NO.1659 破顔一笑 志位和夫委員長 「普天間基地は無条件撤去」で行動する唯一の党
「辺野古」一致の民主・自民・公明・みんな 対「無条件撤去」で行動する共産党。
アメリカ国務省まで乗り込み、沖縄県民の声を伝え普天間の無条件撤去を強く求めたのが共産党志位和夫委員長。
そろそろ色づきます。ヤマアジサイ
「花の写真に癒されます」というコメントに気を良くし・・・(嬉)。
毎日新聞の面白い記事(毎日新聞 2010年5月27日 東京夕刊)を見つけたので紹介します。以下転載。
「どこへ行く、日本」さんより拝借。
特集ワイド:志位・共産党委員長、米国を行く 「民主主義の伝統実感」
◇「帝国主義」一番地で、ミュージカルに感激
いまどきアメリカを旅してきたことがニュースになるのはこの人ぐらいだろう。共産党委員長の志位和夫さんである。なにせ「帝国主義」の一丁目一番地、そこへ共産党トップが結党以来初めて乗り込んだのだから--。【鈴木琢磨】
自由の空気を吸ってきたせいか、志位さん、ネクタイを外し、いつになくリラックスした表情である。ここは東京・代々木の共産党本部。「鳩山(由紀夫)さん、行くところを間違えていますね。沖縄じゃなく、アメリカでしょ。トラスト・ミーじゃなく、沖縄の真実の声を伝えるべきだった」。代わりに「赤い鳩」が飛んで行った? 「アハハ、そんな色の鳩、いないよ」
そもそもはラブレターの交換からだった。昨年4月、プラハで「核兵器なき世界」を訴えたオバマ大統領の演説に感銘を受けた志位さん、大統領あての書簡を送ったら、思いがけず米政府から返書がきた。ルース駐日米大使とも会談し、ニューヨークの国連本部で開かれる核拡散防止条約(NPT)再検討会議にあわせて4月30日から5月8日まで訪米。期間中、同会議のカバクトゥラン議長と会談し、核兵器廃絶のための国際交渉開始の合意づくりを要請するなど精力的に動いた。
でも、恋しい恋しい大統領とのデートはかなわずで?
「いきなりホワイトハウスはありえませんよ。国務省ではケビン・メア日本部長と会談しました。普天間問題のことはきっぱり言いました。沖縄の情勢はポイント・オブ・ノー・リターン(後戻りできない限界点)を越えた、移設でなく無条件撤去しか解決の道はない、と。先方は海兵隊の存在は抑止力として重要だと述べました。緊張したやりとりでしたが、立場は違っても意見交換は続けようとなりました。率直なディベートをやれば、こちらの考え方は伝わる。これがアメリカかと感じました」
■
応接室でインタビューしながら、執務室をのぞきたくなった。アメリカへのシンパシーを語ってはいるものの、そこは共産党委員長、ひょっとしてマルクス・エンゲルスの巨大な肖像画でも飾ってあるかもしれないと思って。「汚くしてるから、よそうよ、よそうよ」。隠されると、見たくなる。カメラマンと一緒に押し問答すること10分、やっとのことで部屋に通されると、意外やさっぱりしたたたずまい。机にクラシック音楽のCDが何枚か積み上げられていたくらい。
「隠すものなんかなにもないよ!」。ちょっとむっとしつつ、志位さん、天井まである本棚からマルクス・エンゲルス全集の一冊をさっと抜き出し、読み上げた。「偉大な民主共和国の思想が初めて生まれた土地、そこから最初の人権宣言が発せられ……。リンカーン大統領の再選にあたってマルクスが祝意を伝えた書簡です。アメリカの民主主義の歴史に深い敬意を持っていたんです」。それでワシントンではわざわざリンカーン記念館に足を運んだらしい。
バーモント州みやげのTシャツもあった。「思い出の地になりましたから。バーモント州は核兵器廃絶の交渉を大統領に促す決議を上下両院で採択しているんです。これは私たちも強く要請していることです。バーモント州は南北戦争で、たくさんの兵士を送って奴隷解放に貢献したそうです。その誇りがいま、核兵器廃絶につながっている。草の根の反核平和運動も盛んなんです。民主主義の伝統の深さを感じました」。そんなすばらしいアメリカを帝国主義と規定しているのはなぜ?
「いえ、個々のアメリカ人を帝国主義と言ってるんじゃないですよ。多くの友人もできましたしね。イラクやアフガニスタン、日本の米軍基地の実態を見れば、やはり帝国主義です。ただ、帝国主義の国だからすべて悪い、そう頭ごなしには見ないように言っています。04年の党大会で綱領を改定したとき、前向きの変化はちゃんと評価しよう、複眼でいこうと確認したんです」
ホテルからはブロードウェーも近かった。マンハッタンで各国NGO(非政府組織)のメンバーらと反核・平和パレードをした夜、ミュージカル「マンマ・ミーア」を見た。「本当は『オペラ座の怪人』を見たかったけど、チケットがとれなくて。ミュージカルはもともと好きなんです。日本でも『レ・ミゼラブル』とか見てますし。さすが本場はすばらしい。娘にパンフレットがほしいと頼まれていたんで、買いましたよ」
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60年安保から50年の時を隔てて、安保論議が再び盛り上がる。「5歳くらいだったかなあ。父の肩車に乗ってデモに参加したのをよく覚えていますよ。千葉の県庁あたりでね。アンポハンタイ!とは叫んでいなかったけど、私の最初の政治的体験です」。そんな筋金入りの共産党委員長が初訪米し、ミュージカルまで楽しんできたとは隔世の感ありだ。
一方、「常駐なき日米安保」が信条だったはずの鳩山さんはいまさら「抑止力」を学んでは、迷走を続けている。
「二つの抑止力に呪縛されているんです。ひとつは核抑止力。もうひとつは海兵隊の抑止力。いやしくも文明国なら核兵器は使えない。沖縄の海兵隊の展開先はイラクやアフガンで日本を守っているわけではない。どちらの抑止力も虚構。被爆国の指導者として何をすべきか、NPT再検討会議にどうして鳩山さんも岡田(克也)外相も出席しないのか。参院の外交防衛委員会でわが党の委員に答えて岡田さんがおっしゃったらしいね。共産党が訪米し、非常に有益な意見交換をされ、日本の存在感を示すことにもつながり、感謝申し上げたい、と」
だが、反核と平和を掲げたこの訪米の背景には参院選をにらんだ党の事情もある。民主でも自民でもない第三極がクローズアップされるなかで、埋没を恐れての共産党の起死回生策、と永田町の受け止めは冷ややかである。
「もちろん参院選の力にもしたい。アメリカにきっぱりモノの言えるのはわが党だけですからね」
パフォーマンスとの批判をかわすためにも、そして、「オペラ座の怪人」を見るためにもまたアメリカへ?
「第一歩ですが、道は開けましたから。これからは普通に行き来しますよ」
「パフォーマンスとの批判」?・・・普天間の無条件返還に唯一行動する党でしょう。
どこかの党のように政局にらみで動いたり、選挙対策で動いてはいませんよ。
ためにするイチャモンはやめて、是非事実をそのまま見ていただきたい。
決してハンサムじゃないが・・・笑

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2010.05.31 | | Comments(1) | Trackback(1) | ・日本共産党Ⅰ
