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NO.1642 「在日米国海兵隊」とはどんな部隊か?

 のっけから焼酎の話でごめんなさい。

      薩摩富士3413
      鹿児島県は、いちき串木野市「濱田酒造」の「薩摩富士」。
      ほのかな甘みと・・・、うん!これは旨いです。
      女性も飲みやすいでしょう。「大脇道場!」推薦!
      旨く飲むコツは7:3。お湯を7入れて、焼酎を3足すこと。

      最近、余り名前が通っていない鹿児島の地方の焼酎を取り寄せ、
      味わいを比べています。
      ま、呑んで気持ちよくなればいいんですが(笑)

      今日は四女の学校のPTAの飲み会。おっかあと一緒に行って来ます。
      調子に乗って飲みすぎてオシャベリが過ぎないように気をつけて・・・、
      行ってきま~す。


 ・・・ということで今宵は、花金にブログなど読んでくれる人いるのかなあ?と思いつつ、「抑止力」などといわれる焦点の米海兵隊の話。

沖縄・普天間基地の海兵隊は、ベトナム侵略戦争、アフガニスタン戦争、イラク侵略戦争、ファルージャでの虐殺・・・などに投入されてきた。殴りこみ部隊で、沖縄には年間半分ぐらいしかいない。「抑止力」なんて幻想だ・・・、と言ってきたが。

   米海兵隊

 上の図はsadaさんから拝借したが、そこで在日米国海兵隊のホームページのことが紹介されていた。借り物だがもう少し詳しく見てみたい。(sadaさん、毎度フンドシをお借りして恐縮です。イン○ンはないでしょうね・・・笑)

 トップページには「在日米国海兵隊は日本の相互防衛に備え、周辺地域の平和と安全を確保することによって日米間の相互協力、安全保障条約を支援します」とまことしやかに大きく書いている。

「部隊」をクリックすると、「海兵空陸機動部隊」の説明。以下、転載しておく。(色文字は友さん)

この部隊は様々な任務に対応して訓練、装備、また海兵隊や海軍兵を100名から数千人の規模で柔軟に編成することが可能であります。

海兵隊は迅速に、どこへでも、どのような任務にも対応する能力を備えた遠征介入部隊であります。海兵隊、独自で空陸部隊が緊密に統合された広範な戦闘能力を所有しています。この独自の能力が海兵隊と他の部隊との大きな違いであります。

海兵隊は広範囲の有事に投入できる戦闘能力を有しております。その脅威の性質に応じて、一人の司令官の下、空、陸、戦闘役務支援から成る統合部隊を任務編成することが可能であります。このような部隊は“海兵空陸機動部隊”と呼ばれ、船や飛行機から又は、船と飛行機双方から同時に展開する部隊として、もしくは統合機動部隊の構成部隊として展開します。


司揮機構は作戦の計画と実行に必要な部隊の指揮、統制、連絡を提供し又、長距離の偵察、謀報及び電子戦能力を備えています。司揮機構(又は部隊)は唯一の常時構成部隊であります。

地上戦闘部隊は地上作戦を行います。歩兵部隊を中心に編成されており、規模は様々で増強された歩兵大隊から一個又はそれ以上の海兵師団まで編成されます。

航空戦闘部隊は戦術状況の海兵空陸機動部隊の任務と規模に応じて航空支援の提供を行います。この部隊は増強された補強航空中隊から一個又は二個までの海兵航空団で構成されます。

戦闘役務支援部隊は海兵空陸機動部隊の任務を遂行するため必要な全面的な戦闘役務支援を提供します。それは広範囲の補給、医療サービス、整備、運送、工兵、事務それに上陸支援です。

海兵空陸機動部隊には次の三つの基本組織構造があります:海兵遠征軍、海兵遠征旅団、そして海兵遠征部隊(特殊任務可能)です。
-------------------------------------------------------------------
常時即応態勢部隊


第三海兵遠征軍
第三海兵師団
第一海兵航空団
第三海兵兵站群
第三海兵遠征旅団
第31海兵遠征部隊


 「海兵隊は迅速に、どこへでも、どのような任務にも対応する能力を備えた遠征介入部隊」であり、「広範囲の有事に投入できる戦闘能力を有して」いると、米軍自身が説明している。

 在日米軍のもっとも機動的で、フレキシブルに編成できるのが“海兵空陸機動部隊”のようだ。その中心が海兵隊で、常時機動的に即応できる六つの師団級の部隊をもっていると理解していいのか?(専門的なことはイマイチ?)いずれにしても米軍が誇る優秀な「切り込み隊」のようだ。・・・それぞれの部隊についても誇らしげに説明している。(感心のある方はリンク先でどうぞ)

「日本防衛」の任務を持たない

 だからこそその部隊の性格からして「日本防衛」の任務を持たないと、米当局者が明言している。
1982年、レーガン政権時代のワインバーガー国防長官は、「沖縄の海兵隊は、日本の防衛には充てられていない」――「日本防衛」の任務を持たないと米上院歳出委員会で文書で証言している。
1991年には、ブッシュ政権時代のチェイニー国防長官が、沖縄の海兵隊が「世界的な役割を果たす戦力投射部隊」――つまり世界的規模で「殴り込みをかける部隊」だと米議会で証言している。

 防衛省自身も、「在日米軍及び海兵隊の意義・役割について」のなかで、、強襲揚陸艦で上陸し内陸の重要目標に侵攻したり、空母からヘリで内陸の目標を制圧したりする「着上陸」作戦などを挙げて、「わが国への侵略」に対する防衛部隊ではなく、敵地への“殴り込み”部隊であることを認めているのです。(下図)

3 米海兵隊の概要(4/8)-各種事態に対応した海兵隊の運用のイメージ(19ページ)
      海兵隊
      (画像クリックで拡大表示)

 以上見てきましたが、米海兵隊が、どこから見ても日本を守る「抑止力」などでないことは明らかではないでしょうか。

 ところで、海兵隊の任務がテロ対応などで変化してきており、沖縄は海兵隊にとっては使い勝手が悪いという話が米軍当局の方から語られているそうです。次回はそこら辺について・・・。(つづく

         
 すみませんねえ!せっかく読んでいただきながらこちらは今頃、飲みつぶれているかも?
でも一言、海兵隊は日本を守る抑止力なんてウソじゃん!

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テーマ:沖縄米軍基地問題 - ジャンル:政治・経済

2010.05.21 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・普天間基地問題Ⅱ

コメント

さすが!です

書いていますように図版の元ネタはしんぶん「赤旗」です。
さすがの詳しい解説。いつも勉強させていただいています。

2010-05-22 土 05:29:41 | URL | sada #- [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

2010-05-22 土 16:02:48 | | # [ 編集]

『抑止力』が解っていないのですね。

 調べものしていてたまたま通りがかっただけなので、もうお邪魔はしないでしょうが、

 海兵隊が直接的に日本防衛の任を負っていないことは、日本が戦争に巻き込まれない為の『抑止力』になっていないこととイコールではありません。
 
 例えば、身近な例で喩えると、警官は貴方を守ってはくれません。貴方が暴行を受けて初めて事件が発生し、警官は犯人を逮捕することになります。
 しかし、警官が貴方のそばに居た場合、犯人はあなたに対し暴行することを躊躇うでしょう。それは警官に逮捕されてしまうからです。
 これは警官が貴方のそばにいることが犯罪を防ぐ抑止力となっていることを示します。

 直接守ることは「防衛力」です。防衛力自体も抑止力足りえますが、抑止力は防衛力だけではありません。
 
 ああ、もう一つ例を挙げましょう。『核の抑止力』てのがありますよね。あれって、核兵器が敵の核攻撃から自国を守ってくれるわけではないですよね。守るのは核ミサイルではなくて迎撃ミサイルです。でも、核ミサイルを持つことは相手からの核攻撃を『抑止』するんですよ。

2010-11-27 土 11:51:08 | URL | 風間陣 #RpaLka9U [ 編集]

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