NO.1276 麻生太郎総理の、高齢者は「働くことしか才能がない」発言
またしても麻生太郎総理の暴言が飛び出しました。
「私の発言で迷惑かけた」と謝っていたはずなのに・・・、救いがたい!
即刻退場を申し付ける!
麻生首相:高齢者「働くことしか才能がない」…会合で発言(毎日)
麻生太郎首相は25日、横浜市内で開催された日本青年会議所(JC)主催の会合であいさつし、「元気な高齢者をいかに使うか。この人たちは皆さんと違って、働くことしか才能がないと思ってください。働くことに、絶対の能力がある。80歳過ぎて遊びを覚えても遅い。働ける才能をもっと使い、その人たちが働けば、その人たちは納税者になる」と述べた。
高齢者にも働いてもらい活力ある長寿社会を作ろうとの持論を述べたとみられるが、誤解を受ける表現に批判も出そうだ。
「子どもたちに夢を、若者に希望を、お年寄りに安心を」と「安心社会実現」を語った麻生総理だが、その舌の根が乾かないうちに本音が飛び出してしまったようです。
何が「お年寄りに安心を」か。高齢者を納税者になるしか価値が無いものとみなし、働くモノとして利用しようとする。かつて「老人医療に金を使うことは枯れ木に水をやるもんだ」といった自民党の大臣がいたが、考え方の根っこは同じですね。
昨日は、自民党の細田博之幹事長が「(首相が)字が読めないらしい、ブレたらしいと言って楽しんでいる。それは日本国の程度を表している」と発言し、大反発を受けたばかりなのに・・・、政権は腐りはて落ちていくばかりだ。
将にこの麻生らの発言のような認識の自公政権のもとで、高齢者の暮らしの安心が奪われたのです。
社会保障を拡充に転換し、国民すべてに憲法25条を保障する日本を
日本の社会保障とは、もともとが貧困なうえに、構造改革路線で毎年2200億円も予算を削ってきました。そこでは世界で日本にしかない異常なことがたくさん起こっています。
高齢者問題では、後期高齢者医療制度という、75歳以上のお年寄りを別枠の医療保険に囲い込んで、差別医療を強いる。こんな恥ずかしいことをやっているのは、世界広しといえども日本だけです。
いまの75歳以上のお年寄りといえば、あの悲惨な戦争をくぐりぬけ、戦後の復興を支えてこられた人たちです。この国を支え私たちを育ててくれたいわば恩人に、こういう仕打ちをする政治はもってのほかです。
口が裂けても麻生総理のような発言が政治家の口から飛び出すような政治にしてはならないのです。
姥捨て山医療制度は、自公政権の退場ともにきっぱり撤廃し、安心して暮せる年金医・療制度をつくらなければなりません。
※ちなみに麻生総理の暴言・失言の類は以下に、何本かまとめています。
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/?q=%BC%BA%B8%C0%A1%A1%CB%BD%B8%C0
「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
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2009.07.25 | | Comments(0) | Trackback(3) | ・2009総選挙Ⅱ
