NO.292 鳩山法相は罷免せよ!
あきれてものが言えないね。
こんな男が法務大臣なんて。
見るからに悪代官風だが・・・。あ、顔のことは言えないね。
鳩山法務大臣、「ハンコなしに死刑執行」、「友達の友達はアルカイーダ」発言についで、「冤罪ではない」発言。
志布志・県議選事件 冤罪と呼ぶべきでない/法相が見解(南日本新聞)
以上、引用。鳩山邦夫法相は13日、法務省で開かれた検察長官会同で、志布志・県議選事件の無罪について「個人的な見解であるが、冤罪(えんざい)と呼ぶべきではない」と述べた。
同事件は昨年、鹿児島地裁が「客観的証拠は全くない」として被告12人全員に無罪の判決を言い渡し、確定している。
鳩山法相は訓示の中で、富山県氷見市の強姦(ごうかん)冤罪事件と比較する形で「氷見事件の方は人違いなので、冤罪ということでしょう。志布志事件(選挙違反事件)は冤罪と呼ぶべきではないと、私は考えています」と述べた。
その上で選挙違反事件の捜査について「あのようなことが起きたことは誠に残念。二度とああいう形にならないよう、努力しなければならない」と再発防止を訴えた。
法相は13日午後、発言について「冤罪という言葉は服役後に真犯人が現れるなど、100パーセントぬれぎぬの場合を言い、それ以外の無罪事件まで適用するのは広すぎる」と釈明。「(選挙違反事件は)踏み字など取り調べに問題があり、ご迷惑をお掛けしたという痛切な気持ちを持っている」と述べた。
■「許せない発言」 無罪住民ら批判
鳩山邦夫法相の発言に対し、志布志・県議選事件の無罪住民らは「許せない発言だ」と憤った。
事件の中心とされた中山信一さん(62)は「発言の真意は分からないが、事件はあったのに立証できなかったという意味なら怒りがわいてくる」と批判した。
国家賠償請求訴訟の原告団長、藤山忠さん(59)は「もうすぐ無罪判決から1年という時期に、何を意図しているのか」とした上で、「氷見事件と比較する必要はなく、腹が立つ。法相は事件の真相を何も分かっていないのだろう」と切り捨てた。
無罪住民らは昨年10月、国家賠償請求訴訟を起こし、事実無根の罪と組織的な違法行為で逮捕、起訴、長期の身柄拘束をされたと主張。提訴後の記者会見で藤山団長は「冤罪ではなく、警察、検察の犯罪」と発言していた。
被告の国と県は全面的に争う構えで、事件の端緒情報などが争点になるとみられている。
「冤罪」って、濡れ衣を着せ、無実の罪を押し付ける事だろうと思って、バカな法務大臣だと、カッとなったんだが、俺って、すぐ頭に血がのぼるので、ちょっと冷静に調べると・・・。
三省堂の『大辞林』には「罪がないのに、疑われたり罰を受けたりすること」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では、
「この項目では司法用語としての冤罪について記述しています。
冤罪(えんざい)とは、捜査や裁判の過程に問題が指摘されている刑事事件、およびその捜査・裁判の過程の問題を広範に意味する言葉。「無実であるのに犯罪者として扱われること」を指し、推定無罪の原則からすると、裁判において有罪とされ、この判決が確定の場合に限るべきである。日本では、起訴有罪率の高さから、「起訴された」イコール「犯罪者」と認識されやすく、裁判の結果無罪となった場合も冤罪と呼ばれるが、本来は誤用と言うべきである。」とある。(これには異論もあるようだが)
あ~~~、ややこしい。
まてよ、ここは狭い司法の用語が問題ではなかろう。
実際に、濡れ衣着せられて大変な苦しみにあわされ、国家賠償を請求している人たちが居るのに、検察幹部の会議でいうことではないだろう。
法務大臣は、法により国民を権力から守る責任者じゃないのか?
志布志事件については、警察や検察の犯罪こそが裁かれなければならないのだ。
もし、本当に警察権力や検察権力の横暴と過ちを反省しているのなら、「無実の人を違法な取調べで裁判にかけるようなことは、検察として二度とすべきではない」と、きっぱりと言うべきだろう。それが、この場における法務大臣たる態度というものではないだろうか。
あいまいな司法用語で、なあなあで検察をかばうような発言をするようでは、法務大臣の資格はない。
即刻罷免すべきだと思う。
さすがに、町村官房長官も「子どもじゃないから・・・」と、弱っていたが、政権にとってもそのままにしておくのはヤバイんじゃないの?やめさせたがいいよ!
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2008.02.15 | | Comments(4) | Trackback(0) | ・政治一般Ⅰ
