NO.625 検閲で国政調査権・国民の知る権利を侵害する、えげつない自民党。
所用で郊外に出たら、 秋の風情があちこちに・・・。
政治シーンには、あれにもこれに物申したいことが多いが、今日はダーティーでアンフェアな話。
「官僚支配」じゃなくて、「官僚を支配」?(笑)
権力を握るとこんな事もやらかすのか、まあ、想像はつくが・・・。
国会の論戦にも、はじめから「蓋」をしておき、追及をかわそうという自民党の、アンフェアな策動だ。
自民党は、農林水産省に、民主党をはじめとする野党から汚染米問題などの資料要求があった場合には、独断で応じずに、事前に自民党へ連絡し自民党国会対策委員会の指示に従うようにと圧力をかけていたことが明らかになった。
「野党へ資料、自民の許可を」 事故米で農水省が文書「朝日」2008年10月1日
http://www.asahi.com/politics/update/1001/TKY200809300431.html
農水省大臣官房総務課が作成した「資料要求への対応について」(9月12日付)と題する内部文書。「自民党国対から、内閣総務官室を通じて、別紙の通り依頼があった」として、野党から要求のあった資料について「定期的に(1日1回程度)国対副委員長(筆頭及び農水担当)へ相談する」と指示している。
「(自)国対からの指示」と書かれた「別紙」には、「野党からの資料要求等については、各省庁限りの判断で資料を提出することは厳に慎み、(自)国対に予(あらかじ)め相談すること」とまで記されている。
外務省や経済産業省にも
さらに2日には、民主党の外務防衛部門会議での席上で、外務省の担当者が「民主党から資料要求があった場合、事前に自民党国会対策委員会に報告するように」との指示を内閣総務官室経由で受けたため、メールで省内の各部署に通知していたことを明からにした。
また同日の記者会見で、経済産業省の望月晴文事務次官は「野党から資料要求があった場合、自民党に事前連絡して支持を待つよう求められている」と明らかにした。
農水省は「自民党から野党に資料要求のルールづくりを申し入れたことが背景にあり、問題はない」(総務課)としている。
外務・経済産業両省とも「内閣からの指示なので対応した」と説明している。
野党四党が、議運理事会で抗議すると、自民党側は、「量が膨大なのでなんらかのルールが必要だ」などと開き直り。
量の問題ではなかろうが!
農水省作成の文書では、自民党国対が認めた資料は提出するが、認められなかった資料は「担当課が提出可能なものに修正する」としている。検閲以外の何者でもない。
与党が資料の中身をチェックすること自体が問題だ。
与党が都合の悪い資料を隠したり、修正するためのものだ。
検閲で国会議員の国政調査権を侵害する問題でもある。
国民の知る権利を、自民党が圧力をかけて侵害するなどもってのほか!
民主主義の基本に関わる問題でもあり、「政官財の癒着」の現われでもある。
政権末期の自民党のダーティーでアンフェアな、えげつない姿が露呈された。
野党共同の力で、徹底的に追及すべきだ。
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2008.10.03 | | Comments(0) | Trackback(3) | ・政治一般Ⅱ
