忍者解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--.--.-- | | スポンサー広告

NO.993 小沢一郎氏の日米同盟論。

 民主党小沢一郎代表の日米同盟論が話題になっている。
防戦一方だった自民党からはいっせいに「国防を知らない論議だ」等と、反撃されているようだ。

        早春 024

 一方、一部のブログ言論では、何が何でも小沢民主党を支持したい人たちの小沢発言「評価」が目に付く。
 小沢代表の「対等な日米関係を」「安全保障の面で日本が役割を負担すれば米軍の役割はそれだけ少なくなる」「第7艦隊で十分」などの発言を「評価」したいようだが・・・。いかがなものでしょうか?

 事の起こりは小沢代表とクリントン米国務長官との会談から。
会談で、米側の「日米同盟をさらに強固にしよう」という提起に対して、小沢代表は「全面的に同意する」と答えた。

日米同盟は従属同盟
 もともと日米同盟は軍事同盟である。日本が一方的に基地を提供し、それを米軍が自由勝手に使い、騒音を巻き散らかそうが事故を起こそうがお構いなし。日米共同の軍事行動では米軍が自衛隊の指揮権を握り、米軍の邦人に対する犯罪さえ裁けない屈辱的な治外法権を認める地位協定まで結んでいる。しかも秘密秘密で。・・・枠組みそのものが従属同盟なのだ。

 そうした従属同盟を「さらに強固にしよう」と一致しながら、「対等な日米関係」などはあり得ない。小沢発言はなんともしがたい欺瞞というしかないだろう。

第7艦隊は殴りこみ部隊
 しかも、「第7艦隊だけでいい」というが、第7艦隊は空母の機動部隊である。アメリカが世界のどこでも紛争があれば、世界の憲兵よろしく乗り込めるように配備しており、しかも空母の母港化は世界でも日本だけ。第7艦隊は、イラクにもいったし、西太平洋のアフリカまでも守備範囲にしているのだ。

 「日本の防衛は自分たちでやろう」といいながら、日本防衛とはまったく任務が違う第7艦隊の駐留は認める矛盾。第7艦隊があること事態が、従属同盟の証ではないのか。そこで「対等な日米関係」などといっても、この矛盾をどう説明するのか。

自衛隊強化は米軍の肩代わり
 さらに小沢氏は、「日本の軍事力を強化すれば、米軍基地を縮小できる」かのようにも述べている。
これは米軍基地縮小を口実に、日本の軍事力強化を公然と認める由々しき発言とはいえまいか。
日米同盟を強化する中での自衛隊の軍事力強化は、米軍の肩代わり以外の何物でもなく、アメリカにとって使い勝手の良い軍隊がより大きくなり、米軍との一体化・従属関係はより深刻になるだろう。
 そして、憲法違反の海外派兵の危険はさらに大きくなり、日本にとっては、ますます危険な道に向かうことになるだろう。

前原副代表も
 関連して・・・。民主党副代表の前原誠治氏も、「日米同盟の中身そのものを見直さなければならない時にきている」と述べた。(衆院予算委)武器などの共同開発は「武器輸出三原則があるからできない」として、憲法の平和原則に基づく武器輸出三原則の見直しを迫る始末である。

「対等な日米関係」はもちろん歓迎だ。
 それを言うなら、軍拡から軍縮へ、そして基地のない日本をめざし、日米軍事同盟をなくす道以外にはないのではないだろうか。
 この道こそが、本当の対等平等・平和友好の日米関係を築く道だろう。
世界は、軍事同盟による「平和」ではなく、非同盟・話し合いと協調による真の平和への道へ大きく踏み出している。

 こうして、小沢一郎氏の日米同盟論は、世間が騒ぐほど新しいものでもなんでもないのである。
「ごく当たり前の話をしただけだ」と、彼が言ったとおり、それは日米同盟を容認・固執する氏の従来の立場以外の何物でもない「持論」ということではないだろうか。

党首発言が党の公式見解ではない?!
 この記事をアップしようと思っていたら、次のような報道が見つかってしまった。
小沢代表の第7艦隊発言、民主「党の見解でない」と釈明(3月1日)読売新聞

 民主党の小沢代表が「米国の極東でのプレゼンス(存在)は米海軍第7艦隊で十分」などと発言したことについて、民主党幹部は1日、テレビ番組で釈明に追われた。

 山岡賢次国会対策委員長はNHKの番組で「小沢氏とクリントン米国務長官の会談で『戦後は大きく変わったので、何をなすべきか検討し、両国納得の上で、日本がやるべきことは責任を果たしていく』という話があった。その一例として、米国が納得して日本が役割を果たした時には、そういう(第7艦隊で十分との)姿もあるかもしれないということだ」と説明。その上で、「あたかも民主党の結論であるかのごとく論じられているが、これからの話だ」と述べ、党の公式見解ではないことを強調した。

 おっさんの井戸端会議ではないだろう。党の公式見解ではない党首の発言とは何ぞや?!
これはもう内容以前ではないだろうか。政党のとしての基本的あり方に関わる無責任振りである。
(これはゴミウリ報道だから・・・という「批判」は、先ず的外れだということを、予め申し添えておこう。)



「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html

いつもありがとうございます。
ランキングーポチッとよろしく。

       ↓       ↓
人気ブログランキングへ
関連記事

テーマ:政治・経済・社会問題なんでも - ジャンル:政治・経済

2009.03.02 | | Comments(7) | Trackback(8) | ・民主党批判Ⅰ

コメント

小沢さんは誤解されやすいですね。日本は島国ですから、海空軍が制海・制空権を確保しないとあっという間に中国や北朝鮮にやられてしまうのは自明の理です。アジア太平洋で最強の制空・制海能力をもつのは米国第七艦隊であることは常識です。いくら米陸軍や海兵隊が何万あるいは何十万頑張っていても制空制海権がなければ、太平洋戦争時の日本陸軍と同じ運命をたどるだけです。そういう意味では小沢発言は間違っていないのです。ただ、小沢さんはコトバが足らないんですよね。米国経済が一時的にせよ恐慌で衰えたら極東米軍を削減せざる負えず、その穴は日本自身が自衛隊を増強して埋めざる負えないのもまた自明の理です。これから小沢さんが大事な発言をするときはもっと前置きを長くとることが重要でしょう。

2009-03-02 月 19:35:42 | URL | ニホンカイ #ECn66tzA [ 編集]

質問

>あっという間に中国や北朝鮮にやられてしまうのは自明の理です。


中国や北朝鮮に何をやられてしまうのですか?

2009-03-02 月 21:52:46 | URL | めがね #- [ 編集]

TB有難うございました

こちらの記事を見せていただいて、わが意を得たりの思いです。
やっぱり小沢さんは、恐ろしい人かもしれませんね。

なおTB試みたのですが、うまく届きましたかどうか?

2009-03-03 火 17:18:04 | URL | 和久希世 #dN1wHbUA [ 編集]

和久希世 さんへ。

はじめまして。
こんばんわ。コメントありがとうございました。
> なおTB試みたのですが、うまく届きましたかどうか?
TBは、相性が悪いのか届いていないようです。
今後ともよろしくお願いします。
では。

2009-03-03 火 19:00:47 | URL | 友さん #- [ 編集]

 ニホンカイさんの返事はないようですね。
いったいどこが攻めてくるのでしょうね。今の世界情勢の中で、もし日本を攻めるような国があれば、世界中から袋だたきですよね。安保を廃棄したら、明日にでも爆弾が落ちるような論議は、根拠がないように思います。もし、北朝鮮のミサイルが・・・・というときは、北朝鮮が自暴自棄になって、自分の国家の壊滅を覚悟して、というときでしょうね。アメリカとくっついている方が危ないですね。

2009-03-03 火 23:42:59 | URL | めがね #- [ 編集]

めがねさんへ。

かつては、ソ連が攻めてくる、今は北朝鮮が・・・。
「仮想」敵国が必用なんですね。
自分から攻めて行くための軍備とは言わないわけで。
いずれにしても戦争が前提で、軍備を持つための理屈でしょう。

2009-03-04 水 08:55:38 | URL | 友さん #- [ 編集]

 日本の周辺国の最大の脅威は日本の軍事強化だと思います。 日本を核で脅せば日本は容易に核武装してしまえますし、タンカーの改造で短期間に空母も保有できます。 それを抑えているのは九条ですから日本国民がこの破棄を選択するような言動は取りにくいと思います。 国防は外交と内政が軍事力よりはるかに重要で米国との不自然な外交は逆に危険を増大させますし、今のように貧富の格差の増大は不満分子を増大させ内乱やテロの可能性を増やすと思います。 世界第5位の防衛費を使うよりもう少しまともな外交や内政にしてほしいと思います。

2009-03-04 水 12:51:50 | URL | #EBUSheBA [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

トラックバック

http://toyugenki2.blog107.fc2.com/tb.php/1007-01ca9c6c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

月曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次

09年3月2日  月曜日  憂楽嘲(ごまめの翁)ブログの目次 1・新聞から屋台横町・他{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 2・不正と不思議な発想{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 3・政治家の感覚{/arrow_r/}(ここからお入り下さい) 下のURLは私の所属している護憲+

2009.03.02 | 護憲+グループ・ごまめのブログ

3月4日(水) 派遣法見直しを求める院内集会のお知らせ

ワーキングプアと格差拡大の元凶が現行派遣法である、という認識が 社会的に定着しつつあります。 潮目は確かに変わりました。 永きにわ...

2009.03.02 | 派遣ユニオン ブログ

【日記】小沢さん、テポドン、電子投票、娘や妻との時間

今朝日経の広告欄をみたら、森田実さんが雑誌「WILL」に、「小沢“独裁国家”は危険だ」と書いているようです。 http://www.fujisan.co.jp/Product/1281681159/b/233861/ 今朝の日経新聞朝刊2面は、【強気小沢氏に警戒感】という題で、【社民「第七艦隊」発言で反発】、...

2009.03.02 | 散策ツー!

興味深い年越し派遣村報告

 2月28日、東京・墨田区のKFCホールでひらかれたMIC(日本マスコミ文化情報労組会議)憲法民主言論委員会学習シンポジウム 「守ろ...

2009.03.02 | JCJ神奈川支部ブログ

日本の郵政民営化についての書簡 ラルフ・ネーダー

2005年8月9日 100-8798 東京都千代田区霞が関1-3-2 郵政公社

2009.03.03 | マスコミに載らない海外記事

社民党に与う

 先月末開かれた社民党の全国代表者会議で、民主党との連立に反対意見が相次ぎ、「せいぜい閣外協力。下手をすると、今度は党がなくなる」という声(朝日新聞)が続出した

2009.03.03 | 反戦塾

<小沢は民主党を代表しない!>小沢代表の第7艦隊発言、民主「党の見解でない」と釈明【読売新聞】

記事が気に入っていただけたら 下のバナーをそれぞれクリックしてください やれやれ驚いた。民主党代表の小沢氏は「党」を代表する人かと思っていたら、そうではなさそうだ。 小沢代表の「米国の極東でのプレゼンス(存在)は米海軍第7艦隊で十分」と語った件が各...

2009.03.03 | どこへ行く、日本。(安倍、福田と二連続投げ出しの後は麻生が継いだ。投げ出す間もなくすぐにお払い箱かと

民主党小沢代表、これが本音だ。

「日本の防衛は日本が責任を」 民主・小沢氏が発言(朝日新聞) - goo ニュース 民主党小沢発言に、政府・与党幹部の面々は、「防衛の知識もない」と批判している。 麻生首相も「防衛に知識あれば言わないだろう」と言っているが、私は知識がないとは思わない。幾らなんで...

2009.03.06 | 閑話ノート

«  | HOME |  »

プロフィール

友さん

Author:友さん
軟弱オヤジの「硬派道場」へ、ようこそ。障害者作業所所長やってます。福祉や政治、日々の思いを気ままに…。
コメント、TB、リンク歓迎。お茶やお酒はセルフでごゆっくり。
なお、気が弱いので「道場破り」はお断り。
070727 スタート

アクセスカウンター

全記事(数)表示

全タイトルを表示

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

つぶやいとっと。

カテゴリー

小さな天気予報


-天気予報コム- -FC2-

FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

リンク

このブログをリンクに追加する

オープンソースCMSホームページ制作 スリーピースコミュニケーションズ

福岡のホームページ制作会社はTPC


ホームページ制作
出会い
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。