NO.8 こどもが夢を語るとき、親は?
四女は中3. 軽い知的障害があり特別支援学級に在籍中。
かなり主観的でもあるが、なかなかの正論を吐く。
ある日のこと。「みずきは将来大きくなったら、この洋服が小さくなるから、そんな洋服を集めて、世界中の貧しいこどもたちに、おくってあげるひとになりたい。」と。
私の関心は、この娘の、自己認識のありかた。
ふーん、そんなものかと思いつつ、そばにいた妻に、「おいおっかあ、みずはもっと大きくなるんだってよ」と言った。
すかさず、みずきが「お父さん、そういうふうにいったらいかんよ。親はね、こどもが夢を語ったら、『そうね、その夢かなうといいね』って、励ますものでしょう!」ときた。
私は、正面から反省した。この批判には、一切の逃げ道が封じられていた。
「そうやね。みずの言う通りや。その夢かなうといいな。父さんも応援するからね。」
なんか、心が清められた感じ。
2007.08.04 | | Comments(1) | Trackback(0) | ・家族・娘たち(今・回想)Ⅰ
