NO.1219 都議選は総選挙を占う?
当道場への訪問は、東京からが圧倒的に多い。(尤も全体が少ないのではあるが・・・汗)
人口が多いから当たり前だろうが・・・。
そこで、衆院選挙の前哨戦として注目され、既に選挙本番の東京都議選について、チョットだけ。
あの傲慢な石原人気にもかげりがあるとか?
オリンピックに流し込み悪政も何でも飲み込ませようとしているが、昨日テレビを見ていたら、シカゴやマドリードなどのオリンピック誘致への支持は80~90%もあるそうだが、東京は57%らしい。石原都知事が渋い顔をしていた。
その都議選だが、注目の民主党は過半数は狙わないらしい。あわよくば第一党狙いというところらしい。こちらで詳しい数字を検討しているようだ。(分析の動機と評価は、私とは全く違いますが。データはこちらにある。)
127の定数に民主は61人が立候補予定。全員当選でも過半数にはならず、8人区で4人立てたり、6人区で4人立てたりで、例え自民が現有48から42に減っても、公明22と合わせれば過半数となる計算だそうだ。
結論的に言えば、民主党が過半数だろうが、第一党になろうが都政がよくなることはないからから、自公と共に減ってくれればいいだけということだが。
選挙になれば、野党面して石原都政批判をしているようだが、民主党が都政でやってきたことを見れば、よくもまあ言えたものだなとあきれ返ると言うものだ。
例えば新東京銀行の破綻問題。
民主党は、「都政史上最悪の失策」などと宣伝しているが、この銀行設立に自公とともに賛成したことをもうお忘れのようだ。
民主の都議選マニフェストの冒頭が、「新銀行東京の存続に民主はNO,自民はYES」。
「新銀行東京は石原都政最悪の象徴だ」「都民の血税1000億円はたった3年で消えてしまった」・・・よく言えるものだ。その1000億円投入に、「非常に力強い、そして夢とロマンが持てるような新銀行」と天まで持ち上げて賛成したのはどの党だったのか。
08年の400億追加出資には遅まきながら反対はしたものの、自らの失策には反省の弁もなし。
中には「正直者」もいるが・・・。
土屋たかゆき民主党都議(前政調会長)!七生養護学校教育介入や、歴史修正主義の右翼議員である。こんな奴も民主党にはいるということだ、おぞましや!
「正直者」は言う。
「新銀行設立には民主党は賛成していることをお忘れか。」「知事提案議案の多くに賛成した経緯はどうするのか」「党利党略と言われても仕方ない」と。
土屋たかゆき都議は、「都議会右翼三羽烏」「石原三羽烏」「石原都政の3側近」の一人などとと称されているというが、当事者だけに正直だ。
賛成率は99・4%
事実、石原都政のこの4年間だけでも、石原知事が出した議案の総数1122件に対し、自民党と公明党はそのすべてに賛成だが、いま野党のフリをしている民主党は、1115件に賛成してきたのである。反対は7件だけ。賛成率は99・4%。
都議選最中の民主党の言動に、開いた口がふさがらないのは私だけだろうか。
「都議選は総選挙を占う?」・・・結果の前に、政党の本質をあぶりだしているとと言いたい。
地方の民主党は殆ど自公民相乗りだ。
これは地方議会の特殊性ではなく、実は国政においても、基本は同じなのだ。
大企業中心で財界にものも言えないで、国民の暮らしが守れるのか。
日米同盟結構で、平和が守れるのか。
自民党政治の枠内での「政権交代」に、本当の未来があるのかが問われているのである。
腐敗菌がいっぱい入った民主ライスカレー。
腐敗菌を取り除いたら、残るのはどんだけ?
民主党の危険な本性、・・・分かりやすい見本が東京にあるということではないでしょうか。
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2009.06.25 | | Comments(6) | Trackback(3) | ・2009総選挙Ⅰ
