NO.58 まなざしが人を育てる。
また、最近ずーと思ってる
わけわからん話。
まなざしが人を育てる。
15年、陶友で働き、ささやかながら みんなで頑張ってきて
そう思う。
ここにくる仲間たちは、
最近養護学校を出てきた人たちはそれほどでもないが
みんな つらいいやな思いをしてきてる。
いわれなき偏見や無理解によって
学校でいじめられたり、職場で馬鹿にされたり。
地域や、ある場合は家庭においてすら
そのままの姿の自分を
受け止めてもらった思いがない。
常に否定的な視線を浴びながら生きてきた。
自分を大事に思ったり、だから頑張ろうとか言う
心の働きを、自分の中に感じた経験はきわめて希薄なのだ。
彼らは、
言葉巧みな、指導や援助やましてや「サービス」などは求めていない。
まずは、まなざしに触れたいのだと思う。
自分を、そこにそのままの姿で存在して良いと認めてくれるまなざしを。
肯定的なまなざしこそが
彼らの生きる希望を照らし、勇気を引き出してくれる。
この、肯定的なまなざしを
地域に、社会に、
と思う。
今週は実習生やら見学者やらで超満員。
あっぷあっぷだーっ。
追記
後で冷静に読むと、「私は時々、『なんばしよっとか!』というにらみを利かす。」という事実を付け加えるべきだと反省。
俺が一番修行が足りなくやさしさにかけているんだな。
2007.09.11 | | Comments(4) | Trackback(0) | ・実践的福祉労働論
