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NO.365 「靖国派・日本会議」は、映画「靖国」上映をどう恫喝したか!?

 ネットを徘徊し情報を集めるのは、苦手で時間もないのだが、前記事の映画「靖国」中止の問題については、それぞれのブロガーたちが書いている。

 たまたま覗いた人気ブログのお玉おばさんでもわかる 政治のお話驚くべき事実が紹介されているので、ここでも紹介したい。

杉田謙一 なるもののブログ、彼は 日本会議愛知県本部西三河支部幹事長だそうだ。

   http://plaza.rakuten.co.jp/seimeisugita/diary/200804020001/

 そこには、名古屋のシネマテークまで出かけていって、上映中止へどう恫喝したかが記されている。内容からしてフィクションではないだろう。信憑性は高い。実に不快な内容だが、全文紹介しよう。

靖国映画放映に関しての今日の結論は
1 五月三日からの上映予定は取りやめ、五月中は放映計画を中止する。
2 支配人、社長共に靖国及び遊就館に行った事がない。よって早急に上京し、参拝及び拝観する。
3 今後に関しては配給会社と相談の上検討する。
以上三点に集約できる。

 会談はこちら側栗野大兄と杉田の二名。主催者側シネマテークは代表大倉氏、支配人平野氏の二名。

 まず、靖国、遊就館に参拝してどんな感想を持っているのか、それに対して今回の「靖国」の主張を主催者はどんな判断をしているのかを問うた。
 しかし靖国にいったことがない、遊就館展示を見たことがないとの回答で肩透かしを食った格好。日本人の感性を問おうとしたのに当て外れ。

 ならばなぜに上映を企画したのか。
 刀鍛冶のかたが、人生をかけ、真心を尽くした芸術活動としての刀剣制作奉納が、戦争に加担したが如き不本意な扱われ方をしていることにショックを受けてみえる。

 出演者の意図を踏みにじる作品は、表現の自由以前の問題である.名誉を毀損していると感じないのか。また反靖国の裁判係争中の原告の意見を映画にて提示し、さらに百人切りの虚偽を映写したりと、中国側に立った主張をもつ問題作を、話題性があるからと上映、金儲けに使うとは何事か。日本人の魂の根幹にかかわる問題を、たいした見解なく、商売に使うとはどういう了見かと詰問。

 その返事は、話題作であるから放映し、靖国を学び議論の橋渡しをしたいと、もっともそうな回答。出た利益は靖国に奉納しても良い。靖国神社側にたった映画を同時上映しても良いがどうか、と、逆提案をうける。

 これに対しては、言論の自由の問題ではなく国体防衛、間接侵略の問題であり、政府の金が出され、つくられた映画を上映した事実が残れば必ず中国側が日本政府公認などと実績宣伝するのは必至。

 反靖国のお先棒を担ぐことになり、靖国に眠るご英霊に申し訳の立たぬ結果となる。と、拒絶。あくまで白紙とされる事を要求。

 2時間ほどで要望交渉を終えた。

 上京し、配給会社と打ち合わせの結果、中止となるか、あくまで上映し、反靖国の運動に加担されるかは、現時点では不明である。
 紳士的に話し合った結果、どう判断されるか、今後の推移を見守りたい。無論上映となれば断固抗議行動を徹底し、日本の正義を守る覚悟である。



 解説は不要だろう。
これが、靖国派・日本会議の実態だ。稲田朋美を尖兵とする政治家が政治的に介入し、現場ではそれに呼応した右翼団体が恫喝して回る。そこから、上映の「自粛」が始まる。

 幸い、京都でも大阪でも上映中止は見送るそうだ。映画人ガンバレ!といいたい。
結局、映画の宣伝にもなり興行的にも成功すれば、「靖国派・日本会議」はバカを見たことになる。
日本の自由と民主主義もまだ捨てたもんじゃないな。

 昨日も書いたが、その映画と「靖国神社」に対する評価は、国民一人ひとりの良心の自由だ。その前提には表現の自由、上映の自由、鑑賞の自由が保障されなければならない。それが、民主主義のイロハだ。

 稲田朋美議員は、「私たちの行動が表現の自由に対する制限でないことを明らかにするためにも、上映を中止していただきたくない」などとは言っている。ならば、この事実の前にどうするのか!?その正当性を明らかにするには、上映を成功させるために動くしかないのだが、如何にされるや?



ここまで下品だとは驚きです。表現の自由のために、
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2008.04.04 | | Comments(7) | Trackback(14) | ・歴史改ざん許すな

NO.364 映画「靖国」上映中止・・・「靖国派」の政治介入を許さず、表現の自由を守ろう!

 靖国神社をテーマにしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」の上映中止について、各誌が「表現の自由を守れ」と一斉に社説を掲げた。あの「読売」でさえも。

 NJPリンク集より靖国上映中止 新聞各社の社説">靖国上映中止 新聞各社の社説

 2月、日教組の教研集会が、右翼の街宣でお客さんや近隣に迷惑をかけるからとの理由で、ホテル側が使用を断った事件を引き合いに出しながら、映画館側の問題や、警察への注文など、異口同音に「表現の自由」に対する問題点を述べている。

 問題の本質は「靖国派」の政治介入

 しかし問題の本質は、「事前検閲」を行った自民党の稲田朋美衆院議員ら「靖国派」の政治介入にある。
以前にも、安倍信三、中川昭一らが、NHKの「従軍慰安婦問題」の番組に政治介入し、番組を改ざんさせた経緯がある。あれと同質の、表現の自由への「靖国派」による政治介入事件である。

  この作品への非難の口火を切った稲田朋美は、「靖国」派の推進部隊である「日本会議国会議員懇談会」事務局次長。南京事件や沖縄戦での「集団自決」への軍の関与を否定する議論を唱えてきた人物だ。
今回の事態は、過去の日本の侵略戦争を正当化する歴史の亡霊、「靖国」派勢力の「歴史塗り替え策動」の一環と言える。

 作品に対する「反日映画」キャンペーンを張り、国会議員による「事前検閲試写会をやり、文化庁・芸術文化振興基金からの助成は、「政治性がある」から不当だ、返せといい、中国の映画会社との共同製作だから問題だと言い、文化庁も「助成手続きは適正」と説明しているのに言いがかりをつけている。

 要するに、自分たちの気に食わない映画には、助成するなといっているのだ。そうした、「靖国派」極右政治家の策動に、右翼が現場で呼応し上映を妨害すると言う構図だ。

 ほんとに「表現の自由」を侵すつもりがないなら


 稲田氏らは「表現の自由」を侵すつもりはないと、まことしやかに言っているが、政治介入の意図をごまかしているに過ぎない。だったら、積極的に上映を支援したらどうだ!

 北海道新聞は「上映こそ政治家の責務」とし、「稲田議員らは上映中止を「残念だ」と言っている。ならば上映実現に全力を注いではどうか。 国会議員として、民主主義を守る志を、行動で示してほしい。」と述べている。同感だ。

 映画「靖国」は、終戦記念日に訪れる参拝者や遺族らの姿などを中国人監督が記録した日中合作映画だ。文化庁所管の法人から助成金を受けて制作され、香港国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞するなど、海外でも話題になった作品だ。

 靖国神社とそれにまつわる評価は、国民一人ひとりの自由である。その前提には、表現の自由、上映の自由、鑑賞の自由が保障されなければならない。

 表現の自由を守ろう。

 論点に多少のズレはあっても「表現の自由を守ろう」は、各紙も一致している。世論の一致と見ていいだろう。
 すでに日本映画監督協会など、多くの映画人が表現の自由を守ろうと声をあげている。
映画館側も、プリンスホテルみたいに不当な圧力や妨害に屈せず、表現の自由を守りぬく責任を果たして欲しい。
 反撃のために、全国的な自主上映運動が巻き起こることだろう。

 戦前のあの暗黒時代、自由も民主主義もない世界への回帰を狙う「靖国派」は、安倍信三の”沈没”により、シュンとしていたかに見えたが、「亡霊」の歴史の表舞台への復活を虎視眈々と狙っている。

許してなるものか。
表現の自由を守れ!
「靖国派」による不当な政治介入を許すな!




ちょっと大声で叫んじゃった。表現の自由のために、
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2008.04.04 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・歴史改ざん許すな

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