fc2ブログ
忍者解析

NO.1489 機密費10年度も14億円要求 一体、何に使うんや!?

 一体、何に使うんや!?公開のルールを。

      otiba3096.jpg

機密費10年度も14億円要求 平野官房長官が判断 (東京新聞 2009年12月11日 )

 2010年度予算で、内閣官房報償費(機密費)について、鳩山内閣がこれまでと同額の14億6165万円を要求していることが11日、内閣官房への取材で分かった。政権交代を機に内閣の対応が注目されていたが、平野博文官房長官が判断し、概算要求に盛り込んだ。(部分転載)

 官房機密費は年間14億円。1日400万円もの税金が使い道も示さず領収書なしで使えるというのです。

 機密費といえども、政府が使う金は国民の血税にほかなりません。使途を国民に明らかにせず支出することは許されるべきではないでしょう。不正支出を許さないためにも、使途を公表し、国民の監視の下に置くべきです。そして、予算も縮小すべきでしょう。

 ムダをなくすムダをなくすといいながら、一体何に使うというのか。公開のルールをつくればデタラメな使い方はできない筈です。

 内閣官房機密費は、政権交代が確実になった9月1日になって、当時の河村建夫官房長官が2億5000万円も引き出していました。民主党が政権に就くや、あとを引き継いだ平野博文官房長官は、その詳細を調査しようともせず、自らは鳩山政権発足後の9月と10月の2回、それぞれ6千万円、計1億2千万円を引き出していました。

 官房機密費は、「報償費」とも呼ばれ、だれに何の目的でいくら使ったのか、一切明らかにしない支出として、これまでもたびたびその不正な支出が問題になってきました。国会のヤマ場ごとに巨額の資金が引き出され、「国会対策」に使われたとか、国会議員への「せんべつ」やパーティー券代に使われたなど、多くの証言があります。

 日本共産党・志位和夫委員長は2002年の国会で、かつての官房長官の「金銭出納帳」を示して、国会議員への「せんべつ」やパーティー券代、「国会対策」に官房機密費が使われてきた実態を明らかにし、不明朗な支出の一掃を求めました。

 今回の1億2千万円は、井沢一郎率いる民主党の中国訪問団への巨額の餞別にも消えたのかと疑われても仕方ないでしょう。

 機密費に関しては、民主党も「税金の使い道をすべて明らかにし国民のチェックを受ける」とマニフェストに明記し、01年には機密費の厳正な使用のため、支払先などについての記録書を作成し、公表を義務付ける法案要綱を提出したこともあります。

 前政権の異常な支出については、自分たちがもらったことを明らかにしたくないのだろうが、平野長官が調査もせず、また、自分たちの支出についても詳細を明らかにしないのは、民主党自身のかつての態度にも反し、国民を裏切るものというべきでしょう。

 そして今度は、それらに全てほうかむりをして、自公政権以来変わらぬ14億円を予算計上するというのです。トンデモな話ではありませんか。

 一体何に使うのかを明らかにし、予算も減らすべきです。


   

機密費は使途公開し、予算縮減を!と思われる方はポチポチッと応援よろしく。
人気ブログランキングへ     


「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
           http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
スポンサーサイト



テーマ:民主党・鳩山政権 - ジャンル:政治・経済

2009.12.12 | | Comments(2) | Trackback(8) | ・政治と金の問題Ⅲ

«  | HOME |  »

プロフィール

友さん

Author:友さん
軟弱オヤジの「硬派道場」へ、ようこそ。障害者作業所所長やってます。福祉や政治、日々の思いを気ままに…。
コメント、TB、リンク歓迎。お茶やお酒はセルフでごゆっくり。
なお、気が弱いので「道場破り」はお断り。
070727 スタート

アクセスカウンター

全記事(数)表示

全タイトルを表示

カレンダー

11 | 2009/12 | 01
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

つぶやいとっと。

カテゴリー

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

オープンソースCMSホームページ制作 スリーピースコミュニケーションズ

福岡のホームページ制作会社はTPC


ホームページ制作
出会い