NO.142 小沢さん、親分の睨みが怖かった?
親分の睨みが怖かったのである。
一度はやめると騒いでみたものの、元の鞘に収まった。
党首ともあろうものが、この間の言動にどう責任を取るつもりだろう。
民主党も、この間の行動を「不問」にして、国民にどう説明するのか。
この党の寄り合い所帯としての弱点といい加減さが、丸見えになった。
結局は親分(アメリカ)の睨みが怖かっただけだろう。
あの安倍っちも、給油活動継続への見通しがどうもならないとなって、
親分に申し訳が立たずに、腹切った。
「テロ特措法の延長には絶対に反対」と言って、安倍を追い込んだはずの小沢さん。
ところが、本音でもなかったのに選挙の結果に気をよくして、張り切ってみたものの、
だんだん正気に返り、気がつけば、親分に睨まれていた。
こりゃ、やばい・・・。
そこで、腹を切って、忠誠を見せようとした。と言うだけのことじゃないの?
「あうんの呼吸」で「大連立」の密室協議が成り立ったのも、
もともとこの2つの政党には、「親分の意向に沿う日本丸の舵取り」と言う基本路線に共通項があればこそ。
アメリカべったりの基本路線は、国民無視の密室協議と言うやり方にも当然現れてきたのである。
さて、あの密室でもうひとつ、
いや実はこれこそが最大の政治的な狙いであった「自衛隊派兵恒久法」が話し合われていた。
政治の焦点は、まさのここにこそある。
10日に会期が切れる今国会の延長問題も、「新テロ特措法」を通すことにあり、重大な局面を迎える。
親分の軍事行動にくっついていき、経済要求に従い、
国民の福祉や暮らしはそっちのけ、どころか踏みつける。この政治情勢の中で、またしても障害者自立支援法の抜本改正の課題も置き去りにされるのか!クソバカ政治屋どもめが!
先の、「今こそ変えよう!『障害者自立支援法』10・30全国代フォーラム」で、
「応益負担をなくすために必要な予算は510億円で、
米軍再編にかける3兆円のわずか60分の1、イラク戦争への自衛隊派兵にも1650億円が使われている。
こういう予算を、人間らしく生きるためにこそ使うべきである。」と共産党の紙智子議員が発言してた。
アメリカのいうことに、異議を唱え財源問題に触れて発言できたのは、残念ながら彼女一人だけだった。
親分の顔色伺う政治は、障害者や国民のほうへは顔を向けない。
このどたばたの政局も、実は福祉現場に直結しているのである。


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2007.11.07 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・政治一般Ⅰ
