NO.1578 タケノコとヒロシと 政治とカネと「舛添新党」と、 植草一秀と小沢一郎と。
今年のタケノコは早いようで、さらにこの雨。
”合馬のたけのこ”ってご存知ですか?
福岡県は北九州市小倉南区合馬(おおま)産のたけのこです。
京都ブランドの筍に対抗すべく頑張っているようです。合馬のたけのこは、北九州を代表する食材として日本全国に出荷されています。
合馬は粘土質の赤土があり、たけのこの生産に適しており、合馬たけのこはアクが少なく、風味豊かでやわらかく舌触りは格別で、新鮮なものは刺身(生)でもお召し上がりいただけます。
特に「白子」と呼ばれる筍は最高級品で京都方面の高級料亭などでも高級食材として使われています。
正月は「大間のマグロ」、春は「合馬のたけのこ」と覚えてください!
・・・いや、政治の話です。
確かあの方も北九州出身?
「みんなの党」に「たちあがれ日本」、「日本創新党」・・・お次は「舛添新党」こと「新党改革」だそうです。
あ、橋下徹が地域政党「大阪維新の会」なんてのも立ち上げていましたね。
「五十嵐仁の転成仁語」が面白おかしくチクリ!とやってます。
「送信塔だか脳しんとうだか分からないような名前じゃなく、新党「ヒロシです」とでもすれば良かったのに……。」なんて爆!!「みんなの党」に「たちあがれ日本」、「日本創新党」に「舛添新党」。日本創新党だなんて、送信塔だか脳しんとうだか分からないような名前じゃなく、新党「ヒロシです」とでもすれば良かったのに……。
新党が多すぎて、何がなにやら、こんがらがってしまいそうです。でも、みんな「反民主・半自民」ということでは共通しているようです。民主党を政権から追い出すために、自民党の別働隊として頑張ろうというわけですから。
みんなの党は構造改革、たちあがれ日本は右翼、日本創新党は両方のミックス。ということのようですが、それなら舛添新党はどのようなスタンスを取るのでしょうか。
出自も政策もバラバラ。どうして一緒になるのか、一緒になれるのか、理解できません。
「このままじゃだめだ」「業績の上がらない経営者は代わるものだ」と言っていたのに、自民党という「会社」も「経営者」も「このまま」で、自分だけ飛び出すというのも、よく分かりません。
落ち目で展望が開けない改革クラブに、舛添さんが入党して手を貸すということになりそうです。それでは、「舛添新党」ならぬ「介添え新党」ではありませんか。(以上、転載〕
これを機に、お笑い芸人のヒロシが政治ネタ引っさげてカムバックしないかな。
「ヒロシです。・・・しばらく土の中で眠ってましたが、シーズンが来たみたいで・・・。
ま、筍は一瞬(旬)ですから、1ヶ月ぐらいは日の目を見たいとです。」
・・・なんて。
「ヒロシです!」気晴らしにここら辺の動画でもどうぞ。
こちらは、小汚い話。
コメンテーターの頃からテカテカギラギラで好きになれなかった舛添要一という男。
「舛添新党」はやっぱりカネが目当てのようです。
「郵政民営化」で小泉純一郎に見出された舛添要一と「郵政造反組」で自民党を除名された荒井広幸参院議員と・・・、カネ目当ての野合に過ぎないではないか。
本筋なら、自民党の大島理森幹事長がいってたように、比例代表選出ですから自民党の議席を返上し議員離職してから動くのが当然でしょう。
舛添新党「交付金目当て」改革ク内から反発(時事通信 4/22)
政党助成金(交付金)は、改革クラブには今年分の1回目として、20日に年額の4分の1に当たる3010万8500円が交付されたばかり。舛添要一・前厚生労働相が党首となって作る新党が、既成政党の「改革クラブ」を母体とする手法をとることに対し22日、同党内から異論が出た。
「改革クラブに交付された政党交付金目当てだ」と激しく反発し、離党者が出るなど、混乱が生じている。
反発を招いた主な原因は、国から交付される政党交付金の扱いだ。舛添氏らがいったん改革クラブに入党し名称変更するのは、同クラブの持つ政党交付金の受け取り資格をそのまま受け継ぐ狙いがあると見られる。関係者は「政党交付金は、舛添氏を引き込むための餌だった」と指摘する。(後略)
ちなみに、今年の政党助成金(交付金)の配分は以下。(日本共産党は「憲法違反」と受け取りを拒否)
▽民主党・・・172億9700万円(前年比36億3700万円増)
▽自民党・・・103億7500万円(同36億500万円減)
▽公明党・・・23億8900万円(前年比2億2900万円減)
▽社民党8億6400万円(同2600万円減)
▽国民新党3億9700万円(同2200万円減)
▽みんなの党3億6100万円(同2億4800万円増)
▽改革クラブ1億2千万円(同4300万円増)
▽新党日本1億3500万円(同4600万円減)
年間約320億円が 4回に渡って交付される。
1994年に強行された「政治改革」では、政治腐敗の温床である企業・団体献金は禁止のために、国民の税金を原資とした政党助成制度が導入されたはずだったが、企業・団体献金は禁止されず、温存されたまま、日本共産党を除く各政党は”濡れ手に泡”の政党交付金を掴んできた。。
16年で5000億円を超える。
当道場は、これこそムダ!事業仕分けしろ!と重ねて訴えます。
さて、事ほど左様に、政治と金の問題は政治を歪めているのだが。
植草一秀の『知られざる真実』は、繰り返すお題目自体は当たってはいるが、あまりにも現実離れした民主党への幻想を振りまいているのではないか。
植草氏の繰り返しの訴えも届かないようですね。米官業が支配する日本政治構造を打破するために、必要不可欠なことは、
①米国に対して言うべきことを言うこと
②官僚天下り利権を根絶すること
③企業団体献金を全面禁止すること
の三つである。
参院選に向けて新党が雨後のタケノコのように乱立しており、主権者国民は目をくらまされかねない。この状況のなかでは、基準を単純化する必要がある。結論を示せば、③企業団体献金全面禁止をかならず実現するのかどうか、この一点に絞って参院選に臨むことが必要と考える。
企業献金禁止法案 小沢氏、今国会の成立見送り表明(朝日)2010年4月22日21時52分
政治とカネを巡る疑惑に、一転攻勢に出たかに見えた小沢一郎と民主党だったが、やっぱりポーズでしかなかったといわれても仕方あるまい。民主党の小沢一郎幹事長は22日、鹿児島市内で連合鹿児島幹部らと会合し、企業・団体献金の禁止を盛り込んだ政治資金規正法改正案について「現在の与野党の関係からすると非常に日程的に厳しい」と語り、今国会の成立は見送る考えを示した。
民主党は政権交代後、鳩山由紀夫首相や小沢氏をめぐる「政治とカネ」の問題が問われ、自浄能力をアピールするため、今年1月下旬の党政治改革推進本部で全面禁止を盛り込んだ改正案を議員立法で提出する方針を確認した。与党は3月上旬、改正に向けた与野党協議機関設置を野党側に呼びかけていた。
!!!!!

↓ ↓


「大脇道場」消費税増税反対キャンペーン中!
http://toyugenki2.blog107.fc2.com/blog-entry-588.html
- 関連記事
-
- NO.1619 官房機密費の実態 武村正義元官房長官語る (2010/05/13)
- NO.1618 公約を塗り替え、「企業・団体献金」の強権的再編へ (2010/05/12)
- NO.1599 「企業・団体献金禁止」は「単なる当面のアピール」 民主党政権ではできない。 (2010/05/02)
- NO.1588 市民目線 小沢氏は”起訴すべき” (2010/04/27)
- NO.1578 タケノコとヒロシと 政治とカネと「舛添新党」と、 植草一秀と小沢一郎と。 (2010/04/23)
- NO.1576 官房機密費の真実 野中広務氏が暴露 予算は14億6000万円 これこそ事業仕分けしろ! (2010/04/22)
- NO.1522 さすがに露骨にはやれない 企業献金。次は法制化だ。 (2010/02/25)
- NO.1520 国会は、小沢氏喚問の実現を。 (2010/02/24)
- NO.1512 企業団体献金への新たな抜け道つくり 民主党は乗るべきではない! (2010/02/18)
2010.04.23 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・政治と金の問題Ⅲ
