NO.10 8・6。ヒロシマ62.みんなが自分の声で物言おう!草の根から。
きょうは、広島被爆62周年。
その年の内に14万人が亡くなり、去年までに25万3千人の被爆者が亡くなられたという。
手帳を持つ被爆者は、約25万人。平均年齢は74.6歳という。内原爆症認定は1%以下だとか。
こんなに時が過ぎても、被爆者援護はおざなり!
世界には、2万7千発の核兵器が貯蔵、配備されているという。
アメリカは、先制核攻撃を戦略の基本にすえ、世界を恫喝する。
どう考えても、核拡散防止なんて!!
こんなもの、子どもが考えたっておかしい。
『先に核を持った俺たちはいい、他のやつは後から持ったらいかん」
こんな理屈で、世界の核兵器問題が動いてきた。
その破綻は、インド、パキスタンが新たに核を保有したことに現れている。
世界の声は、地球上からの核兵器の廃絶。
原爆投下を、「しょうがない」と言ったり、核武装容認発言が閣僚の中から飛び出す日本政府。唯一の被爆国というのに・・・。
秋葉広島市長の宣言は、明快で格調高かった。
「政府は謙虚に、被爆の実相と被爆者の哲学に学び、世界に広げる責任がある」
「世界に誇るべき平和憲法をあるがままに遵守し、」「アメリカの時代遅れの間違った政策にはっきりノーと言うべき」
個人的な印象だが、ここ数年、秋葉市長も、亡くなられた伊藤元長崎市長も、8・6.8・9に、ますます格調高い宣言を発してきたと感じていた。
私は、政府のふがいなさに比べ、両市長の宣言に、被爆者援護、核廃絶、ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアヒバクシャの草の根の運動の広がりを見て取る思いだ。
学生の頃の夏休みは、核廃絶の署名を集め、原水爆禁止世界大会の成功のための募金を集め、長崎大会に参加し、それからお盆の帰省だった。
改めて、学びつつ、草の根の運動に創意を持って参加したい。
8・9にまた掘り下げた、コメントをしたいと思う・
2007.08.06 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・9条・平和Ⅰ
