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NO.2681  公約破りのネタがまだあったんか?!企業の「人材戦略」、40,50歳で定年。

 公約破りのネタがまだあったんか?!

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 「これからは、期限の定めのない雇用契約を正規とするのではなく、有期を基本とした雇用契約とすべきである」・・・正社員を切って有期雇用に置き換える雇用破壊に拍車をかけ、貧困と格差をさらに深刻にさせる。

 民主党は前回の総選挙のマニフェストで​「期間の定めのない無期雇用、直接雇用を雇用の基本原則と位置づ​け」ると言ってた。

 大企業の意向を受けた企業の「人材戦略」、40,50歳で定年。
「希望者による(出向ではない)他省庁への移籍や金銭解雇、積極的な中途採用を、まずは公務員から始め、民間企業に広げていくというのも一つの方策であろう」…ここでも公務員が狙われている。
 
 消費税増税、普天間移設・・・、雇用政策でも​正社員雇用を基本とする立場を投げ捨て、使い捨て自由への大転換​へ。

「国家戦略会議には、労働組合の連合から​古賀伸明会長がメンバー」・・・連合も行き着くところまで行き着いたな。


もう、おめえなんかやめてくれ!

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雇用 「有期を基本」に
野田政権が使い捨てへ大転換
国家戦略会議分科会報告書
(しんぶん赤旗2012年7月23日(月)

 民主党・野田政権が、低賃金で不安定な働き方が問題になっている有期雇用を「雇用の基本」とする方向に転換しようとしています。政府の国家戦略会議フロンティア分科会が6日、野田首相に提出した報告書に盛り込まれています。正社員を切って有期雇用に置き換える雇用破壊に拍車をかけ、貧困と格差をさらに深刻にさせると懸念されます。

 「共創の国づくり」をビジョンとしたフロンティア分科会報告は、2050年の日本の「あるべき姿」を描き、当面、2025年までの方向性を“提言”しています。このなかで「人材戦略」として「企業内人材の新陳代謝を促す柔軟な雇用ルールを整備する」とし、40歳や50歳での定年制の採用などと合わせて、「有期の雇用契約を通じた労働移転の円滑化をはかる」とのべています。

 これを具体化する「部会報告」のなかに「有期を基本とした雇用や金銭解雇ルールの明確化」という項目があり、「これからは、期限の定めのない雇用契約を正規とするのではなく、有期を基本とした雇用契約とすべきである」と明記しています。さらに「希望者による(出向ではない)他省庁への移籍や金銭解雇、積極的な中途採用を、まずは公務員から始め、民間企業に広げていくというのも一つの方策であろう」とのべています。

 報告書は11日の国家戦略会議で確認されました。

 民主党は前回の総選挙のマニフェスト(INDEX2009)で「期間の定めのない無期雇用、直接雇用を雇用の基本原則と位置づけ」ると、国民に約束しています。野田政権は、消費税増税を推進するなどマニフェストを次々に投げ捨てていますが、雇用政策でも正社員雇用を基本とする立場を投げ捨て、使い捨て自由への大転換をはかろうとしています。国家戦略会議には、労働組合の連合から古賀伸明会長がメンバーになっています。





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テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

2012.07.24 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・雇用と労働問題Ⅳ

NO.2242 女子社員の過労自殺を労災認定 ワタミは再発防止策を講じよ!

 居酒屋「和民」で働いていた女子社員の自殺が過労自殺と認定された件で、ワタミの対応がネット上で批判にさらされてている。

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ワタミ社員の自殺、労災認定 入社2カ月の女性(朝日)
http://www.asahi.com/national/update/0221/TKY201202210654.html

 居酒屋「和民」を展開するワタミフードサービス(東京)の神奈川県横須賀市の店に勤め、入社2カ月で自殺した女性社員(当時26)について、神奈川労災補償保険審査官が労災適用を認める決定をしたことがわかった。横須賀労働基準監督署が労災を認めず、遺族が審査請求していた。

 決定は14日付。決定書や代理人弁護士によると、女性は2008年4月に入社し、横須賀市内の居酒屋に勤務。連日午前4~6時まで調理業務などに就いたほか、休日も午前7時からの早朝研修会やボランティア活動、リポート執筆が課された。6月12日、女性は自宅近くのマンションから飛び降りて自殺した。

 審査官は、深夜勤務で時間外労働が月100時間を超え、休憩や休日も十分に取れなかったと指摘。不慣れな調理業務に就いていたことにも触れて、「業務による心理的負荷が主因となって精神障害を発病した」と認定し、業務と自殺の因果関係を認めた。

 女性の父親(63)は「過酷な労働条件で、会社に責任があると認められたのはよかった。同じ状態で働いている人を少しでも救ってほしい」と話した。

 親会社の「ワタミ」は「内容を把握していないため、コメントは差し控えさせていただきます」としている。



 ワタミの公式なコメントが以下です。
http://www.watami.co.jp/pdf/120221.pdf

「平成24年2月21日
各 位
ワタミ株式会社
本日の一部報道について
本日、一部報道におきまして当社グループが運営する店舗に勤務していた元社員につき労災と認定されたとの報道がありましたが、報道されている勤務状況について当社の認識と異なっておりますので、今回の決定は遺憾であります。」


そして、ワタミの渡邊社長がこんなツイートをしている。

わたなべ美樹‏@watanabe_miki2012年2月21日 - 20:55
労災認定の件、大変残念です。四年前のこと 昨日のことのように覚えています。彼女の精神的、肉体的負担を仲間皆で減らそうとしていました。労務管理 できていなかったとの認識は、ありません。ただ、彼女の死に対しては、限りなく残念に思っています。会社の存在目的の第一は、社員の幸せだからです

 「社員の幸せが第1と言いながら、入社したばかりの社員に月140時間以上も時間外勤務させて死なせてしまったのに、「労務管理できていなかったという認識はありません」って!!無責任もはなはだしい、よくもこんなことが言えるものです。
そして次の日には・・・!

わたなべ美樹‏@watanabe_miki2012年2月22日 - 9:26
バングラデシュ 朝、五時半に、イスラムの祈りが、響き渡っています。たくさんのご指摘に、感謝します。どこまでも、誠実に、大切な社員が亡くなった事実と向き合っていきます。バングラデシュで学校をつくります。そのことは、亡くなった彼女も期待してくれていると信じています。

 バングラデシュに学校?
偽善も甚だしい!!
社員を過労死に追いやって儲けた金で学校つくってもらったことを知ったら、子どもたちは嬉しいかね!?
亡くなった彼女が期待してるのは、過労残業をなくし、二度とこんなことが起きないようにすることだと思うが・・・。

 亡くなられた森美菜さんの手帳に記された日記には亡くなるおよそ1か月前に、「体が痛いです。体が辛いです。気持ちが沈みます。早く動けません。どうか助けて下さい。誰か助けて下さい」と書かれていたというのです。

     ワタミ女子社員過労死

 入社からわずか二ヵ月後、身も体もぼろぼろになるまで酷使され、自宅マンションから身を投げたという。

 まさに冷酷非道なブラック企業だ。 
ここにワタミの「理念研修」という洗脳の一端が覗ける動画がある。

     

「すべてのお客様に命を懸けたら12時間食事なんかできるはずがない、水くらいだ・・・」
「会社の借金というか荷物を、自分の荷物と思えるか・・・」
こうやって若い女子社員を過労自殺に追いやったんだ!

 以下は、TVのカンブリア宮殿における村上龍とのやり取り。
「最近の若者はすぐに無理だと言う」ことについての渡邉の無理な持論。

ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」
村上龍「?」
ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」
村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」
ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」
村上「?」
ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」
村上「一週間」
ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」
村上「…んん??」
ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったのだから。『無理』という言葉は嘘だった」
村上「いや、一週間やったんじゃなくやらせたって事でしょ。鼻血が出ても倒れても」
ワタミ「しかし現実としてやったのですから無理じゃなかった。その後はもう『無理』なんて言葉は言わせません」
村上「それこそ僕には無理だなあ」

(テレビ東京の番組『日経スペシャル カンブリア宮殿』より)


ツイッターやフェイスブックで「ワタミで飲まない会」が呼びかけられている。

シェアで広げよう、「ワタミで飲まない会」の和!

だれかと居酒屋をさがしているときに、「あ、俺は『ワタミでのまない会』の会員だから、和民はダメね」と言いましょう。会員になるには、登録不要。自分で名乗れば、それで会員です。さあ、「ワタミでのまない会」を広げましょう。あちこちで話題にしましょう。



以下も参照ください。
究極の偽善者 ワタミの渡邊美樹社長 女性新入社員過労自殺の労災認定にも全く反省せず暴言ツイート
http://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/9e6baedfc7049cfefcd8a1dd4a5962a8

■【労災認定】和民のブラック企業伝説
http://matome.naver.jp/odai/2132987154085227101


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2012.02.24 | | Comments(1) | Trackback(4) | ・雇用と労働問題Ⅳ

NO.2192 大企業の内部留保266兆のわずか1%で就職難解決! 3%なら月1万円の賃上げ可能 !

 ホントにそうなれば、明るい話ですね。

快晴!

 内部留保吐き出して賃金を上げろ!
 労働者のたたかいはもちろんですが、政治的規制が必要ですね。
「財界・大企業中心の政治から、労働者・国民本位の政治への転換を!」

 しんぶん赤旗(1月17日付)からの要約です。

90兆!

10年間で90兆円増加
労働者賃金は50万円減
全労連・労働総研調べ


 資本金10億円以上の大企業が保有する内部留保(連結ベース)が266兆円(2010年度)に達することが全労連・労働運動総合研究所(労働総研)の調べでわかりました。前年度に比べ9兆円の増加です。大企業は、「国際競争の激化」「歴史的な円高」などと危機感をあおりながら、賃金引き下げ、非正規雇用化といった労働者の犠牲で着実に利益を積み上げています。


     内部留保と賃金

国公労連の試算によれば、雇用創出にかかわって、それぞれの企業が内部留保をわずか1%活用するだけで、主要136社中82社で1000人以上の雇用(年収300万円、1年間)が可能だ、としています。このうち9社で1万人以上、13社で5000~1万人未満の雇用が可能だそうです。


     内部留保を吐き出せ
 例えば福岡県で言えば、東芝が北九州工場を撤退するとしており、県・北九州市がその撤回を求めています。
東芝の内部留保1.7兆円のわずか1%を取り崩しただけで、北九州工場の10倍の雇用が可能なのです。

「財界・大企業中心の政治から、労働者・国民本位の政治への転換を!」・・・地域経済や雇用を守るためにも大事なことではないでしょうか?

 詳しくは、以下参照。
  ◆くろすろーど(国公労連オフィシャルブログ)
   大企業の内部留保わずか1%で若者の就職難は解決する - 内部留保3%で月1万円の賃上げ可能


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2012.01.18 | | Comments(4) | Trackback(2) | ・雇用と労働問題Ⅳ

NO.2167 若者の受難

 これを飲みながら応援したんですが、ホークスが負けて最終戦までもつれ込みました。

土俵入り

 それはさて置き、
手抜きですが、グラフは国公労連の方からの借りものです。

「就活自殺」って、そんなのがあるのかと思った。政権交代の年に急増とはどういうことか!?

就活自殺

過労自殺は若者に多いそうだ。身体がつらいよりも若い心が耐えられないのだろうな、・・・なんとも。

若者の過労自殺

 去る18日、過労死をなくすための法的規制をめざして、「過労死防止基本法の制定をめざす実行委員会」の結成総会が開かれたそうです。
  http://t.co/y54Iaa8O

 過労死防止基本法の三つの柱(1)過労死はあってはならないことを国が宣言する(2)過労死をなくすための国、自治体、事業主の責務を明確にする(3)国は過労死に関する調査、研究を行うとともに、総合的な対策を行う

 青年たちを死に追いやりながら、この大企業の強欲さは反吐が出そうです。

 日本の労働者はヨーロッパより年間500時間も長く働かされているそうだ。40年間働くとすると日本の労働者は『懲役2年半』――休むことなく24時間働きづめで、2年半という時間をヨーロッパの労働者より、企業利潤追求のために余分に費やしている計算になる。

★不況と言いながら、貪欲に儲けている大企業。内部留保を復興資金に吐きだせ!

増え続ける内部留保

★それでもまだ下げろというのか法人税。庶民増税反対だ。

安い日本の法人税

 労働者を死に追いやるほどに搾取することによって暴利をむさぼる大企業。そんな中で労働者を守るのは政治の重要な責任となってきているが・・・。

 民主党は、労働者派遣法改定案から、製造業派遣・登録型派遣の原則禁止条項を削除することで自・公と合意した。TPPでは労働市場開放が重要テーマとなっており、米国は日本の金融、保険、医療などへの米国資本の参入を求めている。

 06年の「日米投資イニシアチブ報告書」(日米両政府共同作成)は、「米国側関心事項」の「労働法制」の項目で、「米国政府は、労働移動を促すことが組織の価値の極大化を図る上で重要であると指摘した」として以下の4点を挙げている。(1)従業員の確定拠出年金制度の活用の拡大、(2)解雇紛争の金銭解決、(3)労働時間規制を緩和するホワイトカラーエグゼンプションの導入、(4)派遣法の規制緩和。

 特に、「労働者派遣法による規制については、限られた時間の仕事や職場(選択)の自由を希望するものを含む労働者により多くの機会を提供する必要があるとの観点から、これを緩和すべきであると指摘した」と強調している。

 野田首相と民主党は日本の労働者を安価に使いたいという米国資本の要求に迎合、追従している。
自公に屈服した政府・民主党の労働法改悪は、普天間基地問題やTPP参加、消費税増税などに続く国民への裏切りである。

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参考:
■派遣法改定 民自公の合意/政権交代の原点否定/背景にTPPの強硬な推進
   http://t.co/J7splu2S

■哀れ民主、自公に屈服、国民に背信→主張/派遣法骨抜き修正/これでは労働者は救われない。
   http://t.co/uOnPbHPg


【“NO.2167 若者の受難”の続きを読む】

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2011.11.20 | | Comments(5) | Trackback(1) | ・雇用と労働問題Ⅳ

NO.1642 「もうガマンしない!」 全国青年大集会2010によせて

 「もうガマンしない!」・・・このフレーズが集会のメインステージの看板に掲げられるということについて、考えてみたい。

      もう我慢しない
      とくいちゃんから拝借

 「もうガマンしない!」は、自己責任論の前に分断され孤立しガマンするしかなかった時代から、分断の鎖を断ち切り連帯の力で社会問題に立ち向かう新しい時代への、青年たちのたくましい決意表明と受け止める。

 思うに殊ほど左様に、青年たちは孤独のなかで我慢を強いられてきたのだった。

 青年たちにガマンを強いてきた「貧困と格差」。 その根本原因は、①労働法制の度重なる制規制緩和による非正規労働者の拡大による「労働所得」の格差拡大と、②社会保障連続改悪による再配分機能の低下に求められる。 ここでは、「労働所得」にもありつけないほどの貧困な青年たちを大量に生み出した労働法制の改悪について振り返っておきたい。

労働者派遣法の制定

 労働者派遣法の制定は1985年。それは労働者を物か、部品のように扱う時代の本格的始まりだった。 そのお手本は、コスト削減の「トヨタのカンバン方式」。 この法律つくりにかかわった学者は、「必要なときに、必要なスタッフを、必要な期間、企業の要請に応じて派遣する」と、わかりやすく説明している。 それは、トヨタが下請けいじめでのし上がった「トヨタのカンバン方式」(=「必要な部品を、必要なときに、必要な量、トヨタの必要に応じて納品する」)の「労働者版」である。
その時、はっきりと、労働者は部品や物と同列に置かれたのであった。

 当時、中曽根内閣は、経団連のメザシの土光率いる「第2臨調」路線を忠実に実行していた。 その政治路線は「戦後政治の総決算」というスローガンで、レーガン、サチャーと連携しながら、次第に新自由主義の政治路線を具体化していた。 ユニオンジャックによる、「総評」解体、労使協調の「連合」誕生による、労働運動・国民運動の分断を利用しながら、国鉄の分割民営化につ続き、社会保障分野を目の敵に、老人医療の有料化や健保本人窓口負担が持ちこまれた時期。 同時に雇用・労働分野に、新たな搾取・収奪の方法として強行されたのが「労働者派遣法」だった。


 労働者派遣法は、戦後、労働基準法で禁止されていた旧炭鉱時代の「納屋制度」を合法化し、現代の「たこ部屋」を作り、ピンはねを合法化するものだった。

 派遣は臨時的・一時的業務に限定し、常用雇用の代替としないことが原則として謳われていた。 しかし、そんな原則はことごとく破られ、労働基準法の相次ぐ改悪とあいまって、労働コストの削減に成功した財界経済は「バブル成長」し続けた。

労働法制の歴史

「新時代の『日本的経営』」と派遣の解禁

 しかし、90年代に入りバブルがはじけ不況が進行すると、財界は新たな儲けの手段として、更なる労働コスト削減戦略を打ち出す。 1995年「新時代の『日本的経営』・・・挑戦すべき方向と具体策」である。 その提言は労働者を「長期蓄積能力活用型」「高度専門能力活用型」「雇用柔軟型」に分けるというものである。 平たく言えば、「幹部候補のエリート正社員」と「高いスキルを持つスペシャリスト」と、「いつでも使い捨てにできる激安労働力」に分けるのである。

 日経連の雇用の多様化・非正規化要求=派遣法の更なる規制緩和要求を受け入れた政治は、1999年の「派遣労働の原則自由化」に突き進んだのであった。 そして2003年には製造業までもが自由化され、日本の製造大企業トヨタやキャノンらはこれで徹底的に労働コストを削減し、ぼろ儲けをする事になる。

 もともと、派遣労働には○使用者責任があいまい ○強制労働が出来る ○中間搾取ができると言う危険があり、これを原則自由化するとどうなるかは目に見えていた。(当時、この法律に反対したのは日本共産党だけであったことを付け加えておく)

人貸し業、「タコ部屋」の復活

 1986年の労働者派遣法施行までは、労働者供給事業は禁止されていた。 上の表で、並行的に順次、関係法が改悪されてきた事がわかるが、人貸し業と「タコ部屋」の復活は法により守られたきたのである。 そして、1999年に派遣の対象業種が原則自由化され、2003年に製造業まで解禁されてからというもの、「ハケン」は急激に増えたのだった。


 こうして、青年たちを初めとする働く貧困層は生み出されてきたのだ。

「フリーター」から「ワーキングプア」へ

 1980年代後半、終身雇用で会社に人生を縛られた「サラリーマン」に対し、「フリーター」は自由に働き方を選ぶ青年の働き方かのようにして登場した。 それから20年足らずで、彼らは「貧困」の代名詞となったのである。
 2007年ごろから「ネットカフェ難民」が登場し、「ワーキングプア」がその言葉の定着と共に拡がることとなった。

 その時代と共に歩んだ「ロスト・ジェネレーション」と呼ばれる青年たちは、「頑張れば何とかなる」「上手く行かないのは自己責任だ」と思い込まされ、自己責任論を内面化しながら孤立を深めて行ったのである。

 そしてもがきながら、或いは病むことで生き延びる術を探したり・・・。 「病むこと」によって、精神障害者手帳で障害者年金をもらったり、生活保護を受けたり・・・。 過酷な労働市場から避難したり・・・。 或いは、疲れ果て孤独のうちに、自ら命を絶ったり・・・。

 「35才までもフリーターはしないだろう」と思っていた若者たちは、やがて袋小路に追い詰められ「自殺か餓死か、ホームレスか刑務所か、という最悪の四択」(雨宮処凛)を迫られるようになったのである。

自らの貧困を社会問題として

 しかし、それだけではなかった。 困難な時代をくぐりながら少なくない若者たちが、交流し学び行動する中で少しずつ「自己責任論」を乗り越え、自らの貧困を社会問題としてとらえ返し、立ち上がり始めたのであった。 そして、09年暮れから00年正月にかけての「年越し派遣村」が、現代の貧困を日本中に、社会問題として可視化したのだった。

 そして、今、青年たちは、曲がりくねり行きつ戻りつしつつも、分断の鎖を断ち切り連帯の力で社会問題に立ち向かう新しい時代へたくましいく踏み出し始めたのである。そうして、「全国青年大集会2010」に結集したのである。

「もうガマンしない!」は、青年たちの連帯と希望へのスローガンである、と理解したい。


 青年たちは希望です。とても励まされます。

      テンバイ3410

最後に紹介。
 去る16日、東京・明治公園で開かれた「全国青年大集会」で、日本共産党の志位和夫委員長は、次のように青年たちを励ましている。

大企業の無法にたいして労働者が立ち上がった
 前回の青年大集会は、リーマン・ショックが世界に広がる最中に開かれ、その直後から大企業による「派遣切り」の嵐が日本列島を襲いました。

 この大企業の無法にたいして、これに立ち向かうたたかいが全国で起こりました。労働組合をつくり、団体交渉権を行使して不当な解雇・雇い止めを撤回させるたたかいが全国のあちこちで起きました。労働局に申告して無法をただすたたかい、裁判を起こして働く権利を守るたたかい、さまざまな形でたたかいが広がり、連帯が広がった。これは素晴らしい歴史的な出来事ではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)

未来に生きる三つの力をかちとってきた
 みなさん。一つひとつのたたかいには、紆余曲折(うよきょくせつ)があります。要求が通って大きな成果をおさめた、たたかいもあります。不当にも要求がまだ通っていない、たたかいもあります。

 しかし私は、この1年7カ月のみなさんのたたかいをつうじて、みなさんは未来に生きる三つの力をかちとってきていると考えています。

 第一に、「派遣だから仕方がない」とか、「自分が悪い」などという、自己責任論を乗り越える流れが、大きく広がっているのではないでしょうか。(拍手)

 第二は、「同じように苦しむ労働者を二度と生み出したくない」と、自分個人の問題としてだけでなく、社会全体の問題として、みなさんがたたかいに立ち上がっていることです。これは、すばらしいことだと私は思います。(拍手)

 第三は、正社員と非正規社員が連帯し、民間労働者と公務労働者が連帯し、労働者と学生・高校生が連帯し、国民各分野の運動と連帯し、「年越し派遣村」に象徴されるような社会的連帯が広がった。これこそ、未来ある流れではないでしょうか。(「そうだ」の声、大きな拍手)

 たたかいによって、みなさん一人ひとりが、みなさんを苦しめている社会の仕組みを見抜き、たくましく成長している。ここにこそこの1年7カ月のたたかいの最大の成果があると、私は考えるものです。(拍手)

労働者派遣法――「抜け穴」なしの抜本改正を
 みなさん。こうした力が、労働者派遣法の改正を、政治の焦点に押し上げました。

 派遣法は、「抜け穴」なしの抜本改正が必要です。せっかくみなさんの力で法改正を俎上(そじょう)にのせました。製造業派遣は「抜け穴」なしの全面的禁止が必要です(拍手)。「専門26業務」という「抜け穴」を残してはいけません。(拍手)

 みなさん。労働者派遣法は、「抜け穴」なしの抜本改正をはかり、人間をモノのように「使い捨て」にする働かせ方を一掃し、「雇用は正社員が当たり前の社会」をご一緒につくろうではありませんか。(歓声、大きな拍手)


関連過去ログ:
 ■NO.271 貧困・格差の中心問題は、雇用・労働問題。
         http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-284.html
 ■NO.519 「日雇い派遣」原則禁止?
         http://blog107.fc2.com/control.php?mode=control&process=entry
 ■NO.536 [貧困と格差]を広げたのは?・・・政党が「やってきたこと」を見る。(1)
         http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-594.html
 ■NO.616 1999年前に戻せ!・・・労働者派遣法。
         http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-683.html
         
社会的連帯の力で人間らしく働き生きられる社会を!

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「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
           http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

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2010.05.22 | | Comments(1) | Trackback(2) | ・雇用と労働問題Ⅳ

NO.1640 ”抜け穴”をふさげというのに 拡げる民主 労働者派遣法

久しぶりに、労働者派遣法についてです。

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それは、審議中の労働者派遣法改定案で「登録型派遣の原則禁止」の例外とされた「専門26業務」をめぐるトンデモ議論。

 仕事のあるときだけ雇われる不安定な登録型派遣は、本来全面禁止すべきであることは言うまでもない。
しかし、政府案は26の専門業務を禁止の例外とする“抜け穴”法案。専門業務には派遣期間の制限がない。しかも「事務用機器操作」(45万人)ではパソコン作業が専門業務とみなされ「業務偽装」もまかり通っている。だからこそ、”抜け穴をふさげ!”というのに・・・。

 民主党は?
民主党・初鹿明博議員は「誰でもパソコンが使える時代にこれが『専門』でいいのか」とまともかと思いきや、その一方で「介護とか看護とか、ただでさえ人材不足の分野が『専門』に入っていない」と主張。「対象業務を絞り込んだり、新しく広げていったりすべきだ」と、“抜け穴”の拡大をも求めるに至っては、何をかいわんやである。

 これに、長妻昭厚労相は「不断の見直し、検討が必要」と同調。原則禁止が施行される3年以内に審議会での検討を約束する始末。専門業務は国会での議論抜きに、一片の政令で決め増やすことができるのだ。アブネ!

 専門業務の拡大は日本経団連や派遣業界からの要求。厚労省の政策会議でも、原則禁止されてきた医師・看護師を加えることなどを検討していくことを決めている・・・!!!財界向きにいい顔を作り、労働者の願いに逆行するとんでもない議論だ。

 自民党は?
日本共産党の志位和夫委員長の質問(2月8日)に合わせて厚労省が出した「専門業務適正化」の通達と是正指導を攻撃する有様だ。丸川珠代議員は、是正指導に反発する派遣業界の「要望」をとりあげ、「突然、アポイントもなく指導官が訪れ、違法であると決め付けて尋問した。こういう立ち入り調査が認められるのか」と指摘。通達で「事務用機器操作」について「習熟を要するものに限られる」などとしたことについても、「政令を超えた通達だ」などと攻撃し、現行法にもとづく専門業務の「適正化」にさえも反対している。・・・トンデモ以下だ。

 社民党は?
政府案に閣議決定で同意した立場だ。不十分だといいながら、立場上とにかく今国会成立をと主張する。
「専門26業務の中には事務用機器操作など業務内容が拡大解釈され、違法に悪用されている実態があり、例外がいくらでも広がる危険性がある」(服部良一衆院議員)。「不十分でも何としても今国会成立を」(照屋寛徳国対委員長)。

 日本共産党は?
こちらは明快!使い捨て自由の不安定雇用をなくすために、「専門業務を厳格に絞り込むべきだ」(高橋ちづ子衆院議員の質問)とのべ、大幅な縮小を求めている。

 医者や看護師に介護士も?
「仕事があるときだけ雇える登録型派遣の専門業種に指定していい」だと?!専門職らしい待遇もしないで置いてなんということか。こういう、人を相手にする仕事は関係の継続性が大事で、すぐに来てすぐに何かができるという仕事の仕方にはそぐわない職種だ。必要なときに臨時に補うのではなく、いつでも対応できるように十分な人員配置をこそ先ず考えるべきではないか。


 改定案は衆院厚労委員会で、他の法案審議が優先され審議再開のメドが立っていないようだが。労働者や弁護士などから、“抜け穴”などの問題点を抱えた改定案の抜本的見直しを求める声が広がっている。各党の態度が問われている。

          
“抜け穴”をふさげ!っつうの!

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2010.05.21 | | Comments(10) | Trackback(2) | ・雇用と労働問題Ⅳ

NO.1631 全国青年大集会2010レポート(とくいちゃんより)

 全国青年大集会2010は、全国から集まった青年5200人が交流し、「若者同士のつながりをつくり、みんなの力で職場も社会もかえていこう」とアピールし、大きな成功を収めたそうです。

 この集会に、福岡から日帰り参加した愛娘のとくいちゃんが、帰ってから疲れた身体に鞭打って、その感動を夜中の1時半までかかってレポートしてくれています。寝る間も惜しんでホットなうちに感動を伝えたかった、その感動を共有し紹介します。
(レポートは、8~9本のエントリーに別れていますが、そのなかの1本から紹介します。前後のエントリーも是非リンク先でどうぞ。集会の様子が写真でアップされています。)

 とっと、とっととっと… 「団結は力!!」より転載。

 今日、感じたことをがんばってまとめたいと思います。

今日、私が特に心に残ったのは、午後のメイン集会での、「実態の告発とたたかいの交流」の発言。

いくつか書きたいと思います。細部まで書き留めれていないので、印象に残った言葉を。

huusenn.jpg

まず、トップバッターの青年の言葉。
「・・・全国の皆さん!あなたは一人じゃない!! そのことを伝えたいと思います!」

そして、派遣で働いて、派遣切りにあい、今も会社と闘っている男性。
「一番辛かったのは、自分が‘派遣’で働いているということを、誰にも言えなかったこと。友達にも、親にも言えなかった・・・。
派遣切りにあい、労働組合に相談しました。
初めて、会社の前で抗議活動をするとき・・・僕よりも先に、20人もの人が待ってくれていた。しかも、会ったこともない人たちが。嬉しかった。
『あぁ、もう一回がんばろう』って思いました。

自分は、38歳で無職です!
何も先は見えていないんですけど、みんなと出会って、いろんなことをやって・・・今、とっても楽しいです!!」(会場中から大きな拍手)」


高校生からの訴えも。

「自分は、定時制高校に通っています。本当は、高校に通うことを親から反対されていたけれど、『自分で学費を稼ぐ』という約束で、高校に行くことが出来るようになりました。

定時制の高校に通いながらパン屋のアルバイトで働きましたが、高校との両立が難しく、やめてしまいました。そのあと、バイトを探すのですが、なかなか雇ってもらえませんでした。その間に、数ヶ月が経ってしまいました。
2万円の学費を滞納していることが、とても気になって、必死で探しました。ラーメン屋のバイトが見つかりました。『やっとこれで学費を返せる』とほっとしました。

しかし、そのラーメン屋も数ヶ月でやめざるを得なくなってしまいました。また数ヶ月バイトを探しました。何十件もバイトの面接を受けましたが、なかなか決まりませんでした。

そのうち、高校から『早く学費を払ってくれないと除籍になるよ』と言われました。このとき、3万円の学費を滞納していました。

今は、コンビニのアルバイトが見つかりました。ここでは、人間関係も良好で、ずっと続けられそうです。
がんばった僕にご褒美で良い職場を与えてくれたんだろうと思っています。」

派遣切りにあった男性。
「所持金がなくて、3ヶ月国道を歩いて神戸に来た。その間、おなかが空いたら飲食店のゴミ箱をあさった。それでも食べ物がないときは、公園の水を飲んだ。そのときは『人間って、こんなことしてでも生きていけるんだな』って、そんなことばかり考えていた。
今、みんなに出会って・・・今は、『もうあんな生活はイヤだ!』って思える。」

過労死で亡くなった青年の裁判を支援している青年たちから。
「『・・・今まで提示されたものでは、当社が死亡した原因であるという材料を持ち合わせていません』(ウチの会社のせいで青年が過労死したという証拠はない!)
その6~7行の言葉で、息子の死は片付けられてしまうんですね。息子は、青年らしい生活をすることもなく、死んでいってしまった。」と過労死した青年のご両親の言葉を紹介しました。

パティシエで働いていた2名の女性から「毎日ヘトヘトになるまで働かされました。」
「もらった給料は、最低賃金以下のものでした。」
「修行中だから仕方ない??・・・でも、おかしいと思って、相談に行きました。
そしたら、そこに居る人たちは、私を責めたりしませんでした。
『どんなモノが作りたいの?』って聞かれたんです。

私たちは、みんなが幸せになるようなケーキを作りたかったんです。
苦しみながら作ったケーキを食べてもらいたいんじゃないんです!」


他にも、いろんな人から、
「企業の力がどんなに大きくても、私は決して負けません!」
「(介護施設の職員)忙しくて、仕事に追われている。目の前にいる利用者のことをもっとよく見たいのに、隣に座ることもできない。こんなのはおかしいって思った」



それぞれの言葉にも、本当に感動したり、怒りを覚えたり、泣きそうになったりしました。

そして、一人ひとりの発言する人の後ろには、20人も30人も、同じ県の仲間たちが一緒に壇上に上がるんです。
「一人で闘っているんじゃないんだぞ」という感じでした。


今日の集会には、5250名の人が集まったそうです。
本当に、すごい人の数でした。


若者たちのたたかいには大変励まされます。

         
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2010.05.17 | | Comments(2) | Trackback(1) | ・雇用と労働問題Ⅳ

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