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NO.547 「政府・民主」対「共産・社民・国民新」の構図。

 昨日のエントリー(NO.546 厚労省も「日雇い派遣原則禁止」へ方向転換・・・?)で、厚労省の研究会が「日雇い派遣の原則禁止」を打ち出したことについて書いた。
この間の世論と運動の成果を評価しつつも、基本的な不十分さを持っていると。

椎原0347

 今日は、各政党の態度について見てみよう。
この間の派遣法の改悪を初めとする、労働法制については過去ログ:NO.536 [貧困と格差]を広げたのは?・・・政党が「やってきたこと」を見る。(1)の中で、自公のみならず民主、社民ら共産党を除くすべての政党が共同して、その改悪を進めてきたことを明らかにした。

 さて、政府・厚労省までもが「日雇い派遣原則禁止」へ方向転換せざるをえないこの局面で、各党はどうしようとしているのか?である。
面白い報道がある。「毎日」は、4野党一致という点から、民主の「苦慮」ぶりを描いて見せる。先ずは読んでいただきたい。(青字は友さん)

民主党:派遣法で苦慮 改正案、3野党と隔たり(毎日)

 労働者の格差是正を図る労働者派遣法改正を巡り、民主党が対応に苦慮している。日雇い派遣の原則禁止を目指す政府方針に対抗し、より厳しい規制内容の改正案を野党4党でまとめるよう社民党が求めているためだ。民主党は、先の通常国会で与党との修正協議を視野に改正案の単独提出を検討したが、他の3野党の反対で断念した経緯がある。臨時国会を前に、再び「野党共闘」と「歩み寄り路線」の間で難しいかじ取りを迫られそうだ。

 「野党4党目指すところは同じ。ぜひ協議していきたい」。民主党の山田正彦「次の内閣」厚生労働担当は25日、東京都内で開かれた集会の冒頭で同党の改正案を説明して訴えた。しかし他の3野党代表の発言を聞くことはなく、30分足らずで会場を去った。

 野党4党はそれぞれ独自の改正案をまとめたが、社民、共産、国民新の3党は派遣可能職種を「専門職に限り、製造業には認めない」で一致。「現行法通り」の民主党とは隔たりがある。社民党の福島瑞穂党首は、23日の会見で「(3党が主張する)ラインで野党が結束して法案を出せるよう、民主党に働き掛ける」と述べた。

 民主党の改正案は派遣会社系労組の支援を受ける議員がいる、といった複雑な党内事情の中でようやくまとめたもの。今月上旬には、山田氏自ら鳩山由紀夫幹事長に「厳しい規制を求める他党と交渉すれば、党内がまとまらなくなる」と訴えた。

 「政権担当能力が問われており、今さら非現実的な案にはできない」との判断もある。改正案作りに携わる実務者の一人は「現状は製造業への派遣がかなり多く、いきなり全面禁止では、社会的混乱をきたす」と話す。【小山由宇】


労働者派遣:4野党、「日雇い」禁止は一致(毎日)

労働者派遣法改正で28日、政府案のたたき台となる厚生労働省の報告書がまとまった。すでに改正を主張している4野党の案を比べると、「日雇い派遣の禁止」の方向性は一致しているが、登録型派遣や派遣会社の手数料規制を巡って、「政府・民主」対「共産、社民、国民新」の構図となっている。

 登録型派遣については、政府案が「待遇改善で対応」としているのに対し、民主案は派遣期間は「2カ月以下は禁止」としているものの、派遣可能業務については政府案と同じく現行法通りだ。

 これに対し、共産、社民、国民新の3党は99年の原則自由化をきっかけに、製造業など幅広い業務に派遣が広がったことを問題視し、「原則禁止し、派遣可能業務を以前の専門的な26業務に限定すべきだ」と主張する。

 また、ピンはねが問題化している派遣会社の手数料(マージン)率についても、政府・民主党案は「情報公開の義務化」で一致。これに対し、共産など3野党は情報公開の義務化に加え、上限規制を設ける方針だ。【小山由宇】



2点だけ述べる。
一点目。
「日雇い派遣禁止」を口で言っても、常用ではなく仕事があるときにしか働けない「登録型派遣」を厳しく規制しなければ実効性が無いということ。この点では自民も民主も同じである。
他の野党は、「労働者派遣は、常用型派遣を基本とし、登録型派遣は例外としてきびしく規制する。日雇い派遣は禁止する」という点で、「1999年以前に戻せ」で一致できる。
「政府・民主」対「共産、社民、国民新」の構図は、まさに全体構図なのである。

2点目。
民主党が言う「政権担当能力が問われており、今さら非現実的な案にはできない」との判断は何を物語るのか。
現自公政権を引き継いで担当する能力であり、財界が許容する政策を担う能力である事が明らかだ。「・・・いきなり全面禁止では、社会的混乱をきたす」というのは口実に過ぎない。
 国民の批判が強い自公には去ってもらって、顔だけ入れ替える「保保2大政党」による政権交代の実態は、このように政策を検証すれば誰の目にも明らかになってくる。


 このエントリーには余談だが、関連した報道で共産党は民主党をどう扱っているか、赤旗記事で見てみよう。
 記事は民主党に対し、「登録型派遣に厳しくしないとは、決定的な弱点だ。自民と変わらない。しかも30分で帰って、本気じゃない」とか言わず、批判を避けて4野党共同への期待を述べている。
 共産党の民主党批判については色々な議論があるが、それは、いつでも民主党を見つけたら捕まえて、味噌もくそも批判するというものではない。事実と道理に基づき、是々非々・・・。ここでは、この流れの中で4野党の共同を追求することが国民の利益にとって最も重要な局面である。だから、批判するべきところではないという判断があるのだろう。
 客観的には「毎日」の論評は正しい。しかし「毎日」は、傍観者であり批評家である。運動論に基づく、批判と論評にはおのずとその方法に違いがあるのである。・・・と思うのだが。

以下、参考にされたい。
派遣労働「原則自由化」前に戻せ(赤旗)


 「今こそ派遣法の抜本改正を 希望のもてる働き方の実現を」―。日本共産党の志位和夫委員長をはじめ野党四党の幹部がそろって労働者派遣法の見直しについて議論する「各党トップに聞く集会」が二十五日、東京都千代田区の総評会館で開かれました。

 全国ユニオンなどでつくる「格差是正と派遣法改正を実現する連絡会」が、臨時国会で抜本改正を実現しようと企画したものです。中野麻美弁護士の司会で志位氏のほか、民主党の山田正彦衆院議員、社民党の福島瑞穂党首、国民新党の亀井亜紀子副幹事長が討論。会場いっぱいの二百四十五人が聞き入りました。

 志位氏は、「中途半端な見直しでなく、人間らしい労働を保障する方向での抜本的な法改正が必要」とのべ、日本共産党の改正法案の考え方を説明しました。

 民主党の山田氏は、派遣労働が“働く貧困層”を生んだとのべ、二カ月以内の派遣禁止など同党案を紹介。登録型派遣は広がっているので禁止は難しいとしつつも、「四野党で共同できるよう協議していきたい」とのべました。

 社民党の福島氏は、「派遣は例外的な働き方という原則に立つべきだ」として、登録型派遣を制限するなど改正案を紹介し、「四野党が結束して法案を出したい」とのべました。

 国民新党の亀井氏も「専門的な業務に限定すべきだ」と強調し、正社員より賃金を高くするなど派遣労働者の数を規制すべきだとのべました。

 ルポライターの鎌田慧氏は「せめて解禁(自由化)したところまで戻るべきだ」とのべました。

 こうした発言をうけて志位委員長は、「一九九九年に原則自由化したことが諸悪の根源だという点では、共産、社民、国民新党は一致している。与党も原則自由化したことが問題だという認識を持ちはじめている」と指摘。「九九年改正が間違っていた。使い捨て雇用をつくった。ポジティブ方式(業務限定)に戻すよう団結して頑張っていくことが大事だと思う」とのべました。

 これに対し、福島党首は「おっしゃる通り」、鎌田氏も「なくなったルールをつくろうということだ」と発言。中野氏も「一致点がある」とのべました。

 志位委員長は最後に、「社会的な連帯で解決することが重要だ。抜本的な改正が実現できるよう全力あげたい」とのべました。



イヤ、ちょっと筋が違うかもね。ひいきの引き倒し?まあまあ。(笑)


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2008.07.31 | | Comments(5) | Trackback(5) | ・雇用と労働問題Ⅰ

NO.546 厚労省も「日雇い派遣原則禁止」へ方向転換・・・?

 厚生労働省も、日雇い派遣の原則禁止を打ち出した。
1985年制定以来、規制緩和続きだった労働者派遣法は、世論と運動の広がりの中で、規制強化へと舵取りを余儀なくされてきている。

せみ0416


 厚労省の「今後の労働者派遣制度のあり方に関する研究会」は28日に報告書をまとめた。

 報告書は、派遣労働について、「常用雇用の代わりにしてはいけない」という原則を確認しながら、「臨時的・一時的な労働力需給調整システム」としては認める立場から、それでもなお「雇用の安定、待遇の改善、違法派遣への対処」で問題があるとして、事業規制と労働者保護の両面から対策を打たなければならないとし、大体以下の内容を提言している。

 ①日雇い派遣については「労働者保護の観点から禁止すべきである」。
危険度が高い業務などを禁止対象とし、禁止期間は、日雇い派遣に関する厚労省指針が「三十日以内」を対象としていることを参考に短期雇用についても禁止を求めた。

 ②違法派遣に関与した派遣先に対し、「労働者に雇用契約を申し込む義務」を課し、行政が直接雇用を勧告する制度を設けることを提起。

 ③派遣会社をつくってグループ内に派遣するやり方も、正社員を解雇して派遣会社に転籍させるなど「労働条件の切り下げが行われている」として、派遣割合の上限を設け、解雇後の一定期間は禁じるべきだと提言。

 ④仕事のあるときだけ働く「登録型派遣」については、「選んで働いている労働者も多い」として禁止は不適当としながらも、派遣先への常用雇用などを促進するよう言及。

 ⑤ピンはね防止のためのマージン率(派遣会社の手数料)の上限規制は見送り。個別説明を義務付け。

 ⑥常用雇用の代替防止措置である「雇用契約の申し込み義務」については、「常用雇用型派遣については雇用が安定している」として外す。・・・などなど。


 そもそも、労働者派遣法は1985年に制定され、「臨時的・一時的業務に限定し、常用雇用の代替としない」ことが原則として確認されていた。ところが、99年の原則自由化、04年の製造業解禁と相次ぐ規制緩和によって、正規労働者を派遣労働者に置き換える動きが急激にすすみ、低賃金で無権利な不安定雇用が急増してきたのだ。

 そうした中で、「ワーキングプア」や偽装請負が大問題になり、労働組合や野党などから派遣法改正を求める声が上がり、政府・与党も「日雇い派遣の原則禁止」を言わざるをえないようになり、厚労省も規制強化へと方向転換をしたというのが経過だ。

 雇用と労働を守る大きな変化ではあるが、同時に上に見た報告書の内容は大きな不十分点を含んでいる。
 ①④について・・・非人間的な日雇い派遣や三十日以内の短期派遣を原則禁止することは当然だが、最大の問題は、それを生み出している仕事があるときだけしか働けない「登録型派遣」を、「選んで働いている労働者も多い」などといいながら禁止しようとしていないことだ。
 企業の一方的な都合で首を切り、労働者を使い捨てにすることをなくすには、「登録型派遣」を増大させた1999年の原則自由化以前に戻すことが必要だ。
常用型派遣(常用雇用)を原則にして、登録型を厳しく制限しない限り問題解決できないだろう。

 ②について・・・大企業が偽装請負をしても何の責任も問われないもとで、行政が勧告する制度を設けると言っても、強制力がなく、企業が従わないことも十分ありうることで、実効性が無い。

 ⑤⑥については、現状追認でまったく改善方向が示されていない。

 以上大まかに見てみたが、問題点を含みつつも、この間の世論と運動が確かに政府の方針を変える力となったことが重要なポイントだろう。さらに運動を強めながら、抜本的な改正を目指さなければならない。
 次の機会に、この動きでの各党の動きについても見てみたいと思う。

雇用と労働問題の過去ログも参考にどうぞ。


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2008.07.30 | | Comments(3) | Trackback(6) | ・雇用と労働問題Ⅰ

NO.545 さあ、肩組み歌わんかな!

 去る26日土曜日、30数年ぶりに大学の寮の同窓会があり参加した。
九大の伊都キャンパスへの移転に伴い、今年限りで田島寮は廃寮になるらしい。松原寮も数年後に。

椎原0348


20名ほどが参加。
同窓会っていいものですね。みな良いおじさんになってそれぞれに頑張っていた。
当時の写真集や資料を持ってきてくれた人もあって・・・、
一息入れて懐かしみました。

・・・例によって、記憶はまだらだが。

やっぱりふんどし締めて、勢い水をもらって、肩組み歌わんかな!だな。
亡備録代わりに・・・。


九州大学田島寮寮歌

一.
暁星逐ちて筑紫嶺に 紅こめる東雲の 沈黙(しじま)を破る鶏の声

眠りも深き若き子が 情熱持ちて目覚む時 真実の扉開けゆく

二.
嗚呼西の園靉靆(あいたい)の 雲にも紛う花霞 春の宴の影消えて

天の啓示を悟る如 散り来る花の一片に 惜春の情湧き出ずる

三.
古城の緑大濠に 映れど住まう人もなし 遠き英(えい)耀(よう)偲びつつ

多感の遊子今一人 露下蔭に仮睡めば 二年の夏暮れんとす

四.
涼風窓にそよぐ宵 田島ヶ原に月冴ゆる 地上の夢を他所(よそ)に見て
清澄(せいちょう)の裡我寮に 高き理想の子等四百 灯火消ゆる時知らず

五.
乾坤(けんこん)の要北辰の 不動を仰ぐ冬の岸 防塁むなし朔風に
緑の髪は乱るとも 憧憬(しょうけい)滾(た)ぎる熱き血に 霜融け流る那珂の川

六.
落日の雁細く去り 黄金(こがね)に染むる生きの松 神秘の闇の迫る頃

白妙黒く波洗う 玄海の灘(うみ)果てなくも 学びの海に如かざらん






九州大学田島寮逍遥歌


一.

ああ青れいに雲湧きて 遊子がのろし焚くところ

古城のほとりあけくれば 紅もゆる 紅もゆる筑紫潟

二.

泡はい寄する玄海の 潮鳴りひびく桃原に

雁が音渡り行くものを 流転の歴史 流転の歴史思はずや

三.

狂乱の民夢破れ 世の混迷に惑うとき

更に光をしたうかな 愛のしるしぞ 愛のしるしぞ自治の国

四.

伝えも古き南欧の アセンの森をさながらに

岡に集える若き日の まことの夢を まことの夢を忘れじな


 ちなみに、寮歌などは謳い方がどんどん変わっているようです。
最近ウェブで見た田島寮寮歌は、我々にとっては???というもの。そこで幹事さんたちが色々議論され、「私たちの記憶に残る歌が私たちの寮歌でいいんではないか。今時の人たちの謳い方を間違いだとする事もよくない」という結論に達した。上記の歌詞も一部が議論になったが、記憶を採用した。

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2008.07.30 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・のんべえの詩(うた)

NO.544 舛添厚労相、「いい日いい日」と「介護保険料値上げ」発言。

 福岡では35度以上が5日続いているそうだ。さすがに暑いですね。そこに持ってきて政治を語るには暑苦しすぎる!しかし今日はどうしても一言いわないかん。お付き合いください。

水遊び0368
林間に咲くちっとばかり気味わるい花。
ゆりに似ているが葉っぱはまったく別物・・・?どなたか教えてください。

「ウバユリ」だそうです。


 厚労省が「介護の日」を制定したいらしい。
「介護について認識を深め」てもらい、「介護に関する普及啓発」を図るためだそうだが・・・。で、「みんなもよく知られている旧敬老の日の9月15日がいい。915をカイゴと読める」とか「11月11日がいい。いい日いい日だ」とか・・・!あほか、そんな暇と金があるのか!

 介護給付削減のための介護保険法改悪で、軽度者を中心に介護切捨てが進み「介護難民」が増え、介護労働者の低賃金が主な原因で人手不足も深刻だ。これに抜本的な手も打たずに「介護の日」に浮かれてどうするんや!

 旗振り役の舛添厚労相。「遠距離介護」経験を売り物に、大臣にまで上り詰め、今度は「介護保険料を上げるしかない」と発言したようだ。先日は「消費税増税10%まで必要」といったそうだが・・・!
(あのギラギラした上昇志向の男、個人的にも殆ど生理的に好かん!)

追記:決まったらしいですね。下記フォーラムで発表があったそうだ。11月11日、「いい日いい日」だと!日を決めればいいというわけでも無いだろう。いい日いい日と、悪いことを言う。やってることはさかさまだ!


介護保険料引き上げを強調。
 その同じ「福祉人材フォーラム」(27日厚労省、全国社会福祉協議会共催)の席で「介護労働者の待遇改善のための介護報酬引き上げ」発言のようだ。そのために、「天からお金が降ってくるわけではない」「国民の皆さんに努力していただかないといけない」と介護保険料の引き上げを強調した。

 介護保険料は3年ごとの見直しになっており、来年4月が改定の時。現在、65歳以上の介護保険料の基準額は、全国平均で月4090円。これ以上さらに過酷な負担を押し付けるというのか。

 国民を対立させて・・・常套手段である。「介護労働者が低賃金に不満を言うから保険料を上げなければいけない」「保険料値上げは気の毒だから、低賃金も我慢しなきゃあ」という風に。財源はは保険料しか見えないようである。
当面、人材確保に必要なお金は約3000億円といわれている。
 介護報酬を引き上げるための財源は、国民に負担増を強いる方法ではなく、現在25%しかない国庫負担の引き上げなどで確保すべきではないか。そのために財源なら、5兆円にも上る軍事費を削ればいい。イージス艦2隻分だ。あるいは、大企業には研究開発減税で8000億円もおまけしてやっているではないか。<span style="color:#0000ff">・・・財界・大企業優遇、アメリカべったりの政策を国民の暮らし優先に考えれば、すぐに出てくる財源である。

 簡単な話だよ。
簡単じゃないのは、この大企業優遇・アメリカべったり病(まさにこれが新自由主義の主要な政治的症状なのだが)に、自公をはじめ民主まで、共産党を除く日本の政党が、症状に多少の違いはあれ罹患しているということ!そのことが多くの国民の目から隠されていることであり、新自由主義を批判し、自公政権を批判する人たちでさえもその単純な真理を見ようとする勇気がないということ。
 多分、TBいただいたこの人のこのエントリーはそのことをも指摘しているのであろう。

 もしお時間があれば、障害者作業所という現場における福祉労働者の実態について次の過去ログもお読みいただければ幸いです。

    NO.273 若者が希望を持てる、福祉・介護職場に! 
    NO.49 福祉の担い手はワーキングプア
    NO38 金のことを言うと汚いが・・・福祉労働者の賃金はその国の福祉のバロメーター

 フツーにヨーロッパ諸国では、福祉・介護労働者を手厚く大切にし、人材も確保して国民の福祉や介護を支えてている。そういう当たり前の国の姿にしようじゃないかということです。

参考記事:深刻な人材不足を打開するための緊急提言 2007年12月25日 日本共産党国会議員団


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2008.07.29 | | Comments(1) | Trackback(3) | ・福祉・社会保障全般Ⅰ

NO.543 ブログ一周年。

 気がつけば、7月27日が「大脇道場」1歳の誕生日でした。

夏越祭り0395


それまで、パソコンを扱った事もなかったのに・・・、お陰で何とかやってきました。
最近は、政治ブログ風になりましたが、写真ブログも作ったり基本的には楽しんでいます。
政治ブログというのは、何かに追いかけられるようなところがありますね。

問題だらけの自公政権ですから、日々「いとこと言わないかん!」と。
一人ひとりが大事にされる民主的で平和な国にするために、これからもシコシコと発言したいものです。

スルーすべきはスルーしてマイペースをつかみながら。

今後ともよろしくお願いします。



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2008.07.29 | | Comments(4) | Trackback(0) | ・このブログについて

NO.542 「ブログ通信簿」、「政党通信簿」って、知っとうや?

 子どものころ「通信簿」って気になりました?
励みにもなったり戒めにもしたり・・・。こそっとみたり、親に見せたくなかったり。

水遊び0371
木漏れ日の中に咲く。名前も知らない・・・。

 ところで、「ブログ通信簿」というのがあるらしい。非国民通信さんに教えてもらいやって見たら・・・。

        ブログ通信簿

・・・主張もなく影響もなく、マメなだけ・・・で、何で消防官や?こちらは当てにならないような・・・。

 さて本題のほうだが、こちらはかなり効き目もあるようで。
政党通信簿ってご存知ですか?
大の大人が通信簿によって管理され、操られているという話。

 財界が自民党と民主党の双方にレポートをださせて5段階評価をつけているそうだ。日本経団連がつける、いわゆる「政党通信簿」は2004年から始まった。「野党は、政府・与党への単なる批判勢力から脱皮し、いつでも政権にとって代われるだけの能力を」(03年の通称・奥田ビジョン)と、二大政党制をめざした企業献金の仕組みをつくった。

 A~Eの5段階評価の政党通信簿。(下表は、2005年分)

政党通信簿2


 どういう仕組みになっているか簡単に見ると・・・。
まず、経団連が「緊急かつ重要と思われる」10項目の「優先政策事項」を決定(07年分は1月10日発表)。この項目ごとに経団連の要望と政党の政策との「合致度」、政策の実現に向けた「取り組み」状況、実際に成し遂げた「実績」で、A(推進)からE(逆行)まで評価。04年1月以来これまでに4回、「通信簿」は発表されている。

 さらに、通信簿には「総評」と「包括的事項の論評」という記述式の欄とともに、項目ごとの「特記事項」欄がある。05年からは自民党や民主党と「党と語る会」というかたちで“口頭試問”もあり、かなり密なやり取りのもとで作られていることが伺える。

 経団連が求める07年版の「優先政策事項」の主な内容をみると、
 まず、第一が「税・財政改革」。
「社会保障関係費の抑制」などの「徹底的な歳出削減」を求める一方、消費税増税を提起。企業には「法人実効税率は30%を」と、現行より10ポイント引き下げを要求。
 次に、「雇用・就労の促進」の項では“残業代ゼロ・過労死促進法”であるホワイトカラー・エグゼンプション制度の導入。さらに、地域経済の分野では道州制の導入を主張。
 「外交・安全保障」の項では、10年代初頭までに改憲を提起。改憲手続き法案である国民投票法案の「早期成立」を求めている。
・・・などなど、国家政策の基本について優先政策を提起しているのである。

 そして、これらの政策に合致する政党には経団連会員企業・団体からの献金を呼びかけ、その額は2年間で約6億円増え、約25億円(05年分)となった。

 こうして財界・大企業本位の新自由主義の政治の仕組みは、金をちらつかせ「通信簿」で縛り、積極的に政党をコントロールしようとする財界のイニシアチブのもと、それに従う大政党によって支えられているということだ。
 
 企業に都合のいい政策を実行させるために献金するというのは、まさに政策買収そのもの。企業のモラルの問題と共に、財界・大企業の意に沿った政策を競い合う自民、民主両党の政党としての姿勢は厳しく問われなければならないだろう。

 過去のエントリー政党助成金は廃止を!も、参照ください。


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2008.07.28 | | Comments(2) | Trackback(5) | ・政治と金の問題Ⅰ

NO.541 おこぼれ回らず! 「リスクをとれ」?・・・経済財政白書。

 「企業が栄えれば、家計も豊かになる」・・・小泉内閣以来の構造改革路線は、減税や補助金などで大企業を応援し、国民には増税と社会保障切捨てを行ってきた。

椎原0346

 「期待されていた『企業から家計への景気回復の波及』は、実現に至っていない」。2008年度の「年次経済財政報告」(経済財政白書)は、そのシナリオの破綻を認めた。

 表を見ても、景気がいいのは輸出だけ。
非正規化による低賃金構造を作り、増税と社会保障の切捨て・・・。庶民の懐には「可処分所得」(自由に使えるお金)などありようが無い。したがって個人消費(GDP・国内総生産の60%を占める)は冷え込み、国内経済は脆弱になるのが当たり前。

経済白書

 経済の事は不勉強でよくわからない部分もあるが、政府には「構造改革路線」を手直しする気はさらさら無いようだ。
 「リスクに立ち向かう日本経済」と副題をつけた同白書は、企業も家計もノホホンとしてリスクをとっていないから(危険をおかしていない)、経済が黄信号になった。もっとリスクをとることで、経済の成長力を高める効果があるんだと説く。???どういうこと?

 手っ取り早く言えば、労働者がやっとこさ稼いだなけなしの金を、株式や投資信託などリスクマネーにまわせということらしい!おいおい。明日をどう食うかというところまで深刻なんだよ。
 自公の構造改革路線で痛めつけられた家計に、「リスクをとれ!」など、どういう神経でものが言えるのか?経済オンチの私でさえ「そりゃあないだろう!」

 おまけに、長期的には高齢化が経済に及ぼすリスクがあるから、社会保障財源として消費税率を上げろと言い張り、一方ではグローバル化を口実に企業の法人税減税を唱える・・・。

 黄信号に導いた路線を更に進めば、赤信号になることぐらい分からないのか。いや、そんな事はわかっていても、とにかく「大企業の利益が第一、あとは野となれ山となれ」なのか。
 重症化する資本主義病!

 また白書は、企業が人件費を抑制するために非正規雇用を進めたため、労働者の賃金が安いままであることや、「黄信号」の中でボーナスも減る傾向にあることも認めている。そこのところを改善し、労働者の懐を暖める事によって、国内総生産の60%を占める家計・個人消費に活を入れることが、経済の建て直しにのポイントだと思うのだが。

 ったく、政府がやろうとしていることは、わからん。

NO.540 消費税増税反対関連エントリー集。も参考にどうぞ。



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2008.07.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・政治一般Ⅱ

NO.538 「健全な民主政治」はどこへやら・・・政党助成金。

 最初にお礼を。
最近「大脇道場」への訪問が増えたのは、この方のお陰です。ありがとうございます。政治に対する考えはみなさん色々、一致するところもあれば違うところも。一致を大事に互いの意見を尊重しながら、誠実に交流する事が大切だと思います。今後とも誠実をモットーに書いていきたいと思います。みなさんよろしくお願します。

  さて、今日明日と箱崎宮で「夏越祭り」があり、陶友では応援団ゆうゆうのみなさんと一緒に出店します。申し訳ないですが私は、ちょっと顔を出してから、私用で失礼し、明日は終日詰める予定です。

 私用というのは「同窓会」。九大田島寮が大学の移転に伴い閉鎖されるそうです。30数年前の寮友が有志で同窓会を呼びかけてきました。「そりゃあ、バンカラ時代の私としては、馳せ参じなきゃあ」ということで・・・、このエントリーは予約投稿です。(コメントへのお返しも遅くなると思いますが・・・、どうせ少ないから心配ないか)よろしくお願します。



・・・ということで、本題にはいります。

  「ムダをなくそう」という最近の議論(これは、消費税導入への地ならしもあり、まがい物も含まれているが・・・)の中で、「政党助成金をもらわない共産党は見あげたものだ」という評価の声も上がっているが・・・。

 今年中までに支払われる政党助成金の総額は、14年間で4400億円に達する見込み。
この制度は1995年、細川内閣が「政治改革」と称して小選挙区制とあわせて導入したもの。その目的は、なんと「民主政治の健全な発展に寄与する」(政党助成法第一条)ということだったが・・・。

椎原0349


 現実は?企業・団体献金は野放し、税金にたかり、健全な民主政治はどこへやら。
ということで、調べてみればなんと驚き!
政党助成金なくしては、自前ではやって行けないのだ。自立できない政党(共産党以外)ばかりで、旨いい汁にありつき止められない訳だ。

政治資金の内訳

 「その他」の部分が個人献金も含むのだろうが・・・、民主党本部の個人献金は99年の925万円をピークに年々減り続け、2005年はわずか2万7千円?町内会の会計でもこんなにひどく?はないな。個人献金の基盤はゼロか。

個人献金

赤旗によると、

 支出でも特に自民、民主の両党は政党助成金なしに成り立たないといってもよいぐらいです。

 〇五年の本部支出をみると、民主党は人件費、光熱水費、備品消耗品費、事務所費で構成する経常経費の98%を助成金から支出。政治活動費のなかでも選挙関係費や宣伝事業費、購読料を取るはずの機関紙誌発行まで100%助成金です。自民党も人件費の92%、備品消耗品費97%、機関紙誌97%、宣伝事業費99%を助成金から充てています。

という事らしい。
 政党活動の経常経費や政治活動の費用のほとんどが政党助成金でまかなわれている。

 郵政民営化をめぐり解散・総選挙があった05年は、CMやコンサルティング代に数千万円から数億円単位の政党助成金が使われ、候補者に配る公認料だけでなく選挙の供託金まで自民党2000万円、民主党8700万円(没収分)を助成金から出していたそうで・・・。おいおい、供託金までもかよ!

 CM見たら、「税金!」 ポスターも税金!ウグイス嬢も税金!・・・何から何まで税金頼み!お気楽なもんだね。それで、その税金で国民を痛めつける政治をやらかすんだから・・・、この国の有権者も、人がよすぎるよ。
 共産党なんかは、やれ選挙募金だ、やれ年末募金だ、夏季募金だと貧乏支持者にお願いに回っている。赤旗などの事業収入も上げ、自立した政党として自前の努力を当然として、政党助成金も受け取らない。「見上げたものだ」という評価は当たっている、というか当たり前なんだが。・・・色々言う前に、どっちがまともな政党の姿かね。

国民一人当たり250円。
俺の税金は、返してくれ。自分が支持する政党に寄付するわ!
それこそ「健全な民主政治」への道だ。

天下の無駄遣い=政党助成金は今すぐに廃止を!
政策買収=金権政治の元凶、企業・団体献金は直ちにやめよ!


 過去のエントリー政党助成金は廃止を!も、参照ください。

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2008.07.27 | | Comments(0) | Trackback(6) | ・政治と金の問題Ⅰ

NO.539 暑中お見舞い。

    暑中 お見舞い 申し上げます。

        毎度ご訪問ありがとうございます。
        みなさまのご健勝をお祈りします。

                        2008年 盛夏 友さん拝

サギ0378


    サギソウ・・・今年初めての鷺が飛びました。
   挨拶代わりにお届けします。今後とも「大脇道場」をよろしくお願いします。
 

2008.07.26 | | Comments(11) | Trackback(31) | ・あいさつ・自己紹介

NO.537 [貧困と格差]を広げたのは?・・・政党が「やってきたこと」を見る。(2)

うだるような暑さですが、稲の花が咲き始めました。
こちらは夏の強烈な日差しをめぐみに、実りの準備を始めています。

稲穂0356(クリックで拡大します。花を見てやってください。)

 貧困格差」が広がった根本原因について。
「それは、労働法制規制緩和による非正規労働者の拡大による「労働所得」の格差拡大と、社会保障連続改悪による再配分機能の低下に求められるのではないか?
ここ10年、これらの問題に日本の政党がどういう態度をとってきたのか検証する価値があるだろう。」ということで、
過去ログNO.536 [貧困格差]を広げたのは?・・・政党が「やってきたこと」を見る。(1)で、「非正規雇用を生み出した、働くルールの破壊は誰がやったのか?」を見てみた。

 今日は、②「社会保障連続改悪について」見ることにしたい。
 
 資本主義社会といえども、「自由競争による負け組は生きるに値しない」ということではなく、社会保障制度による「所得の再配分」(所得がない、低い人には国が公費で生活を支える仕組みを作るというやり方)により生存権を保障するように、知恵をめぐらしてやってきたというのが、世界の流れです。
 しかしここ10数年来、日本では、大企業・財界のボロモウケを応援する自公政治の中で、社会保障がどんどん削られ、国民の生存権が脅かされてきている。
下のグラフは、貧困の指標である生活保護の急増ぶりを示している。
この数字とて、「水際作戦」で生活保護を受けさせない行政の取り組みの中でのことであり、実際の貧困は、生活保護基準以下で暮らすワーキングプア層や安い年金生活の高齢者など数倍とは言わない実態だろう。

激増する生活保護世帯

 さて、下の表を見ながら「格差貧困」に拍車をかけてきた、この10年来の社会保障切捨て政策の実際の主なものを見てみることにしよう。

先ずは介護保険制度について。
 ・97年に制度が導入された。共産党は、当時の法案そのものには保険料負担問題などを指摘し「保険あってサービスなし」になる危険性があると、抜本的改革を求め反対したが、保険制度そのものには「措置制度と公的保険制度の併用」という方向を認めていた。
私は、当時から「措置制度=全額税方式で高齢者の介護を支えるべきだ」と保険制度(保険制度はいったん導入されると、私保険化がすすみ、公は骨抜きにされる危険が高い・・・実際の経過もそうなってきた)そのものの導入には反対だったが、いまでもあのときの共産党は軟弱だったと思う。  

 ・05年5月に介護保険は改悪され、10月施行から要介護認定が変わり軽度の人たちの介護が切り捨てられ、さらには介護施設の居住費・食費が全額自己負担になり、退所に追い込まれる「介護難民」が全国で生まれている。 
 
 自公与党と民主党の賛成で改悪は強行された。自公は「利用者負担の不均衡の是正」と主張し、負担増を当然視。民主党も「あるべき介護保険制度へと一定の前進」と賛成。

介護保険法成立と一体に行われた国民健康保険法の改悪。
 ここで、国保滞納者への「資格証明書」発行を自治体に義務づけた。高すぎる国民健康保険料を払えない人が保険証を取り上げられ、病気になっても病院にかかれなくなっている。「資格証明書」では、病院窓口で治療費全額をいったん支払わなければならないため、お金がなくて病院にいけずに命を失う人も出る深刻な事態だ。

 賛成したのは、自社さ与党と、旧々民主。かれらは問題点を指摘する一切の議論もしなかった。共産党は、「(国保料が)払えないからと罰則を強化して保険証を取り上げるのでは、国民の命を守る政治の責任が果たせるか」と反対した。

★障害者福祉関係では。
・00年の事業法改悪による「障害者福祉の措置制度撤廃」がターニングポイント。
「措置」は行政処分だから本人を尊重することに反するというまことしやかな理由により、障害者福祉への国の責任を放棄した。取って代わり「契約制度」=「支援費制度」が持ち込まれ、「サービスが必要な障害者は、自分で必要な事業者を探して契約しなさい」となった。
 少なくない、サービスや制度にアクセスできない障害者は福祉の谷間に埋没することになってきた。
こうして、「申請主義」(自分から言わないと、行政も誰もどうしてもくれない)が徹底して、福祉サービスからどんどん遠ざけられていくのである。
(各党の態度は表を参照)

・その基本が05年の障害者自立支援法に受け継がれ、「自立」の名によって、障害そのものも「自己責任」とされ、「サービス」にかかる費用に「応益負担」(お金がない人も一律に利用料をとる)が適用された。金のあるなしで、生きることが制限される非人間的な制度だ。

 障害者福祉と自立支援法については、現場に関わるものとして以下のエントリーを是非お読みいただきたいです
    NO.117  自立支援法・応益負担は許さない!(1)
    NO.120  自立支援法・応益負担は許さない!(2)
 障害のある人たちは、特異な存在ではなく、「つながる生命=私たちの一部」だということについて、書いています。私が政治的な発言をする原点でもあります。

母子家庭の支援は?
 母子家庭の生活を支える命綱、児童扶養手当。支給から5年たてば手当を最大半減するという大削減を決めたのが、02年11月の母子寡婦福祉法等の改悪。

 自公与党は「母子家庭の自立促進」のための就業支援の強化をする、として改悪を推進。しかし、就労支援の効果について坂口力厚労相(当時、公明党所属)は、「やってみなければわからない」などという無責任答弁。民主党は、問題点は指摘しつつも、最後は賛成に回った。
 共産党は「母子家庭の生活を保障する国の責任を放棄するもの」と反対。

各法案への各党の態度

 以上、「貧困と格差」にかかわる労働法制と社会保障法制の内容と、各党の態度を見てきた。
政党の言うことだけではなく、実際の行動を見ることは、今日のマスコミ状況からしてますます重要なことだと思う。
 国政に関わる問題は内政から外交と多岐にわたり、それぞれに政党の政策・態度が試されている。
すべてをよく見て考えるほど、私たちもゆとりはないが、それぞれに関心の高いテーマだけでも、事実をよく見てみることが、主権者としての責任ある判断に役立つのではないだろうか。




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2008.07.25 | | Comments(2) | Trackback(3) | ・福祉・社会保障全般Ⅰ

NO.536 [貧困と格差]を広げたのは?・・・政党が「やってきたこと」を見る。(1)

椎原0339
過去ログNO.532 政党助成金が交付された。で、村野瀬玲奈の秘書課広報室からのTBに対して以下のことを書いた。

 村野瀬玲奈の秘書課広報室は、どうやれば政治を本当の意味で国民本位に変えられるのか、腐心しながら問いかけ、呼びかけています。政党を「支持する対象」と考えずに、「使う道具」と考えたら?と。
 この考えは正しいと思います。日本では政党や政治家は偉くて、国民はそれに従うようなイメージがありますが、民主主義とは国民が主人公なわけで、国民の要求や意志を政党や政治家を使い政治に反映させていくというのが当たり前。政党・政治家は、殺傷与奪の権限を国民に握られた存在なのです、本来ならば。
 そのためには、主権者が政治の事実・実態をよく知り、一人ひとりが責任ある判断と行動ができるということが大切ではないだろうか。 

以上、部分引用。
 関連して、+++ PPFV BLOG +++さんより、はたして民主党は「使える道具」だろうかというTBが来た。

・・・「支持政党」を「政党信仰」と誤解されることは本意ではありません。私の政党に対するスタンスは上記のようなことであり、いわば「使う道具」と割り切っているものです。
しかしながら「使う道具」には「使おう」とする以前に「使える道具」か「使えない道具」かの吟味が必要かと思います。そのためには「今何を言っているか」ということとともに「今まで何をしてきたか」が重要な判定基準になろうかと思います。
・・・(中略)・・・
特に「憲法関連」「労働関連」「大企業関連」の各法案に対する民主党の態度を見れば誰の方向を見ているのかはおのずと見えてくるのではないでしょうか。はたして「使える道具」なのだろうかと。・・・

以上、部分引用。
 「そのためには「今何を言っているか」ということとともに「今まで何をしてきたか」が重要な判定基準になろうかと思います。」・・・選挙になると、どの政党も口当たりのいいことを言うわけで、この指摘は重要だろうと思う。

 そういう視点から、私は「政治行動の事実をよく見て判断する」ことを、一連のエントリーで述べてきたつもりである。

前置きが長くなったが、まさに今日のエントリーも、「事実はこうだ」である。

「貧困と格差」が広がった根本原因は何か。
それは、①労働法制規制緩和による非正規労働者の拡大による「労働所得」の格差拡大と、②社会保障連続改悪による再配分機能の低下に求められるのではないか?
ここ10年、これらの問題に日本の政党がどういう態度をとってきたのか検証する価値があるだろう。

①非正規雇用を生み出した、働くルールの破壊は誰がやったのか?
下図のように90年代後半より非正規雇用は飛躍的に増えている。
その原因となったのは、 90年代後半から続く一連の労働法制の規制緩和―とりわけ「派遣労働の拡大」、「裁量労働制の導入と拡大」、「有期雇用制の拡大」・・・いわゆる“三点セット”だ。

 この点については、自・公両党も「(労働の規制緩和が)格差の拡大を招いたことは認め」ており、民主・松本剛明政調会長も「非正規の著しい増加の主因は、度重なる派遣法制の変更にある」と認めた。

増えつづける非正規雇用

ではいったい誰が、この「規制緩和」を進めてきたのか?である。

労働者派遣法の導入と改悪
★もともと労働者派遣は、労働者からの「ピンハネ」を防ぐため、職業安定法で禁じられていた。その例外として、1985年に労働者派遣法がつくられ、26業種に限定されていた労働者派遣。
★99年の改悪で原則自由化された。今日の1700万人といわれる非正規雇用を生みだし、格差・貧困拡大の引き金となった大改悪だ。
 これを「労働者に多様な選択肢を確保し、就業機会の拡大を図る」などと的外れな主張をして、推進したのが自民、公明と民主、自由(現民主)の各党。社民党も賛成した。

 日本共産党だけが「大量の低賃金、無権利の派遣労働者をつくりださざるを得ない」と反対した。

有期雇用拡大の問題はどうか?
 労働法制の要である労働基準法は、98年と2003年に改悪された。
★98年の改悪は、何時間働いても労使が決めた時間しか働いたとみなさない「裁量労働制」を、すべてのホワイトカラーに拡大。変形労働時間制の緩和や、3年たてば使用者が自由に解雇できる有期雇用制の新設も盛り込んだ。
 共産党は、改悪案は「ただ働きを合法化し、雇用の保障のない無権利な労働者を大量につくりだす」と反対。これに対し、自民、民主、公明、自由、社民の各党は、改悪案を「おおむね時宜を得た内容」と賛成。民主党の笹野貞子参院議員は五党を代表し、「経済社会の変化に対応した主体的な働き方のルールをつくる」と賛成討論した。

★03年の労基法改悪では、有期雇用を最大5年に伸ばし、裁量労働制の導入手続きを大幅に緩和。これにも自民、民主、公明、自由の各党が賛成した。

★雇用の流動化を促進するため、企業のリストラを国が財政的に援助する雇用対策法等改悪・・・「リストラ奨励法」とも言うべき改悪(01年)は、自民・保守、公明、民主、自由の各党が賛成。
★労働者の派遣期間の上限延長、製造現場への派遣解禁などを盛り込んだ03年の派遣法改悪には自民、公明両党が賛成しています。

 以上見てきたように(下表を参照)、働くルールの破壊は、自民、公明が推進し、民主もそのほとんどに賛成して来たというのがここ10年の政治の事実だ。
各法案への各党の態度

 民主党支持の多くの人々は、こうした事実をご存知なのか?政権交代さえすれば自公政治を変えられるとでもマジで思っているのか?私には不思議でならない。
 民主・松本剛明政調会長も「非正規の著しい増加の主因は、度重なる派遣法制の変更にある」と認めたが、自らそれに手を貸したことへの反省の弁も、今後どうしていくかの方針も政党として示すことができない。過去の過ちは誰にでもあることで、そのこと自身は攻めるつもりはないが、反省が必要であろう。

 ブログシーンで放言するだけならいざ知らず、真面目に民主党に期待するブロガーの皆さんは、同党への「要求と監視」をいっそう強める必要があるのではないだろうか?「はたして使える道具かどうか」もふくめて・・・。さもなくば、批判する自公と同じ道に連れて行かれることになりかねないだろう。
 政治は「リアル」空間の生きた事実だ。
 
②社会保障連続改悪については、長くなるので次の機会に、ということで。 


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2008.07.24 | | Comments(2) | Trackback(4) | ・雇用と労働問題Ⅰ

NO.535 消費税は「国民からお殿様(財界)への年貢」。

 「税と社会保障は逃げられないテーマだ」(政府税調香西泰会長)・・・22日、政府税調が、消費税増税を含む税制の「抜本的な改革」の議論をスタートさせた。

 税調は「消費税は、社会保障財源の中核を担うにふさわしい」と述べ、「(社会保障費を)消費税率を引き上げていくことによって賄うとの姿勢を明らかにすること」(昨年11月答申)を求めてきた。
「最後は政治的決断。国会の決議になる」そうだ。

サギ 009
ヒメツキミソウ

 村野瀬玲奈の秘書課広報室から消費税の現実は、「財界への国民からの貢ぎ物」です。福祉のための財源ではなくて。という記事をTBいただいた。

消費税増税に関する新聞社のアンケートに関する論評の中で、次のように述べている。

最も大きな不満は、この調査では、「大脇道場!」さんが繰り返し指摘している、消費税による税収がほとんど企業法人税減税分に相当していて、しかも、ここ数年で、福祉や医療や労働政策への予算はどんどん削られている現実を国民が意識して回答しているのかどうかがさっぱりわからないということです。税収や予算の使われ方について知識も関心もないと思われる一般国民が、税金についての具体的な知識欲のないまま、「福祉を守るためには増税もやむを得ないのかもしれないなあ」と漠然と思っているだけであることが浮き彫りにされているだけの調査にすぎない、という疑問です。


ピンク部分グリーン部分に貢ぎ物にされたということ。

消費税と法人税減額
                                    (しんぶん「赤旗」より拝借)

消費税の「現実」は、政府与党や消費税増税論者が言いたがる「福祉のための財源」などではなく、「国民から財界への貢ぎ物」というべきでしょう。

と。なるほど上手いこと言うわ。

 「貢ぎ物」? はて?どこかで聞いた言葉・・・!
「国民の年貢をもう少し増やすと言うのは、ごく当たり前のこと。・・・昔の封建時代のお殿様が年貢を取っているわけではない。今のお殿様は国民なのだから、国民が使っているものに対して年貢が追いつかない場合は・・・(増税は)当たり前・・・」
自民党伊吹幹事長の発言である。
「今のお殿様は財界だから」に置き換えてみれば・・・!
なるほど!伊吹の爺さん、もうろくしていた訳じゃあないな。ストレートを投げ込んできていたという訳だ。
よし!それなら、狙い澄まして、「カットバセー!」

NO.540 消費税増税反対関連エントリー集。も参考にどうぞ。



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2008.07.23 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・消費税・財源・税Ⅰ

NO.534 消費税、カナダでは引き下げ。

 紹介だけの記事ですが・・・。
「カナダde日本語」さんより消費税と社会保障:日本の増税とカナダの減税のTBをいただいた。
映画「シッコ」でカナダの医療費は無料だと知ったが、一般にカナダの事情はあまり知られていない。

ひまわり処理0013

カナダの消費税事情について参考になるので、紹介したい。

・・・又、消費税に関して言えば、日本では消費税を上げようとしているが、カナダでは消費税を下げる傾向にある。2006年には7%だったGST(連邦消費税)は、2007年に1%、2008年にさらにもう1%下げられ、現在では5%となっている。カナダの消費税には2種類あって、カナダ全体で同じ税率のGST(連邦消費税)と州によって税率が違うPST(州税)だ。
・・・(中略)・・・
しかし、日本のように全ての物品に対して税金がかかるわけではなく、生活にかかせない必需品である食品などはGSTもPSTも免除される。一方、ものによってはPSTの税率が変わってくる。例えば、オンタリオ州では、宿泊するとき、宿泊税としてPSTは5%に減税され、レストランでの娯楽やアルコールには10%、店で買うアルコールには12%と増税される。
・・・(略)・・・
衣類にはGSTとPST両方が課税されるが、子供服ではPSTは免除されるなどなど。

生活必需品は非課税で、ぜいたく品は高い・・・。

日本とカナダの税率を比べる時、人口や国の面積も考慮すべきだろう。日本のように人口が多ければそれだけ税金を納める人が多いわけだから税収は上がるので、一人当たりが払う消費税は少なくてもやっていけるが、カナダのように人口が日本の四分の一である場合は、税金をやや多めに徴収しないと国として成り立たなくなる。又、カナダの国の面積は日本の26.4倍で、もし、日本のように道路を整備したら、工事費に莫大なお金がかかるわけだから、ガソリン税ももっと高くてもいいはずなのに実際は日本のガソリン税を引いた値段よりもずっと安い。おまけにごく最近作られたものを除いて高速道路は全て無料だ。ちなみに昨日の近所のGSのガソリンの値段は、長い間上がる一方だったが、何ヶ月ぶりかで初めて下がって$1.296(約130円)/1リットルだった。といっても前日に比べて1リットルにつき、1~2円くらい下がった程度。

確かにカナダの消費税は日本の5%に比べると13%と高いけれども、人口が日本の四分の一で、国の面積は26.4倍であることをを考慮し、歯科や美容整形、不妊治療など特殊治療以外の医療費が無料で年金制度も日本のように25年以上勤めなくてももらえること、高速道路は無料、教育費が安いことなどを考えれば、決して高くないと思う。

 諸外国の消費税(付加価値税)事情は、日本の場合とは全く違う事を、過去ログNO.518 イギリスは消費税率17.5%なのに、ほとんど払わなくても暮らしていけるって?などで明らかにしたが、カナダの場合もそうですね。他国のことを知ることも大事なようで。

 ところで、「カナダde日本語」さんは、次のように言われる。

自民党政権がこのまま続けば、いずれ早いうちに消費税が上がるのは目に見えている。万一、消費税が上がっても、それが社会保障制度を充実させるためなら国民だって文句はいわないだろうけど、自民党が行おうとしているのは、ただ単に消費税を上げるだけ上げて、大企業の法人税はそのままで国民の負担を増やせるだけ増やして、それを国民ではなく天下り官僚を受け入れる大企業に還元しようとするものだ。

と指摘しつつ、

小沢代表も政権交代に向けて、本腰で臨んでいるようで心強い。
・・・
政権交代すれば、消費税の増税なしでも社会保障はカナダ並みに充実できると思ったら、今日もランキングの応援よろしくお願いします。

そこのところは、いかがなものか?
政権の中身が問題で、私としては、ポチ!しかねますなあ。
ま、引用させていただいた趣旨はここには無いので、読者の評価におまかせしますが・・・。

NO.540 消費税増税反対関連エントリー集。も参考にどうぞ。



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2008.07.23 | | Comments(2) | Trackback(2) | ・消費税・財源・税Ⅰ

NO.533 14年間で4400億円!・・・政党助成金。

 4400億といえば、社会保障費抑制の2年分以上・・・。

 政党助成金は、1994年細川内閣当時の「政治改革」関連法で小選挙区制とセットで導入。受け取りを請求した政党に、国政選挙の議席数と得票数に応じて年4回(4月、7月、10月、12月)に分けて配られる。

サギ 020

 下のグラフに2008年分の政党助成金(総額319億4100万円)を加えれば、
14年間で総額4400億
に上る。

各党が受け取った政党助成金


 各党の交付額の08年上乗せは以下の通り。
★自民党 158億4200万円
★民主党 118百億7800万円
★公明党 27億3000万円
★社民党 9億200万円
★国民新党 3億8300万円
★新党日本 2億300万円

 政党助成金は、もともとリクルート事件やゼネコン汚職、佐川・暴力団事件など、企業と政治家をめぐる金権・腐敗事件が相次いで、「政治改革」が大きな課題となったとき、腐敗の温床「企業・団体献」をなくそうではないかという声から始まったものだ。ところが、「企業・団体献金がなくなったら、政党活動が出来ないから税金で助けてやろう」と、なんとも情けない理由で1995年から導入されたものだ。だから、一応その目的は「民主政治の健全な発展に寄与する」(政党助成法第一条)となってはいるが・・・。

 一応とはいえ、95年1月施行の「改正」政治資金規正法は、付則9条で政治家個人への企業・団体献金について、施行5年後に「これを禁止する措置を講ずる」と明記。また、同10条では政党への企業・団体献金のあり方についても、5年後に「見直しを行うものとする」と、規制の方向を明らかにしていた。

 ところが、企業・団体献金の規制はサボり野放しにしながらながら、年間300億以上の税金を「政党助成」につぎ込んできた。こうして、政党助成金と企業・団体献金のいわば「二重取り」をして、甘えながら、この国の政党は堕落の道を転げ落ちるのである。政党が国民の間で活動し、そのなかで募金を集めたり、いろんな資金を国民とのつながりのなかでつくる努力をしないで、巨額な税金にたかれば、腐敗するのは当然だろう。

 後日詳しく書く予定だが、税金でまかなうこの「助成金」の使途については、2007年12月27日の「政治資金規正法」改悪で、「全面公開の対象からはずす」ということまでやってのけた。因みにこの改悪に賛成したのは、自民、民主、公明、社民など共産を除くすべての政党。・・・税金なのに使途を国民の前に明らかにしないないという腐敗堕落ぶりだ。明らかに出来ない使い方をしているのだ。

 唯一共産党だけが「政党助成金は、政党支持の自由や思想・信条の自由を無視して国民に「強制献金」をさせる憲法違反の制度だ」として、導入に反対した。そして受け取りを拒否している。

 政党助成金に対する政党の態度は、民主主義政党としての試金石だと思うがいかに?
 その口で、「格差をなくす」とか「社会保障」を掲げ、「ムダの削減」を語る政党なら、先ずすぐに出来るこの政党助成金を廃止すべきではないか。

 過去のエントリー政党助成金は廃止を!も、参照ください。


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2008.07.22 | | Comments(1) | Trackback(2) | ・政治と金の問題Ⅰ

NO.532 政党助成金が交付された。

 午前中の撮影は雨にたたられ、「お父さん、この前も写真撮りに行こうとしたら雨だったね。雨男?」と言われてしまった。

721田舎0307
目には目を?ぎらぎらした夏の太陽に、マッカッカで勝負。
普通は、人気取りのために涼やかな色で行こうかなというところじゃない?
ところがオニユリくんのこの反骨精神!見あげたもんだよ。
カメムシの仲間も遊んでいます。クリックしたら大きくなりますよ、どうぞ。


 村野瀬玲奈の秘書課広報室は、どうやれば政治を本当の意味で国民本位に変えられるのか、腐心しながら問いかけ、呼びかけています。政党を「支持する対象」と考えずに、「使う道具」と考えたら?と。
 この考えは正しいと思います。日本では政党や政治家は偉くて、国民はそれに従うようなイメージがありますが、民主主義とは国民が主人公なわけで、国民の要求や意志を政党や政治家を使い政治に反映させていくというのが当たり前。政党・政治家は、殺傷与奪の権限を国民に握られた存在なのです、本来ならば。
 そのためには、主権者が政治の事実・実態をよく知り、一人ひとりが責任ある判断と行動ができるということが大切ではないだろうか。

 その「知と判断」に資することが出来れば・・・ということで、政党助成金問題について何回かに分けて書いてみたい。

 自民も民主も公明も・・・、「消費税増税の地ならし」として「税金の無駄遣い撲滅」「政治家自ら身を切るべきだ」などと立派なこと?を言っていますが、・・・天下の無駄遣い=政党助成金はちゃっかり貰いますね。「口先政治家・政党」は、私の基準ではそれだけで先ず失格だが・・・。

 総務省は18日、2008年分の政党助成金(総額319億4100万円)の第2回分として交付。
今回総額は79億8500万円。残りは10,12月に交付予定。

 各党の交付額(100万円未満切り捨て、カッコ内は年間の交付予定額)は以下の通り。
★自民党39億600万円(158億4200万円)
★民主党29億6900万円(118百億7800万円)
★公明党6億8200万円(27億3000万円)
★社民党2億2500万円(9億200万円)
★国民新党9500万円(3億8300万円)
★新党日本5000万円(2億300万円)
  ◎日本共産党は、支持政党にかかわらず国民の税金を各党に配分するという「政党助成金制度」は、思想・信条の自由を侵すとして廃止を主張し、受け取りを拒否している。この点では、唯一まともな政党だ。

 政党助成金は、子どもからお年寄りまで国民一人あたり年二百五十円の税金が源資。
自らの政治活動のための資金を作る努力も出来ずに、税金頼みの政党が、どんな政治が出来るのか?

 以上、今日のところは触りだけ。
過去ログ:NO.247 政党こそ自立すべし。政党助成金の廃止を!を参照ください。
以下部分引用。

国民には、自立自助を説き福祉予算を切り捨てながら、政党は税金頼み。

生活保護の老齢加算は04年から削られ,3年間で370億。
同じく生保の母子加算も,向こう3年で180億削ろうとしている。
自立支援法で、障害者には510億円もの負担を強いた。

わずか月額7~8万の障害基礎年金しかない障害者から、
食事の介護、入浴介護、手話通訳利用など生きるためのぎりぎりの、制度活用のたびに利用料負担金をむしりとる。
・・・
自らの政党活動資金作りのための、自助努力はサボり、税金にたかり、企業献金に依存する。
ま、企業献金は、魚心に水心だが・・・。

しかもこの政党助成金は、税金だから真っ先に使途を全面公開すべきにもかかわらず、
昨年末の、改正政治資金規正法では、使途全面公開の対象からはずされた。
この法の目的が「国民の不断の監視と批判」にあるはずなのに・・・である。

税金のつかみ取りである。
自民党に交付されたお金が、自民経理局長が代表取締りを勤める企業に還流されたのは新しい記憶だ。
2社に4年間で82億。
4年間の自民の受取額は1600億だから、13%である。
税金をつかみ金にし、法の抜け穴から、私企業に還流すると言う事が、堂々とやられている。

腹立つなんてものじゃないない!
しかも自公だけではなく、民主も含め共産党以外はみんなちゃっかり貰っているよ。
共産党は、支持していない政党に事実上献金が強制され、思想信条の自由を謳った憲法に違反すると、廃止を主張し、受け取りを拒否している。

「金に汚い男にだまされると、不幸になるよ。」
男と女の話じゃなくて、この国の政党と国民。分けても福祉を命綱とする人々。

政党助成金はすぐにやめろ!
企業団体献金もすぐにやめろ!
本気で政治をやるなら先ず、自立してものを言え!バカどもが!


 

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2008.07.21 | | Comments(1) | Trackback(2) | ・政治と金の問題Ⅰ

NO.531 計画的に。

 連休は久々のような気がする。しかも3連休。
計画的に使わないと後で「あ~~損した~~」となる。
今日は早朝ソフトボール。利き腕が五十肩であがらず、ボールは投げられないわ、バットは振れないわ・・・。でも人数不足のため一応スタメン。結果は無残。
その後午前中は近所をぶらつき、写真を撮ってまわる。

719ご近所yoko0009
あっちこっちにムクゲが咲いている。この花はシンプルで好き。
名前がちょっと・・・「日の丸」


暑さに昼寝をして、夕方早くから家族で久々のバーベキュー。
明日は、早朝から裏山の渓流や農家の納屋など、田舎を撮りに行く予定。
四女がお供すると張り切っているので、心強い。
その後は、母屋の庭の草取りに汗をかくつもり。

・・・ただの日記でした。

 いつもご訪問いただきありがとうございます。
先日、政党助成金が交付されました。
明日から数回にわたり、この天下の無駄遣いについて書いてみたいと思います。
又お越しください。


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2008.07.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・ゆう楽庵つれづれⅢ

NO.530 イブキ!なめんなよ!

台風が南の湿った暑い空気を押し上げてくれる・・・、ブリブリ汗が出てくる~~!
学校は今日から夏休みか。・・・日本人もバカンスしたいもんだ。

カマキリ0233
イブキ!なめんなよ!とチビがファイティングポーズ。

 自民党の幹事長といえば、政権の中枢に座る「お偉い」さん。おっしゃる事もたいしたものだ。

消費税封印と目くらましを 総選挙対策で伊吹氏(西日本新聞 7.16)

 自民党の伊吹文明幹事長は16日、京都市内で講演し、消費税率引き上げについて「上げてから選挙をすれば大変なことになる」と述べ、総選挙前に実施すべきではないとの考えを強調した。

 また「(選挙に)勝とうと思うと(有権者に)一種の『目くらまし』をしなければしょうがない」と述べた。総選挙対策上、消費税率引き上げ先送りと、この問題などから有権者の目をそらせるための政策を打ち出すべきだとの考えを示した発言で、批判も呼びそうだ。

 伊吹氏は総選挙対策について「いい意味での目くらましとパフォーマンスを首相にお願いしながら難局を切り抜けていきたい」と述べた。

 また「世論調査では社会保障財源に充当する消費税率引き上げに賛成という国民が半数ぐらいいる」と指摘した上で、調査結果をそのまま信じるわけにはいかないとの認識を示した。



 消費税・・・「総選挙前に実施すべきではないとの考え」
これって、争点を隠し三度国民の審判を受けずに増税したい腹?
世論調査も気になるようで・・・。

 しかし、選挙対策が「目くらましとパフォーマンス」とは、天下の自民党も地に落ちたものだ。
頼みのサミットも支持率回復にはつながらず、焦りとやけっぱちというところだろうか?
いかにも有権者をバカにした話で、そこにいた聴衆というのはいったいどう思ったんでしょうね。そういう発言が許される空気なんでしょうね。

 政権党の幹部が、堂々と政治の方向を口に出来ない、そこまで自公政治は混迷していると見ていいだろう。自公政権を倒すために、いい汗をかけということか。

追記;
TBいただいた非国民通信 さんの「予告犯 」より。

支配される側が、支配する側のロジックに染まりきっているケースがしばしばあります。労働者の立場よりも経営者の立場、自分の取り分よりも会社の存続を心配する人も多いでしょう? それが隣の労働者の権利と「公」であったなら尚更のこと、前者を否定して後者を擁護する人も多いわけです。そうした視点に立つ有権者は、自分を「瞞される側」ではなく「瞞す側」に重ね合わせます。伊吹幹事長が「目眩まし」を公言したとき、「権力が自分達を欺こうとしている」と感じるよりも「無理解な連中を欺いてやろう」と感じた人が、とりわけ自民党支持層には多いのではないでしょうか。気持ちだけは執行者、その実は自分自身が欺かれていることに気づけない人たちでもありますね。

 しかしまぁ、ご丁寧に「目眩まし」であることを予告してくれたにもかかわらず、そのパフォーマンスに目を眩まされてしまうようであったなら、そろそろ本格的にこの国の有権者に絶望しなきゃいけなくなりそうです。

この方はまあ、いつも深く色々と考えなさる。
私などは、「いかにも有権者をバカにした話で、そこにいた聴衆というのはいったいどう思ったんでしょうね。そういう発言が許される空気なんでしょうね。」って位で、軽いもので・・・。
関心ある方は、直接リンクからお訪ねください。

 「有権者に絶望」すれば、民主主義は終わりなわけで、どうすれば絶望を回避できるか。
希望をどう紡ぐか。・・・汗をかかねば・・・!




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2008.07.19 | | Comments(0) | Trackback(4) | ・政治一般Ⅱ

NO.529 「社会保障財源」口実通用せず!・・・消費税増税反対が多数に。

 政府・与党は、消費税増税の口実として、「増税しなければ、年金や医療の財源が賄えない」などと脅し、「社会保障財源のために消費税増税を」と盛んに言ってきた。ところが・・・

7.13散歩10177

 どっこい、世論は?!
消費税増税 反対多数に 「社会保障財源」口実通らず(赤旗)

やったね!この間の当道場のキャンペーンが効きましたね。(ンなことはないか・・・笑)
 
消費税世論

 「毎日」,12.13日の世論調査。
「社会保障の財源を確保するなどの目的で、消費税率の引き上げが議論されています」、賛否は?
反対が61%で、賛成の30%に二倍以上の大差。
 同紙2005年1月の調査では、「社会保障費を消費税アップでまかなう」ことについて、「理解できる」が44%、「理解できない」が46%。
世論は変化してますね。

 共同通信、11,12日の調査。
同様の設問で、反対が61・8%、賛成の33・8%を倍近く引き離した。
同通信は「消費税率引き上げに拒否感が強まっている」「ガソリンや食品など物価上昇に歯止めがかからず、家計を圧迫している状況が背景にあるとみられ」ると分析。

 「朝日」15日付の調査結果。
消費税引き上げについて、「必要だ」が44%、「必要ない」は47%。

 「読売」同日付。
「消費税引き上げはやむを得ない」と「思う」「どちらかといえばそう思う」が合わせて47・1%。
「そうは思わない」「どちらかといえばそうは思わない」が合わせて51・4%。

よっしゃあ!ということで、この記念に改めて「大脇道場」消費税増税反対キャンペーンのエントリーを以下にまとめました。
5月中旬から2ヶ月で21本。出来るだけわかりやすく、表やグラフを使い視覚的にも読みやすく工夫してみました。
関心のあるタイトルでお読みいただければ、うれしいっす

NO.524 消費税、各党の態度・・・自民、民主には財源論の争点はない。
NO.518 イギリスは消費税率17.5%なのに、ほとんど払わなくても暮らしていけるって?
NO.517 企業に負担をかけると海外に逃げる?
NO.516 トヨタに減税1900億円。社会保障は2100億圧縮。
NO.515 大企業ボロモウケと税負担の実態について。
NO.514 大企業栄え、民細る税制。
NO.513 消費税増税反対、「ワンポイント口コミ宣伝」シリーズに挑戦!
NO.510 社会保障費、「働く世代にすべて負担を任せたら、日本の経済は沈没する」?
N.508 そもそも消費税は公平な税制か?
NO.507 トリックくっきり・・・消費税増税目的。
NO.499 増税賛成!大企業は負担能力十分。
NO.497 770兆の赤字の真犯人は?
NO.495 社会保障に金がかかり、財政赤字になった?・・・総理の大うそ。
NO.494 消費税・・・いよいよ指揮台に立つ福田首相、討ち死に覚悟?
NO.476 福祉のためなら、ヨーロッパ並みに消費税を上げてもいい?
NO.473 消費税は「みんなで負担する税」ではありません。わずか1万円の給料でも、買い物をするたびに・・・!
NO.469 財政審建議、「来年、消費税増税を!」 ・ 経団連、民主党に消費税で注文!
NO.449 消費税、陶友も払っているけど、納得いかん!しかも増税なんて絶対反対!
NO.447 「全額消費税方式」・・・庶民増税の消費税ではなく、大企業、高額所得者の応分の負担で「全額税方式」を!
NO.441 消費税引き上げという方針は、自民も民主も同じ路線。
NO.435 またぞろ、消費税増税論議が盛んになってきたぞ。
NO.101  消費税・・・月給1万円の仲間たちからも、容赦なくむしり取る


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2008.07.18 | | Comments(2) | Trackback(7) | ・消費税・財源・税Ⅰ

NO.528 汗だくの作業モード。

 トノ(33歳・重度知的・自閉)、汗だくの作業モードにござる。

創る20001

もう2ヶ月も作業モードが続く。
自由人モードになると、一日中さえずりまわり、気ままな居場所で気ままな行動で一日を終わるが・・・。
二つのモードの繰り返し。サイクル不明。
「トノ」は、父親の命名。
人のいうことは聞かないのである。偉いのだ。

創る0001

どうやって習得したんだ?と思うほど器用に器を作る。
「脳内検査」をしてみたいところ。
物を作るという行為は、脳が身体のすべて、分けても手先の微妙な感覚・動きまで完全にコントロールしないとうまく行かない。

職人の背中が汗でぬれているのがお分かりだろうか?
この作業室には、冷房は入れない。
土が乾き、彼らにはそういう環境の変化に対応した仕事のやり方はむずかしいから。

淡々と飄々と、脳が楽しむままに土をいじる。
二つのモードが、何をきっかけに変わるのか・・・
友さんはいまだに見抜けない。

トノのことだ。
下々が解ろう筈もないか。
人生、諦めが肝心。


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2008.07.18 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・仲間とともにⅡ

NO.527 「共産VS民主ではない、共産VS自民なのだ」・・・世間的にそうなってないからこそ!

 次期総選挙に向けて、自公政権にストップをかけたいという願いは多くの国民のものであろう。
その中で、相も変わらず商業メディアは「自民か民主かの政権選択選挙」という。 

花たて0187
もうすぐ、さきそう。そう、さぎそう・・・サギソウ。
真夏の暑さに白いサギが涼やかに舞う姿を、もう少しでお見せできますよ。
お楽しみにお待ち下さい。


 blog-bluesさんより「共産VS民主ではない、共産VS自民なのだ」というトラックバックが送られてきた。
共産党6中総での志位委員長の民主党批判に関する「毎日」の記事をもとに、である。

 共産党員ブロガーのみなさん、
 こんなアピールの仕方では、
 反自民で共産党に期待を寄せている
 有権者の多くは、どっちらけですよ。
 ・・・(中略)
 民主党は、シャドーです。放っときゃいいんですよ。
 眼中にないという顔をして、自共対決を自己演出するのです。
 シャドーを撃ってどーする?本体を喜ばせるだけじゃないか。本体は、
 自民党なんだ。本体を撃てば、必然的にシャドーを撃つことにもなろう。


一方+++ PPFV BLOG +++さんからは 自民党と民主党の対抗軸は「政権交代」というトラバが。

 もはや自民党と民主党の対抗軸は「政権交代」のみである。

冗談はさておき(半分冗談ではないが)、共産党による民主党批判はやはり必要である。「敵の敵は味方」的発想ということでさえはなはだ誠実ではないと個人的には思うところなのに、もはや「敵の敵」ではない民主党に対する批判は当然のことである。先日のエントリーで「政党として責任のある態度」としたのはそのことである。ましてや共産党が一貫して自民党政治を批判し続けてきたことは周知の事実であるし、ここへきて民主党批判がお門違いとの批判はあたらない。両者ともに批判すべきは当然のことであると思う。


 私にも「何か言え」ということだろうか。
私の立場は明快です。
政権交代とは看板や顔の掛けかえでは無い、政策転換のためのものである。
この国の人々の暮らしをどうするのか、そのためにどういう政治を行うのかが問題の本質。

 過去ログNO.524 消費税、各党の態度・・・自民、民主には財源論の争点はない。でも書きましたが、いまや財源論に限らず内政外交の基本路線で自民と民主の間には、政策上の争点は無い。

 自公がだめなら、より大きな民主なら政権が変わる?変わった政権が、多少の味付けは違いつつも同じ新自由主義的政策を実行し、財界にもアメリカにも物申す事が出来なければ、国民にとっては政治は何ら変わらないということ。
だがこの認識はまだまだ世間的ではない。
だからこそ共産党の戦術が色々いわれるのだろう。
世間的認識は、BLOG BLUESさんのようにクリアじゃないわけで、「本体とシャドー」という風には見えていないんだから・・・。「対決しているから別物だろう」が世間の見方で、この認識から出発した戦術だというとことを押さえないと、論争は不毛ですね。
現実認識が違うということであれば、そこからスタートすべきでしょう。

世間的な認識に迎合する戦術は自らの自信のなさを証明するだけだろう。その認識を変えるために挑戦する戦術は、志位乃助君の決意の現われとして評価していいと思いますが。

 「左派・市民ブロガー」だの「リベラル」だの自称するブロガーの中には、「政局」好きの評論家は多く、政策を検証し政治の事実をよく見ないで持論を語るシーンが多いように思う。或いは政治に対する要求はなるほどでも、「だったら民主の政策はは支持できないだろうもん?」という場合が。・・・それとも、「民主支持が先にありき」で、市民的中間層を泳ぎながら自公を批判することで自己主張のよりどころとしているのか?

 政治ブログの良心秘書課の玲奈さんも腐心しているようで・・・。

 自公と民主が変わらない政治的基盤を持ち、政策的共通点を持っている事を明らかにするために共産党が自民と共に、民主に対する批判を強めるのは国民に対する責任として至極当たり前の事だろう。
 「自民の悪政を民主も一緒になって進めている」ということが国民の前に明らかにされなくては、政治は真に国民のものにはならないということではないだろうか。

 「共産VS民主ではない、共産VS自民なのだ」 政治闘争の本質はまさにその通り。
自民と同じ民主を批判するのは何ら矛盾は無いでしょう。自民を批判するばかりで、自民を離れた支持が民主にとどまれば、「何しとるんや!」で終わりでしょう。

 これ以上しつこく言う必要もないでしょう。。
先の国会でも、対決を装いながら、「宇宙基本法」や「国家公務員改革法」にはちゃっかり「修正」合意。
今日の格差と貧困の根源、労働法制の改悪にも社会保障制度関連法の改悪にも自公と一緒に手を貸して進めてきたのが民主だという事実は動かせないということです。
 それが「本体とシャドー」の関係にあること、「シャドー」たる本質を明らかにし、幻想を打ち破る事・・・避けて通れない道でしょう。

 ただし、・・・この「戦術」が功を奏するかどうかは、いかにこなれた納得できる論戦、語り口でどれだけ大量に出来るか・・・共産党の実力が問われるところでしょうね。「ほらまた独善!」とか、山のように弾は準備されているでしょうから・・・。何よりも、「二大政党制」推進のメディアもすべて向こうに回してですから、たいへんでしょう。・・・以上。

 最後に、「BLOG BLUESよ、この道理が、お前には未だ解らぬか。この未熟者!」といっておこう。いくらキレのいいBLUESさんでも、世間が読めないなら、広報担当はムリッす!(笑)

 「大脇道場」は、今後、国民生活がかかえる問題や、それに対する現実政治の事実、政治行動・政策の実際を明らかにする事で、真の政治の民主的転換に少しでも寄与したいと思う。(こんな事書くと、後でしんどくなるけど・・・、方向性!として、ということで・・・決意だけはいつも立派だにゃあ。)

 シャドーをシャドーとして見得ない言論は、今いくら多数派でも歴史の藻屑になるであろう!
多数に価値があるのではない。真実に価値があり、その価値を多数にするところに、語る意味があるのだ。

 

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2008.07.17 | | Comments(6) | Trackback(8) | ・政治一般Ⅰ

NO.526 漁民が「ストライキ」。

 ルポタージュ写真?(笑)
職場から原付で2,3分のところに小さな漁港がある。
仕事帰りにちょっと寄ってみた。

7,16港0210

ヤフードムのすぐ裏。
港はひっそり静まり返っていた。
夜の漁の準備をする人影もなし。

7,16港0204

「油は高い、魚は安い。赤字が増えて出漁できない。われわれに死ねというのか」(赤旗)

「漁にでられん!」「国は燃油価格に補てん措置を講ぜよ」。全国漁業協同組合連合会(全漁連)など漁業の主要十七団体は十五日、燃油高騰による漁業の危機的状況を訴え全国二十万隻が参加し一斉休漁しました。各地で集会が行われ、東京都内では、全国から三千人以上が結集し、「漁業経営危機突破全国漁民大会」を開催。農水省前などをデモ行進し、政府に漁民の怒りを突きつけました。


 投機マネーは、原油や食料価格を吊り上げ、一握りの金の亡者どものために世界中が苦しんでいる。G8、洞爺湖サミットは、投機マネーの規制には手も出せず・・・。資本主義は、人類の明日と共存できるのか・・・と、大袈裟に言ってみるがあながち当たってないわけじゃない。環境問題についてもなんらの前進はなし。

 利潤追求を性とする資本をいまや、資本主義国家が世界的規模でコントロール出来なくなっているのだ。この流れに新自由主義が拍車を掛けてきた。「自由主義国家」とは、「資本の利潤追及の自由を保障する国家だ」ということがここまではっきり見える時代だ。

難しい話はさておき、魚好きの私には痛い!
・・・個人的なこといってる場合じゃないか・・・(汗)

漁船燃料と魚価

 全国漁業協同組合連合会によると、漁船に使用するA重油価格は七月に一キロリットル当たり十一万五千四百円とこの五年で約三倍に跳ね上がりました。一方、魚価は主に市場での競り取引で決まるため、漁業者の意向を価格に反映させることは困難です。漁業情報サービスセンターによると、イワシやサバなど主要魚種の平均産地価格は五年前の三割高の水準。世界の水産物需要の高まりで若干上昇しているものの、燃料価格の上昇分を補うにはまったく不十分です。


 集会では、
(1)燃油価格への必要な補てん措置
(2)税制、金融措置における抜本的対策
(3)国際原油市場への無秩序な投機資金流入の規制
(4)漁業用燃油の安定供給確保
―を強く政府や国会に求める決議をあげたそうだ。

チョイお疲れモードが抜けず、手抜き記事ですみません・・・


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2008.07.16 | | Comments(1) | Trackback(1) | ・政治一般Ⅰ

NO.525 きゅうけい。

 今日は休憩。
いつも訪問いただきありがとうございます。

7,150200

近所の田んぼの稲は、真夏の太陽を受け元気に育っています。
夕方7時半過ぎには、このように蒸散が夜露に変わるようですね。
写真を始めたら、いつもは見逃していたものにも気づきました。

急な暑さにまだ体が対応しきれないのか、ちょっと疲れ気味。年のせいかな?
博多は今日未明から「追い山」が終わり、本格的な夏到来です。
皆さんもご自愛ください。

今日のところはこれにて失礼。


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2008.07.15 | | Comments(3) | Trackback(1) | ・ゆう楽庵つれづれⅡ

NO.524 消費税、各党の態度・・・自民、民主には財源論の争点はない。

 結論から。
自民と民主には財源論では争点はなく、消費税増税では一致している。時期が違うといっているだけ。
それは自民、民主共に財界・大企業に物申す事ができないという共通の政治的立場があるからだ。
財界・大企業の政治資金を頼りにしていては、「税は持てる者より。空前の利益を上げる大企業の法人税を上げよう」なんてことは言えないのである。

将来的な増税では一致 自民・与謝野氏と民主・岡田氏(朝日7月11日)

自民党の与謝野馨前官房長官と民主党の岡田克也副代表が11日の朝日ニュースターの番組収録で、財政再建の手段として増税が必要だという認識で一致した。自民党の「増税派」と「ポスト小沢」の筆頭格が、将来的な政策では足並みをそろえた形だ。

 岡田氏は、基礎的財政収支の黒字化目標である11年度までの消費税率引き上げは否定したが、「その先の目標を議論すべきだ。歳出削減だけでは無理だと、どんな人が議論してもなる」と主張。与謝野氏は消費増税の時期を「2~3年の範囲で考える」とした福田首相発言に触れ、「自民党内は岡田さんの路線にほぼ近い」と持ち上げた。そのうえで与謝野氏は、民主党代表選で財源論が争点になることに期待感を示した。


 これは別に改まった話でもなんでもない。民主党は96年総選挙マニフェストで「消費税5%にアップ」を掲げた(確か岡田代表の時だったと記憶しているが・・・?)。消費税導入以来の事実が物語っている。
下図は、消費税に対して各党がとってきた態度。(赤旗より)

消費税各党の態度
クリックで大きく見やすくなります。

 残念ながら、共産党以外の政党はすべて、消費税増税に手を貸してきた共犯者だ。しかも、どの政党も一言の反省もないどころか、国民には正直にその立場を表明しない野党が多い。

 反自公政権を掲げ、リベラルだの左派だのを自称するブロガーの中には、政権交代が唯一の道と説き民主党を支持する声が多いが、問題は取って代わる政治の中身だ。財界・大企業にパーティー券を買ってもらうことに汲々としている民主党が、国民生活に顔を向けていると期待するほうが滑稽だ。
 今日の貧困と格差を作り出し、国民生活に塗炭の苦しみをもたらした自公政権の政策に対して、政治の事実はどう展開し、各党はどういう態度をとってきたのか。現実をしっかり見ること抜きに、真の政権交代などありえない。

 このまま行けば、消費税は「二大政党」の「共謀」により争点外しになり、三度国民の審判を受けることなく増税への道が開かれる危機にある。

 この炎天下に麦藁帽子をかぶって豆腐を売って回り、汗水流してもそれでもわずか月に1万そこそこしか稼ぐことが出来ない障害のある仲間からも、無差別にむしりとる消費税はどうしても廃止したい。切なくて腹立たしくて、涙が出そうだ。


弱小にもめげず、「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
過去ログです。よろしければこちらもお読み下さい。

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2008.07.14 | | Comments(7) | Trackback(9) | ・消費税・財源・税Ⅰ

NO.523 「潮目の変化」・・・逆流を許さない運動と世論を。

 きょうも派遣問題について、よろしくお付き合いのほどを。
厚労相の諮問機関「今後の労働者派遣制度のあり方に関する研究会」が、日雇い派遣原則禁止へ向け報告を準備している。これまで法改正に背を向け「指導監督の強化」で済まそうとしてきた政府の姿勢からすれば、まさに共産党志位委員長がいったように「潮目が変わ」って来ている。

いろいろ0122


 以下、しんぶん赤旗より

日雇い派遣についてはこれまで危険な業務などを指定して禁止するとしていましたが、与党からも「原則禁止」を求める提言が出されたのを受けて、「原則禁止にすべきだ」との意見が出され、その方向を盛り込むことになりました。鎌田座長は審議会後、記者団に「実態として原則禁止と違いはなくなる」とのべました。

 違法派遣に関与した派遣先に対して、労働者に雇用契約を申し込む義務を課し、行政が直接雇用を勧告する制度を設けるほか、労働者が企業に損害賠償を求めることができるようにすることも新たに確認されました。

 人件費削減のため派遣会社をつくってグループ内に派遣することを規制するほか、労働者を解雇・転籍させて再び自社に派遣させることも新たに規制することで合意しました。

 企業側が求める派遣受け入れ期間(最大三年)の制限や雇用契約申し込み義務の撤廃については「常用代替防止は維持すべき」として退けました。

 一方で、労働者が求めるマージン率(派遣会社の手数料)規制や均等待遇などについては「派遣だけを規制できない」として、派遣料金などの情報開示を義務付けなどにとどめています。


 今月末に報告書をまとめるそうだが、弱点は含みつつかなり評価できる内容になっている。やはり、日雇い派遣問題は労働者派遣法を抜本改正する中で解決する必要がある。

 一方、総選挙も控え、財界は規制強化のために政治献金もちらつかかせながら巻き返しに躍起となるだろう。
 流れを押し返されないために、運動と世論を強める事がカギだ。

 派遣問題を初め雇用と労働問題は、こちらの過去ログも参照下さい。


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2008.07.13 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・雇用と労働問題Ⅰ

NO.522 「わたしもキャノンで働いていたんですよ」

 「今年も麦藁帽子の季節か・・・」
給食を済ませ、傘立てで休んでいる麦藁帽子のことを書こうと思って、職場の備品「キャノン・イオスキス」を取りに行くと、シノブさん(31歳)が、「友さん、私、それじゃ無いけどそんなのを作っていたんですよ」と、話しかけてきた。

麦藁帽子20003

 シノブさんは、最近から陶友 に通いだした仲間。
10年ほど前、21歳のころ大分のキャノンと静岡のリコーで働いた事があるという。派遣で。
軽度知的障害の彼女は、障害認定を受けたのは25歳の時。それまでは「がんばれがんばれ」で、苦労してきたようだ。

 「仕事は難しくは無いんだけど・・・、キズの点検をするんだけど・・・、一つに時間がかかりすぎて・・・、流れについていけなくて、非常ランプがつきっぱなしで、あせって固まって・・・」
キャノンは1ヶ月も続かなかった。

 「基盤のボンドが多すぎてはみ出したのをとるんだけど・・・、どれが悪いのかわかりにくくて・・・、次のチームからクレームがついて・・・また固まって・・・」「週に1.2回しか行けなかったし・・・」
リコーも半年ももたなかった。

 「食事はひどいもんよ。コンビニが遠かったので近くのパン屋さんの菓子パン。ほとんど」・・・
若いのに糖尿病も患ってしまった。

 彼女の場合「派遣」だったからとだけでは言えない障害があったが・・・、派遣の孤独な辛さが伝わってくる。
「それまでは自分が怠けているとか、サボっているとか言われたりして・・・」
いつも自分を責めて落ち込み固まってしまっていた彼女は、25歳で「知的障害」の認定が下りた時はホッとしたという。

 色々と道を探しながら、陶友にくるようになったが、いつも次から次に不安が湧いてきて、出てくることそのものが先ずは課題だ。
 「急がずゆっくり行こう」と話している。

 自立支援法は、就労支援に力を入れていると言うが、職場環境には殆ど手を打たずに、訓練を強化して障害者を送り込めばいいという就労支援では、人間としての誇りも自覚もボロボロにされ、彼らは「壊されてしまう」だろう。

 わたしがこれまでに見てきた軽度知的障害者は、就労に失敗し、その多くが自信をなくし、自己受容が出来ずに精神障害という2次障害を負ってきている。これはある種の「生きる力」でもある。生きるためには、「自分でなくなる」必要があったのではないだろうか。「私を認めて欲しい病」と私は呼んでいる。これからこういう人がどんどん増えるんじゃないかと危惧している。

 「いらんことせんでいいから、この人たちを壊さんでくれ!」
「沢山稼ぐ労働能力だけが人間の本当の値打ちじゃない!」
「尻を叩いて、納税者に仕立てあげるのが自立支援ではない!」
こうした仲間たちに日々向き合いながら、こう叫びたい時がある。
国や心無い人々の彼らへの政策や処遇について。

もっとゆっくりでいいんだ。
人には人それぞれの歩幅と歩調がある。自分の足で自分らしく歩く事こそが、自立のポイント。そのことをこそ応援すべきだ。
何よりも、そのほうが本人の幸せではないだろうか。


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2008.07.13 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・仲間とともにⅡ

NO.521 「派遣」禁止に逆らう流れ・・・「規制改革会議」。

 まず、SIMANTO BBSさんが「高知の白バイ・スクールバス衝突事故の支援をお願いします!」と訴えています。警察による冤罪事件のようです。リンクで紹介します。

 さて、首相の諮問機関に、規制改革会議というのがあり、2日に「中間とりまとめ」を公表しました。
福田総理や舛添厚労相が日雇い派遣を原則禁止にする方向を明らかにした中で、「中間とりまとめ」は、この流れに真っ向から逆らう内容となっている。

いろいろ0121

もうすぐ咲きます、イワギボウシ。

 どういう考えかかいつまんで紹介しよう。
*労働者派遣の拡大が格差社会を招いたと言うのは短絡的であり、真の労働者保護は規制の強化で達成されるとは限らない。
*派遣は臨時的、一時的な需給調整制度だという原則に立ち返って本来は正規雇用を拡大していくべきだとう考えは、派遣が一般に認知されている状況では、労働市場の環境変化に対応して見直すべきだ。
 そうした認識の上で、
*派遣受け入れ期間の制限(3年限度)、派遣期間を超えた労働者に派遣先が雇用契約を申し込む義務、派遣業種の制限などを撤廃すべきだと言う主張です。

 派遣問題では共産党志位委員長の国会質問が注目を浴びたが、その中で福田総理は「労働者派遣制度を臨時的、一時的な労働力の需給調整制度と位置づけている」と確認し、舛添厚労相は、派遣期間制限や雇用申し込み義務は「常用雇用の代替にしないことを担保している」と明言している。

 「中間とりまとめ」は、「派遣原則禁止」の流れにいらだち、首相や厚労相にも当たり散らかしているようだ。そこには、派遣という美味しい汁を吸い続けたいという財界・大企業の腹黒い貪欲さと焦りが読み取れる。規制改革会議のメンバーの中心は財界人である。

 こういう事実を見ても、「派遣原則禁止」の流れは、一直線とは行かないだろう。
昨日のエントリーでも書いたように、派遣の原則自由化を進めた法改悪には、自公はもとより共産党を除くすべての政党が賛成してきており、その責任に対する厳しい総括が必要だ。

 大企業奉仕の政治に熱心な自公・政府が、「原則禁止」をいいながら、雇用申し入れの免除や派遣期間の延長などと抱き合わせにして骨抜きにしてくる危険性は高い。この間共産党を除く野党は、こうした修正劇で自公を助けてきた多くの実績があり、責任は極めて重い。
とりわけ民主党は、腰砕けしないように監視が必要だ。

 政党任せにせず、世論と運動こそが政治を動かす鍵となってくる。


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2008.07.12 | | Comments(6) | Trackback(1) | ・雇用と労働問題Ⅰ

NO.520 麦藁帽子と共に夏が来た。

 こんなに暑い日でも、食品班の仲間たちは麦藁帽子をかぶり、地域に豆腐を配達したり、リヤカーで販売に行く。
麦藁帽子20002

 「こんなに暑いとに、もうやめときい。日本人はアホや。こんなに暑くても仕事して。フランス人は1ヶ月以上もバカンスって言うて、仕事は休むとぞ」」と、私はイジワルを言う。
「なんがですかあ。お客さんが待っとっとですよお」と返ってくる。

普通だったら、「イヤだなあ、この暑さ、・・・」だろうが、
待ってくれる人がいて喜んでもらえる。
その価値と喜びは、麦藁帽子も必要としないほど仲間たちを元気付けている。

働く喜びがあり、自分を誇りに思うことが出来る。
・・・自己肯定感。

汗ぶりぶりかいて、「ただいまあ」と返ってくる。
汗が誇りに輝いている。
さあ、遅めの給食だ。
・・・麦藁帽子は一休み。

今年も麦藁帽子と共に夏が来た。


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2008.07.12 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・仲間とともにⅡ

NO.519 「日雇い派遣」原則禁止?

  初めに、いつもお世話になっている村野瀬玲奈の秘書課広報室さんが、 7月12日の築地市場移転反対デモへの参加を!(1万人以上集まりましょう)と呼びかけています。リンクで紹介します。

 さて、自公両党が「日雇い派遣」原則禁止の方向で合意し、厚労省も労働者派遣法「改正」に動き出したと報じられた。この間の社会的批判が大きな力になっている。

かぼちゃ0108


 日雇い派遣とは?
改めて「日雇い派遣」とは何か整理しておこう。
派遣には、常用型登録型がある。前者は、派遣会社に常時雇用されて企業に派遣されるタイプ。後者は、派遣会社に登録して仕事がある時だけ派遣先で働くタイプ。
日雇い派遣」は、この登録型に含まれ、ケイタイなどで指示され、一日単位で職場が決まるというもの。
 仕事内容は、倉庫作業や資材運びなど単純作業がほとんど。交通費は自前、派遣会社によるピンハネや低賃金、各種保険もなく労災までもが自己責任というひどい労働条件に置かれている。ワーキングプアの中心となっている。

「必要な時に必要な分だけの部品を」
日雇い派遣は、財界・大企業が必要な時に安い労働力を自由に使いいらなくなったら使い捨てできるようにと、求めてきたものです。これは「必要な時に必要な分だけの部品を」と、下請けいじめでコスト削減し暴利をむさぼってきたトヨタの「カンバン方式」の、労働者版。まさに、労働者は使い捨て部品なのである。実際、企業の経理費目で「資材」扱いされていると言う。

 労働者派遣法の制定と相次ぐ改悪によって、今日の事態は作り出されてきた。
財界・大企業は利潤追求のために、一方で法人税・社会保険料などのなど公費支出を抑えながら、また一方で、労働者の搾取を強める法制度を要求してきた。企業献金で政党を操り政策を買収する事によって。

下表が、労働法制改悪の流れ。

労働法制改悪の動き

 1986年の労働者派遣法制定までは、労働者供給事業は禁止されていた。順次、関係法が改悪されてきた事がわかるが、特に1999年に派遣の対象業種が原則自由化され、2003年に製造業まで解禁されてからというもの、「ハケン」は急激に増えた。
派遣労働者は、現在320万人にもおよび、その7割は日雇いなどの登録型という。

 世論の批判に押され政府、自公までもが「日雇い派遣」原則禁止を言い出した。野党各党も派遣法改正を打ち出している。しかし、派遣の原則自由化に対する上表の流れには、自公はもとより共産党を除くすべての政党が賛成してきており、その責任に対する厳しい総括抜きには国民の支持は得られないし、規制改革会議など派遣労働規制に激しく抵抗する流れに対しても、それを食い止める力にはならないだろう。

 大企業奉仕の政治に熱心な自公・政府が、「原則禁止」をいいながら、雇用申し入れの免除や派遣期間の延長などと抱き合わせにして骨抜きにしてくる危険性は高い。この間共産党の除く野党は、こうした修正劇で自公を助けてきた多くの実績がある。
とりわけ民主党は、腰砕けしないように監視が必要だ。

 雇用は、雇用責任を明らかにした直接雇用・無期限常用雇用を基本とし、派遣については常用型を基本に厳しく規制する労働者派遣法の抜本改正が必要だろう。その中でこそ、「日雇い派遣」の真の解決も見えてくる。

 


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2008.07.11 | | Comments(0) | Trackback(2) | ・雇用と労働問題Ⅰ

NO.518 イギリスは消費税率17.5%なのに、ほとんど払わなくても暮らしていけるって?

 鳴り物入りの洞爺湖サミットも、G8の責任能力のなさと身勝手さ、日本の腰抜け振りをさらしただけのような・・・。日雇い派遣の禁止問題も問題含み・・・。
色々と書きたいところだが、今日は簡単に。

かぼちゃ0105

夏の花、百日紅(サルスベリ)が咲きました。

 イギリスでは消費税はほとんど払わなくても暮らしていけるって聞いたことがあるが、ちょっと調べてみました。・・・本当のようですね。
 イギリスでは付加価値税といいますが、その標準税率は、17・5%。実に日本の三倍以上。しかし、消費税の悪い点(逆進性・・・低所得者ほど税負担が重くなる)を和らげるために、食料品のみならず生活必需品には消費税の軽減税率が課せられています。

イギリスの消費税

上の図の右側吹き出し部分をご覧ください。
 まず、食料品、国内旅客輸送、雑誌書籍、新聞、医療品、居住用建物の建築、水道水など食住にかかわるものの税率は0%です。
さらに、医療、教育、郵便、福祉などは非課税となっています。
その上、家庭用燃料や電力など生活関連消費には軽減税率が適用されています。

総じて、暮らしの基本部分には消費税は掛けていないというのが現実のようです。
つまりイギリスでは、ぜいたくさえしなければ、消費税を払わなくても生活できるようになっている・・・、これって本当のようです。

 だから、標準税率が17・5%と高税率でも、税と社会保険料収入全体に占める消費税の割合は、18・3%にすぎません。

 イギリスの付加価値税は、ぜいたく品課税的要素が強いというです。

 だったらなぜ付加価値税を導入する必要があったのか?
イギリスが付加価値税を導入したのは1973年で、EU加盟の条件として、付加価値税の導入が義務づけられていたからにすぎないというわけです。

 ですから、何でもかんでも一律に税金をかけて、貧乏人からも容赦なく税金を取り立てるという日本の消費税とは、考え方もやり方もぜんぜん違うということです。
「ヨーロッパの消費税率は高いから日本もヨーロッパ並みに・・・」などという理屈は、まったくの欺瞞です。
だまされたらいかんばい!


弱小にもめげず、「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!ですばい。
過去ログです。よろしければこちらもお読んでみてんしゃい。


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2008.07.10 | | Comments(2) | Trackback(3) | ・消費税・財源・税Ⅰ

NO.517 企業に負担をかけると海外に逃げる?

 一気に真夏。暑いですね。みなさんお大事に。
以前のエントリーNO.514 大企業栄え、民細る税制。に、元コンサル現作業所スタッフさんより次のコメントを頂きました。

ちなみに、大企業や資産家への
大増税などの締め付けを行うことで
国外へ出てしまったら…
とそんな話題が前の業界の時に
出たのです。
2008-07-07 月 09:41:46 | URL | 元コンサル現作業所スタッフ


50ミリ 134

よく言われていることです。
 「今は企業が国を選ぶ時代。企業負担を減らさないと、海外に逃げて国内雇用も守れないぞ!」と言う脅し。日本の企業の税と社会保険料を合わせた公費負担はそんなに重いのか?
下のグラフをご覧下さい。

企業の公的負担国際比較


 国内総生産(GDP)比でみると、日本はフランスの六割(経済産業省の資料)程度。

 日本の企業が海外へ生産拠点を移す理由は、税と社会保険料の負担が大きいからというわけではないようだ。

 経済産業省の委託調査「公的負担と企業行動に関するアンケート調査」によると、生産拠点の海外移転を計画している企業の理由(複数選択)は「労働コスト」がトップで84・7%、次いで「海外市場の将来性」65・1%。「税負担・社会保険料負担」は五番目という結果だそうだ。生産拠点を海外に移す理由


 法人税率引き下げの単なる口実に過ぎないことがわかるだろう。更にあつかましくも、今度は企業の社会保険料負担を逃れるために、全額消費税方式にしようと消費税の増税を迫っている。

 経済協力開発機構(OECD)が、「法人税を引き下げると、こんどは法人税の減収分を補うため、労働や消費など海外に逃げ出せない経済活動に対する課税を強化する危険が極めて高い」ということを指摘した事がある。つまり、法人税の減収分を、大衆課税=消費税の増税などで穴埋めするということだ。まさにその指摘のような事態が進行しているといえないだろうか。

 ドイツでもフランスでも日本企業は進出先で、その国の基準で公費を負担しながら国際競争をしているわけで、日本国内では無理ということなどありえない。

消費税の話からそれるが・・・。
日本の大企業は、見れば見るほどにきたないですね。
自分は儲けるだけ儲け、労働分配は非正規に置き換えて横ばい、税も社会保障経費もまけろまけろといい、再配分による貧困削減効果なんて全くなし。
こうして見てくると、消費税問題は日本経済・社会の最も根本部分に関わる問題だということが出来るのでは?
(グラフはしんぶん赤旗のサイトから拝借しています)

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2008.07.09 | | Comments(2) | Trackback(1) | ・消費税・財源・税Ⅰ

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