NO.1187 「個人献金文化」がないわけではなく、右手に企業献金、左手に政党助成金で手がふさがっている。
タイトルは内容のほんの一部ですが・・・、日本共産党の市田書記局長の記者会見(6月1日)の動画です。
政治の現局面での諸問題について、穏やかな語り口で分かりやすく語っています。まあ、是非ご覧ください。
内容は、
①(記者質問)会期延長問題について
②(私の方からですが・・・)日米核密約問題について
③(記者質問)民主党の「企業献金禁止法案」提出をどう見るか
④(記者質問)民主党の「個人献金の税額控除の拡充」問題について
⑤(記者質問)二階パーティー券不起訴と「国策捜査」問題について
・・・などです。
記者団の関心は、民主党の対応をどう見るかに集中してますね。拠って、新しいものではありませんが、ほとんどが民主党批判の内容になっています。
かいつまんで書き出すと、
①(記者質問)会期延長問題について
経済危機の中で国民の暮らしを守るために何をしなければならないか、軍事一辺倒の外交ではなく、自主的平和的な外交をしなければならないなど、争点はほぼ出揃った。「海賊法」など国民によく無い法案を通すために延長すべきではない。1日も早く解散を。
「民主党は解散先送りが目的の会期延長だから、これを浮き彫りにするために、法案はどんどん上げるといっているが・・・」との記者質問に、
「内容が悪くても早く上げれば解散が早くなるかもしれないという、審議を早くするかどうかで解散を早くするかどうかというのは、これは党利党略って言うんでしょう。何回も同じ失敗をしてきたわけでしょう。同じ轍を踏むというのか。他党のことながら心配しています」
②(私の方からですが・・・)日米核密約問題について
この大スクープともいえる問題に記者諸君の関心は薄いようですね!そういえば、東京新聞や北海道新聞など地方紙の一部を除いては全国紙は殆ど報じていないようです・・・!!!
まあ、聞いてください。当のアメリカが認めてきた話ですから・・・。
4人の事務次官経験者の勇気ある証言、良心の呵責に耐えられなかったのでしょう。嘘はつき通せないということですね。(この項は、わかりやすく別にエントリーを立てる予定です)
③(記者質問)民主党の「企業献金禁止法案」提出をどう見るか
「企業・団体献金の禁止は、わが党の一貫した立場であり、その方向に向かうのはいいことだが、民主党が提案するのなら、少なくとも二つの点で、民主党の態度が問われる」。
「まず小沢一郎前代表の西松建設の違法献金疑惑の真相を個人としても党としても国民の前に明らかにして、反省をすることが必要だ」
「企業献金が『ワイロ性』をもつという認識があるのなら、3年後というのではなく、ただちに禁止すべきだ。わが党は企業・団体献金を受け取っていないが、新たに法律を作らなくても直ちに受け取りをやめることができる」と述べ、「この二つのことをきちんとしなければ、国民から信用されない」。
④(記者質問)民主党の「個人献金の税額控除の拡充」問題について
「個人献金が集まらないのは、制度の問題ではなく政党の姿勢に問題があるからだ。民主党は企業献金のほかに、政党助成金を受け取っており、そういう政党に個人献金を出そうという気になかなかならない」
「個人献金の文化が無い」というけれども、文化の問題ではなくて、右手に企業献金、左手に政党助成金、両手がふさがっていて個人献金をもらう手が無い。与謝野さんは、「汗もかかずにじっとして入ってくるカネに頼ったら政党は堕落する」といったが、身を削るというなら、比例定数削減で民意を削るのではなく、政党助成金を止めなければ・・・。
「政治とカネの問題を解決するなら、企業・団体献金をやめると同時に、政党助成金もキッパリやめるべきだ」
・・・などなど。分かりやすく納得!ですね。
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2009.06.03 | | Comments(8) | Trackback(2) | ・日本共産党Ⅰ
