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NO.1829 職場実習終わる

 昨日で四女の職場実習が終わった。

      719ご近所yoko0009

 認識を少し変えなければならないようだ。

 私はこれまで、娘に限らず、障害者の一般就労には余り積極的ではなかった。
それは、無理に一般就労を勧められ就労できたものの、職場に適応できずに「二次障害」、すなわち精神障害を引き起こしてしまった障害者を何人も見てきたからだ。陶友にはそういう、精神に障害をきたしてしまい、結局大きな困難を抱えるに至った仲間が数人いる。その傾向は軽度の知的障害者に多い。

 職場での、狭い意味での労働能力・スキルが主な原因ではなく、人間関係や仕事でのつまづきに対応できずに不適応に陥る場合が殆どだ。つまり、職場に身近で丁寧な支援の体制ができていないことが多い。ここで引き起こされる精神障害は、殆ど完全には立ち直れないような深い傷となって彼らの一生を狂わせてしまっている。

 彼らの就労できる職場は、殆どが小さな事業所で、そこには職場の人間関係、労働者の集団というものがない場合が多い。パートなどで一人ひとりが働いているというような関係であることが多い。これまでの娘の実習先もそうだった。スーパーで実習した時も、棚の整理やいろいろやるが、結局職場では孤独なのである。

 孤独の中では、ちょっとしたつまずきは解決できず増幅し、頑張りも共有されない。長期にわたる孤独は人間をしぼめてしまい、可能性を閉じ込めてしまう。一人で袋小路に入り込んでしまうのである。自信を喪失しどんどん落ち込んでいくのである。無理な就労の失敗は、「又やり直そう」という単純なものではなく、自信喪失を引き起こし駄目な自分しか見えず、自分と向き合えなくなり自己喪失し、・・・結局自分を壊すことでしか生き残れなくなるのである。

 今度の職場は、援助担当者がしっかりとついてくれ、やさしく丁寧に関わり支援してくれた。
初日の面接の時から、オーナーさん初め店長さんや担当者がとても優しく声をかけてくださり、娘も安心して少しずつ自分を出して実習に取り組めたようだ。周りのたくさんに人たちにも声をかけられたようだ。

 それは、帰宅してからたくさん職場の人のことを話し、日誌の反省欄の、「できました」に○が増えていくことで伺えた。自己評価が前向きで肯定的になっていくのである。そんな中で、仕事の一つ一つも確実に上達したようである。

 外資系のファーストフード店である。7店舗に30名の社員と600人?のアルバイトを使っているというオーナーさんは、今日最終日の反省会で、「同業者で障害者雇用や実習受け入れをしているところは知っているが、自分では気楽にいいですよとは言えなかった。今、ミズさんが、笑顔で頑張った様子を見てやってよかった、ほっと肩の荷が下りた・・・」と話された。

 担当の方からも、親から見れば過大評価じゃないだろうかと思うぐらいにいい評価をいただいた。そして、「ミズさんに気づかい一緒に仕事をしながら、私は接客のことでもいろいろ気づかされたことがあるし、そういうことを心がけて仕事に生かしたい。バイトさんたちも同じことを感じたと思う・・・」と言ってくださった。

 よく聞く話ではある。「障害者政策は社会の鏡だ」と。
障害者に優しい社会は、みんなに優しいと。障害者に優しい職場は、働くものにもお客さんにも優しいと。これは全く正しいと思う。担当の方はそのことを言っていたのだと思う。

 父親の立場から言うのもなんだが、娘は、優しさとか気遣いとか丁寧さとか、いつもなら我々がそんなものはなくてもスーッと済ませている日常に、そんなことを気づかせてくれるところがある。

 娘のことや、父親と言う立場を離れたら、私は、「人類史的に見れば、障害者の存在は人間の中に優しさを呼び起こしてくれたのではないか、人間は障害者とともに生きる中で、やさしい豊かな人間になってきたのだ・・・」と、大きな声で言っているのである。

 地域や会社や社会も、そういう風に彼らのことを見てくれ、受け入れいっしょにやってくれたなら、世間はどんなにかやさしく心地よくなることだろうと思う。

 日頃から、障害を持つ仲間達と仕事をしていて、彼らの足りないところを問題にするよりも、可能性に対して手助けをすれば、どんなにたくさんの出番があるだろうと思う。そうすれば、特別な専門的な知識や技術が求められる仕事は無理にしても、彼らが社会参加して働き役に立つところは沢山あるように思う。

 最初、私の中には、「パートでこなす外食産業」という否定的な見方があっった。しかし世の中には、そうした状況の中でも、働く人を大事にしようと努力している人たちも沢山いて、障害者を理解しようとし、その就労を支援しようという経営者もいるのだと知った。

 私の悪いところである。決め付けて物事を見てしまう・・・。

 帰りの車の中で、「ホントみんな優しいよ」と娘が言う。
「ここに就職したくなった?」と聞くと、実習序盤では、「もっといろいろ経験して考えないと・・・」と言っていた娘が「うん!」と言った。

 これまでファーストフードは、年に一、ニ回ぐらいしか利用しない私は、「ビッグ・・・セット」を家族全員分も買ってしまい、みんなに笑われてしまった。


 おっかあも昨日退院した。
一息だ。


 今日は、夕方から特別支援学校卒業生の親御さんたちとの懇談会。
ある親御さんに「一般就労しか選択肢を知らない親御さんに作業所のことも知って欲しいから話してくれ」と頼まれた。一杯入れての懇談だから気楽ではある。

 問題は、月曜日の講演。
まだ形だけのものだが、レジュメだけは送付した。
夕方、カンタの散歩の時一通り組み立ててつぶやいてみた。
まだ60%の出来。
ちょっとだけ気が軽くなった・・・。


 

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2010.08.28 | | Comments(10) | Trackback(2) | ・父子家庭日記

NO.1828 ボチボチ 再開・・・。

 このブログもほぼ一ヶ月のご無沙汰でした・・・。

 今日、市内に一人暮らしの次女が突然やってきた。
「親父、アイス買って来たよ!」と。

今、4回目の父子家庭中につき、陣中見舞いというところか?
夏休みの終盤2週間、おっかあが入院。
四女が職場実習中だ。

実習は、優しい人たちに囲まれて思ったよりも伸び伸びできているようだ。
上手く行けば就職の可能性もあると言う。障害者雇用枠で。
「就職できるといいね」
というと、
「まだ決められんと。いろいろ体験して考えないと・・・」
という。
「そうか、そうやね。」

毎日、いっしょに晩御飯を食べては話を聞いてやらねばならない。
このところ疲れて、飯を食わせるのがやっとで、丁寧にゆっくり話を聞いてやれない。
昼間の暑さでエネルギーを使い果たしてしまってるのか・・・。

先日なんかは、
一生懸命に話をする四女の横で、眠りこけてしまった。

親父失格だな。

そこで、意地を張るのはやめた。
今日と明日の二日間、ば様にきてもらうことにした。

暑さに弱いば様は、クーラーの効かない部屋で「暑い暑い」を連発している。
それでも、四女は嬉しそうだ。
「今日、ほめられたとよ!
大きな声と笑顔であいさつができましたって!」
・・・

次女も話を聞いてあげるという。
次女は次女で何か話があるようだ。
「アイス、冷蔵庫に入れておくよ」と言ったまま、
所在無げにしている。

そして、ぽつんと、
「○○君と別れたよ」と。
先日、
「結婚する相手として考えられない。先が描けない・・・」と言っていた。

高校の頃から6年以上の付き合いがあった。
一度、つまづいた時にそれとなく相談があったので、
自分の若い頃の恋愛にについて話したことがある。
その時は、
「ふうん、みんないろいろあるんやね」と言っていた。

・・・そんなこんなの後に、決断したようだ。
十分に向き合う努力をしたのだから、それでいい。
これ以上がんばることは不自然になる。
自然なままの自分でなくなったら、それは良くない・・・。

若い頃、「恋愛はお互いに努力して育てるもの」と信じ、
一生懸命に頑張っていたら、いつの間にか二人とも無理をして、
本来の自分を見失ってしまったことに気がついたことがあった。
・・・

「今忙しいから、来週飲みに行こうか」
と言うと、
「うん!」と。

月末に講演を引き受けてしまい、準備で頭がふさがっている。
断ればよかったものを、気が弱いので断れなかった・・・。

秋の敬老会や町内清掃など自治会の行事の準備も詰まっている。


そのポカンと空いた胸の喪失感に、
「たとえ結婚に結びつくことが出来ない恋愛でも、お互いが誠実に向き合った日々があれば、それは人生の大事な宝物だ。その日々を糧に又新しい人生を歩むのだ。」
と言って励ましてやりたい。


娘たちが、
「親父、聞いて、聞いて!」
と言ってくれると、嬉しくて元気が出てくる。


民主党党首選の報道についてでもなく、当面の政治課題でもなく・・・、
限りなく親ばかな日記。

ボチボチ再開しようかな・・・。


 

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2010.08.24 | | Comments(15) | Trackback(3) | ・父子家庭日記

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軟弱オヤジの「硬派道場」へ、ようこそ。障害者作業所所長やってます。福祉や政治、日々の思いを気ままに…。
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なお、気が弱いので「道場破り」はお断り。
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