こすこと。③幅広く、既存の団体・個人の結集をはかるとともに、これまで原発を容認してきた人々へも参加を呼びかけるなど行動を広げること。④今まで交流のなかった団体・個人が集会を通じて交流する機会とし各団体個人が相互に励まし合い、今後の自らの取り組みの力ともすること。⑤原発推進の政党・政治家は全市民の支持を失うという状況を作り出すことです。
今、九州電力の「やらせメール」問題を契機に、電力会社と立地県・市町村との「緊密な協力」関係や、規制当局であるはずの原子力安全・保安院自らが電力会社を指導し、原発推進の世論形成を推進してきた経緯が明らかになるなど、日本の原子力行政は根底から揺らいでいます。
福島原発事故は未だその原因は不明のままです。原子力安全委員会は事故の教訓をふまえ、安全設計審査指針や耐震設計審査指針、防災指針などを見直すことを決めました。従って、現在行われているストレステストは、テストの前提となる耐震設計の想定自体が根拠を失っており、テストに合格することが再稼働の前提となり得ないことは自明の理です。
二度とふたたび悲惨な原発事故の悲劇を繰り返してはなりません。私たちは今日、ここに集まった1万有余の意思として、すべての原発の廃炉を求めます。
2011年11月13日「さよなら原発!福岡1万人集会」参加者一同
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2011.11.15 | | Comments(18) | Trackback(7) | ・さよなら原発!
九州電力は1日午後11時、トラブルで停止していた玄海原発4号機の運転再開を強行しました。停止中の原発の運転再開は東電福島第一原発事故以来、初めて!
古川佐賀県知事や岸本玄海町長が同日、再開容認の姿勢を示し、政府も「地元と協議した上で事業者(電力会社)が決めること」と容認している。
「やらせメール」問題もうやむやなまま、めちゃくちゃ!
儲けのためになりふり構わず開き直った九電に強く抗議するとともに、原発をなくすために一万人集会を大きく成功させましょう。
以下、集会のご案内です。
九州・沖縄・韓国に住む市民でつくる『さよなら原発 ! 福岡 1万人集会』
◎11月13日(日) 10:00 開会
◎福岡市舞鶴公園(地図)
詳しくは『さよなら原発 ! 福岡 1万人集会』 公式ホームページ→http://www.goodbye-nukes.com/をご覧ください。
★呼びかけ
九州・沖縄・韓国に住む市民でつくる
『さよなら原発!福岡1万人集会』にお集まりください
私も、僭越ながら呼びかけ・賛同人に登録しました。3月11日の東日本大震災によって、ついに私たちが心配していた原発事故が起きてしまいました。福島第一原発は、全電源喪失による冷却不能の事態となり、1号炉から3号炉までが最悪の炉心溶融(メルトダウン)を引き起こしました。大量の放射能が広範囲にまき散らされ、多くの国民が被ばくする事態となりました。福島第一原発から飛散した放射性セシウム137は、広島原爆168.5個分であったという事実もつい最近明らかになりました。これまでの放射性物質の拡散量だけでも、人体や環境への計り知れない悪影響を与えると危惧しています。
いまや国民の7割が「脱原発」の意志を示し、原発を拒否する声はさまざまな運動となって拡がっています。9月19日には、東京・明治公園で作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた脱原発を求める「さようなら原発5万人集会」に6万人を超える人々が参加し、「原発はいらない」と訴えました。
ここ福岡の地でも、原発事故によるあらたな被害・悲劇をこれ以上繰り返さないために、九州・沖縄・韓国に住む市民でつくる 『さよなら原発!福岡1万人集会』を開催します。あらためて、「原子力は人間の力の及ばない、制御不能なものである」ということを共有し、原発依存の生活から脱却する道をあゆみだし、「脱原発」の大きなうねりを九州、沖縄、韓国に住む人々とともに広げていきましょう。
11月13日の「さよなら原発!福岡1万人集会」で、1万人を大きく超える人々が集い、「原発はもうやめようよ!」の声をあげましょう。
たくさんの方々のご参加を呼びかけます。
さよなら原発!福岡1万人集会実行委員会
▶大脇 友さん
玄海原発の再稼働に抗議します!「さよなら原発」の一致点で手をつなぎましょう。生きとし生けるいのちのために・・・。
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2011.11.02 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・さよなら原発!
国際舞台で、原発推進勢力が巻き返しに躍起になっています。
国連で、野田総理が「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」「日本は原子力利用を模索する国々の関心にこたえる」と、新たな安全神話で原発再稼働・推進と輸出を表明。フランスのサルコジ大統領は「日本のような石油も天然ガスもない国で原発なしでやっていけるのか?!」と、呼応した。
9,19「さようなら原発集会」で、内橋克人さんは、「新しい原発安全神話。原発安全神話の改訂版。新版。これが台頭しつつある」と以下のように警鐘を鳴らしています。
今日は福島はもとより、下北半島の先から日本中から世界からたくさんの人があつまってくださいました。ありがとうございます。この感謝の言葉は、今生きている私たちだけではありません。これから生まれて参ります、20年30年100年先のわたくしたちの幾世代もの子孫の人々の感謝の言葉であろうと思います。ありがとうございます。まだ此の世に生を受けていない人々もあわせて、深く皆さんがたに敬意を表し、ありがとうございますと伝えたい。必ずそう言う時代が来ると私は信じています。
一つだけ注意をしなければならないことがございます。それは、新しい原発安全神話。原発安全神話の改訂版。新版。これが台頭しつつあると言うことです。つまり技術が進めば、発展すれば、安全な原発は可能である、安全な原発は可能であるという、こうした安全神話の改訂版。新たな装いを凝らして台頭しつつあります。たとえば地下深く原発を埋め込んで、洞窟の中で原子力発電を続ける。こういう企み、こうした計画が進んでいるということであります。地下洞窟。穴に原発エネルギーを作る装置を埋めて、なおかつ原発を持ち続けたいというこの意図の裏になにがあるかです。
それは私たちの国が、核武装、核でもって再武装することが可能な、そういう潜在力を持ち続けようとそうした意図であると思われます。合意無き国策がここまで進んできました。幾度も幾度も私たちは打ちひしがれた経験、これを生かさなければなりません。
原発エネルギーではなくて、命のエネルギー。命のエネルギーが耀く、そういう国にしようではありませんか。今日その一歩が踏みだされます。世界が変わると思います。さようなら原発。こんにちは、命耀く郷里。その第一歩を皆さん方と共に歩き続けたい。そういうふうに私は喜びと共にお話しをさせていただきました。ほんとうにありがとうございます。
●@oowakitomosan 「新しい原発安全神話。原発安全神話の改訂版。新版。これが台頭しつつあると言うことです。つまり技術が進めば、発展すれば、安全な原発は可能である、安全な原発は可能であるという、こうした安全神話の改訂版。新たな装いを凝らして台頭しつつあります。」(内橋克人)
posted at 08:26:20
●@oowakitomosan 野田総理が「日本は原子力発電の安全性を世界最高水準に高める」「日本は原子力利用を模索する国々の関心にこたえる」と、新たな安全神話で原発再稼働・推進と輸出を表明。
posted at 08:30:59
●@oowakitomosan 「わが国は事故の早期収束のため、国家の総力を挙げて取り組んできた。事故は着実に収束に向かっている。事故当初に比べれば、放射性物質の放出量は400万分の1に抑えられている。」…数字の根拠は?こういうのを「お花畑」という。お花畑から「世界最高水準の安全」という安全神話の改訂版が!
posted at 08:45:34
●@oowakitomosan 「津波への備えに過信があったことは疑いがない。」(野田)…津波の前に地震で建屋が壊れたんじゃ?しかも、共産・吉井さんたちが津波での電源喪失をたびたび指摘しても手を打ってこなかったんじゃ?津波が原因と矮小化したらつまらんめえもん!
posted at 08:50:06
●@oowakitomosan 「原子炉の冷温停止…年内を目途に達成すべく全力」(野田)…炉内部も地下漏れも不明。炉外には広島型原発20個分の放射能。土壌除染が始まったばかりで汚染物の処理も決まっていない…。かくて、事故収束の見通しもないまま、ノー天気発言で原発再稼働・推進を国際社会に表明する愚かさ。
posted at 08:57:53
●@oowakitomosan 国連が原発推進派の巻き返しの舞台になっている。野田は推進勢力の米や財界を励まし、独伊スイスはじめとした世界の脱原発の動きに冷や水をぶっかけた。恥っ!
posted at 09:06:40
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2011.09.24 | | Comments(1) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
ノーベル文学賞・大江健三郎さんは、こうやって原稿に手を入れ色を付けて発言を準備したんですね。
日本の脱原発が完成したらこの原稿は高くつくだろうな…などと下種なことは言わないこと!(笑)
9.19「さようなら原発集会」での大江さんの発言をまとめてみました。記録しておく価値があるでしょう。
二人の言葉を紹介しながら発言を組み立てています。
先ずは大江さんの師の言葉。
「狂気無くしては偉大な事業は成し遂げられないという人々がいます。それは嘘です。
狂気で成し遂げられた事業は必ず荒廃と犠牲をともないます。
真に偉大な事業は、狂気にとらえられやすい人間であることを人一倍自覚した人間的な人間によって、誠実に地道になされるものです。」
それは、次のように読み直されるでしょう、と。
「原発の電気エネルギーなしには偉大な事業は成し遂げられないという人々がいます。それは嘘です。原子力によるエネルギーは必ず荒廃と犠牲をともないます。」
次に、イタリアの原発再開を問う国民投票の結果、9割が反対したことに対する自民党幹部(石原伸晃幹事長)の「あれだけ大きな事故があったので集団ヒステリー状態になるのは心情的にわかる」という「集団ヒステリー」発言に対して。
「いったん停止は、25年前のチェルノブイリの事故がきっかけだ。それから長い時間をかけて考え、再開するかどうかという国民投票になった。その時にフクシマが起こった。」と反論。単純なようで緻密ですね。
「反原発というのは簡単だが、生活をどうするかということに立ち返った時、国民の9割が反対だから(やめよう)という簡単な問題ではない。」という石原発言には、
「原発問題が簡単な問題であるはずはない。福島の放射能汚染の広大な土地をどのように剥ぎ取るか、どう始末するか。すでに内部被ばくしている大きな数の子供たちの健康をどう管理するか。
今まさにはっきりしていることは、イタリアでは、人間の命が原発によって脅かされることはないということであり、日本人は、これからさらに原発の事故を恐れなければならないということだ。」と。
そして、発言は次のように結ばれました。
「私たちはそれに対抗するということを、想像力を持たない政党の幹部、経団連の実力者に思い知らせる必要があります。そのためには民主主義の集会、デモしかありません。しっかりやりましょう。」
ところで、「集団ヒステリー」コメントを聞いたイタリア人の女性(映画関係者)が大江さんに次のように言ったそうです。
「日本の男たちこそ、生産性と経済力をなによりも優先する‘集団ヒステリー’になっているんじゃないですか。私は日本人の男について言っているのです。女性はどこの国であれ、なによりも命を大切にしています。日本が経済大国の地位を失い、長い貧国に陥ったとき、その困難を克服するのは日本の女性たちだと、私は日本映画から教えられました。」
いかがでしょうか?
石原の発言は「女のヒステリー」と女性を侮蔑する言葉に違いありません・・・。
この女性の言葉については、二つ書きたいことがありますが…、次回にでも。
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2011.09.22 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
NHKを初め、大手メディアが無視し、或いは矮小化しようとも、「9.19さようなら原発集会」は厳然たる事実。ネット上には、その長所を生かした情報が踊っています。
大江健三郎さんの自筆スピーチ原稿です。気合が入ってますね!
その様子が動画で投稿されています。遅まきながら参加し想いを共有してみませんか?
9・19「さようなら原発集会」~6万人が参加
9月19日(月・敬老の日)
会場 明治公園
発言
鎌田慧さん、大江健三郎さん、内橋克人さん、 落合恵子さん
澤地久枝さん、フーベルト・ヴァイガーさん(FoEドイツ代表)
山本太郎さん、武藤類子さん(ハイロアクション福島原発40年実行委員会)
■さようなら原発1000万人アクション
http://sayonara-nukes.org
■1000万人署名~脱原発を実現し、自然エネルギー中心の社会を求める全国署名
http://sayonara-nukes.org/shomei
ハイロ(廃炉)アクション福島原発40年実行委員会の武藤類子さんのスピーチの書き起こしを『猫ぼけ生活』さんからお借りしました。
とのことです。以下に転載します。昔、オノ・ヨーコさんの言葉でこんな言葉がありました。
「嬉しいことがあったら、あなたの大切な人3人に伝えなさい。
その3人は、また更に大切な3人に伝えてくれるでしょう。
そうすると、世界が変わっていくのです。」
この武藤さんのスピーチは決して明るく楽しいものではないかもしれません。
だけど、たくさんの人に伝えるべきものだと思いました。
もし良かったら、あなたも誰か大切な人に伝えてくれると嬉しいです。
福島の皆さん、どうぞ立ち上がってください。
今日は福島県内から、避難先から、何台もバスを連ねて、
たくさんの仲間と一緒にやってまいりました。
初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。
それでも福島原発で起きた悲しみを伝えよう。
私達こそが原発いらないの声をあげようと、声を掛け合い誘い合ってやってまいりました。
はじめに、申し上げたいと思います。
3.11からの大変な毎日を、命を守るためにあらゆることに取り組んできたみなさん、
ひとりひとりを深く尊敬いたします。
そして福島県民に温かい手を差し伸べ、繋がり、様々な支援をしてくださった方々に
お礼を申し上げます。ありがとうございます。
そしてこの事故によって、大きな荷物を背負わせることになってしまった子供達、
若い人々に、このような現実を作ってしまった世代として、心から謝りたいと思います。
本当にごめんなさい。
さてみなさん、福島はとても美しいところです。東に紺碧の太平洋を望む
浜通り、桃、梨、林檎と果物の宝庫の中通り、猪苗代湖と磐梯山のまわりに黄金色の
稲穂が垂れる会津平野、そのむこうを深い山々が縁取っています。
山は青く、水は清らかな私達のふるさとです。
3.11原発事故を境に、その風景に目には見えない放射能が降り注ぎ、
私達は被曝者となりました。
大混乱の中で、私達には様々なことが起こりました。
素早く張り巡らされた安全キャンペーンと不安の間で、引き裂かれてゆく人と人との繋がり。
地域で、職場で、学校で、家庭の中で、どれだけの人が悩み悲しんだことでしょう。
毎日毎日、否応なく迫られる決断。
逃げる、逃げない。食べる、食べない。
子供にマスクをさせる、させない。
洗濯物を外に干す、干さない。
畑を耕す、耕さない。
なにかに物申す、黙る。
様々な苦渋の選択がありました。
そして今、半年という月日の中で、次第に鮮明になってきたことは、
事実は隠されるのだ。
国は国民を守らないのだ。
事故は未だに終わらないのだ。
福島県民は、核の実験材料にされるのだ。
莫大な放射能のゴミは残るのだ。
大きな犠牲の上になお、原発を推進しようとする勢力があるのだ。
私達は捨てられたのだ。
私達は疲れと、やりきれない悲しみに、深いため息をつきます。
でも、口をついて出てくる言葉は、
「私達をバカにするな」「私達の命を奪うな」です。
福島県民は今、怒りと悲しみの中から静かに立ち上がっています。
子供達を守ろうと、母親が父親が、おじいちゃんがおばあちゃんが、
自分達の未来を奪われまいと若い世代が、
大量の被曝に晒されながら、事故処理にあたる従業者を助けようと労働者達が、
土地を汚された絶望の中から農民が、
放射能による新たな差別と分断を生むまいと障がいをもった人々が、、
一人ひとりの市民が、国と東電の責任を問い続けています。
そして、原発はもういらないと声を上げています。
私達は静かに怒りを燃やす、東北の鬼です。
私達福島県民は、故郷を離れるものも、福島の土地に留まり生きるものも、
苦悩と責任と希望を分かち合い、支えあって生きていこうと思っています。
私達と繋がってください。
私達が起こしているアクションに注目してください。
政府交渉、疎開裁判、避難、保養、除染、測定、原発放射能についての学び、
そしてどこへでも出かけ福島を語ります。
今日は遠くニューヨークでスピーチをしている仲間もいます。
思いつく限りのあらゆることに取り組んでいます。
私達を助けてください。
どうか福島を忘れないで下さい。
もうひとつ、お話したいことがあります。
それは私たち自身の生き方、暮らし方です。
私達は何気なく差し込むコンセントの向こう側を想像しなければなりません。
便利さや発展が、差別と犠牲の上に成り立っているということに、
思いを馳せなければなりません。
原発は、その向こうにあるのです。
人類は地球に生きるただ一種類の生きものにすぎません。
自らの種族の未来を奪う生きものが、他にいるでしょうか。
私はこの地球という美しい星と調和した、まっとうな生きものとして生きたいです。
ささやかでもエネルギーを大事に使い、工夫に満ちた、
豊かで創造的な暮らしを紡いでいきたいです。
どうしたら、原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか、
誰にも明確な答えはわかりません。
できることは誰かが決めたことに従うのではなく、
一人ひとりが、ほんとうにほんとうに、本気で自分の頭で考え、
確かに目を見開き、自分が出来ることを決断し、
行動することだと思うのです。
一人ひとりにその力があることを思い出しましょう。
私達は誰でも変わる勇気を持っています。
奪われてきた自身を取り戻しましょう。
原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、
限りなく横に広がり、繋がり続けていくことが私達の力です。
たった今、隣りにいる人と、そっと手を繋いでみてください。
見つめあいお互いの辛さを聞きあいましょう。
涙と怒りを許しあいましょう。
今繋いでいるその手の温もりを、日本中に世界中に広げていきましょう。
私達一人ひとりの背負っていかなければならない荷物が、途方もなく重く
道のりがどんなに過酷であっても、目を逸らさずに支えあい、
かろやかに、ほがらかに、生き延びていきましょう。
ありがとうございました。
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2011.09.21 | | Comments(2) | Trackback(3) | ・さよなら原発!
公休日なのに勘違いして出勤してしまった仕事熱心な所長でした(笑)。
ま、一息入れてから帰ろうかな・・・。
ところで、どうも腑に落ちないのです。
鉢呂吉雄経済産業相の失言・辞任問題。
「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」。
なるほど、です。@oowakitomosan: 「放射能をうつす」発言はともかく、「死の町」発言のどこが問題なのか?原発が「死の町」にしてしまっったんじゃないの?「死の町にしたのは誰だ!?」「これからどうするんだ?!」を問うべきじゃないのかな?
@ne630: 「死の町」他の立場の人が評価や感想として使うことには異論はないけど、統治する側の内閣の大臣が使うのは道義に反していると思います。RT @oowakitomosan: ・・・「死の町にしたのは誰だ!?」「これからどうするんだ?!」を問うべきじゃ?
なるほど、一読に値する。 RT @yoniumuhibi: 「鉢呂吉雄辞任の政治 - 「死の町」発言擁護論の陥穽」をアップしました。http://critic5.exblog.jp/16271806/
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2011.09.12 | | Comments(10) | Trackback(3) | ・さよなら原発!
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吉永小百合さんが「原発をなくしてほしい」と語ったことが話題になっています。
31日の日本母親大会での特別企画、原爆詩の朗読会でのこと。
「3月11日に大震災があり、福島の原発で大変な事故がありました。『原子力の平和利用』という言葉がありましたが、そのことを私は今まであいまいに受け止めていたと思います。高速増殖炉もんじゅは危ないと思い、廃炉の運動にかかわりました。普通の原子力についてもっともっと知っておくべきだったと思います。世の中から核兵器がなくなってほしい。日本のような地震の多い国では原発はなくなってほしいと思います。東北からいらした方もいると思います。いろんな思いを込めて、祈りながら・・・」
そう語り、峠三吉などを朗読したそうです。
吉永小百合さんが、原爆やヒロシマに向き合ったのは21歳の時、『愛と死の記録』に出た時からだそうです。その後、『夢千代日記』で胎内被曝した女性を演じたのがきっかけで、原爆詩の朗読がライフワークになったそうです。
元祖・忌野清志郎にとどまらず、福島をきっかけにいわゆる有名人の反・脱・原発発言が広がっています。仕事柄いろいろ大変なこともあるでしょうが、勇気をもって声を上げてほしいものです。
決起せよ!サユリスト!(笑)
経団連に巣くっているであろう多くのサユリスト達にも、また社会の指導的な立場にある多くのサユリスト達にも、小百合さんの呼びかけが届いてほしいものです。(おめでたいといわれても・・・)
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2011.08.01 | | Comments(7) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
”やらせメール”問題は、政府と原発推進派の反転攻勢の出鼻をくじいた。
とりあえずは、手抜きで今日のツイートから。
リンク先も是非ご参考に。
*昨夜からこの問題がメディアを賑わしているが、共産党の笠井議員が質問したという事実をわざと知らせないメディアが多いこと!このことに関連しては明日にでも書く予定。●@oowakitomosan
原発の再稼働問題で、菅首相はストレステスト(耐性試験)の方針を示した。これは、これまでの政府の原発の「安全宣言」はウソだったという宣言に等しい。
posted at 12:33:36
●@oowakitomosan
ストレステストを、原子力安全委員会と安全・保安院にやらせるなんて愚の骨頂。政府が直接責任をもって、「安全神話」にとらわれていない専門家の英知と力を総結集して行うべきだ。
posted at 12:34:08
●@oowakitomosan
九電の“やらせ”メール問題は、2日に「しんぶん赤旗」スクープ。当時九電は否定していた。6日共産党の笠井議員の質問を受け、政府が「けしからんことだ」と言ったので、急きょ真部利応社長が、事実を認めたのだ。横着なヤツだ!
posted at 12:34:39
原発再稼働を狙う推進派はつぎはどういう攻撃をかけてくるのだろうか?●@oowakitomosan
“やらせ”メールは、原発の安全性について住民に説明ができない、やらせでもしなければ安全の説明ができない危険なものだということの証明。だから玄海町長も再稼動要請を撤回した。
posted at 12:35:00
●@oowakitomosan
やらせメール調査。自らやった九電がまともな調査が出来るわけが無い。国主催の説明会を妨害したのだから、国が直接、事実関係の究明をやるのは当たり前。九電任せでは筋が通らない。さらに、事実関係と責任を明らかにするためには九電真部社長国会招致が必須!
posted at 12:35:33
●@oowakitomosan
玄海原発の再稼働を要請していた政府が、“やらせメール”発覚後に原発の「ストレステスト」(耐性試験)方針を。これで、再稼働は困難な事態に。東電福島第1原発事故後の「緊急対策」を口実にした「安全宣言」で全国で再稼働を本格化しようとした狙いは破綻した!
posted at 12:36:26
●@oowakitomosan
“やらせメール”発覚で、枝野官房長官は九電に原因究明と不正の再発防止を指示。再稼働に「一定の影響は避けられない」。現地で再稼動要請した海江田経産相は「いずれ時期がきたら、私も責任をとらせていただく」。福島原発事故に無反省なまま、原発を推進する菅内閣にいっそうのほころび。
posted at 12:36:52
●@oowakitomosan
やらせメールは、「安全よりの企業の利益が第一、とにかく原発再稼動を」という大企業の姿勢を明らかにしたものだ。こうした大企業の横暴をを規制する”ルールある経済社会”が求められている。
posted at 12:37:12
●@oowakitomosan
ほらほら、こうして脅してくる→原発停止なら電気代値上げ?!/天下り法人が「お手盛り試算」 http://t.co/3HHA0Py
posted at 12:37:25
●@oowakitomosan
組織ぐるみは間違いない。九電社長の国会招致を!→“やらせ”メールの九電/「社内調整した上でのもの」/本紙への否定回答も組織ぐるみか http://bit.ly/qbPPBt
posted at 12:38:14
●@oowakitomosan
「安全宣言」が効目無いなら、次は「原発無いと電力が足りない、電気代が高い!」と来るだろう。このままいけば九電の6基の原発はこの冬にはすべて停止する。涼しい顔して夏を乗り切り温かい心で冬を過ごせば、原発推進派はノックアウト!
posted at 14:08:04
●@oowakitomosan
大新聞の体たらく→九電 「やらせメール」 事件:「朝日」 は情報を つかんでいたのに報道しなかった!! Internet Zone::WordPressでBlog生活 7/7 http://bit.ly/p6JX7O
posted at 16:41:06
●@oowakitomosan
朝日はやらせメールを掴んでいても「やってません」と九電が言ったら書かなかった。その裏がいかににえげつないか!→原発推進へ国民分断、メディア懐柔/これが世論対策マニュアル http://t.co/4Yk3q4v
posted at 16:47:20
●@oowakitomosan
朝日はやらせメールを掴んでいても「やってません」と九電が言ったら書かなかった。その訳は金で丸め込まれている→ 原発利益共同体 東電広告費 116億円 昨年度 45年で30倍 大手紙を総なめ 原発推進広告掲載 「朝日」から始まったhttp://bit.ly/lwbySL
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2011.07.08 | | Comments(4) | Trackback(3) | ・さよなら原発!
汚染水処理システムもわずか5時間でストップ。
東電は「非常に高濃度の放射能汚染水が流れ込んだことが原因」というが、低濃度なら出来るが高濃度はできないと言うことなのか、俺、益々、意味がわからない。
安全神話に浸って、重大事故が起こった場合の対策はほとんど無策だったことが次々に明らかになり、フクシマの収束は遠のいていくばかりだ。
独のメルケル首相は議会演説で原発撤退決断は「福島」が契機だと、次のように述べたそうだ。
世界は脱原発にハンドルを切り加速している。確かに私は昨年秋、わが国の包括的なエネルギー基本計画でドイツの原発の稼働期間の延長を支持した。しかし私は本日、本議会において誤解の余地がないよう、こう断言する。「福島」は原子力に対する私の見解を変えた。
こんな安全宣言を誰が信用すると思っているのだろうか?!海江田万里経済産業相は18日、東京電力福島第1原発事故のような設計基準を上回るシビアアクシデント(過酷事故)対策について、各原発への立ち入り検査などを実施した結果、「水素爆発などの措置は適切に実施されている」と評価した結果を公表した。海江田経産相は「これにより、運転停止中の原発についても再稼働は可能」との見解を示した。しかし、原発立地の自治体では慎重姿勢が強く、再稼働までには時間がかかる見通し。海江田経産相は再稼働を要請するため、近く福井県と九州を訪問する方針だ。・・・
こちらまでめまいがしてきた。@koike_akira:posted at 08:01:24
共産党が今日、原子力安全保安院から受けた説明によれば、原発の安全対策が十分だと判断した理由のうち、水素爆発対策ができたと判断したのは、「原子炉建屋に穴を開けるドリル」が揃ったからだそうです。
@koike_akira:posted at 08:01:39
原子炉建屋にドリルが「水素爆発対策」だという話がジョークだと思っている方が多いので。原子力安全・保安院のHPをご覧ください。 http://t.co/zis4I9r 6ページ目。別添一の4ページ目には写真まで。「竹やりで鬼畜米英」にタイムスリップしたようで目まいがします。
糸島市は福岡市の西隣、佐賀県との県境、玄海原発の30キロ圏内に位置している。福岡県糸島市議会は16日、東日本大震災に伴う福島第1原発事故を受け、原子力エネルギーから自然エネルギーへの転換を推進することなどを国に求める意見書を全会一致で可決した。脱原発に向けた意見書の可決は九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)から30キロ圏にある福岡、佐賀、長崎3県の7市では初めて。
原子力防災対策重点地域(EPZ)の対象範囲拡大などを国に求める九州市議会議長会の緊急決議を受け、糸島市議会も国に対し、原発の安全確保を要望する意見書を提出する動きになった。
意見書は、原発の安全確保とともに「原子力エネルギーから太陽光エネルギーなど自然エネルギーへの転換を国策として推進する」ことを求める内容。併せて、現在休止している原発の再開に当たっては万全の防災体制の確立を前提に対応するよう促している。
糸島市議会では、松本嶺男市長も「電力総量の中で、原子力発電の比率が徐々に低下することを願っている」との見解を述べている。
▼イタリアが、国民投票で原発の再開を拒みました。イタリアは、チェルノブイリ原発事故の翌年1987年、国民投票で原発を止めています。多くの国民が、地震・火山の影響を心配しました。現政権が考えた再開も、福島原発の事故の直後に、やはり止めました▼いま、わが国で話題になっています。日・独・伊3国同盟なるか―。ドイツに続きイタリアも脱原発へ。日本が加われば、3国そろいます。戦前の日・独・伊3国同盟は、世界大戦と大虐殺へとつきすすみました。もし、脱原発へともに歩むなら、人命優先の新しい時代をひらく“同盟”ができます。
2011.06.21 | | Comments(0) | Trackback(3) | ・さよなら原発!
親愛なるブロ友で人生の先輩ススムさんとjeanvaljeanさんが体と心の休養をすすめてくださったので、今日は安息・充電日と決めた。(笑)仕事は休むぞ・・・。
昨日の講義はまずまず(ということにしておこう、汗)。
午後のコマで、100人もいれば4~5人ぐらいは居眠りもするだろう、と。
あの居眠りしていた女学生にも一言伝えておきたかったな。
「あなたはお母さんのおなかの中で、4ヶ月の時にすでに400万個の卵子のもとをもってたらしいよ。女性ってすごいね。自分が生まれる前から次の命の準備をしてたなんて!尊敬!」とか。
男子学生に最後に言っておけばよかった。
「つまらんやったね?眠くてごめんな。ところで、男は1秒間に1000個もの精子を製造すると言うが、君は寝ている間に何個ぐらいつくったんだ?そういう命の話をしたから、もう少し自分のことを知ろうね」とか。
ところで、フクシマはヨーロッパでの脱原発を加速している。
イタリアの国民投票は投票率は54.79%で成立し、原発凍結賛成票が94.05%を占めた。凍結反対票は5.95%。。投票率が低いのは国民の関心の低さというよりも国民投票の不成立を狙った反対派の棄権が影響しているようだ。
なんとか原発再開をさぐっていたベルルスコーニ首相は13日夜、原発の新設や再稼働を当面断念する意向を表明した。
「政府と議会は結果を歓迎する義務がある。高い投票率は、自分たちの未来に関する決断に参加したいというイタリア国民の意思の表れで、無視できない」とする声明を発表。「国民投票は複雑な問題を扱うには適さないと信じてはいるが、それでも国民の意思は明らかになった」。
ドイツ政府はすでに原発全廃を表明している。
ドイツ国内の17基の原発を22年までに全廃する閣議決定をした。前シュレーダー政権が22年までに稼動停止を表明していた原発政策を、12年間年長するとしていたメルケル首相だが、フクシマの事故後世論にも押されながら、「起こり得ないと考えられた危険も排除できない」「日本で起きたことは世界の転換点だ」と述べたそうだ。
原発大国フランスのお隣のスイス。国境付近の古い型の原発の危険にさらされ、すでに脱原発を宣言している。
そのフランスでも、脱原発の世論が「脱原発が77%」と盛り上がっているという。
「イル・サンジェルマンの散歩道」のjeanvaljeanさんが以下のコメントを寄せてくださった。
脱原発のデモ、その日偶然新聞で知って、急いで駆けつけました。それだけの価値があるデモでした。原発大国フランスで、あれだけの脱原発のデモは初めてでしょう。世論調査も、脱原発が77%だったようです。世界は福島を深刻に捉えていています。それが自然の反応ですが、日本は不自然さが多すぎます。
地球の裏側では福島の教訓は「脱原発」だというのに、おひざ元のわが政府はまるで反省などない。「反省だけならサルでもできる」という言葉が流行ったとこがあったが、それ以下か。■パリの脱原発デモ(6月11日)―隊列編
■パリの脱原発デモ(6月11日)―人物編
■パリの脱原発デモ(6月11日)横断幕・プラカード編
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2011.06.15 | | Comments(4) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
本格的な夏に向け節電が大きな話題になっている。
グリーンカーテンが流行っているとか、企業の取り組みや、様々なグッズ・・・。
わが工房では、夏場も冬場もあまりエアコンは使わない習慣になっている。
乾燥した空気をかきまわすと、粘土が乾いてしまうのがのその理由だ。
仲間たちは、作陶の時、乾きをうまく調節できない。
したがって、…という訳。
おおまけに、所長が通ったあとは電気が消える。
かねてから気になって、節電には心がけていた。
それは、気持ちだけでも経費節減である。
しかし、「小言は言いたくない」と思い、職員にも節電のことは一回も話したことはなかった。
内心、「俺が電気を消すのを見ても職員は何の反応もない、あほや!」と思いつつ・・・。
(俺って、無神経な奴が嫌いなの、笑)
先日、意を決して節電を呼びかけた。
それには、きっかけがある。
あるマーチングバンドで有名な高校で、
先生が、「練習の後は電気を消して帰るように」と指示したにもかかわらず、
翌朝、電燈が付きっぱなしだった。
先生が静かに怒った。
「みんなが節電に気を付けようといってる時に、そんなことにも頓着がない。…何がマーチングだ!」と。
なるほど、スポーツが強い学校は社会的常識を身に着けていることが多いとか、オリックスは阪神大震災の時に優勝したなとか、楽天も滑り出し強かったなとか、「誰かのために頑張れば強い」とか・・・そんな納得をした。
職員にそんな話をしながら、
明るい所から入ってくれば当然暗く感じる、だから光彩が働き瞳孔が開き、光を多く取り入れるように人間の目はできている・・・と。
エアコンもあまり使わないから体温調節機能が働き、うちの仲間たちは風邪で休む人も少ないじゃないか、
それ以上に暑かったり寒いときに働くのはアホや、などと乱暴なことも。
人間は、自分のことだけ考えて生きていくと貧しくなるんだ。
他者を自分の中に取り込むことによって、人間は優しく強く豊かになれる。
かくて、わが職場でもさらなる節電を心がけようということになった。
かねてから気になっていたトイレの暖房便座も温水シャワーも、電源を切り常温にした。
職場の無駄な点灯も減った。
かつては、わが作業所の経費節減であったが、
今は、みんなのためにも。
そして、私たちは原発から脱して、
無駄なエネルギーを使わない暮らし方を身に着けなければならないのである。
節電は守りではなく、
脱原発への意思表示だ。
大げさに言えば、
あたらしい世界を作る、新しい世界に生きる決意表明だ。
・・・ということで、
今日は10時に就寝。
おやすみなさい。
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2011.06.08 | | Comments(3) | Trackback(4) | ・さよなら原発!
「今回の事故を教訓に『最高度の安全』を実現していきます」「新たな多くの教訓を深く学び、世界の人々や未来の世代に伝えていくことはわが国の歴史的責務だ」
25日、パリで開かれた経済協力開発機構(OECD)設立50周年式典での菅直人首相演説だ。
首相は基幹エネルギーである「原子力」「化石燃料」に、「自然」「省エネ」を加え、エネルギー政策の4本柱と位置づけ。原発については「事故を教訓に『最高度の原子力安全』を実現していく」とした。
エネルギー政策の「新たな挑戦」の一番に掲げた原子力エネルギーの安全性への挑戦を語る総理の言葉。
白々しくむなしい。
福島第一原発の事故の対応に四苦八苦し、未だに事故は進行中。収束のめどさえ立っていないのに・・・。しかも、政府は「事故調査・検証委員会」の設置を決めたばかり。何の議論も結論・教訓も得て無いのに「最高度の安全」なんて白々しい空文句ではないか。
首相は5月10日には、電力に占める原発の割合を50%目指すとした現行エネルギー基本法を「白紙に戻して議論する」と発言したばかりなのに、原発推進前提の議論をする。所変われば・・・である。
後日開幕の主要8カ国(G8)議長国で原発推進派のフランスやアメリカ、国内の推進派への配慮という見方もあるが、原発安全神話への反省もなく安全宣伝をしている。・・・あっちでああ言いこっちでこう言うでは、世界からも信頼はされないだろう。
したがって、自然エネルギー重視発言は一定評価できるものの、本質では迷走・後退である。
「白紙からの議論」を言うなら、事故への備えもなく世界有数の地震・津波国に原発を集中的に作った「安全神話」への反省と、そもそも原発の是非から出発すべきだろう。
原発縮減・廃止の国内世論は6割を超えた。
世界も米仏等一部を除いて、反原発の流れが広がっている。
政府が、原発から撤退する政治的な決断をし、原発ゼロへの期限を切ったプログラムを作成することを強く求めるものである。
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2011.05.27 | | Comments(3) | Trackback(2) | ・さよなら原発!
清志郎の魂を受け継ぐ反原発の有名人たち 山本太郎、いしだ壱成、伊集院静 という記事がある。
「本来芸能界では、反原発をカミングアウトすると仕事を干されるという慣例があるのだが、続々と有名人が反原発を表明している。」と。
干されないようにするにはどうするか。
簡単なこと。
反原発を圧倒的な世論にすればいいだけのこと。
とは言え、大事業だ、頑張ろう!
■反原発の元祖有名人・忌野清志郎。
■THE BLUE HEARTSの「チェルノブイリ」という反原発ソング。
■熱心な清志郎ファンだった斉藤和義のヒット曲「ずっと好きだった」のパロディ「ずっとウソだった」。
プライベートで撮影したセルフパロディソングが何者かによってアップされたという事だが、一度ネットにあげられた反原発ソングは、レコード会社の申告で何度削除されても、繰り返しユーザーたちによってあげられ、圧倒的な支持を受けている。
子供の頃に母親と一緒に原発反対の運動に参加した体験を、オフィシャルブログ『Arrivals』3月4日の日記でカミングアウトしており、機動隊員の冷たい目や、口汚い言葉で罵られた体験をリアルなタッチで綴っている。いしだ壱成の記事の一週間後に東日本大震災が発生しており、一躍反原発のシンボルに祭り上げられてしまった。
「反対。って言うと、芸能界で仕事干されるんです、御存知でした? でも言ってやります」
「原発発言やリツイートはCHECKされ必ず仕事干される、お前がその事に触れられぬ事は皆判ってくれる。二週以上前から母は僕に釘をさし続けた。日雇い労働役者稼業明日から干されてどう生きてく? だからって黙ってテロ国家日本の片棒担げぬ。親不孝許せ、日曜高円寺行くのも許してチョ」
@oowakitomosan
ひどいな! 反原発を圧倒的な世論にして守らねば!RT @JJ_Scott_Jr: TBS東芝日曜劇場「華和家の四姉妹」 山本太郎が降板させられたドラマ 東芝=原発関連企業
posted at 21:46:08
@oowakitomosan
RT @hanayuu: 山本太郎、出演予定のドラマ降板に 反原発発言が原因か ツイッターで大反響 (シネマトゥデイ) - Yahoo!ニュース - http://goo.gl/5VrBo
posted at 21:51:04
@oowakitomosan
反原発世論盛り上げて守らねば! RT @oooburoshiki: 4月の私たちの企画鴨川大風呂敷にも顔を出してくれた俳優の山本太郎さんが、原発反対を理由に7月8月に決まっていたテレビドラマを干されたそう。ひどすぎる!!
posted at 21:52:46
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2011.05.26 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
気骨の漫才師ですね。
内海桂子さん。
大正11年生れというから、90歳ぐらいですかね。
時々、ツイートがTLに流れます。
知ってほしくておせっかい。読んでくれるかどうかわからないが・・。@utumikeiko 2011.05.25 21:32
「報告を受けていないから指示を出す訳が無い」と言うのをそのまま野党や報道が受入れて反論しないのはどうしてかね。頼まれもせず現場に行ったトップにその後逐一指揮を仰ぎ報告が届かない体制は考えられないし仮に情報を収集しきれないトップならば組織が存在する意味がない。こんな環境にいる不安。
…ということで、2011年5月25日(水)「しんぶん赤旗」より紹介。@oowakitomosan 2011.05.25 22:24
@utumikeiko はじめまして、こんばんわ。お元気ですか。いつも気骨あるツイートにスカッとしています。好き嫌いはあるでしょうが、こういう野党もいますよ。http://bit.ly/ieisgA
この未曽有の危機に「こんな環境にいる不安。」…内海さんの言われる通りですね。東電に任せきり
「注水の報告はなかった」「知らなかった」から中断の指示はありえないという菅首相答弁も、額面通りに受け取っていいのか。
初動で事故対応の中心にいた海江田経産相は参院予算委員会(5月2日)で、東電の「試験注水」終了後に菅首相から「本格的な注水をやれ」と重ねて指示されたと答弁しているのです。東電の「試験注水」の事実を知らなければ、「本格的注水」という言葉は首相の口から出てきません。
首相が可能性の低い再臨界を恐れて1時間近くも注水を中断させたというのが仮に事実だとすれば大きな問題ですが、首相のいうように東電による「試験注水」の事実さえ知らなかったとすれば、事故対応を東電に任せきっていたことになり、これも重大問題です。
今回浮かび上がった海水注入をめぐる政府や原子力安全委員会と東電の間の大混乱。「注水中断」をめぐる責任のなすりあい、事実関係をめぐる修正・弁明の応酬は、「安全神話」に頼りきって過酷事故を想定せず、何の備えもしてこなかった政府と東電の危機管理のズサンさを如実に示しています。
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2011.05.26 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・さよなら原発!
Author:友さん
軟弱オヤジの「硬派道場」へ、ようこそ。障害者作業所所長やってます。福祉や政治、日々の思いを気ままに…。
コメント、TB、リンク歓迎。お茶やお酒はセルフでごゆっくり。
なお、気が弱いので「道場破り」はお断り。
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