NO,2565 「障害者総合支援法」の衆院通過を糾弾する!連休明け、参院審議に向けて「自立支援法廃止、総合支援法の徹底審議求める緊急行動へ!
ウソと裏切りで塗り固められた「障害者総合支援法」が衆院を通過しました。
満身の怒りで糾弾します!
(この記事に沢山アクセスいただいています。ありとうございます。
左カラムのカテゴリーから関連記事も是非ご参照ください)
26日、厚生労働省と民主、自民、公明3党が「当事者の望む新法を」という障害者の声を抑え、「障害者総合支援法」案をわずかな審議のみで衆院本会議を通過させました。
名称でごまかそうとしても、あくまでも、自立支援法の一部『改正』にすぎない代物です。
訴訟和解時に自立支援法廃止と新法の制定を確認した「基本合意」および「障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会」がまとめた「骨格提言」に基づいて法案をつくりなおせ!と改めて求めます。
以下、昨日(27日)の緊急行動V2での藤井克徳めざす会世話人の発言を動画で紹介しておきます。
緊急行動V2 427藤井克徳めざす会世話人発言1
厚労官僚のシナリオ通りに動いた経過と背景をつかむことが重要。
緊急行動V2 427藤井克徳めざす会世話人発言2
「骨格提言」と「基本合意」は正論そのもの、
エネルギー不滅の法則・・・連休明けからまた最後まで頑張ろう
記者会見概要
全国弁護団藤岡事務局長と東京、埼玉の原告や補佐人が、
4月27日、16時から1時間、厚労記者クラブで記者会見をしました。
◆ 基本合意と骨格提言に基づき 法案を作りなおせ!
・私たちの連日の徹底審議を求める声を無視して、昨日26日午後1時過ぎ、衆議院本会議にて一部改正法案が「審議なし」「質疑なし」で厚生労働委員長の数分の説明ののち、一瞬で「賛成多数」として可決された。
・「障がい者制度改革」の結実の日として本来全国の障害者から喜びに
沸くべきはずの瞬間が障害当事者から怒りをもって迎えられるという異常な事態になっている。
・国が障害者自立支援法廃止を確約した2010年1月7日付基本合意文書に違反する「障害者自立支援法一部改正法案」を私たちは認めません。
・あたかも自立支援法の一部改正法でないかのごとき印象を醸し出している。しかし、法案にはしっかり「障害者自立支援法一部改正法」と記載されている。
・法律上は、あくまで「平成17年法律第123号」=「障害者自立支援法」の一部改正があっただけのこと。
・基本合意違反の法的見解を質す質問に対して、法務省は、しどろもどろになりながら、基本合意の理解に関わるので「答弁を差し控える」としている。
・総合福祉部会の2011年8月30日骨格提言を「最大限尊重する」と
政府は答弁するならば、口先だけでなく、法案を根本、骨組みから作り直すべきである。
●連休明け、参院審議に向けて「自立支援法廃止、総合支援法の徹底審議求める緊急行動Ver3」が提起されました!
http://www.normanet.ne.jp/~ictjd/suit/
4月26日の衆議院本会議での一切の審議もない採決の暴挙に怒りを込めて抗議するとともに、”良識の府”といわれる参議院での徹底審議を求めて、つぎのような<緊急行動Ver3>を提起します。
二大臣の問責決議を採決した参議院は衆議院以上に不透明です。法案審議日程は、最短では、5月8日(火)の厚労委員会での主旨説明、10日(木)の委員会審議・採決、翌11日(金)本会議可決・成立が狙われますが、8日(火)の厚労委員会の開催さえも決まっていません。連休明けはまったく不透明です。
以上の状況から、絶対にあきらめない運動をつづけます。
5月8日(火)10~12時:参議院議員会館前集会+午後:議員要請行動
9日(水)10~12時:参議院議員会館前集会
10日(木)10~12時:参議院議員会館前集会+午後:議員要請行動
11日(金)10~12時:参議院議員会館前集会
15日(火)10~12時:参議院議員会館前集会+午後:議員要請行動
16日(水)10~12時:参議院議員会館前集会
14:30~17時 国は基本合意・骨格提言を無視するな!全国一斉集会(参議院議員会館講堂他)
*全国一斉集会の詳細は近日中に発表します
ポチポチッと応援よろしく。
↓ ↓


テーマ:障害者の人権・福祉施策 - ジャンル:福祉・ボランティア
2012.04.28 | | Comments(5) | Trackback(7) | ・障害者総合福祉法制定へ
