NO.1115 「国民とのコミュニケーション能力がない人は総理大臣になる資格はない」 ジェラルド・カーティス
現局面での政治の問題。自公の暴走はもとより、この国会の無様はなんなんだ。書きたいことが多すぎて、時間がなくてきちんと書けないもどかしさ。
その上、台所仕事をしていたら、ちょっと腰の具合が悪くなってしまった。ぎっくり腰の再来か・・・。鈍い痛みが・・・イタタ!・・・でも一言言わな、気がすまんばい。
で、ちょっとサワリだけ。要は、民主党の果たしている役割についてなんだが。
このわけくちゃ分からん鳩山節を聞いてんしゃい。。
企業団体献金を中止し政治とカネの問題に決別する 会見で鳩山幹事長 (民主党ウェブサイトニュース)
タイトルはいいが中身は、はあ?鳩山由紀夫幹事長は26日午後、松山市内でながえ孝子・愛媛県第1区総支部長とともに記者会見を行い、愛媛県内の選挙区情勢や世襲制、企業団体献金の廃止など、政治改革について記者団からの質問に答えた。
はじめに企業団体献金の廃止ならびに世襲制の立候補制限の実現可能性については、「実現できるかどうかということについては政権交代を確実なものにすればその直後にも制度化することを行いたい。また自民党が協力してくれれば、今国会にでも法案提出して成立させたい」と意欲を見せ、現実的に実現可能なものであるとの考えを示した。
またそのために、政党助成金の拡充を図る考えがあるかとの問いには、「そのことを条件とすることは難しいと思っている」と述べ、むしろ税額控除などの措置によって個人献金を拡充することに力を入れる考えを表した。そして、鳩山幹事長は、「条件をつけてやるということではなく、企業団体献金はある程度の期間できっぱりと中止すると宣言することが政治とカネに対して決別することとご理解頂きたい」と語った。
さらに世襲制が総選挙の争点になり得るかとの問いには、「なぜ自民党政治がここまで国民の期待に応えられないのかということの一つのテーマとして世襲が浮かび上がっている。制限をすべきか否かは十分に争点になると思う」と答えた。
「きっぱりと中止すると宣言することが政治とカネに対して決別すること」・・・、どうぞどうぞ、そうしてくださいな。
ミソは「ある程度の期間」にあり。自民党と一緒じゃないとできませんといってるだけ。要するにやる気はない。
議員世襲に問題をすり替える
そこで、企業・団体献金は棚上げにして、議員世襲問題に摩り替える。
そんなもの、自民と二人で応酬し、またこれメディアが取り上げだした。あほか、そんなこと。規制することか。悪いと思ったら自分で、自己規制しろ!世襲が悪かったら、たたなければいいだけの話だ。立つな、立たせるな!国民は、票を入れなければいいだけの話だ。
国会でやってることは!
そんないい加減なことをいい、国会でやっていることは、米軍のグアム移転協定を容認したり、ソマリア沖への自衛隊派兵ををみすみす通してやったっり、今度は友達を裏切り(社民、国民新との合意)、補正予算審議に早々と応じるという。瑞穂さんにも「そんなに急いでどこへ行く」と、叱られてるじゃないか。
自民党が「世襲が多いから国民の期待に応えられない」のであれば、民主党が期待に応えられないのはな~ぜだ?金権批判とたたかえないからか?もともと、自民党と基本路線が変わらないからか?
「政権交代」と意気込んでいたが、小沢代表の金権疑惑で足がパタッと止まり、たたかうこともできずに、擦寄りと開き直りとダンマリと、すり替えで・・・なんばしよっとか!
政治の中身を見てくださいな
地方では、名古屋で河村たかし氏が勝ったって、浮かれている自称「護憲・リベラル」諸君のおめでたさよ。「極右」の候補でも勝ち馬に乗りたい、という根性か?でも無いか。まあ、元もとは民主党国会議員だったからなあ。色々いるもんね。
民主党は、あっちこっちで未だに自公相乗りの首長選挙をやっている。四万十市は、自公に対し、民主、共産、社民が力を合わせて現職をチェンジしたではないか!
政治の中身を検証することもなく・・・。そんなに民主党が大事なら、ちゃんと注文をつけてまともな仕事をさせろ。
ちょっと言い方悪くてごめんなさい。でも、マジ、不思議なのよ。皆さんがそれぞれに言っている政治の中身、護憲だの平和だの、社会保障だの暮らしだの医療や教育だの・・・、懸命・賢明なる「リベラル」の皆さんにはその矛盾が見えないのかな?見えないちゅうんなら、ただの「真理教」やなかね。
ガツン!とかまされたが・・・
さて、こちらはいかがか。ご自慢の有識者会議で、カーティス教授にガツンとかませられ、また、捜査批判を期待してお呼びになったのだろうが・・・。民主党はこれにはどういう反応をしめしたことか?そして皆さんはどげん思うとな。カーティス?アメリカの陰謀か?(笑)
「説明不足の小沢氏、総理の資格なし」 カーティス教授
(朝日 2009年4月24日23時36分)
オウンゴールを献上中「国民とのコミュニケーション能力がない人は総理大臣になる資格はない」
40年以上にわたって日本政治を研究し、「代議士の誕生」の著書でも知られる米コロンビア大教授のジェラルド・カーティス氏が24日、西松建設の違法献金事件を受けて民主党が設けた有識者会議に出席。秘書が起訴された小沢代表の説明不足とともに、小沢氏に積極的に説明を求めようとせず、代表続投を認めた民主党を厳しく批判した。
カーティス氏は3月の朝日新聞への寄稿で「総選挙を前にして、動き出した検察が沈黙し、公の場で説明しないということは、国民の間の政治不信ばかりか、国家権力に対する不信感を深めることになりかねない」と検察の説明責任を指摘。会議でも「いまだに行うべき説明責任を果たしていない」と検察の対応を問題視した。
ただ、寄稿が掲載されてから1カ月以上たったこの日、むしろ批判の矛先は小沢氏や民主党に。「『昔の(自民党)田中派がやったようなことを今の民主党がやっている』との疑いに対して説明しなければ、支持が下がるのは当然」と小沢氏の姿勢を批判する一方、民主党についても「私物化された『小沢党』とのイメージを広げるだけ。有権者が政権を委ねるはずがない」「自殺行為を続けるつもりなのか」と酷評した。(村松真次)
麻生内閣の支持率はまた上がったそうだ。小沢民主党のオウンゴールで、麻生の得点が上がる。自ら「政権交代」を遠ざけている。
そういえば、どこかの中学校がサッカーの試合で、先生に負けろといわれて5点続けてオウンゴールをしたと話題になったことがあったけど・・・、民主党にもそんな「先生」がいるの?って聞きたいな。まさか「オザワ先生」ってことはないでしょうね。
まあ、国会での対応を見る限り、政治の中身は自公政権と変わらず、昨今の民主党には残念なことに「政権交代」の意味は見出せないが・・・。少なくとも平和と福祉と暮らしを守りたい国民の側からは。
・・・今日は、口も悪い雑駁な殴り書きにて失礼しました。
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2009.04.28 | | Comments(6) | Trackback(1) | ・民主党批判Ⅰ
