NO.1277 二十歳の若者の夢は「就職すること」・・・!
二十歳の若者たちの夢が「就職すること」だなんて、切ないですね。
「子どもたちに夢を、若者に希望を、お年寄りに安心を」と言ったのは麻生総理。昨日は、「高齢者は働くことしか才能が無い」と暴言を吐き非難ごうごうだが、若者達にはこんな夢の無いことを言わせる、・・・絶対に許せないな!
お地蔵さん ストラップにしてみました。
何よりも自公政権のもとで、国民の暮らしの安心が奪われ、希望が奪われたのです。
派遣労働に象徴される、人間をモノのように「使い捨て」にする非正規雇用労働者が、労働者全体の34%にも達し、懸命に働いても貧困から抜け出せない、年収200万円以下という「働く貧困層」の人々が1000万人を超えて広がっています。社会保障費の自然増を、毎年、2200億円も削減し続けた結果、医療も、介護も、年金も、暮らしを支える福祉がズタズタになってしまっています。
文部科学省が5年ごとに行っている全国調査、2008年の結果を見ると、今後、「生活が豊かになるか、貧しくなるか」との問いに、「豊かになる」と答えた人は、過去最低の11%。「貧しくなる」と答えた人は、過去最高の57%。国民の過半数が将来に希望が持てない社会・・・。
こんな調査があったようです。
あなたの目前の夢は? 20歳の63%は「就職すること」
20歳の人にとって、目前の夢は何だろうか? ビザ・ワールドワイドの調査によると、最も多かったのは「就職すること」(63%)、次いで「海外での経験/体験」(10%)、「社会貢献」(4%)であることが分かった。
「卒業を控える人が多数いる20歳にとって『就職』というのは、目前にある夢であるとともに『なりたい自分、やりたいことを達成する』ための第一歩と言えるかもしれない」(ビザ・ワールドワイド)
「就職すること」と答えた人に、就職における重要なことを聞いたところ「就きたい職種に就く」(90%)と考えている人が断トツ。このほか「入りたい会社に入る」と答えた人は、わずか8%だった。
昔の20歳の若者だって就職を目の前にしてはいたが、「就職」が夢だなんてなかったと思うけど・・・。近年の雇用破壊、労働のルール破壊とそれに連動した就職難がそうさせており、新自由主義という時代の政策が夢を蝕んでいる、自公政権がそうしたんだとしか思えませんね。
若者らしい夢を育める新しい時代を作るために、人間らしく生きられる「ルールある経済社会」を、一緒に作りましょう。
2009年7月23日(木)「しんぶん赤旗」
自公政権退場、安心と希望ある政治
この願いを日本共産党に
衆院解散緊急街頭演説 志位委員長の訴え
以下は抜粋です。動画では6分ぐらいから。
第一の旗印は、あまりにひどい財界・大企業中心の政治をただし、国民の暮らしと権利を守る「ルールある経済社会」をつくろうということであります。(拍手)
雇用破壊を止め、人間が人間らしく働ける労働のルールを
みなさん。雇用破壊を止め、人間らしい労働のルールをつくろうではありませんか。(「そうだ」の声、拍手)
経済危機のもとでヨーロッパでも失業が大問題になっています。しかし、首都のど真ん中に「派遣村」があらわれたのは、この日本だけです。額に汗して懸命に働いてきた労働者が、突然、仕事とともに住居まで奪われ、路上生活に転落する。こんなに働く人が粗末に扱われている国はないといわなければなりません。(「そうだ」の声、拍手)
私は、昨年から今年にかけまして、衆議院の予算委員会で3回にわたって派遣労働の問題をとりあげてきましたが、現代の奴隷労働としかいいようのない、ひどい働かせ方に、強い憤りを抑えることはできません。日本を代表するトヨタやキヤノンやパナソニックという巨大企業が、景気のいいときには、正社員を減らして派遣社員に置き換え、絞れるだけ絞りあげて大もうけをする、景気が悪くなったらモノのように使い捨てにする――こんなやり方を続けていては、日本の経済も、社会も、ひいては企業も立ち行かなくなるということを、私は訴えたいのであります。(拍手)
みなさん。これは自然現象ではありません。財界いいなりに労働法制の規制緩和をすすめ、不安定雇用を増やしてきた政治の責任が問われています。とくに1999年に、労働者派遣法を改悪し、原則自由化したことが、「使い捨て」の労働が増える大きなきっかけになりました。これに反対を貫いたのは、日本共産党だけでありました。(拍手)
みなさん。労働者派遣法を抜本改正し、「雇用は正社員があたりまえ」の社会をつくろうではありませんか(「そうだ」の声、拍手)。残業の上限を法律で規制し、労働時間を抜本的に短縮して、「過労死」を日本から一掃しようではありませんか(拍手)。同じ労働には、同じ賃金、休暇という、ヨーロッパではあたりまえの均等待遇のルールを、この日本でも確立しようではありませんか(拍手)。最低賃金を時給1000円以上に引き上げて全国一律の制度とし、「働く貧困層」をなくしていこうではありませんか(拍手)。人間が人間らしく働ける労働のルールを打ちたてよう――どうかその願いを、労働者の味方の党、日本共産党にお寄せください。(大きな拍手)
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http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
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2009.07.26 | | Comments(1) | Trackback(3) | ・2009総選挙Ⅱ
