NO.2262 政府は和解の約束を守れ! 二大政党の談合・タッグにストップを!
毎度同じような記事ですが、今日は、
野田政権の乱暴かつ強引な「約束破り」の背景について…、ちょこっとだけ。
★政府は和解の約束を守れ!
国が「障害当事者や家族の皆さんの尊厳を傷つけた」と謝罪し、「2013年8月までに障害者自立支援法を廃止し新たな総合福祉法制を実施する」と「基本合意」を結んだ約束(裁判所による和解)を破り、自立支援法を事実上恒久化する「障害者総合支援法案」なるものが、民自公の談合で、4月中にも強行されようとしています。
訴訟団・弁護団、「基本合意をめざす会」は、昨日から一週間の連続国会行動を行っています。
これは、障害者問題のみならず、野田内閣の政治姿勢と手法を象徴的に示す暴挙です。
「一体改革」は、消費税増税とともに年金改悪、保育改悪などを含む11本もの法案を一括で上げるとしています。これも、民自の合意に基づくものです。
小泉構造改革の破たん、「政権交代」でいったん停止していた新自由主義路線の巻き返しを財界とアメリカから強く求められた野田政権は、その政治的立場が一致する見せかけの最大野党と裏で談合しタッグを組んで襲いかかってきているのです。
まともな議論では国民の抵抗が大きすぎる、そこで二大政党の数に頼んで国会を形骸化して悪法を通そうというう手法です。
このやり方は乱暴で強そうですが、まさに私たち国民が追い込んでいるからであり、彼ら新自由主義者・構造改革推進側の焦りとみるべきでしょう。
消費税の増税や原発再稼働、TPP参加、米軍基地の辺野古「移設」・・・、これらの国政の基本にかかわる問題で野田政権は行き詰まり、だからこそめくらめっぽうの暴走を試みているのではないでしょうか。
それぞれの問題であたらしい層も含めて多様な国民が運動に参加してきています。
それぞれの願いを阻もうとする根っこは一緒ですから、障害者分野の運動もこうした皆さんと連帯しながら、最後まで頑張りたいと思います。
★ 昨日の国会行動での、弁護団藤岡事務局長の訴えです。
(クリックして、別画面で拡大すれば解読できます。『しんぶん赤旗』より)
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2012.04.24 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・障害者総合福祉法制定へ
