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NO.1180 「思いつき総理」は早く辞めてもらわなくちゃ!

 厚生労働省の分割再編をめぐる麻生太郎総理の迷走ぶりが酷評されている。
この総理には哲学がなく、思い付きがお得意だ。

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 「省が大きすぎて、業務が多すぎ大臣が一人では対応できない」ということで、思いついた厚労省分割再編だった。案の定、政府と自民党内からの猛反発で、麻生総理はブレまくり、「分割には最初からこだわっていない。再編なんて言葉を使いましたか」等と開き直り降参した。これに指導力がないとまた批判がくすぶる・・・。

 もともと厚生労働省は、橋本内閣時代の「政治改革」の所産。
1府21省庁から1府12省庁に再編し、2001年1月にスタートしたもの。当時日本共産党は、「医療や福祉、社会保障、労働条件の確立など国民生活に関係深い行政部門を縮小するものだ」と強く反対したものだった。
 多くの反対を押し切り、当時の橋本総理は、「人の一生を抱えた省を作るものだ。子ども時代から、社会人の雇用、労働、健康、退職後の年金まで、一貫した行政を行う」のだ、「国家百年の計」だと、胸を張って見せたものだった。

 人気取りに国民に受けると思いつくや、国民の雇用や福祉をどうするかという大事な問題に、深い考えもなく思いつきで手を付けようとする・・・、麻生太郎の本性と、政権の末期症状だろう。

 こんな政治に、これ以上暮らしとこの国を任せることはできない。「思いつき総理」には、早々退陣を願いたいものだ。

 


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2009.05.31 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・麻生政権

NO.1178 2009年度補正予算が成立② 庶民はほったらかし、借金は消費税増税で

 成立した2009補正予算。
その3つの特徴は、
① 大企業・ゼネコン奉仕の旧来型予算
② 庶民には、一時的限定的な生活対策に過ぎないバラマキ予算
③ 借金のツケを消費税増税で国民に回そうとする
 昨日は、①について書き、財界の絶賛振りとともに、民主党が「問題あり」としながらも採決日程を容認し成立に手を貸したたことを批判した。

 参考過去ログ:NO.1177 2009年度補正予算が成立① 大企業・ゼネコンには、いたれりつくせりの大盤振る舞い  http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-1207.html

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 今日は②と③について。
今必要なのは、暮らしと営業の応援施策であり、社会保障改悪路線を転換し、派遣切りを止めさせ雇用を守ることである。

「痛み」はそのまま、一回だけのバラマキ
 しかし、補正の国民向け政策は、「痛み」を押し付けたままで「一時的」「限定的」な一回限りのバラマキです。
・目玉の「子育て応援手当て」は、3~5歳の子供がいる世帯だけで3万6000円の一回こっきり。子どもの病院代をタダにしたり、教育費を支援したりなどの願いには背いたままだ。
・生活保護の母子加算は全廃され、10万世帯を苦しめる。母子加算復活に必要なのは200億円で十分だが、桝添厚労相は「母子加算を廃止しても平均的な生活はできる」と、現実を無視した冷たい言葉を投げ捨てる。一方では、1メートル1億円の東京外環道には総事業費1兆8000億円をポンと出しているのだ。母子家庭だけでなく父子家庭にも支援は必要だろうに・・・。
・後期高齢者医療制度廃止の強い願いには、麻生総理が「制度をなくせば問題が解決するわけではない」と、姥捨て山政策存続を強弁して見せた。
・障害者自立支援法の「応益負担をなくす」のには320億あれば先ずは十分なのだが、これも冷たく無視だ。
・雇用対策は、相変わらず失業対策が中心で、大企業に派遣・期間社員きりを止めさせる考えは毛頭ない。
 ・・・こうして、庶民に「痛み」を強いる「構造改革路線」にしがみついた政府の姿勢がまたもや浮き彫りにされた補正予算となった。

借金の穴埋めは消費税増税で
 そして、更に見過ごせないのは、政府がこうした「バラマキ」のツケを消費税増税で国民に払わせようとしていることである。
 09年度の国債発行は44兆円を超えることになる。
「財政に対する責任と、社会保障に対する国民の安心強化を図るために、消費税税を含む税制抜本改革を行う必要がある」、衆院予算委員会での麻生総理の言明だ。

 はあ?!これまで政府は「消費税増税は社会保障財源に限定する」と言ってきたが、(こんなものが大嘘であることは何度も指摘してきたが)その建前さえも投げ出し、巨額の借金の穴埋めに増税した消費税を当てようとする魂胆を覗かせたのである。

 補正成立後、自公政権は会期の延長で、自衛隊の海外派兵恒久法や憲法審査会の始動など、壊憲・改憲に直結した悪法の推進を狙っている。
 直ちに解散総選挙を求める!




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2009.05.31 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・麻生政権

NO.1177 2009年度補正予算が成立① 大企業・ゼネコンには、いたれりつくせりの大盤振る舞い

 昨日29日、総額14兆円にのぼる補正予算が成立した。
本予算成立後すぐに補正というのも異常だが、その中身と成立劇についておさらいをしておくことは、自公政権の本質を見るために有意義だろう。

        buru2310.jpg

 メディアからも”バラマキ”と批判される2009年度補正予算。その3つの特徴は、
① 大企業・ゼネコン奉仕の旧来型予算
② 庶民には、一時的限定的な生活対策に過ぎないバラマキ予算
③ 借金のツケを消費税増税で国民に回そうとする

民主党の”釈明”
 残念ながら、またしても民主党が採決日程を容認し、抵抗しなかったことだ。
「非常に大きな問題、ムダ遣いがある」が、「参院審議も終わったことだし、いたずらに引き伸ばすことはしない」、「喜んでというわけではないが、採決に応じて成立させることはやむをえない。」
・・・岡田克也民主党幹事長の”釈明”である。

 民主党鳩山由紀夫代表は、6月1日、経団連御手洗富士夫会長との「政策を語る会」に出席予定だという。岡田幹事長は、「経団連の民主党に対する政策評価が下がりっぱなしなのはどうしてか。合理的な理由があれば聞いてみたい」と、「政策評価」に基づき企業献金を斡旋している経団連の「通信簿」の点数を気にしている。

 「語る会」を前に、「トヨタ・プリウス・大形家電販売促進」対策とでもいうべきエコカー・エコポイントの補正予算を成立させて、財界の点数稼ぎをしておきたかったのかといわれても不思議では無い。

 大企業奉仕の自公政権と、「脱官僚」は言っても「脱財界」といえない民主党の二大政党が今や「対決ポーズ」さえも見せずに悪法をスイスイと通しているのである。

大企業・ゼネコン奉仕の旧来型予算
 さて、その補正の中身だが、① 大企業・ゼネコン奉仕の旧来型予算 の中身を少し整理しておくことにしよう。

 ・ゼネコン奉仕の大型公共事業。その中心は1メートル1億円の東京外環道の総事業費1兆8000億円。国民の批判のもとに凍結していたものを「ほぼ10年ぶり」に復活するものだ。
 ・目玉施策は「エコ」補助金。省エネ家電への買い替え促進や、「エコカー」への買い替えを促進する補助制度。これらは家電・自動車業界からの強い要望があったもので、なんということは無い、企業の売り上げを助けるものだ。プリウスなどは数ヶ月先まで予約が入っているという・・・。
 今日明日の生活に困る人々には、全く手が届くものではない。
・研究開発減税の拡充。これは9割が資本金10億円以上の大企業への支援だ。
 その他も含め、財界が絶賛する予算という特徴である。

絶賛する財界
 さる14日の、自民党と経団連の「政策を語る会」で、森田富次郎副会長の「絶賛発言」を紹介しておく。 

政府・与党は強いリーダーシップにより、たいGDP比で約3%という大規模かつ効果的な経済危機対策を迅速に取りまとめた。
 この中には環境対応自動車や省エネ家電などのエコ製品の普及促進、産業、観光インフラの前倒しでの整備など、即効性のある需要喚起策、ならびに、贈与税の軽減や研究開発減税の拡充等の税制措置など、経済界の要望を幅広く取り入れてもらっており、改めて感謝申し上げる。

 ・・・だそうで、そりゃ財界は絶賛。感謝でしょう。

 しかし、22日の参院予算委員会参考人質疑で、野村證券金融経済研究所の木内登英氏は、「相当部分が従来型の投資だ」「一義的な景気浮揚効果はあるが、それによって日本経済が内需主導の回復に向かうと考えるのはやや難しい」と疑問を呈している。

 実際に、日本経済の実態は 「輸出大企業 生産上昇 雇用は最低水準 家計低迷も最長」という状況だ。


 以上、大企業・ゼネコンには、いたれりつくせりの大盤振る舞いという、補正予算の特長についてみてみた。

次回は、庶民にとってはどういう予算かをみてみたい。




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2009.05.30 | | Comments(5) | Trackback(2) | ・麻生政権

NO.1148 鴻池祥肇官房副長官の辞任 麻生政権の末期症状

 草なぎ剛くんが、28日から1ヶ月ぶりに活動を再開するらしい。
それこそ「軽微」なお騒がせで、マスコミに大々的に取り上げられ、本人も大変な思いであったろう。再起へ頑張ってもらいたい。

 一方こちらの政治家は、「自粛」で済ますらしい。

       buru2130.jpg

 麻生派の鴻池祥肇(こうのいけよしただ)官房副長官(68)。お盛んのようだ。
 女性問題が13日発売の「週刊新潮」で暴露された。4月28日に知人女性と静岡県の熱海温泉に旅行し、30日まで同じ部屋で宿泊、29日にはゴルフも楽しんだそうだ。しかも国会議員に与えられるJR無料パスを使い、新幹線を往復利用した。なんとケチな奴か。

 ところが本人は、病気を理由に辞表を提出し、麻生総理もこれを認めた。しかも、「病気のことまでは、任命責任とは言えない」と、逃げて交わすつもりだ。

 当初、河村建夫官房長官は「極めて不快なことだ。政府高官は不信をもたれてはならない」と表明し、JRパスを利用したことには「公私混同があってはならない」と批判した。首相の任命責任については「首相は任命した人に不祥事があれば自分に責任があるとかねて言っている。任命責任は避けられない」と述べていたが。・・・事を、「穏便に」済ませたいようだ。

 しかし、鴻池が温泉で遊んでいた時は、豚インフルエンザで政府が全力で対策に取り組まなければならなかった、将にその最中。危機管理に対する責任もあったものではない。しかもその先頭に立つべき副官房長官であった。麻生政権の緊張感のなさは、政権の末期症状である。

 鴻池個人の「健康問題」にすりかえて済まされる問題ではない。政府と麻生総理の任命責任が厳しく追求されなければならないだろう。



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2009.05.14 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・麻生政権

NO.1137 麻生暴言失言のデパートに新商品追加。「目玉商品」にこそ注目すべし!

 支持率回復で、饒舌になっているようだ。
麻生太郎という男は、正直で分かりやすい男というべきか。巷のおじさんなら、「こんなおじさんもいるか」・・・、それで済むのだが・・・。総理というものをなんと心得ているのか?

        58 008

 「私は43で結婚してちゃんと子どもが2人いましたから、一応最低限の義務は果たしたことになるのかもしれない」と、国会答弁で言ったそうだ。

 「小渕優子少子化担当大臣も最低限の責任感に燃えてるのかな?」
「お前は最低限か、うちはその2倍だぞ!」
・・・いやいや、そんなことではなくて・・・。

 その後、「義務という言葉は不適切だ」と発言を撤回したようだが。
少子化問題をめぐる発言では、安倍政権当時の07年1月に柳沢伯夫厚生労働相が「女性は子どもを産む機械」と述べたことが問題になり、安倍首相が陳謝している。

 麻生総理の場合は一人二役というところか。
この人ほど暴言・失言の類で話題になる政治家も珍しい。

 総理になりたての昨年9月に、暴言・失言デパートの特売品をウォッチングした記事を紹介しておきます。
     NO.618 暴言失言のデパート・麻生総理大臣の発言集。

 しかし、安倍晋三に集団的自衛権の行使を認めるように求められた麻生太郎総理は、「安保法制懇」の集団的自衛権の政府解釈を変えても合憲だとする報告に対し、「きちんとした答えだ」と言った。

 こういう暴言をこそ追及していかねばならないだろう。



  


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2009.05.08 | | Comments(0) | Trackback(3) | ・麻生政権

NO.1007 定額給付金  「さもしい」お願いですみません。

 百年に一度の経済危機に、百年一度の目玉経済対策。究極の「さもしさ」、選挙目当ての「ばらまき」定額給付金が衆院3分の2の力で成立し、早速給付が始まっている。

        早春 042

涙を流して
 今朝のテレビで、全国に先駆けて5日に支給が始まった青森県西目屋村(にしこっぺ)での支給の様子が報道されていた。早速仏壇にお供えし手を合わせるおばあさん。何に使いますか?と尋ねられ、「サシミ」と応え涙を手で押さえる。10数万円はいった袋を手に、「孫に、・・・何を買ってあげようかなあ」と、若いおじいさんの笑顔。・・・確かに貧しい人々にとって現金が手に入ればうれしいに決まっている。この涙や笑顔が即、政策への評価というわけではないでしょう。

軽率な奴ら・・・
 一方、お気楽にはしゃいでいる者たちもいる。
「皆さん。貯金しちゃだめですよ。使ってください。私も何を買おうかウキウキしています」(自民党津島派の政治資金集めパーティーで佐藤正久参議院議員)
「わたしはふだんより贅沢な夕食で追加的な消費需要を生み出す」(鳩山総務相)
「おれは大好きなうどんで行く。」(吉村剛太郎参院議院)
「2杯3杯と召し上がれば追加的な消費になります」(鳩山)
「みんなで一日も早く使い切りましょう。それこそが景気回復につながります」(松島みどり衆院議員)
なに浮かれてるんや・・・まったくアホか!
「今や国民の大多数が、やはり定額給付金はひとつの経済対策として理解できるやり方だなあと思っている」(津島雄二会長)・・・世論調査では国民の7~8割が反対しているのに・・・。
 ああ~あ。このつくりゼリフたち。「あんたたちにはたったの1万2千円なんて、ハナクソやろうもん!」
 とにかく法案が通った、自民内にさしたる造反も混乱もなかった、という安心からだろうか。お気楽なものである。この軽さを見ても、経済や国民生活への自民党の危機意識の無さ、不真面目さが伺える。

麻生さんの白々しさ
 麻生総理も、「全所帯に出します」→「豊かな人に出す必要はない」「金持ちが受け取るのはさもしい」「哲学、矜持の問題」→「高額所得者も盛大に使って」・・・迷走の果てに、「受け取ります。地元で直ちに使って消費の刺激に当てる。」「使いみちは家内と相談して・・・」 あなたにとってはなんという額ではないでしょうに、白々しい!

 生活が大変な中でも多くの国民が反対したのは、選挙目当ての「さもしい」使い方ではなく、税金はもっと困っている人のために使って、という思いだったんじゃないのか。

さもしい政策 
 小泉政権以来、自公が国民に押し付けてきた負担は、増税や社会保障の負担増・給付カットで年間13兆円。次には消費税増税で、さらに年間13兆円(5%アップで)をむしりとろうと目論む。「百年に一度」を脅し文句に使い、莫大な内部留保を持つ大企業は派遣・下請け切りに走る。政府は違法なそれらの行為も見逃し・・・、こんなさもしい根性の政策では、暮らしも救えないし、経済も立ち直らないのは明らかだ。

 ついでに余談だが、この定額給付金。政党にとっては、どう使うかはお気楽には行かないようだ。
共産党は、国会議員は受け取らない年、地方議員は縛らず自主的に判断だそうだ。もちろん党員もだろうけど。民主党は、各地で「うけとったらNPOのために使おう」とか、有効な使いみちが話し合われているようだ。

私も、ひとつ提案というよりお願いがあります。
 もしゆとりがあればお近くの障害者の作業所で買い物をしてください。(尤も、買うに値しない商品なら同情は要りませんが・・・) 不況で売り上げが落ちる中、どこの作業所でも、応益負担のために苦しむ障害のある人たちの工賃・給料を上げるために売り上げを伸ばそうと一生懸命です。

 若しくは、障害者作業所に寄付してください。報酬単価が下がり、日々の経営に困っている作業所が沢山あります。どんなにか助かり、励まされることでしょうか。

 「さもしい」政策には、助け合いと連帯の消費で応えるというのはいかがでしょう。(もともと、経済効果は期待できませんが・・・)

 よろしくご検討ください。 「さもしい」お願いですみません。(汗)
  

  


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2009.03.06 | | Comments(5) | Trackback(3) | ・麻生政権

NO.990 流行っとおと?麻生内閣冬景色(「津軽海峡冬景色」の替え歌)。

 ブロ友のあくしゅさんのところで知ったんだが・・・。
ソースを辿ろうにも分からなくなって、ググッて見たらどうも、こちらかな?
東商連(東京商工団体連合会)ニュースで、「作・南部合唱団」と紹介されていました。
あちこちの集会でも披露されてるみたいですよ。
流行らせなきゃ!どんどん転載して!

◆麻生内閣冬景色(「津軽海峡冬景色」の替え歌)

1、アメリカ発の 金融危機が 起きた時から
  政権維持は やぶの中
  期待された経済対策 何もできずに
  支持率だけが 落ちていく
  私はやめぬ 替われる人いない
  まんがオタク 漢字読めぬ 何が悪いか
  ああ 麻生内閣 冬景色

2、ごらんあれも二世議員 できが悪いと
  多くの人が指をさす
  思いつきで 補正予算 出してみたけど
  身内に けちを つけられる
  解散しない 私は つづけたい
  公明までが 政権ゆする やめろとばかりに
  ああ 麻生内閣 冬景色
  
  さよならしない 私はつづけたい
  やっとなった首相だもの やめてたまるか
  ああ 麻生内閣 冬景色



本歌はこちら・・・石川さゆり「津軽海峡冬景色」


 石川さゆり、いいですね。
麻生さんも、漫画が好きなだけあって、庶民的な文化の話題には貢献しているようで(笑)
川柳を流行らせたり、替え歌を流行らせたり・・・、次は何が出るだろうかと、楽しみ。

 もちろん次は、解散が希望だが。
そして、大企業にもアメリカにもきちんとモノをいい、国民の暮らしと日本経済を守る政権であって欲しいのだが・・・。



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2009.03.01 | | Comments(2) | Trackback(2) | ・麻生政権

NO.961 危機意識ゼロ総理 その夜もバー通い 。

 人事問題でもブレる麻生総理。
政権担当能力が全く無いことを証明した。

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 日ごろから思っていたことだが、この人たちは感覚が普通ではない。
中川財務相のあの醜態といい、麻生総理の「続投要求」といい、彼らがいかに国民の暮らしや国が直面する事態に無頓着かを象徴的に示すものだった。

 自ら「戦後最大の経済危機」「100年に一度の嵐」などといいながら、それにどう対処するかと言う重要な国際会議で、暮らしと経済に直接責任を持つ大臣が、泥酔状態で参加し記者会見をする。しかも、その醜態が世界中に配信され国際的な笑いものとなる中でも、大臣のイスにしがみつこうとし、総理もそれを「引き続きがんばってくれ」と後押ししようとする・・・!そういう意識で政治をやっていてはこの国も国民も救われようが無い。
往生際の悪い、辞任劇だった。

中川氏のタカ派歴と酒歴
 麻生太郎とタカ派の盟友である中川氏の経歴についてちょっと見てみよう。
「集団的自衛権やミサイル防衛など新の日米同盟関係を確立すべきだ」「憲法でも核保有は禁じていない」・・・自民党きってのタカ派である。
日本軍慰安婦問題では、安倍信三らとともに「慰安婦は強制があるともないともはっきりしない。教科書に載せるのは問題だ」などの発言を繰り返し、01年にはNHKの番組内容を変更するように圧力をかけた。

 小泉内閣では、経産相、農水相として「構造改革路線」を推進。安倍内閣では、自民党政調会長として改憲手続法、教育基本法改悪、イラク特措法延長などを推進してきた。

 酒癖が悪いことは良く知られたことで、世間では「中川(酒)」と表記されているそうだ。
08年6月には自ら委員長だった自民党拉致問題対策特命委員会に「酩酊状態」で出席し、11月の皇居での晩餐会では酔っ払って関係者とトラブルを起こしたことや、国会の財政演説で26箇所も読み違えたことなども報じられている。

地元後援会は
 驚くと言うか、こう言う人が国会議員になるくらいだからさもありなんと思うのは、北海道の地元後援会が、中川氏の辞意表明を「大所高所に立った潔い出所進退」と持ち上げ、「これからの政治家なので常在戦場、いつ衆院選挙があっても私たちはブレることなく最大限の支援をする」と語ったことである。こういう人が議員になると言うことは、・・・そんなものなのだろうなあと思ってしまう。

危機意識ゼロ総理
 一方、麻生総理は、「確実にいろいろ仕事をやってもらったと思って感謝している」「体調管理をしっかりして、職務に専念して欲しい」と一端続投を支持した後、なんと、その足で、東京紀尾井町の高級料亭「福田屋」で、今井経団連名誉会長ら財界人と会食をし、その後ホテルニューオータニのバーで鴻池官房副長官と「打ち合わせ」。・・・危機意識ゼロ総理を地で行っていたのだそうな。
やはり、なんともおめでたい「お友達内閣」だったのだ。

 中川大臣の辞任劇で幕を下ろすわけには行かないだろう。総理の任命責任と、慰留しようとした責任は二重に徹底的に追及されなくてはならない。

麻生さん、解散の切り札もつかえそうにないから、いっそのこと内閣総辞職で選挙管理内閣を作ってもらい、そこで解散総選挙ってのは・・・あり?つまり残された「できること」は、「3人目の投げ出し」しかないんじゃないの?

 


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2009.02.18 | | Comments(2) | Trackback(6) | ・麻生政権

NO.958 小泉発言と民主党の国会戦術。

  今日は久々の二連休で、ちょっと暇人。
で、まあどうでもいいことだが、暇ついでに一言・・・。

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 小泉元総理の「笑っちゃう」発言が、波紋を広げている。
自民党は造反を恐れ、引き締めと言い訳に躍起だが、政局がらみの話題も含めて世間を賑わしているようだ。私の結論は、以下に尽きるのだが・・・。
  過去ログ:NO.953 麻生VS小泉・・・虚構政権の末路。

麻生・小泉バトルは、更に重大な問題を浮き彫りにした。
 つまり、2005年のあの郵政選挙で得た3分の2の自民党議席は、将にウソの上に成り立った虚構の議席であり、虚構の政権ということだ。

 いみじくも森元総理が告白した。麻生発言を擁護して「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」と述べている。

 当事者・関係者自身が「反対」であった郵政民営化を、国民に押し付けて、マスコミも最大限利用しウソで固めて虚構の政権を作ったのだ。

 そうであるから・・・虚構の政権であるからこそ、それを引き継ぐ安倍、福田と二代に渡る政権投げ出し劇が起こり、今や3代目の麻生政権は1割内閣に失墜しているのである。
 
直ちに解散総選挙を
 小泉発言は自民党に激震をもたらし、造反や政界再編に連動するのではないかとの、政局好きの観測が流れているが、小泉が「特に総理、総理の発言は信頼がなきゃ選挙は戦えないんです。」などと、偉そうにいってる場合じゃない。問題の本質はそんなところには無い。

 自民党内の政権たらいまわしを許さず、自らも認めた、虚構の政権は、直ちに解散総選挙で国民の信を問うしか道は無いだろう。(以上、引用)

 自民党は一桁に落ちた内閣支持率を見ても、慌てふためくのは当然だろう。世間が政局がらみで、興味本位も含めて話題にするのは常ではあるが・・・。

 ここでまた、民主党が色めきたっている。
それは、「定額給付金の発言についてね、総理は『さもしい』とか『自分はもらわない』とか、いろいろといっていますけどね。この問題についても、私は本当にこの法案が3分の2を使ってでも成立させなければならんような法案とは思っていないんです。」と、小泉氏が言ったことに関して。

 早速反応したのは、民主党の玄葉光一郎・衆院議院運営委員会筆頭理事。12日、BS11デジタルの報道番組「インサイドアウト」に出演し、「3分の2を使うことが与党にリスクになるかもしれない」と飛びつき、参院での採決時期について、「国会戦略を再構築することになるかもしれない」と述べ、自民党内の造反の動向を見極めながら探る考えを示した。

 そして、民主党の輿石参院議員会長は、翌日の同党参院議員総会で今週にも予定していた08年度第二次補正予算関連法案の参院での採決を、小泉氏がロシア訪問から帰国する20日以降にしようと提案し、党の了承を得た。

 その狙いは、小泉氏が定額給付金問題で、「この法案が3分の2を使ってでも成立させなければならんような法案とは思っていない」「あの時は賛成したけれども、実はそうではなかったんだ、と言いたくない」と言ったことから、衆議院で再議決の際、小泉氏が反対してくれるのではないか、そのほかにも同調者が現れ、あわよくば三分の二の賛成票がとれず、麻生内閣が立ち往生するのではないかという期待感である。16人が造反してくれれば、行けるのである。
 しかし、引退表明し、もう「終わった」小泉についていくチルドレン達がいるのだろうか。彼らもそこまではアホではないだろう。

 国会戦術ではある。
しかし、ありそうもない敵失(百歩譲って、たとえあったにしても)を期待して国会戦術を弄するとはいかがなものか?弱りに弱り、落ちるだけ落ちた麻生政権に正面から、実力で政権取りにいけない民主党では、「おいおい、大丈夫かよ」と言わざるを得ないなあ、と思うのは、かねがねから民主党の腰砕けに失望し批判してきた私だけだろうか・・・。

 まあ、ありそうもない「敵失」(これはほとんど「醜態」)を、国際舞台でやってのけた中川昭一という大臣もいることだし、どうしてもそこに期待するのかね。風邪薬を飲みすぎたと弁解しているようだが通用するかね。帰ってからのお楽しみだが・・・。(でも余りの「醜態」はかわいそう・・・)

 しかしどっちにしろ、野球の試合を見ていても、エラーがらみだけの試合というものは観客をガッカリさせるし、確実にファンを失うことだけは知っておいたがいいだろう。

 国会は論戦の場であると言う基本に立ち返るべきだろう。



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2009.02.16 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・麻生政権

NO.957 一桁内閣の中川財務大臣 大丈夫?まさか、酔っ払ってるんじゃ・・・?

これって、大丈夫?・・・じゃないよね。G7といえば、世界の経済をどうするかという会議でしょう?
しかも上手く行っている時の呑気な会議ではない。

         iroiro 007

 外国のプレスも参加する記者会見で、体調が悪いのなら、他のやり方もあろうに・・・。
新聞は遠慮気味にこんなに書いているけど、まさか酒に酔っ払ってるんじゃないかと見るのは大方の見方のようだが・・・。
中川財務相 変調? G7会見でろれつ回らず(2月15日 毎日新聞)

 【ローマ藤原章生】ローマで14日午後に閉幕した先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)の記者会見の席上、中川昭一財務・金融担当相は、体調が優れないのか、時折ろれつの回らない口調がみられた。時差ぼけの影響か、疲労によるものか原因は不明だが、イタリア人の政府職員からは「彼はどうしたんだ」という声が聞かれた。

 中川氏は、白川方明日銀総裁らと会見に臨んだ。中川氏は終始眠そうにまばたきを続けていたかと思うと、白川総裁に対する記者の質問に「何、もう一度言って」と割り込んだり、いきなり語調を強め「どこだ」と質問した記者の位置を確認するなど、不自然な態度が目立った。

 また「アメリカの対策も……、一応……説明を、説明を……受けましたし」と、かなり遅い口調で語る場面もあった。(以上、引用)

 で、今朝テレビで映像を見たら・・・、びっくりだ。
それにしても記者って、「大丈夫ですか?どうしたんですか?」って、質問しないのかね。

 麻生内閣の支持率は日本テレビの調査でついに9.7%と、一桁に突入した。
調査結果はこちら→http://www.ntv.co.jp/yoron/200902/soku-index.html
そこに来て財務相のこの有様。自公政権の沈没は、はいよいよどうにもとまらない!



 病気の方をたたく気はありません。
一般人なら、心配し同情するところですが、立場が立場の方ですから、もっとしっかりしてもらわなくては・・・。もし、病気だとしても自己管理が問われる立場にありますから。
 
 ワイドショウ並みの記事ですんまっしぇん。





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2009.02.16 | | Comments(4) | Trackback(4) | ・麻生政権

NO.953 麻生VS小泉・・・虚構政権の末路。

 ここ(過去ログ:NO.949 「怒るというより笑っちゃうくらい、あきれた」?)では軽く触れただけだけど、ちょっと詳しく見ておいたほうがいいような・・・。

        鬼 014

 先ずは、小泉純一郎元総理の発言大要

 私は最近の総理の発言について、怒るというよりも、笑っちゃうくらい、ただただあきれているところなんです。
 大体、総理の方針とか、執行部の方針に批判的な意見を若手が出すとね。執行部からは、「後ろから鉄砲を撃つな」という押さえ込みがかかる。
 最近の状況はね、「総理が前から、これから戦おうとしている人たちに鉄砲を撃っているんじゃないか、発言は気をつけてくれ」とよく言っておきました。
 私についてもね、「常識の通じない男」だとか、「奇人変人」とか言っているようだけど、私は自分では常識をわきまえている普通の人だと思っているんです。
 定額給付金の発言についてね、総理は「さもしい」とか「自分はもらわない」とか、いろいろといっていますけどね。この問題についても、私は本当にこの法案が3分の2を使ってでも成立させなければならんような法案とは思っていないんです。
政治で一番大事なのは信頼感。特に総理、総理の発言は信頼がなきゃ選挙は戦えないんです。
 信頼が大事だということを肝に銘じて、何とか難局を切り抜けるように皆さんと一緒に良い知恵を出していきたいと思い、今日は意見を聞かせてもらおうと思った。

 これは12日の「郵政民営化を堅持し推進する集い」での発言。とは言ってもたったの18人。
 息子に世襲し引退をを決めた後も、未練がましくあれこれ画策しているようだが、かつて「超人気」をはくし、自分が決めた郵政民営化にいちゃもんつけられてブチギレタのか・・・。

 当の麻生発言は、「郵政見直し」に触れた一連の以下のもの。
麻生太郎首相の郵政民営化の賛否をめぐる二転三転発言

 昨年九月の自民党総裁選。
「私は郵政民営化を担当した大臣ですから」。
「忘れないでください。私が総務相として担当しておりました。私が担当としてやらせていただきました」。

 そして、半年もたたないうちに、
「四つに分断した形が本当に効率としていいのか、もう一回見直すべき時にきているのではないか。小泉首相の下で、賛成ではなかった。」
「みんな勘違いしていますが、郵政民営化担当大臣ではなかった。郵政民営化担当から、私は反対だとわかっていたので、私だけ外されていました」
「(民営化の閣議決定に)最後までサインをしなかったのでもめた。内閣の一員としてということで(仕方なしに)最終的にサインした」(5日の衆院予算委員会)。

 それに批判の声が上がると、
「2年の間に自分なりに勉強させていただいて、最終的に民営化には賛成をしました」(9日の衆院予算委)。

 そして、10日夜。
「(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と開き直り。
2005年の衆院選に関し「あの時『(郵政民営化関連法案に)四分社化(が盛り込まれていると)知ってましたか』と言われたら、知っている人はほとんどいなかった」との認識を示した。

 さらに「国民が(争点と)感じていたのは、郵政民営化かそうでないかだけだった。(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と、郵政民営化の内容に対する国民の“理解度”の低さを指摘。

郵政民営化とはなんだったのか 
 05年の衆院選は、郵政民営化が唯一最大の争点。選挙に打って出た小泉純一郎元首相が「本当に必要ないのか国民に聞いてみたい」とした郵政法案には、日本郵政公社を民営化し、持ち株会社の下で郵便、窓口、郵便貯金、郵便保険に四分社化する方針が明記され、それは政府の基本方針ともなっていた。

 郵政民営化は、郵貯・簡保など340兆円のものぼる国民の資産を食い物にしようとたくらんだ日米の巨大金融資本の強欲な野望を受け、自公政権が強行したもの。その政権時、自民党政調会長、総務大臣を歴任し、民営化に大きくかかわった麻生総理自身の発言自体が、郵政民営化の破綻をあからさまに証明している。実際、4事業化で簡易郵便局の閉鎖やATMの撤去で、国民生活に不利益をまたらしているし、簡保の資産処理に関しては、それを食い物にするオリックスの不正入札問題など大きな問題が発生している。

「構造改革」路線への反省ポーズ
 あわせて見ておきたいが、鳩山総務大臣は、「地方をここまで苦しめているのは、小泉総理時代の『三位一体改革』が必ずしも正しく無い部分があった」と発言している。

 麻生発言と言い、鳩山発言と言い・・・、これらは、郵政民営化を頂点とする一連の「構造改革」路線が、大企業のぼろ儲け優先で社会保障を初め国民生活をぼろぼろにし、格差と貧困を拡げたこの実態を前に、一定の反省を見せなければ国民の支持がえられないとする思惑の現われと見ていいだろう。

反省のカケラもない小泉発言
 そこにいくと小泉発言は、反省のカケラも無く、過去の「栄光の郵政民営化」にしゃにむに固執する、将に無責任で、息子の席をキープし引退することで「終わった」政治屋の発言以外の何物でも無い!


麻生・小泉バトルは、更に重大な問題を浮き彫りにした。
 つまり、2005年のあの郵政選挙で得た3分の2の自民党議席は、将にウソの上に成り立った虚構の議席であり、虚構の政権ということだ。

 いみじくも森元総理が告白した。麻生発言を擁護して「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」と述べている。

 当事者・関係者自身が「反対」であった郵政民営化を、国民に押し付けて、マスコミも最大限利用しウソで固めて虚構の政権を作ったのだ。

 そうであるから・・・虚構の政権であるからこそ、それを引き継ぐ安倍、福田と二代に渡る政権投げ出し劇が起こり、今や3代目の麻生政権は1割内閣に失墜しているのである。
 
直ちに解散総選挙を
 小泉発言は自民党に激震をもたらし、造反や政界再編に連動するのではないかとの、政局好きの観測が流れているが、小泉が「特に総理、総理の発言は信頼がなきゃ選挙は戦えないんです。」などと、偉そうにいってる場合じゃない。問題の本質はそんなところには無い。

 自民党内の政権たらいまわしを許さず、自らも認めた、虚構の政権は、直ちに解散総選挙で国民の信を問うしか道は無いだろう。
 


 
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2009.02.14 | | Comments(2) | Trackback(2) | ・麻生政権

NO.949 「怒るというより笑っちゃうくらい、あきれた」?

 こんな報道があるよ~、ってぐらいの軽い記事です(笑)。お時間ある方はお付き合いを。
 「怒るというより笑っちゃうくらい、あきれた」そうだ。
過去ログ:NO.947 大将がぶれれば、兵卒は狼狽し・・・。でまとめた、郵政民営化に対する麻生総理の発言に関しての小泉もと総理の話だ。

鬼 007

小泉元首相「怒るというより笑っちゃうくらい、あきれた」 麻生首相の郵政民営化発言に(2009.2.12 産経)

 小泉純一郎元首相は12日、自民党本部で開かれた「郵政民営化を堅持し推進する集い」の幹事会で、麻生太郎首相の郵政民営化発言について「最近の首相の発言には怒るというより笑っちゃうくらい、ただただあきれているところだ」と批判した。

 また小泉氏は、首相に対し電話で「首相や執行部の方針に批判的な発言をすると『後ろから鉄砲を撃つな』という押さえ込みがかかるが、首相が前からこれから戦おうとしている人たちに鉄砲を撃っているんじゃないか。発言には気をつけてほしい」と伝えたことを明らかにした。(以上、部分引用)

 さて、呆れる話だろうか。
麻生総理の、「郵政民営化の中身は国民はあまり知らなかった」という趣旨は、実は正しいのではないか。森元総理も「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」と述べ、批判を浴びた麻生首相を擁護しているが・・・。

 この件に関して、当道場には数少ないコメントだが、「逝きし世の面影 」さんより以下のコメントを頂いた。

正直なのか?アホなのか?
麻生太郎の「(民営化の)内容を詳しく知っていた方(国民)はほとんどいなかった」発言は、首相としても政治家として言ってはいけない言葉ですが、麻生太郎が喋った数少ない『真実』の一つですね。
郵政選挙敗北直後に郵政造反組みの旗頭であった亀井静香が『国民はみんなアホ』と思わず口走って顰蹙をかっていたが、今回の麻生発言と全く同じ意味で『真理を突いた正論中の正論』です。
全くそのとおりで『国民は内容を知らせれず』に投票させられていた。
郵政民営化の本当の意味を説明しようとしていた共産党の志位和夫や国民新党の亀井静香の発言は、司会者であるはずのみのもんたや古舘 伊知郎によって『そんな馬鹿なことが有るわけ無いじゃ有りませんか』と一方的に発言を封じられていた。
真実は封じられ小泉フィーバーと刺客騒動だけが面白おかしく報道(宣伝、広報)され自民党300議席の虚構が出来上がる。これミニファシズムですよ。(以上、引用)

 同感。あの選挙はそうだったとしかいいようがないですね。
小泉劇場は「郵政民営化が改革の本丸!」「改革を止めるな!」だけで、中身は殆ど見せなかったですね。

 と、まあ、麻生総理も本当のことを言うじゃん!と、持ち上げてやろうとしたら・・・あららのら!
こんな記事が目に付いちゃった!これって、今度はタダの駄々っ子! 

首相が本会議を突然退席 「小沢代表だっていない」(2009年2月12日 東京新聞)

 麻生太郎首相が12日、衆院本会議を突然途中退席して官邸に戻り、秘書官や警護官(SP)が慌てる一幕があった。

 議場を出た首相は記者団が「撤収ですか」と質問すると、民主党の小沢一郎代表が欠席していたことに触れ「撤収?小沢一郎なんか最初から最後まで出ていない」と指摘。「なぜ(小沢氏欠席の記事を)書かない? 公平性を欠く」と、小沢氏との「別扱い」にいら立ちを見せた。

 記者団が「立場の重みが違うのでは」と指摘すると、首相は「重みがない人は出なくていいのか。あの人だって首相を目指しているのに」と反論した。

 首相はまず閣僚席に座り答弁した後、自席に移動して質疑を聞いていた。官邸で約40分間過ごした後、再び国会に戻り衆院本会議に出席した。(以上引用)

 居場所がなくなったか。ちょっと可愛そうなくらいだ・・・。前にも進めず後にもさがれず・・・か。

三度目の投げ出しがあるかな?
麻生君、苦しむならおんなじ。解散総選挙を宣言しなさい!



 
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2009.02.12 | | Comments(3) | Trackback(3) | ・麻生政権

NO.947 大将がぶれれば、兵卒は狼狽し・・・。

麻生内閣の支持率、落ちるところまで落ち、もはや自民党支持層も離れているようだ。
史上最低の支持率?早くやめて総選挙を!

内閣支持率

 この人の迷走・ぶれようは、政策や見解に対する評価以前に、まずはリーダーとしての資質にかけるということではないか。

 郵政民営化の賛否をめぐり、発言を二転三転させている麻生太郎首相。本人の弁解に関係なく、くるくる変わっている。

 昨年九月の自民党総裁選。
「私は郵政民営化を担当した大臣ですから」。
「忘れないでください。私が総務相として担当しておりました。私が担当としてやらせていただきました」。

 そして、半年もたたないうちに、
「みんな勘違いしていますが、郵政民営化担当大臣ではなかった。郵政民営化担当から、私は反対だとわかっていたので、私だけ外されていました」
「(民営化の閣議決定に)最後までサインをしなかったのでもめた。内閣の一員としてということで(仕方なしに)最終的にサインした」(5日の衆院予算委員会)。

 それに批判の声が上がると、
「自分なりに勉強させていただいて、最終的に民営化には賛成をしました」(9日の衆院予算委)。

 そして、10日夜。
「(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と開き直り。
2005年の衆院選に関し「あの時『(郵政民営化関連法案に)四分社化(が盛り込まれていると)知ってましたか』と言われたら、知っている人はほとんどいなかった」との認識を示した。

 さらに「国民が(争点と)感じていたのは、郵政民営化かそうでないかだけだった。(民営化の)内容を詳しく知っていた方はほとんどいなかった」と、郵政民営化の内容に対する国民の“理解度”の低さを指摘。

 05年の衆院選は、郵政民営化が唯一最大の争点。選挙に打って出た小泉純一郎元首相が「本当に必要ないのか国民に聞いてみたい」とした郵政法案には、日本郵政公社を民営化し、持ち株会社の下で郵便、窓口、郵便貯金、郵便保険に四分社化する方針が明記され、それは政府の基本方針ともなっていた。

 郵政民営化を推進しながら、「反対」「賛成」で、発言をコロコロ変える首相の姿勢は無責任きわまりない。
 国民に対しては無論だが、自民党内でも、「悪者になりたくない」という自己保身の根性が見えみえで、さらに求心力はなくなっていくであろう。
 一連の発言について、自民党内からの批判も強く、麻生総理は小泉元総理に電話で釈明し、郵政民営化を推進する意向を伝えたそうだが・・・。

 自民党の早川忠孝法務政務官は、自身のブログ、政界再編の中で生き残りをかけるために、「辞任」を表明し、わずか4時間で撤回する有様だ。

いよいよ、自立の道を歩むときが来た。
1ヶ月ほど早かったが、今日からは私自身の旗を掲げることにする。
小泉、安倍、福田、麻生と4人の総理の下で政治を学んできた。
清和政策研究会で森元総理の話を間近に聞いてきた。
初めて国会に議席を得てから既に5年が過ぎている。
当初は無我夢中、暗中模索だったが、どうにかここに来て自分の立ち位置が見えてきた。
自分がどう動けば、どう世の中が変わるか。
その手応えが分かるようになった。
もう、人の指図に盲目的に従うことはない。
自分がこれから一番役に立つ道を、自分で選ぶ。
そのことを今日、皆に伝える。

自立する宣言である。
これだったら、麻生内閣の新たな波乱要因などにはならないだろう。
予算が成立して私の責任を果たしたら、その時点で大臣政務官を辞任させていただくつもりだが(なお、この点については、森法務大臣から慰留があり、まだ私の仕事が終わらない、ということで、撤回させていただいた。)、これは別に造反でもなんでもない。
単なる、自立の意思表示である。

既に自民党の多くの国会議員は、自立の道を歩んでいる。
既成の派閥に所属している人もそうでない人も、それぞれ自分の歩む道を懸命に模索している。
私は、日本の政治を安定した軌道に乗せていくためには、どうしても政界の再編が必要だ、と訴えている。
衆議院の解散総選挙の前後の政界再編のために、新党の設立も視野に入れて、それぞれ自立の道を歩まなければならない、と言っているだけである。(以上、部分引用)


 自民党はもう、迷走丸、風前の灯?
日本丸の舵取りは不能だ。すぐに、解散総選挙を行うべきだ!

ついでにこんな話もある!きりがなく出てくるよ、自民党。
森氏「民営化賛成、小泉さんだけ」 首相の郵政発言を擁護nikkei nett

 自民党の森喜朗元首相は11日、麻生太郎首相が郵政民営化について「賛成ではなかった」と発言したことについて「胸を張って『民営化して正しい』と思った議員は、私は小泉純一郎元首相だけだったと思う」と述べ、同発言で批判を浴びた首相を擁護した。徳島市内で開いた同党参院議員の国政報告会で講演した。

 首相が2005年の郵政解散に関して「あのとき4分社化を知っていた人はほとんどいない」との認識を示したことにも、森氏は「よっぽどの専門家でないと分からなかった」と指摘。一方で「少し分が悪くなると浮足立って、自民党の悪口を言って『野党と協力して新しい旗の下に政党をつくる』と、結構な(立場の)人まで言うのは残念」と述べ、中川秀直元幹事長を念頭に党内の政界再編志向組をけん制した。(11日 22:32) (以上、引用)



 
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2009.02.12 | | Comments(2) | Trackback(1) | ・麻生政権

NO.916 2兆円にのぼる無駄金で選挙買収が始まる?買収されずにどう使おうか、給付金。

 2兆円にものぼる無駄ガネが、「選挙買収資金」としてばら撒かれることが決まった。国民の7~8割が反対しているにもかかわらずだ。第二次補正予算は他にも、大銀行への公的資金を投入する一方で、深刻な雇用対策はわずか1600億円、中小企業対策も不十分なもの。

神社 004

与党のごり押し、民主の腰砕け 
 政府与党のごり押しによる許せないものだ。迷走内閣は暴走内閣へと変身をとげている。
一方参院で多数を占める民主党の腰砕けが、与党の暴挙を許す形となったことも、冷静に見ておかなければならない。

 両院協議会に持ち込んで異論を唱える前に、なぜ民主党は野党4党で合意した参院での徹底審議を貫かず、与党の採決ごり押しを許したのか。この腰砕けの不可解さについては、前にも書いた。

参考過去ログ:NO.911 定額給付金 今日にも成立・・・民主党、「急転直下」の原因は?

 総務省予算では定額給付金を給付するために必要な経費が2兆395 億130万円(給付金額1兆9,570 億円、給付に要する事務費825億130万円)だそうだ。事務経費だけでも825億円!これだけあれば医療や福祉のためにどれだけのことができるだろうか。
例えば、障害者自立支援法で強いられている受益者負担分は320億円。すぐにでも全国の障害のある人たちの切なる願いに応えられる金額を大いに上回っている。
 
 いろいろ考えられるが、2兆円もあれば経費もかからずすぐに実施できて効果を発揮する、消費税の引き下げが一番!と主張してきたのだが・・・。

 今更ながら、民意とかけ離れたことが決まる国会とはなんなのかと怒りが湧いてくる。ここにも解散総選挙の必要性が証明されている。

どう使おうか、給付金
 さて、給付金は新年度に入ってからだろうか?生活支援にもならない、消費刺激にもならないこのお金。皆さんはどう使いますか?

 この定額給付金推進役となった公明党などは、狙い通りに学会員に寄付を求めるだろうな。「公明党が皆さんのために給付金を実現しました。「生活を守るのは公明党です」。「給付金は公明党に寄付を」・・・なんて。

 カナダde日本語さんのところで知ったんだが、「定額給付金の寄付呼び掛け 茨城県医師会が、民主候補に献金」というのもあるらしい。
 
 他には、連合は失業者支援のためのカンパを呼びかけているようだが。

作業所支援に
 かくなる上は、私は障害者作業所の運営費のために「陶友」にカンパしようと思っている。
4月から、非正規職員の正規職員化を予定している。そのための財源に充てたい。新しい職員の賃金を上げ、「可処分所得」を増やし大いに消費に貢献して欲しい・・・とか。とは言っても、福祉労働者の賃金は知れたもので、どれだけの「可処分所得」が手に入るか?(涙)「可処分所得」と言えば聞こえがいいが、ド貧困な今よりは少しはましな生活ができるぐらいだろうが・・・。

 根本的には、福祉予算の増額で、安心して責任を持って働ける福祉労働者の賃金を保障することにあるのだが・・・。

 みなさん。それぞれ自由に使われることでしょう。 くれぐれも自公与党に買収されませんように・・・。


  お薦め関連ブログ:どこへ行く、日本。「<ごり押し与党/不可解民主>第二次補正予算案審議 十分なされていない 」

 


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2009.01.28 | | Comments(1) | Trackback(2) | ・麻生政権

NO.885 景気対策、雇用対策・・・同じ資本主義でもこう違う。

 日本の資本主義とヨーロッパの資本主義の違い。ルール無用か、ルール有りか・・・最近の日本とドイツを比べて見てみよう。
ひとつは政府の経済政策、そしてひとつは雇用に関する大企業の対応。

成人 001

景気対策について
 先ずは日本政府の経済対策について。
自公両党は、昨日の衆院本会議で第2時補正予算案を強行採決し、参院へ送った。
2割の支持の政府が、7~8割の反対の法案をごり押ししたもので、その内容たるや、およそ経済対策には程遠いものだ。

 迷走に迷走を重ねる2兆円に上る迷走給付金は、景気対策どころか「選挙目当ての買収金」といわれても仕方ない代物。しかも2011年の消費税増税とセットだ。
 また、公的資金でばくちをして損をした金融機関を支援する内容や、ちゃっかりと自衛隊の精密誘導弾の新規導入経費まで盛り込んでいる。
 今政治がなすべき最大の課題である、雇用対策は規模内容ともに”へのツッパリ”にもならない!

こうした予算をわずか3日の委員会審議で強行する。(これだけはスピードありだな!)対策の中身もやり方も「ルールなき資本主義」。

 一方、ドイツの連立与党、キリスト教民主・社会同盟と社会民主党は13日、総額約500億ユーロ(約6兆円)の追加経済対策を発表した。

 内容は、低所得者向け減税に90億ユーロ(1兆800億円)、公的医療保険料減額が約90億ユーロ(1兆800億円)。長期失業者で6歳から13歳までの子どもがいる世帯への給付金引き上げ。ガっこ欧・大学の教育予算増額に180億ユーロ(約2兆1600億円)・・・など。期間は7月から2010年末まで。昨年11月の銀行支援総額500億ユーロとあわせてとあわせて、1000億ユーロ(約12兆円)は、ヨーロッパ最大規模となる。

 低所得者向けの負担軽減で景気を刺激する、日本とはまったく逆の方法だ。
同じ資本主義でこうも違う、どちらに道理と未来があるのか?

雇用対策について 
 次に、雇用に関する大企業の対応については、日本はご存知の通り。多額の内部留保を抱え込んだまま、さもしい根性で無慈悲な派遣・非正規きりを推し進めている。

またしても、ドイツの例を紹介しよう。(記事の紹介だけでご勘弁を)

ドイツ30大企業と労相 解雇回避声明
「あらゆる手段を完全に行使」
(赤旗)

--------------------------------------------------------------------
 ドイツの上場大企業30社の人事担当役員とショルツ労働社会相(社会民主党)は9日、ベルリンで会合を開き、30社が今年は景気悪化のなかでも会社都合の解雇を回避するために全力を尽くすとの共同声明を発表しました。
--------------------------------------------------------------------
 共同声明は、各社が「2009年に会社都合の解雇を回避するために、雇用確保のためのあらゆる手段を完全に行使する」ことを誓約しています。

 この日の会合は昨年12月19日に行われた労相と30社との第一回会合に続くもの。第一回会合でショルツ労働相は企業側に解雇回避の言明を強く要求、今回の会合での回答を迫っていました。会合に参加したのは、ドイツ株価の指標となるDAX(ドイツ株価指数)に名を連ねる大企業30社の役員。

 大手電機機械会社シーメンスのレッシャー社長兼最高経営責任者(CEO)は「経営者として信用と信頼のメッセージを発信しなければならない。われわれは従業員にこれまで意欲を与えてきた。そしてこの困難な時期にその意欲を維持し、それを企業に反映させなければならない」と語りました。

 大手自動車会社ダイムラーの人事担当役員ギュンター・フライヒ氏は、この声明は「高い優先順位を持つものだ」と言明、「今日の状況の下で従業員と国民のなかで信頼を醸成する」必要性を強調しました。(以上、引用)





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2009.01.14 | | Comments(2) | Trackback(6) | ・麻生政権

NO.856 「御名御璽(ぎょめいぎょじ)」感覚で政権にはしがみつく・・・麻生総理の年頭記者会見。

 麻生太郎首相は4日、年頭記者会見を行った。

「新年あけましておめでとうございます。それぞれに良い正月を迎えられたことと存じます。」で始まるあいさつ・・・。

 一体どういう神経をしているのだろうか。大晦日から始まった「派遣村」では、食と住を求める長蛇の列ができ、明日からどうして生きていけばいいのかという不安の声は募るばかりだ。「あけましておめでとう」と口にするのも、ちょっと引っかかるというのが私たちの感覚だがこの人は、堂々と「良い正月を迎え・・・」という。
 
 あの派遣村が、政治災害の被害者の群れであり、その政治の責任者であると言う自覚のカケラも感じない麻生総理の発言は空虚に響き、どこの国の総理大臣かと改めてあきれ返るばかりだ。

 しかも、その次が、「今年は今上陛下即位20年、ご成婚50周年、金婚式、誠におめでたい年であって、国民をあげてお祝いを申し上げたいと存じます。」だ。首相就任時の所信表明演説、「かしこくも、御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき・・・」が思い出される。彼の中ではやっぱり天皇が中心なのだろう。
    参考過去ログ:No.621 麻生太郎、「かしこくも、御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき・・・」

安心・・・

 そして、「安心して暮らせる日本。活力ある日本。この思いを年初め字に込めたいと存じます。」と書初めのパフォーマンス。書が得意だそうだが、決していい書でもない「安心 活力」の四文字を掲げて見せた。

 そして、「『悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである』。好きな言葉であり、ある哲学者の言葉です。未来は私たちが創(つく)るもの。我々が創る。未来は明るい。そう信じて行動を起こす。そうした意志こそが未来を切り開く、大きな力になるのだと思っております。国民の皆様のために明るい日本をつくりたい。そう強く考えております。以上です。」と結んだ。・・・経済や暮らしの不安も気分次第・・・総理にとっては、この国の「危機」もよそ事である。

 さらに、次期総選挙の争点に景気対策と共に、消費税増税を掲げることを改めて次のようにはっきりと言い切った。
 「また次に国の将来に対して責任を持つ、ということも大事なことだと思っておりますが、今日本としては中福祉をいうのであれば、中負担ということがどうしても必要だということで、私は景気回復の後に消費税の増税をお願いする、ということを申し上げました。無責任なことはできない。そういうのが政府・自民党だと、私はそこを一番申し上げたいと思っております。」

  国民が求める解散総選挙には、2009年度予算と関連法案の早期成立が重要だとし、「それまで解散は考えていない」と述べ、「まず基本的には、解散は最終的にだれが決断するか。総理大臣が解散を決断します。すなわち麻生太郎が決断をします。」と、政権にしがみつく姿勢を改めて強調した。

 いよいよ今日から150日間の通常国会が始まった。
冒頭で、野党が共同で「非正規労働者の衣食住と雇用の確保、生活保護の支給などを求める決議案を提出するとそうだ。大いなる共同の力を発揮して、麻生政権を解散総選挙に追い込まなければならない。

 国会の動きを注視しながら、今年も政治に物申すさやかな主権者としての取り組みをこのブログでも続けたいと思う。皆さん、本年もよろしくお願します。
 


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2009.01.05 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・麻生政権

NO.849 立場の問題でしょう。

 麻生総理は、閣僚達と忘年会をやって「発言に問題もあったなあ」などと、気にしていたらしい。
まあこの人の「失言」にはみんな呆れて、よく話題になった。

 誤解の無いように・・・、人並みに年の瀬らしい気ぜわしさと忙しさの中にあるんだが、こんな記事が見つかってしまって、何か言いたくなった。

麻生はローワーク

国内 麻生総理 職探す若者に「目的意識がないと」の是非 (アメーバニュース 12.23)

 麻生太郎首相が19日、渋谷のハローワークを視察した際に、職を探す若者に対して「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと雇う方もその気にならない。何をやりたいか決めないと就職は難しい」などと語ったことに対しネットで賛否両論だ。

 争点は、雇用危機でやりたい仕事ができない現状で、ハローワークに来ている人達に対する麻生首相の発言は適切なのか、という点である。

 発言に対し、適切とするコメントとしては、「ちゃんと、やる気をアピールしろよ!ってことを言いたかったのでは?別に失言じゃないだろ」などがある。一方、不適切とするコメントとしては「就活に疲れ、ようやく働き口を見つけたのに簡単に切られ、疲弊しながらもなんとか仕事を求めてやってくる人に対しての言葉じゃないわな」などが寄せられている。

 なお、テレビではコメンテーターが「今の状況を分かっていない!」などと非難轟々だった。だが、流れた映像では「どうせなら六本木とかおしゃれなところで働きたい」と若者が楽観的に語っていた内容が抜けていたとの指摘もあり、断片的な会話から麻生総理を非難する人々に対しても疑問の声が出ている。・・・以上、引用。

 実は先日の職場の忘年会で、この発言が話題になった。
「行くところもなく、選べないで困っていると言う人たちの立場がわかっていない、ひどい」というのがみんなの一致した意見だった。

 ネットでの世間の意見は、ここで始めて見るわけだが・・・。成る程そういう見方もあるものか。
気の優しいおじさんがアドバイスしているのならともかく、一国の総理大臣だろう。立場と言うものを考えればどうあるべきかは、言わずもがな。

 「君がしっかりしないから、仕事が見つからないんだよ。そうなったのも自己責任じゃないか」と言ってるようなものだ!溺れかかり藁にすがろうとするものを、棒で突き放す・・・。

 お気楽に忘年会などやってる場合か!今この瞬間にも、今日寝るところが見つからずに路上を彷徨う民がいるのだ。


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2008.12.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・麻生政権

NO.835 社会保障費毎年2200億円削減問題は、どう決着したか。

 社会保障費毎年2200億円削減問題は、どう決着したか。
20日に公表された来年度予算財務省原案は、社会保障費削減 を230億円に“圧縮”した。

雨 004


 政府は、表向きは、「毎年2200億円を削減する路線」の旗をかかげつつも、国民の強い批判と怒りの前に、実質の削減幅は230億円に“圧縮”せざるをえなかった。

 小泉純一郎内閣時代に決められたのが、「2200億円の削減路線」。
高齢化などによる医療・年金・福祉予算の「自然増」分をも削る強引なやり方が国民の批判を浴び、政府・与党内からさえも、「削減路線は限界」との声が公然と上がってきた。

 無視しがたい世論を前に、政府は、社会保障財源そのものを拡充することはせずに、一時しのぎの財源を当てることにした。その財源探しも迷走だった。

迷走の後の継ぎはぎ
 はじめは「たばこ増税」で1000億円程度を捻出しようとしたが、「取れるところから取る」という安易なやり方に批判が集中し、すぐに断念。代わって、年金特別会計の「埋蔵金」から1320億円をひねり出し、それでも不足する分を道路特定財源から60億円回すという、つぎはぎだらけの財源確保策となった。

 その結果、社会保障費自然増分の削減幅は230億円に圧縮されたというわけだ。その分は後発医薬品の使用促進によってまかなうらしいが。・・・どうしても「削減方針」だけは変えないというこだわりの結果だ。

 社会保障費の年2200億円の抑制の見直しを変えない限り、一時しのぎのやり方は、次の年に削減額の拡大という形で、ツケとして回ってくるに違いない。

 「削減圧縮」に使われる「埋蔵金」も一時的な手当てにすぎず、「埋蔵金」の先には「恒久財源」として消費税増税の路線がはっきりしている。

 社会保障予算は02年以来削減され、今や当時に比べ年間1兆6200億円削減という規模になっている。

 継ぎはぎ、一時しのぎの対応を余儀なくされた事実は、「2200億円削減のシーリング(概算要求基準)」そのものの破綻であり、この枠組みの中ではまともな、医療や介護、年金などあらゆる社会保障や福祉ができないことを物語っている。

二つの聖域のメスを入れてこそ
 しかし、自公政権にはこの行き詰まりの前には迷走しかない。今回の予算作りの迷走は、自公政権の「視界」に基本的な問題がある。彼らの視界には、やっとこさの「埋蔵金」しか見えない。(埋蔵金を、国民の暮らしのために取り崩して使うこと自身には、反対というわけではない)

 つまり、年間5兆円に上る軍事費と、大企業・大資産家への優遇税制は「視界」にないのである。この二つを聖域にして、次には国民の懐から消費税増税などという政治は、許されてはならない。
 
 批判の高まりの中で選挙を控えて、「削減路線」をごまかす政府・与党のやり方は、国民の望むほうとは正反対にあると言わねばならない。


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2008.12.23 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・麻生政権

NO.832 小泉路線を引き継ぐ、亡国・棄民の予算案。

 政治について書こうとすると、どうしても報道を追いかけてしまう。時間的にしんどいから、徐々にスタイルを変えないといけないなと思う。・・・が、これは一言まとめておくべきだろう。来年度予算の財務省原案について。

ロウバイ4

 一言で言えば、小泉構造改革の「骨太方針 2006」を土台にしたもの。
社会保障を切り詰め、軍事費を聖域にし、大企業減税を続け、最終的な帳尻は消費税増税で合わせようとする路線上のものだ。

   予算3

 一般会計の予算額は88兆5480億円と過去最高。景気悪化に伴う税収減で、公債依存度は37.6%。 政策実行に当てる一般歳出は51兆7310億円。

予算2

 暮らしを圧迫、大企業・大資産家優遇とアメリカべったりは変わらず・・・。
 海外子会社の利益非課税化や証券優遇制度の延長で空前の儲けの中でも、派遣きりの無法を繰り返す大企業や大資産家を応援し、軍事費は5兆円規模を維持し、グァム新基地の建設費を盛り込み米軍再編には3.5倍増額だ。

 一方で、」「社会保障抑制は限界」との世論に押され、抑制額を230億円にとどめた。しかし、これは小泉以来の抑制路線を変えるものではない。一時的に「埋蔵金」で埋め合わせをして、帳尻を合わせるに過ぎない。一時しのぎを続け「抑制は限界」という世論を逆手にとって、消費税増税をもくろんでいる。

 予算

 自公政府は増税や社会保障の改悪で、年間13兆円もの負担増を国民に押し付けてきた。1年限りの2兆円のへのツッパリにもならない「定額給付金」でごまかし、一生のしかかる消費税増税をねらっている。

 小泉構造改革」を根本から変えない限り、凍りついた内需を溶かし景気回復を進めることは望めない。国民の暮らし福祉、中小企業を守る予算に切り替えること。そのための試金石は、年間5兆円の軍事費と7兆円の大企業・大資産家向け減税にメスを入れるかどうか・・・。
自公政権では、望めないことは明らかだ。総選挙で新しい政治への選択が求められている。


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2008.12.21 | | Comments(1) | Trackback(1) | ・麻生政権

NO.805 麻生総理への進言・・・起死回生の「消費税減税を」。

 麻生さん、珍しくしおらしいことを言っている。
この表情、この話しぶりからするとかなり応えているようだ。

首相「すべて私の責任」 内閣支持率急落(東京新聞 2008年12月8日 22時48分)


asou.jpg
 記者の質問に答える麻生首相=8日夜、首相官邸 寝不足で目がはれている?それとも飲みすぎ?

 麻生太郎首相は8日夕の自民党役員会で、内閣支持率の急落に関し「これはすべて私の責任だ」と明言した。

 内閣支持率については「厳しい数字だ。景気、特に雇用対策が不十分だという意見だと思っている。きちんとした政策でそれに応えていく」と経済政策に最優先で取り組む方針を強調した。

 同時に「今、特に閣僚が(問題がある)という話はないから、基本的にそう(自らの責任と)考えるのが順当だ」と述べ、自らの政権運営が支持率急落を招いたとの認識を表明した。


同郷の山崎拓には、ここまで言われた。
遅きに失したとはいえ、山崎拓の提言は正論だ。最初からそうすればいいものを。
ここにも国民世論の力が働いている。(政治を見るときはここが大事!)

麻生政権に解散の力ない」=定額給付金撤回を-自民・山崎氏 時事ドットコム(2008/12/08-20:19)

 自民党の山崎拓前副総裁は8日夜、都内のホテルで講演し、内閣支持率の急落に関して「今、衆院解散・総選挙をやれば自民党は『大政奉還』せざるを得ない。もはや解散する力は現在の麻生政権にはない。失地回復は難しく、かなり思い切った政策転換をしないといけない」と指摘した。
 その上で、追加経済対策の柱となる総額2兆円の定額給付金について「思い切って見直したらいい。2兆円があれば非常に多くのことができる。これは乱暴な使い方だ」と述べ、麻生太郎首相に撤回を求めた。 
 2兆円の別の使途としては、「例えば全国の小中学校の耐震工事を一斉に行うなら地域経済のカンフル注射になる」と述べる一方、社会保障や雇用対策に充てるべきだと主張した。(了)

しかし、「政局より政策ということに全く変わりはない。予算案をきちんと仕上げるのが政策だ」と繰り返すばかり。そいじゃいかんばい!

 麻生さん、「経済対策はスピードが大事」といってたではないか。
ならば消費税減税でしょう。

 イギリスでは、12月1日から付加価値税(消費税)が17.5パーセントから15パーセントに引き下げられた。約1兆700億円。11月24日に発表してすぐに実施。スピード満点!クリスマス商戦に財布がゆるんでいるという。

 もともとイギリスの消費税は、日本とは大違いで低所得者に配慮されたもの。食料品、水道水、新聞、書籍、医薬品、居住用の建物の建築、障がい者用機器などの生活必需品は税率ゼロなのだ。低所得者へは、減税を恒久化し減税額を更に引き上げるそうだ。
 他方で、高額所得者(年収2100万以上)には、来年より、40%の税率を45%に引き上げると言う。

 ダーリング財務相は、これらの対策は「もっとも公平な方策」と強調。・・・イギリスの経済危機乗り切り策は、庶民や中小企業を守ることから。

 一方EUも「欧州経済回復計画」を発表。各国に消費税(付加価値税)や労働者の所得税減税を勧告している。消費税減税は「すばやい導入が可能」「財政的刺激を与えて消費を支える」と効果を評価している。(これは12月のEU首脳会議で決まるが・・・)

 「経済対策はスピードが大事」でしょう。あれから、どれだけ迷走するやら・・・。
2兆円ばら撒くなら、消費税1%下げて2.5兆円の方がはるかに効果があるのでは?あるいは食料品非課税に。・・・山崎さんの意見よりもよりいいでしょう?

 今すぐに提案すれば、支持率も挽回基調に向かうでしょう。(・・・なことないか・笑)

ん~~ん、反対する者は、財界と財界を向いた政治家どもでしょうね。 
 


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2008.12.09 | | Comments(21) | Trackback(0) | ・麻生政権

NO.802 麻生さん、名誉回復のために全国民にクリスマスプレゼントを!

 支持率軒並み20%台、麻生総理の心中やいかに?

内閣支持率23.9%、異例の急落 TBS 12/8
麻生内閣の支持率半減21%…読売世論調査 読売新聞 12/7
毎日世論調査:内閣支持21%に激減
「首相に」 も小沢氏 毎日新聞 12/7
内閣支持率25%に急落 党首力で小沢氏が逆転 共同通信 12/7
【FNN合同世論調査】 内閣支持率急落、27・5%
「首相にふさわしい」 も小沢氏に軍配 産経新聞 12/1
内閣支持率31%に急落 日経世論調査 日経新聞 11/30
内閣支持22%、「首相適任」 小沢氏逆転 朝日世論調査 朝日新聞 12/7

麻生支持率

 朝日新聞社が6、7の両日実施した全国世論調査(電話)によると、麻生内閣の支持率は22%で、前回調査(11月8、9日)の37%から急落した。麻生首相と民主党の小沢代表のどちらが首相にふさわしいかの質問でも、麻生氏を挙げる人は30%(前回49%)に大きく下がり、小沢氏の35%(同23%)が初めて上回った。「選挙の顔」としての首相の優位性は完全に失われ、発足2カ月余りですでに政権末期の様相だ。

 内閣支持率は、福田内閣末期とほぼ同じ水準にまで一気に下がった。不支持率は64%(前回41%)。その理由では「政策の面」が63%に達する。自民支持層でも内閣を支持する人は54%(同72%)にとどまり、「麻生離れ」が進んだ。無党派層の支持も11%(同26%)に下がった。

 麻生首相に「実行力がある」とする人は21%で、「そうは思わない」の68%が圧倒した。発足当初は「実行力がある」が54%、「そうは思わない」が28%だった。

夕日

麻生内閣の支持率20%台前半に、政府・与党は大きな衝撃を受けている。
 「厳しいな」(自民党 笹川 堯 総務会長)
 「不適切な発言等がその原因になっているかと思う。大変に厳しい数字だと思う」(公明党 斉藤鉄夫 環境相)
 「謙虚に受け止めたい。麻生内閣の政策を進め、具体的な結果を導き出すことにより、国民の支持、理解を深めたい」(河村建夫 官房長官)
 自民党内からは、「麻生総理があまりにも常識に欠ける発言を繰り返したからだ」と、支持率低下は麻生総理の資質が原因とする見方が出ているほか、「すぐに選挙をすべきだった。総理を代えないと選挙は戦えない」などといった声があがっている。


 更に、以前の調査では、「解散・総選挙より景気対策」が多かったがが、麻生内閣の景気対策の愚策・迷走ぶりを前に、多くの国民は「もう解散・総選挙しかない」と考え出してきている。

 自民党内では、麻生離れが進んでいる。
 「 自民党の国会議員の7~8割は麻生政権で選挙をやって与党でいられるか疑問を持っている。麻生政権は政治的にも経済的にも崖っぷちにたっている」(石原伸晃幹事長代理)

 「経済界では政界再編が望ましいと思っている割合が大きい。政界でも段々増えている」政界再編に動くかどうかは、「選挙が終わったその瞬間に判断する」、「経済危機を突破するために冒頭解散を先送りにしたのだから、2009年度当初予算と関連法案の成立までは解散すべきじゃないし、出来ない」(中川元幹事長)

 「他人の弱みに付け込んで足を引っ張るのは、まともな人のやることではない。こう言う人は自民党からどんどん逃げ出してもらいたい」(町村前官房長官)

・・・ドロドロだ。
「首相が『自分は辞めるし衆院も解散するから法案を通してくれ』と言えば、野党との話し合いが成立するかもしれない。そうなればその直後に総選挙が行われると言うことになる。」「地方議員や首長を含め『麻生さんでは戦えない』と言う声が大きくなれば、首相も考えざるを得ない・・・それでも自民党は厳しい」・・・ある自民党幹部の発言らしい。

・・・ほんとに崖っぷち。
でも、3人続けて投げ出すわけにも行かないだろう。
こんな時総理はなにを考えているんだろうなと思ってしまう。
ホテルのバーで黄昏ているんだろうか?円形脱毛でもなるんじゃ無いだろうか?鬱にでもなるんじゃ無いだろうか・・・?まさか、首つったりはしないだろうな・・・。

助け舟でも出してやらなきゃ。かくなるうえはウルトラCしかないだろう。
即ち、全国民が望むクリスマスプレゼントで、名誉挽回だ。
麻生さん、「クリスマス解散」を断行したらどう?
そうすれば少しは認められるだろうに、・・・これではあまりにも可愛そうだ。
・・・ま、並の神経じゃないから、俺が心配してやらなくてもいいか・・・。


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2008.12.08 | | Comments(1) | Trackback(3) | ・麻生政権

NO.782 麻生総理の「暴言、失言追っかけ」ではありませんが・・・。

 もう何をかいわんや。
この人の暴言を追っていたら毎日書かなければならなくなるぐらいだ。当ブログにアクセスする「検索キーワード」の上位6件のうち4つまでが「麻生総理 失言」の類だよ、ったく。

 でもこれは「暴言」だが「失言」ではない。総理はわかりやすく国民に政治を語らなければならない。その点では合格!

首相、何もしない人の分なぜ払う 医療費で発言(東京新聞2008年11月27日 00時36分)

 「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」
同窓会に出席した経験を引き合いに出しては、「(学生時代は元気だったが)よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる」
「今になるとこちら(麻生首相)の方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからだ。私の方が税金は払っている」
「努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブ(動機づけ)がないといけない」

 ・・・社会保障制度と税財政の抜本改革などを議論した20日の経済財政諮問会議での発言だ。
この会議、「医療費や社会保障費削減をしなればならない」路線だから、ついつい仲間意識が出て、警戒心なくペラペラ本音を出したんだろうな。

 19日の全国知事会議で「医師は社会的常識がかなり欠落している人が多い」と発言し、陳謝したばかりなのに。

 更に、努力して健康を維持している人が払っている税金が、努力しないで病気になった人の医療費に回っているとの見解を示したということだ。病気になるのは本人の不摂生のためだから、そんなのに同じように医療費を使うことはならん!ということだ。

 その後、発言が明るみになりまたまた陳謝したらしい。
首相、医療費発言を陳謝 鳩山氏「資質に疑問」(東京新聞 2008年11月27日 13時56分)

「今、病の方の気分を害したならおわびします」
「(病気の)予防をきちんとすべきだというのが趣旨だ。予防に力を入れると医療費全体が収まる」
「ただ、先天的な(病気の)人や追突事故をされた人もいるから」・・・

 女房役も苦労しているようだ。河村官房長官は、首相の相次ぐ問題発言を「一つの個性」と擁護。「首相はああいう性格だから、いろんな発言はこれからもあるだろう」と述べたという。

 ところで、これは麻生総理個人だけを責める問題でも無い。代表して政府の医療に対する考えを述べたということだ。
 
 ちょっと手元になくてあいまいだが、確か「健康管理は国民の義務だ」と謳った法律が出来たはず。
「健康は自己責任に関わる問題。健康管理は国民の努力義務。努力義務違反の病人は、自己責任。」って奴。
そういう病気の人は、自分で負担して治療しなさいね、となる。
そのうち、生活習慣病の糖尿病なんかは、保険診療から外しますよ。だって生活習慣が悪いのは、あんたの責任でしょ?!(この「生活習慣病」という呼び方が曲者だね、使われ方によっては)

今後は、後期高齢者医療制度だけでは終わらない。
次は、メタボ医療制度を考えてる(?) メタボの人だけの保険制度。 もちろん、保険料は高いよ。その原資だけでやるよ。
不摂生で健康の自己管理もろくに出来ずに、病気になった奴を、何で国が面倒見る必要があるんだ?税金からの持ち出しはなしの、自立したメタボたちだけの保険制度。

・・・ま、そんなことをしながら、民間の保険会社が上手な保険制度を作ってくれるでしょう。
自由競争がサービスを良くしていくから、金さえあれば安心でしょう。・・・、競争原理って奴。

 医療費を抑制して、「持続可能な制度」を作らねばならないのだ。つまり、公的医療制度の縮小は既定の路線だ。

 野党は「公的医療保険制度を理解していない」「首相としての資質が問われる」と厳しく批判している。それは当たっている、・・・が、もうそのレベルを超えるね。

 競争と自己責任が好きなのは、橋下徹だけじゃないからね。いまだ、新自由主義路線の構造改革にしがみつく麻生太郎なら、マジで考えているんじゃない?そう言ってるもん。
だから、真正直な「マジ発言」なのです。


追記(11.28):経済財政諮問会議での麻生総理の発言

 67歳、68歳になって同窓会に行くと、よぼよぼしている、医者にやたらにかかっている者がいる。彼らは、学生時代はとても元気だったが、今になるとこちらの方がはるかに医療費がかかってない。それは毎朝歩いたり何かしているからである。

私の方が税金は払っている。たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の金を何で私が払うんだ。だから、努力して健康を保った人には何かしてくれるとか、そういうインセンティブがないといけない。予防するとごそっと減る。

 病院をやっているから言うわけではないが、よく院長が言うのは、「今日ここに来ている患者は600人ぐらい座っていると思うが、この人たちはここに来るのにタクシーで来ている。あの人はどこどこに住んでいる」と。みんな知っているわけである。あの人は、ここまで歩いて来られるはずである。歩いてくれたら、2週間したら病院に来る必要はないというわけである。その話は、最初に医療に関して不思議に思ったことであった。

 それからかれこれ 30年ぐらい経つが、同じ疑問が残ったままなので、何かまじめにやっている者は、その分だけ医療費が少なくて済んでいることは確かだが、何かやる気にさせる方法がないだろうかと思う。



 医療削減ありきの医療切捨て政策を、「健康は自己責任」というイデオロギーで包み込み、公的医療保険制度を切り崩し、私保険化へ地ならしをめざすものである。こう言う人にこの国の医療や社会保障を任せられないのは明らかでは無いか。



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2008.11.27 | | Comments(4) | Trackback(7) | ・麻生政権

NO.711 麻生総理またも暴言!・・・「医者は社会的常識欠落した人多い」。

 麻生太郎、またも本音で暴言!度し難いアホ!
もしかしたら親族経営の医者の出来が相当に悪いのかもしれないが、一国の総理がこういう認識では、お医者さんはじめ医療関係者ははらわたが煮えくり返ることでしょう。

近所紅葉11171820


首相「医者は社会的常識欠落した人多い」 会議後に謝罪(asahi.com)

麻生首相は19日の全国知事会議で、堂本暁子・千葉県知事らから地方の医師確保策についての見解を問われ、「自分が病院を経営しているから言うわけじゃないけれど、大変ですよ。はっきり言って社会的常識がかなり欠落している人が多い」と語った。

 首相はさらに「(医師不足が)これだけ激しくなってくれば、責任はお宅らの話ではないですかと、お医者さんの。しかも『医者の数を減らせ減らせ、多すぎる』と言ったのはどなたでした、という話を党としても激しく申しあげた記憶がある」と続けた。その上で、医師不足の原因の一つとされている臨床研修制度の見直しなどに取り組む考えを示した。

 首相は会議後、記者団に発言の真意を問われ、「まともなお医者さんが不快な思いしたっていうんであれば、申し訳ありません」と謝罪した。

 首相の地元・福岡県飯塚市には、親族が経営する麻生グループ傘下の「飯塚病院」がある。


 しかも、この「医療崩壊」といわれる現状を「責任はお宅らの話じゃないですか」だ。追及されると言うに事欠いて 「まともなお医者さんが不快な思いしたっていうんであれば、申し訳ありません」」だ。
 「おれの友達にも医者がいっぱいいるが、なんとなく話をしても、ふだん、おれとは波長が合わない人が多いと思った。」とも言ったらしいが、お笑いだ。あんたと合う人なんてそういないだろうよ。そんなに「社会的常識が欠落した」人には合わないと思うよ。歴代総理にはまあ、ひどいのがいっぱいいましたが、先ず「社会的常識が欠落した」第一人者でしょうね。

 今日の医師不足や、受診を受け入れることができない状況は、自民、自公政権による度重なる医療制度改悪、診療報酬切り下げ、医療費削減などによるものだ。

 それを医師の「常識」の問題にして、国民の命を預かる総理が勤まるはずはない。
もうこれ以上恥をさらし総理の座にしがみつくこともないでしょうと言いたい。

ばかばかしいと思いつつも、一言いわなきゃ気がすまない友さんなのでした。

蛇足ですが・・・。
由布院のある保養施設で管理人をしていた友人を昨年尋ねたことがある。
お隣にいつの間にか「立派な」セキュリティー万全のいかめしい、いかにも成金風の別荘が立っていた。
麻生太郎の別荘だと聞いた。
周りの景観も無視しトラブルもあったらしいが・・・。
時々へりで女性同伴で来ていたらしい。
そろそろ辞任して引退して、あぶく銭で女でもつれて別荘で、高級なウイスキーでも飲んで暮らしたらどうかね。・・・由布院の品位が落ちるかな。

 
   
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2008.11.19 | | Comments(4) | Trackback(5) | ・麻生政権

NO.709 迷走対決・・・アホの麻生に交わされるマヌケな小沢。

 何やってんだか!自民党が迷走すれば、こちら民主党もとち狂う。2大政党のアホさかげんにはうんざりだ。せっかく大目に見て「民主党もしっかりせい」といったばかりなのに。

 麻生太郎小沢一郎の党首会談。
論評するのもばかばかしい。・・・今に始まったことでは無いが。

 麻生は論外としても、その麻生に「一本」取られるんだから小沢もほんとにダメだね。
またあの「大連立」志向を思い出す。党首討論は自分から提案して始めたものの、一切断り続けて、「密室会談」をする。

 要するに国民の前で堂々と政治を語れないということだ。
寝技しか勉強しないから、堂々と立ち技で勝負できないのだよ。

 早期解散総選挙を迫るとして、新テロ特措法延長案は衆院では「1日でいい」と衆院通過に手を貸し、参院での審議も18日と合意していた。今度は、同法案を党首会談開催と二次補正予算提出の駆け引きに使う。
 今や自民党ではダメ、解散総選挙をというのは国民の声。堂々と論戦で追い詰め、国民を味方に解散総選挙に追い込むというのが、政治のとるべき道ではないのか・

 どうしたことか、海の向こうのオバマ次期大統領が「アフガンへの増派」「同盟国の役割を」と言い出すと、余計に気になりだしたのか。反対する姿を見せるのが怖いのか。もともと対米従属は身に染み付いているから。自民と対決姿勢を見せるために、反対して見せただけの「取引」法案。アフガンの人々や世界の平和などは眼中には無い。自ら矛盾を露呈してオタオタとち狂って迷走しているだけのことだ。で、世間ではその権威も地に落ちたソーリから「それとこれは話が別」と取引を拒否される。

 メディアは「対決姿勢に転じた」などと評するが、泣き付きに行って体よくあのアホの麻生に交わされただけだ。この「迷走対決」は、麻生の「肩透かし一本!」だ。・・・恥かしい。小沢さん、もう代表は降りるべきだろう。

 「国民の生活が第一」なんて、「政治は永田町ではなく・・・」なんて、莫大な政党助成金でテレビコマーシャルを流すのを見ると、スリッパでひっぱたきたくなるよ!

 後期高齢者医療制度や社会保障費2200億円削減問題、人を使い捨てにする非正規雇用問題など、もともとこの国会では国民の暮らしのために議論することが山ほどあったはず。大事なことをまともに国会の場では議論せず、党利党略のために重要法案をもてあそぶとは「政権交代」も語るに落ちたものだ。

 ああ、馬鹿馬鹿しくて、書くのもいやになってくる。

 今日はこれでおしまい。
 一生懸命な人たちには言いづらいが民主党は、いくら真面目に意見を上げても変わらないよ。一番効き目があるのは「票をやらない」こと。それしかないですね。・・・「政権交代真理経」の方には、何を言っても一緒でしょうけど。


 麻生や小沢だけでなく、奴らに票をやった国民まで恨みたくなるよ。

気分直しに一枚どうぞ。

近所紅葉11171825
おばかな濡れ落ち葉たち!ササッと掃除したいものだ!
・・・おっと、ナンキンハゼに申し訳ない。


   


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2008.11.18 | | Comments(3) | Trackback(4) | ・麻生政権

NO.702 煩雑(はんざつ)と頻繁(ひんぱん)じゃあ、あまりにも・・・ね。

ふしゅう?みぞうゆう?・・・まあいいじゃないか。
言ってる事はわかるよ、いちいち突っ込んでいじめなくてもいいじゃないか・・・と思っていたけど。

滝3


村山首相談話を「ふしゅう」する、踏襲でしょ? わかるよ。
四川大地震は「みぞうゆう」の自然災害、未曾有でしょ? OK,わかります。
・・・ここまではね。
「前後を聞いて、わかってやれよ」、細かいこと言って批判しなくてもいいじゃん。
誰だって苦手はありますから。

でもこれはどうかな?

 日中関連イベントであいさつした首相は、「これだけ『はんざつ』に両首脳が往来したのは例がないと読んだそうだ。(言った、ではない)
やっぱり本音が出たのかしら。
「中国とはいろいろ込み入った問題があり相手にしたくなかったんだ。しかし、経済成長振りなどを見ると無視できないし・・・ああ、この関係は煩わしいなあ」

煩雑・・・いろいろ込み入って煩わしい・・・そうだったんだ!と納得してしまうね。
実は、原稿の字は「頻繁」だったんだと。
煩雑(はんざつ)と頻繁(ひんぱん)じゃあ、前後関係で意味を読み取れって言っても、あまりにも・・・ね。

日中関連イベント会場らしいけど、国際問題にはならないだろうね。
原稿がなかったら、違った意味でまた叩かれていたかもね。
・・・給付金問題で、また支持率落としているから、つい同情したくなる。

 そういえば、任期終了が近い海の向こうのブッシュさんも、その国語力がいろいろ言われていたね。
こう言う人の特徴なのだろうな。

麻生太郎君への出題、「唯我独尊」はなんて読みますか?




  


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2008.11.14 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・麻生政権

NO.696 2兆円、バラまかずに社会保障費に回せば、麻生株も上がるのに。

2兆円も出せるじゃないか。
自公政権の選挙用「買収資金」には出せても、社会保障には出さない、まさに党略的です。

mitsu さんが、コメントで定額給付金の使い道について提案しています。

定額給付金の使い方を考えてみました。国保料と健保の本人負担を12月から来年3月まで国が肩代わりするというのはどうでしょうか?国保の資格証明書を出している人には、保険証を渡します。そうすれば、子どもの保険未加入の問題がとりあえず解消します。「来年度からは、生活を立て直せるようにがんばってください」というメッセージになります。サラリーマンも確実に手取りが増えます。事務手続きも特に問題ないと思います。かえって簡略になるのではないでしょうか。さらに来年度に向けて、国民年金の保険料と同じような減免措置を国保料に講じます。減免の手続きを国民年金と国保料で同時に行うようにすると、国民年金の未納問題が確実に減ると思います。いかがなものでしょうか。


 そう、そんな金があるんだから社会保障に回せばいいんですよ。そうすれば、「選挙用バラマキ」などと言われずに、国民も支持し麻生太郎株も上がるでしょうに・・・。

秋の草花1742

 あの小泉純一郎元総理が「痛みを伴う構造改革」と称し、毎年2200億円(02年度は3000億円)を一律にカットしてきた「社会保障費抑制」。08年度は本来必要な額が1兆6200億円も削り込まれています。7年間の累計は6兆7200億。この路線こそ、医療も介護も年金も、障害者福祉も生活保護も・・・あらゆる社会保障制度をめちゃくちゃにしてきた張本人ですね。

社会保障費カット

 毎年2200億円という数字は、2011年までに国の「基礎的財政収支を黒字化する」ことを最大の口実にして、根拠もなく「エイヤッ」と決めた数字だって誰かが言ってましたね。(与謝野さん?)

 「歳出をどんどん切り詰めていけば『やめてほしい』という声が出てくる。『増税してもいいから、必要な施策をやってくれ』という状況になるまで、徹底的にカットしないといけない」・・・小泉さんのこの一言がその路線を決めたことは記憶に新しいですね。

 今、さあ大変だといってやろうと思えば2兆円出せるわけだから、ここに回せばいいんですよ。
1兆6200億円あれば、これだけの事ができるといわれています。2兆もあればさぞや・・・でしょう。

政治の中身 こう変える 日本共産党の総選挙政策から
社会保障 拡充への一歩 1.62兆円復活へ
(赤旗)より、以下引用。

こんなことができます

(1)「後期医療」の廃止2700億円
 高齢者を“じゃまもの”扱いするとして国民の怒りが集中している後期高齢者医療制度を撤廃します。高齢者と重症患者の窓口負担増や療養病床の削減などもあわせて決めた、2006年の医療改悪法全体を中止・撤回させます。後期高齢者医療制度への移行に伴って削減された国庫負担の復元、窓口負担の軽減などに公費を投入します。

(2)国保料の引き下げ4000億円
 高すぎる国民健康保険料(税)を1人当たり1万円引き下げます。4人家族なら4万円の値下げです。国保料が払えず国保証を取り上げられた世帯は34万を超えます。国保証取り上げを中止させます。

(3)年金などの給付引き上げ2260億円
 年金、生活保護、児童扶養手当などの給付水準を、物価高騰に応じてそれぞれ2%引き上げます。廃止・削減された生活保護の老齢加算と母子加算を復活させることも提案しています。低所得者向けの福祉灯油に国が80億円の支援をします。今年の冬を大きく上回る規模になります。

(4)子ども医療費無料化1500億円
 小学校入学前の子どもの医療費を国の制度として無料化します。子どもの医療費を助成する制度はすべての都道府県で実施されています。国の制度を土台にすれば、自治体独自の助成制度をさらに前進させられます。

(5)介護保険料の減免など4800億円
 安心して利用できる介護保険制度にするために、国の責任で保険料、利用料の減免制度をつくります。深刻な人材不足を少しでも改善するため、介護労働者の賃金を国の責任で月3万円引き上げます。

(6)障害者の負担増撤回など940億円
 障害者福祉・医療への「応益負担」を廃止し、障害者への負担増を撤回します。施設に支払われる報酬単価の引き下げをやめ、元に戻します。福祉労働者の賃金を国の責任で月3万円アップさせる提案もしています。


 2兆円、今年出せるということは、基本的には毎年出せる枠にあるということでしょう。政治がその気になれば心配はないようです(笑)

 さらに国民が安心できる社会保障制度を築くための財源は、二つの分野にメスを入れること。

 1つは、年間5兆円の軍事費をはじめとするムダ遣いです。2500億円の「思いやり予算」や320億円を分け取りする政党助成金など、あらゆるムダをなくすこと。
 2つ目は、ゆきすぎた大企業と大資産家への減税。これをただし、優遇税制を改めれば、7兆円以上の財源が確保できるといわれている。

 消費税消費税と、あっちでもこっちでも大合唱のようだが、社会保障の財源を消費税に頼る必要はまったくないんじゃない?政治がどこに顔を向け、削るべきを削り取るべきを取るかということで、解決する問題です。
・・・そう、財界・大企業とアメリカではなく、しっかり「国民生活第一」に!

 余談だが、お金の話になると数字は並べても、財布に2万円以上入ったことがない私などは、億とか兆とか実感がわかない。そこで、考えてみた。
ピン札は100万円が約1センチ。1000万が10センチ、1億が1メートル、1000億が1キロ、1兆は10キロメートル・・・。2兆円を並べると20キロということらしい。・・・どうでもいいかあ。


  
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2008.11.12 | | Comments(3) | Trackback(1) | ・麻生政権

NO.672 軽口を叩く麻生総理のアキバ演説。

 昨日の橋下徹大阪府知事の言葉に続いて・・・というわけでもありませんが。

 若者に人気があるという麻生首相(ホントかな?)、その若者向けのアキバ演説
こんな演説を実際、若者はどう聞くのだろうかと思ってしまった。

動画:08/10/26自由民主党秋葉原街頭演説会 麻生 太郎2

「何となく景気が悪いがゆえに、なんとなく自分の生活が、もしくは会社の未来が、日本の将来がなんとなく見えない」・・・?誰の言葉だ?
歴代自公政権が引き起こした実態に対する発言か、いまさらながら唖然とする。

 彼は言う。
「非正規雇用を正規雇用にする。企業にとっては、その分だけ負担になるから、その分はきちっと政府で援助する。」「九州トヨタは過去4年間で、2100人の非正規社員を正規社員にした」、そうしたら「地域では結婚ラッシュが起きた」と。

 さらに、「やっぱり、女性がもう、結婚する相手が、なんとなーく、食いっぱぐれそうな顔してるとこりゃちょっと、結婚したらあたしが一人で働かないかんと、そらなかなか結婚したくないよ、そら女性のほうも選ぶ権利がある。当然のこととして、稼ぎが悪そうなのより、稼ぎがいいほうがいいに決まってる。そう思って結婚しないんだと思いますが、それがこれできちんと証明されていると思います。」

 上手く言えないが彼の言葉というものはどういうものだろう。
この男女の結婚観もさることながら、それ以前にすべてが人事に聞こえる。対岸の火事をホテルのバーの窓から、ブランデーでも傾けながら見ているのであろうか?こうした重大事に関わる責任者としての響きを彼の言葉から感じないのは、私だけだろうか。
この軽い言葉は実に怪しく危険だと思う。

 しかも、言うことも一面的な事実。
現実は、トヨタは景気悪化を理由に、この3月から9月までに非正規の期間社員を2000人も首を切っている。日産や三洋電機なども同様に大量の「雇い止め」を始めている。こうした深刻な事実には口を閉ざし、現実離れしたきれいごとを軽口で叩くのは、あの小泉が「人生色々、会社も色々」といった言葉とダブってくるような気がする。

 こうした軽口を一刀両断できる、魂の言葉を捜さなければ・・・。
(私の能力を超えてはいるけど・・・汗)


 


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2008.10.29 | | Comments(1) | Trackback(2) | ・麻生政権

No.621 麻生太郎、「かしこくも、御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき・・・」。・・・追記あり。

 29日、第92代麻生内閣が誕生し、所信表明演説が行われた。
いろいろと報道されているが、・・・きわめて主観的で中身はなし。冒頭では、戦前の亡霊でも出てきたかとびっくりした。やっぱり奇人変人であった。 

929水玉1400

麻生首相の所信表明演説
http://www.asahi.com/politics/update/0929/TKY200809290138.html?ref=reca

 「御名御璽(ぎょめいぎょじ)」がよっぽど嬉しかったようだ。
戦前の天皇制の感覚だ。「靖国派」幹部の頭の中はかくあるものか。

 「御名御璽」とは「天皇の名前と天皇の公印。詔勅などの末尾に御名と御璽が記されていることを表す。法律の公布にあたっても記される」

 主権在民の日本国憲法下での、「国事行為」を行ったに過ぎない天皇の「任命」に、「かしこくも」感動する時代錯誤ぶりは、まるで漫画の世界だ。

〔天皇の権能と権能行使の委任〕
第4条 天皇は、この憲法の定める国事に関する行為のみを行ひ、国政に関する権能を有しない。

〔天皇の任命行為〕
第6条 天皇は、国会の指名に基いて、内閣総理大臣を任命する。



 記念に、冒頭部分をコピーしておく。

■就任に当たって

 わたくし麻生太郎、この度、国権の最高機関による指名、かしこくも、御名御璽(ぎょめいぎょじ)をいただき、第92代内閣総理大臣に就任いたしました。

 わたしの前に、58人の総理が列しておいでです。118年になんなんとする、憲政の大河があります。新総理の任命を、憲法上の手続きにのっとって続けてきた、統治の伝統があり、日本人の、苦難と幸福、哀(かな)しみと喜び、あたかもあざなえる縄の如(ごと)き、連綿たる集積があるのであります。

 その末端に連なる今この時、わたしは、担わんとする責任の重さに、うたた厳粛たらざるを得ません。

 この言葉よ、届けと念じます。ともすれば、元気を失いがちなお年寄り、若者、いや全国民の皆さん方のもとに。

 申し上げます。日本は、強くあらねばなりません。強い日本とは、難局に臨んで動じず、むしろこれを好機として、一層の飛躍を成し遂げる国であります。

 日本は、明るくなければなりません。幕末、我が国を訪れた外国人という外国人が、驚嘆とともに書きつけた記録の数々を通じて、わたしども日本人とは、決して豊かでないにもかかわらず、実によく笑い、微笑(ほほえ)む国民だったことを知っています。この性質は、今に脈々受け継がれているはずであります。蘇(よみがえ)らせなくてはなりません。

 日本国と日本国民の行く末に、平和と安全を。人々の暮らしに、落ち着きと希望を。そして子どもたちの未来に、夢を。わたしは、これらをもたらし、盤石のものとすることに本務があると深く肝に銘じ、内閣総理大臣の職務に、一身をなげうって邁進(まいしん)する所存であります。

 わたしは、悲観しません。



 内容に関しては、総じて他人事のように一般的。
総選挙を意識した党略ばかりで民主党への「逆質問」が特徴。

所信表明「麻生流」 民主に異例の逆質問
http://www.asahi.com/politics/update/0929/TKY200809290168.html

■民主党への五つの「逆質問」

(1)国会で合意形成のルールづくりに応じる用意はあるか
(2)補正予算案と地方道路財源を補填(ほてん)する関連法案への賛否。対案提示の場合は財源の明示を
(3)消費者庁創設への賛否
(4)日米同盟と国連のどちらを優先させるのか
(5)インド洋での補給支援活動継続への賛否



 福田首相の政権投げ出しによる「政治空白」や、「ごね得」発言・辞任には一言だけふれただけ。事前に配布された原稿にはなく、あわてて付け加えたものだったらしい。反省の誠意はなし。

 メディアの世論調査で新内閣に取り組んでほしい政策は、「景気対策」「年金対策」「食品安全対策」「高齢者医療」など。 しかし、国民の「安心実現」や「暮らしの安心」の言葉はあっても、加速する不況や燃油価格の高騰、「食の安全」など、国民の切実な声に応えようとする真剣さはみじんも感じられない。

 「実に忌むべきものは、不安であります」などと言いながら、国民に不安をもたらしている原因にメスを入れず対策も示さない。

 首相は「改革を通じて経済成長を実現する」とう。しかし、国民が批判しているのは、小泉純一郎政権以来の「構造改革」路線が生活を悪化させ、貧困と格差を拡大し、景気を悪化させたということ。この事への認識は皆無。

 「後期高齢者医療制度」についても、「この制度をなくせば解決するものではない」と、存続を表明。汚染米問題でも、企業や行政を批判するだけで、必要のないコメを輸入してきた自民党農政の責任には、一言の言及もない。

 ・・・「下々の皆さん」明るく元気に行こうじゃないかと言ってるだけの話だ。

 民主党への逆質問は、選挙に向けて対決姿勢を演出するものだが、討論の場でもないのに一方的で党略的でアンフェアだ。
 一見、ケンカを売って主導権をとっているようだが、これは「守り」の現われ。相当な危機感を持っているのが伺える。

 とは言え、もう少しよく見れば、5つの逆質問に「あなた方(民主党)も、そう違いは無いでしょう?」の意味が含まれていると考えるのは私だけか?

花・髪切と思考の浮游空間さんの記事「麻生所信表明演説を戯画化してみると。」はオススメです。
http://blog.goo.ne.jp/longicorn/e/6e6779e16e9edc14a52c89f943ebdd6b


追記(10月1日)
 マジ、復古主義的右翼だ。頭の中は「靖国」!
川村官房長官のかばい立ても”はあ?”である。
この国の代表?恥ずかしく、呆れてものが言えない!早く引き摺り下ろさねば。

麻生首相、「大東亜戦争」と表現 戦争観問われ
http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200809300428.html?ref=goo

 麻生首相は30日、首相官邸で記者団から過去の戦争観を問われ、「日清、日露(戦争)と、いわゆる大東亜戦争、第2次世界大戦とは少し種類が違うと思う」と語った。首相は「明治憲法以来約120年。時代を振り返って、日本の歴史として誇れる歴史もあれば、誇れない歴史もある」との考えを示した。

 「大東亜戦争」は当時の政府が決めた正式呼称だが、戦後、GHQ(連合国軍総司令部)が公文書での使用を禁止。教科書では「太平洋戦争」「第2次世界大戦」の呼び名が一般的になっている。

 河村官房長官は30日の記者会見で「首相は吉田茂元総理の薫陶を子どものころから受けており、教育勅語をそらんじることができる我々同じ世代の唯一の国会議員だ。第2次世界大戦を当時の大人たちが大東亜戦争と表現していた。そういうことかなと思う」と語った。







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2008.10.01 | | Comments(1) | Trackback(7) | ・麻生政権

NO.617 政治家の発言は本音・・・中山国交相の巻。

 中山国交相の暴言が話題になっている。 

923k栗1312


中山国交相の発言内容(抜粋)
http://www.asahi.com/politics/update/0926/TKY200809260309.html

成田空港
 (滑走路の)1車線がずうっと続いて日本とは情けないなあと。「ごね得」というか、戦後教育が悪かったと思うが、公のためにはある程度自分を犠牲にしてでもというのがなくて、自分さえよければという風潮の中で、なかなか空港拡張もできなかったのは大変残念だった。

単一民族
 外国人を好まないというか、望まないというか、日本はずいぶん内向きな、「単一民族」といいますか、世界とのあれがないものだから内向きになりがち。まず国を開くというか、日本人が心を開かなければならない。

日教組
 ついでに言えば、大分県の教育委員会のていたらくなんて日教組ですよ。日教組の子どもなんて成績が悪くても先生になる。だから大分県の学力は低いんだよ。私は(文科相時代に)なぜ全国学力テストを提唱したかと言えば、日教組の強いところは学力が低いのではないかと思ったから。現にそうだよ。調べてごらん。だから学力テストを実施する役目は終わったと思っている。



 政治家の品性や本音が表れている。いちいち反論するのも・・・と思うが、軽く整理しておこう。

ごね得発言
 そもそも、政府が一方的に空港建設の閣議決定を地域に押し付けたのがことの発端。
国は10年前に、一方的な空港建設の手法を改めると非を認め、騒音対策と地域振興について国、県、公団、地元自治体の四者で協議しながら二本目の滑走路建設が進められている。
年間二十万回離着陸による騒音と振動で生活が破壊され、四者協議の約束さえ守られていない。
「これ以上の騒音は我慢できない」と言う住民に対して、「お上に逆らうな!問答無用!」だ。
戦後民主主義を否定する「靖国派」幹部らしい本音ではないか。

単一民族発言
 「単一民族」発言は、1986年の中曽根元総理など、ことあるごとに繰り返された。そうした中で、6月に衆参両院は「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を全会一致で採択。国会決議さえも無視する人権感覚。罷免ものだ。

日教組発言
 何をかいわんやである。日教組憎しで多額の税金を使い、子供たちを犠牲にして攻撃材料にしたと言う。ヤスクニの元文科相である。子どもたちがかわいそう・・・。即、罷免せよ!

国交相発言「本質ついてる」 橋下知事は擁護論」らしいが、似たもの同士である。学力調査の結果公開を求めて市町村教委とバトルを繰り広げている橋本知事らしい発言だ。

 お祝儀相場も寂しい支持率で船出した麻生内閣。
次々にぼろが出る。

 政治家の暴言は、本音そのもの。いつもは本音を隠し票を狙うが、気がゆるみ調子に乗るとつい本音が出るのである。

 
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2008.09.27 | | Comments(3) | Trackback(18) | ・麻生政権

NO.615 麻生新内閣の顔ぶれ・・・「靖国」「派兵」「増税」内閣。

 ああ忙しい・・・?このことも触れないわけには行かないだろう。
世間では小泉純一郎、政界引退の話題で持ちきり。やはりあのキャラだからと言う範囲?
問うべきは彼の「犯罪的な政治的責任」では無いか。
機を見るに敏なるか、出番が無いと見るやさっさと逃げ隠れをするのである。オペラ三昧の悠々自適な生活が待っているのだろうか。

 小泉の引退は、「新自由主義の引退」にしなければならない。

923k栗1318


 さて、民主党の「国民生活が一番」はほんとに大丈夫か?派遣法改悪や後期高齢者医療制度、社会保障切捨てなど自公政権が進めた「格差と貧困」の政治に賛成してきた”共犯者”じゃないか・・・と言う話に、ちゃこさんから、次のコメントをいただいた。

 自公政権を倒すための苦渋
大筋で同意できる内容です。
民主党が100%国民生活を救済してくれる政党だとは思いません。点数をつければ60点でしょう。点数で言えば共産党のほうが高いです。しかし、おそらく私は民主党に投票するでしょう。その理由はただ一つ。自公政権を倒すためです。

2008-09-24 水 17:33:04 | URL | ちゃこ #PefwKnF. [ 編集]


ん~~~ん!「自公政権を倒すためです。」そうですね。
・・・ここら辺が難しいところですね。
じゃあ、何のために倒さなければならないんだ?倒したその先に何を求めているんだ?
・・・ここら辺の考え方の人は、かなり圧倒的な数にのぼるでしょうね。追々、話して行きたいと思いますが・・・。

今日は、麻生新内閣の顔ぶれについての話。
 麻生太郎という男、小泉に比べれば、落日の新自由主義の旗を持たされた、不遇の男と言うべきか。
しかしご当人は意気揚々である。やっぱり凡人では無いわ。

一応、記念にチェックしておかねば・・・。
 人の顔のことはあまり言えないんだが、それにしてもこの顔、好きになれない。
あの話しぶりも、もちろん内容も・・・。

あそう

麻生新内閣の顔ぶれ(敬称略、※は再任)

総   務 鳩山 邦夫 60 津島派
法   務 森  英介 60 麻生派
外   務 中曽根弘文 62 伊吹派
財務・金融 中川 昭一 55 伊吹派
文部科学  塩谷  立 58 町村派
厚生労働  舛添 要一 59 無派閥※
農林水産  石破  茂 51 津島派
経済産業  二階 俊博 69 二階派※
国土交通  中山 成彬 65 町村派
環   境 斉藤 鉄夫 56 公明党※
防   衛 浜田 靖一 52 無派閥
官   房 河村 建夫 65 伊吹派
国家公安  佐藤  勉 56 古賀派
経済財政  与謝野 馨 70 無派閥※
行政改革  甘利  明 59 山崎派
消費者行政 野田 聖子 48 無派閥※
少子化   小渕 優子 34 津島派


新内閣の顔ぶれの最大の特徴は、日本の侵略戦争を正当化する「靖国」派内閣であること。
 麻生首相自身が「靖国」派の総本山・日本会議と連携する日本会議議連の元会長であり、現在も特別顧問。 「靖国に天皇陛下のご親拝あれかし」と表明した人物。その歴史観は、「占領政策に端を発する戦後体制が国家を弱体化し、歴史を否定し、日本人から誇りを奪いつづけてきた」と戦後体制を敵視。「日本の歴史、伝統の上にたって日本のにおいがする日本らしい憲法をつくる方向に議論を高めねば」という復古的改憲論者。

 内閣には日本会議議連役員が6人、会員が4人、過半数の多数派を形成。

靖国・改憲・タカ派内閣
 中川財務相・金融担当相、中曽根外相はともに日本会議議連の会長代行。石破農水相は相談役、法相の森、国土交通相の中山の両氏は同議連副会長。中山氏は歴史教科書攻撃の急先鋒(せんぽう)となってきた「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」の会長。

 改憲派という点でも中曽根氏は新憲法制定議員同盟の副幹事長、総務相の鳩山氏は同副会長。鳩山氏は昨年、法相の立場から「日本人自身の手で憲法を書き直す」と発言して批判を浴びた非常識人物。

 教育基本法改悪を推進したメンバーもずらり。
河村建夫官房長官は小泉内閣の文科相。中曽根、中川両氏と与謝野馨経済財政担当相は日本会議議連のもとにつくられた教育基本法改正促進委員会の幹部。文科相新任の塩谷氏も、改憲・教基法改悪論者。

 ん~ん、・・・あの改憲タカ派・坊ちゃま内閣の「安倍内閣」を思い起こしてしまう。

「対テロ」戦争 米国支援内閣
 「対テロ」戦争での米国支援を積極的に推進する体制を敷いている。
新防衛相・浜田靖一氏は、元自民党国防部会長で石破元防衛相とともに、自衛隊海外派兵恒久法・試案(自民党国防部会防衛政策検討小委員会案)をまとめた中心メンバーの一人。同案では派兵を随時可能にするにとどまらず、海外任務の拡大、武器使用基準の緩和で海外での武力行使を容認。通常国会で活動を開始した与党恒久法プロジェクトチームのメンバー。

 「靖国」政治の亡霊に取り付かれ、海外派兵・改憲策動の強化で国民世論に挑戦する麻生内閣は、日本とアジアの平和世論と再びぶつかり、安倍内閣の二の舞になる?。

構造改革」と「消費税増税」内閣
 小泉内閣の経済閣僚として「構造改革」の名で貧困と格差を拡大してきた二階俊博経済産業相と消費税増税論者の与謝野馨経済財政担当相は留任。
 与謝野氏と麻生氏は、総裁選でも「消費税10%」の主張で一致。きわめて危険!
後期高齢者医療制度の導入を推進した舛添要一厚生労働相も再任。抜本見直しで話がついている?見直しではダメ。廃止しかない。

 記者会見冒頭で、「景気への不安、国民の生活への不安、政治への不信という危機にあることを厳しく受け止めている。」とした新首相。

 この顔ぶれで、その危機にどう対応するのか?!

・・・・・・・・・
不快な顔ぶれが浮かんだ事でしょう。
気分治しに、かわいらしい「タマスダレ」の並びをご覧ください。

ならび

 「日本を明るく強い国にする。これが私に課せられた使命だ。全閣僚に次の点を指示したい。国民本位の政策を進める。官僚は使いこなす。国益に専念する、これが一番だと思っている。」と言う麻生太郎の記者会見と基本政策は以下の如し。
 ご参考に検討あれ。

日本を明るく強い国にする」 麻生首相会見要旨
2008年9月24日21時46分
http://www.asahi.com/politics/update/0924/TKY200809240310.html

 麻生首相の24日の記者会見での主な発言は次の通り。

 【冒頭発言】
 景気への不安、国民の生活への不安、政治への不信という危機にあることを厳しく受け止めている。日本を明るく強い国にする。これが私に課せられた使命だ。全閣僚に次の点を指示したい。国民本位の政策を進める。官僚は使いこなす。国益に専念する、これが一番だと思っている。

 【解散・総選挙】
 少なくとも緊急経済対策として今の不景気に対応する。従って補正予算はぜひ審議していただきたい。解散・総選挙の時期は審議に応じて頂ける、頂けない、そういったところも勘案した上で考える。

 【自衛隊のインド洋での給油活動】
 石油の9割近くはインド洋を通過して日本に輸入されている。世界が戦っているテロに断固戦っていかなければならんというのは、国際社会の一員として当然の責務だ。ぜひ継続をやり遂げなくてはならない。衆院の3分の2の議決を使うかどうかは、民主党の対応を見て決める。

 【財金分離の解消】
 財務大臣会議で「金融は関係していない」という大臣は他国にはいない。兼務するべきだ。

 【基礎年金の国庫負担引き上げと基礎的財政収支(プライマリーバランス)黒字化】
 (国庫負担引き上げは)約束事だから実施する。プライマリーバランスを11年までにバランスさせるのは、経済成長3%が前提だった。今はマイナス3%になるかもしれない状況。前提条件が大幅に狂ってきていることを無視できない。

 【小沢民主党】
 上院と下院がねじれた国はほかの国にもある。そういう国々では、国民に真に必要なものについては政党間協議がなされ、そこそこの合意がなされている。政党間協議や党首討論は必要だと訴えていかねばならない。



麻生太郎「日本の底力─強くて明るい日本を作る」の基本政策(骨子)>

基本政策:

 1.経済政策
  ・政策減税・規制改革で日本の潜在力を活かす成長政策をとる。
  ・先端技術開発を一層加速する。
  ・財政再建路線を守りつつ、弾力的に対応する。
  ・歳出の徹底削減と景気回復を経て、未来を準備する税制を作る。
 2.社会保障
  ・安定的な年金財源確保のため国民的議論を進める。 
 3.教育改革
  ・教員が一人ひとりの子供と向き合う環境を作る。
 4.地域再生
  ・守るだけの農業から外で戦う農業に転換する。
  ・食料自給率を引き上げ、日本の優れた農産品を輸出する。
 5.外交
  ・日米同盟を強化しアジアの安定を求める。
  ・拉致問題の解決を目指す。
 6.持続可能な環境
  ・成長と両立する低炭素社会を目指す。
  ・わが国が持つ環境・エネルギー技術を活かし、新しい需要と雇用を生み出す。

政治改革:
 1.徹底的な行政改革を行い、政府のムダを失くす。国の出先機関を地方自治体に移し   二重行政をやめる。
 2.地方分権の推進。その先に道州制を目指す。
 3.与野党間協議を一層促進し、国会審議を効率化する。
 4.自民党が内閣を支える機能を強化。


 太郎も一郎も、名前だけはシンプルで好きなんだが・・・。
ちなみにオヤジは大脇 ○太郎、兄貴は大脇 ○一郎・・・そんなこと、どうでもいいか(笑)

 
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
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2008.09.26 | | Comments(2) | Trackback(3) | ・麻生政権

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