NO.1569 何をかいわんや!開いた口がふさがらない・・・。しかし、「動けば変わる!」
この政権は一体何を考えているのだ!?
普天間「移設」を徳之島に正式に要請するだと?
普天間移設、徳之島に正式要請へ 地元は反発、難航必至(朝日 2010年4月19日3時4分)
鳩山政権は、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として検討している鹿児島県徳之島について、今月中にも県や同島の3町の首長に正式に受け入れを要請する方向で調整に入った。米側が地元の同意が交渉入りの前提との姿勢を崩していないため、5月末までの決着のために、早期に地元との交渉を始める必要があると判断した。
だが徳之島では18日、主催者発表で1万5千人が集まる大規模な反対集会が開かれ、「移設に断固として反対する」とする決議を採択した。伊仙町の大久保明町長が「政府が移設を打診してくれば、墓穴を掘る」と述べるなど、徳之島、天城、伊仙の3町長はいずれも強く反発。伊藤祐一郎県知事も反対を表明しており、難航は必至だ。
(中略)
普天間問題に関係する一部の閣僚は、すでに地元への正式な要請に向けた協議を開始。25日に沖縄で予定されている県内移設反対集会後で調整している。政府高官の一人は「移設先は徳之島しかない」と明言。「政府が説明しないままこのような事態になっている。何も言わずにいると5月になる。とにかく表に出すことが必要だ」と述べた。
「政府の正式な意思表示がないことで地元に混乱を招いているとの判断もあり、交渉を動かす方針に転換した。」とも報じられている。
何をかいわんやだ!
正式打診だろうと非公式な動きだろうと、徳之島の民意ははっきりしているのだ。
徳之島では、昨日、島内人口(約2万6千人)の約6割1万5千人もの住民が、
「基地はいらん」「島に指一本ふれるな」「長寿、子宝、いやしの島に米軍基地はいらない」と、
抗議の大集会を開いたばかりだ。

大規模集会は、3月7日、28日に続き3度目だ。島民の意志ははっきりしている。
昨日の集会の決議文は以下。(sadaokaさんのところから拝借)
徳之島集会の決議文
徳之島への米軍基地移設に反対するために、本日ここに島内の老若男女一万人が集いました。
徳之島内外から、熱い思いで結集された皆さん、この美しい自然と、島ん人の「結いの心」共同体を、米軍基地は消し去るのです。私たちは基地の移設に断固反対して政府が断念するまで闘います。奄美の祖国復帰運動にも勝る、島を守る「民族危機」の叫びです。
徳之島及び国内への基地の分散は、軍拡であり、軍縮という世界平和の流れに逆行するものです。
「地域振興に米軍基地が有効」という声がありますが、この10年間、振興策として600億円も投入されてきた名護市では、逆に市債残高が増加し、失業率の増加、法人税の減収など市の経済は困難をきたしています。
島の自然も文化も、太古の昔から、先祖からの預かりもの、傷つけず未来の子どもたちに届けなくてはなりません。
徳之島は世界的にも貴重な希少動植物の保護活動を推進し、世界自然遺産登録を目指しています。
「長寿、子宝、癒しの島に米軍基地はいらない!」
私たちは徳之島への移設を断固として反対します。
大会スローガン
1、徳之島への米軍基地、訓練基地移設に断固反対する。
2、徳之島は豊かな自然に恵まれている。私たちは希少動植物の保護活動を積極的に推進し、世界自然遺産登録を目指す。
3、私たちは農業を中心とした、観光振興を目指す、そのために振興策に名を借りた環境破壊を許さない。
以上 決議する
大久保明・伊仙町長が「本土復帰はみんなの心が一つになった私たちの誇りだ。今日はその誇りが結集した。私たちの言葉は米国に届き、日本政府にも届く」と発言したが、
この国の政府は、国民の声には耳が聞こえないのか?
アメリカ言いなりの耳しか持たないのか?
徳之島

徳之島は鹿児島県奄美群島の島の一つ。
面積は約247平方キロ。人口は徳之島、伊仙、天城の3町で計約2万6000人。
太平洋戦争中は旧日本軍の飛行場があり、特攻隊の中継基地としても使われた。
戦後は米軍軍政下に置かれた後、1953年に日本へ復帰。
徳之島空港は2000メートルの滑走路があり、1日2路線6便が就航している。
憤懣やるかたない、月曜日。
(追記)
しかし、今日の「しんぶん赤旗」「潮流」子によると、徳之島の集会の呼びかけポスターの標語は「動けば変わる!」だったそうだ。
「島があぶない
4・18 動けば変わる!
米軍基地移設断固反対1万人集会~子どもたちにも伝えたい島への想い~
雨天決行」
そうだ、動けば変わる!!

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2010.04.19 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・普天間基地問題Ⅰ
