NO.1657 よそ様の政治談議も覗いてみると・・・。「民公連立」を説く植草一秀氏
人間の頭というか考え方、価値観というものはそうは簡単に変わるでもないものですね。
しかも小学生か中学生ではない、そこそこ生きて飯を食ってきたのだから・・・。
おっかあや娘たちは仕事ありに、温泉三昧あり・・・、こちらは久しぶりにゆっくりと庭いじりをしたり・・・。
で、よそ様のブログも覗いてみたり。
BLOG BLUESのオヤジさんが、こんなバナー↓
を貼り付け、「左派・市民派ブログシーンたった一人の反乱」というエントリーで、以下のように書いている。(大サービスで全文転載。赤字強調は友さん)
うん、同感である。「村野瀬玲奈の秘書課広報室」である。怒り全開である。まったく正しい。
玲奈嬢は、本気で「政権交代」に期待していた。もちろん、危惧もしていた。
だから、みんなして民主党政権を私たちの望む方向へ引っ張っていきましょうと、
そりゃ蟷螂の斧かも知れないが、実に熱心に、左派・市民派ブログシーンへ
呼び掛けつづけていた。
然るに、民主党政権の、派遣問題への対応はどうだ。普天間問題への対応はどうだ。
玲奈嬢の期待とは、希望とは、まったく違ったものだった。その事実を眼前にしたとき、
さて、あなたなら、どうしますか。
事実に顔を背け、なんだかんだリクツを捏ねまわし、自らの不明を糊塗するんじゃないの。
自己の言動に責任を持つ気概より、お体裁が大事な人なら、そうだよね。
その代表選手が「反戦な家づくり」。不明を愧じることが、そんなに難しいことかしら。
村野瀬玲奈は男でござる。いや、女性ですけど、多分。
事実に正対し、民主党政権をきびしく糾弾している。本気で期待して、裏切られたのなら、
そうなるのが節理だ。そうするのが道理だ。無念というものがあろう。
本気の人間には、必ずあるものだ。
違いますか、「政権交代」に期待していた左派・市民派ブロガーよ。
あなたの期待は何だったのか。それが、今、問われているんだよ。
政権交代至上主義者やあるいは小沢、鳩山信奉者(私は「左派・市民派ブログ」とは言わない。)には、「この期に及んで・・・!」と苦々しく思うものだ。
異論があるとすれば、「事実に顔を背け、なんだかんだリクツを捏ねまわし、自らの不明を糊塗する」、その「代表選手」はむしろこちらでしょう。
植草一秀氏は、「日本のことを日本人が決定できない悲しい現実」を嘆いてみせる。
ハトさんは頑張ったんだろうけど、アメリカが強すぎたんだア・・・アホか!ハトが沖縄に頭下げに飛んだとき、弱小なりとも共産党志位君はアメリカに乗り込み「普天間は無条件返還を!」と堂々とやってるじゃないか。今回の鳩山政権による日米合意の最大の欠陥は、決定案が米国の主張そのものであることなのだ。
つまり、決定したのは日本ではない。米国が決めたのだ。日本は合意内容の変更を打診したのだろう。ところが、米国に一蹴され、結局、米国の主張通りの案を決めたのである。
旧政権も米国の主張通りの決定をしたのだから、旧政権の決定時に旧政権側にいた人物に発言権はない。
日本の決定を日本ができない現実。
これが日本の現状なのだ。
「対米隷属の打破」
言うは易く行うは難い。
しかし、これを実現しなければならない。
「対米隷属の是非」
これを参院選の最大の争点とするべきである。
「企業団体献金の全面禁止の是非」が最重要の争点だと考えてきたが、この問題は匹敵する。
しかも、両者は驚くほどに重なるはずだ。
「対米隷属の排除・企業団体献金の全面禁止」
対
「対米隷属の維持・企業団体献金の維持」
で参院選を闘うべきである。
政界もこの軸に沿って再編されるべきと考える。
「対米隷属の排除・企業団体献金の全面禁止」対「対米隷属の維持・企業団体献金の維持」・・・そんなことは、昔から共産党が言ってきたことだ。「二つの政治悪、大企業本位、対米従属政治の転換を!」と。
然るに、共産党だけはどうしても嫌いな植草氏は、その二つの政治姿勢が問われてくるなかでの民主党の軟弱ぶりが見事にあぶりだされた事実には目をふさぎ、どうしても民主党政権が続くことを願って、なんと!民公連立を説いてみせるのである。もう支離滅裂、メチャクチャ!
「参院選後政界再編の本命は民公連携にあり」で、散々数合わせの計算をして見せた上で、次のように結論付ける。
この記事を最初目にした時はさすがにその迷走ぶりに呆れた。その後も訂正もしてないからさすがに信念だろうか?参院選後に生じる政界再編の可能性のなかで、もっとも可能性が高いのは、「民公連携」である。民公連携が実現した瞬間に、日本政治は安定性を一気に高めることになる。
参院選での単独過半数確保が難しいとすれば、民公連携は民主党にとって大きなメリットがある。また、公明党にとっては、与党陣営として政策主張を現実の政策運営に反映させることが可能になる。
この点を踏まえれば、民公連携が参院選後に表面化する確率はかなり高いと考えられる。
申し訳ないが、私には理解不能である。これには、何人かの植草信者が否定的な声をつぶやくも、皆さん、無批判だ。哀れですらある・・・。
冒頭書いたように、人間それほど変われるわけでもないが、現実を直視し次のように表明する勇気あるブロガーもいる。
「元民主党支持、今度の参院選で共産党に投票する者のブログでーす」と表明し、「 民主も自民も嫌なら共産党!! 」と書くvanacoral氏。
悪罵や批判を投げかけられても「消去法で共産党」の意見は変わらないと繰り返すkojitaken氏。
ま、人それぞれではありますが・・・。
事実に学ぶということは・・・!

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2010.05.30 | | Comments(15) | Trackback(11) | ・政治一般Ⅱ
