NO.1660 今週の国会の焦点 議会制民主主義を踏みにじる民主党の強権的な国会運営はいただけない。
6月16日の国会会期末に向けて、民主党の強権的な国会運営が際立ってきている。
涼を感じさせる草姿。フウチソウ(風知草)
又の名をウラハグサ よく見ると葉が裏返っている。
もう少し大株に育てなくちゃ・・・。
郵政「改革」関連法案は、衆院総務委員会でわずか6時間の審議で強行採決。障害者自立支援法「延命」法案は、厚生労働委員会でわずか1時間15分で!
週明け国会の課題は、普天間基地問題での予算委員会集中審議と民主党の異常な国会運営を正すことに尽きるでしょう。この二点で、野党5党が一致して衆院横路孝弘議長に申し入れたようです。
焦点の法案は、労働者派遣法「改定」案と郵政「改革」関連法案、もちろん我々にとっては障害者自立支援法「延命」法案も。
郵政法案は、小沢一郎幹事長が23日の郵便局長会総会で「今国会での成立をお約束する」とのべ、参院選対策を最優先し委員会で強行してきた。「政策は任せる」などとして普天間問題などには黙り込みを決めるご都合主義で、小沢一郎は選挙対策で必要な法案の取り扱いにはその強権ぶりを発揮しているのである。
31日にも衆院本会議と通過させ、参院送りを狙っている。
労働者派遣法「改定」案はやっと28日の衆院厚生労働委員会で審議が再開された。しかし、民主党は4時間半の審議にもかかわらず首相出席の審議を行い今週中の衆院通過を狙っている。これも「連合」の要求に基づく選挙対策だ。”二つの大穴”をふさぐ抜本修正がなければ派遣労働者は救われない。徹底審議が求められている。
更には、障害者自立支援法「延命」法案は31日に衆院本会議を通過させる見通しだという。断じて許されない。
佐々木憲昭・共産党衆院議員は、 「このところ与党民主党の国会運営は、強行採決や委員長職権の連発など、あまりにも強引です。」とし、自公政権時代もなしえなかった国会運営のやり方を「前代未聞の珍事」と指摘し、その背景には「郵政法案と派遣法案は何が何でも押し通す」という民主党・小沢一郎幹事長の意向があると指摘して、「幹事長指示が発せられるやいなや、それまでの与野党協議や経過を投げ捨て、強行に走る、議会制民主主義を踏みにじって恥じない民主党の姿勢を糾弾する」と強調している。
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2010.05.31 | | Comments(2) | Trackback(1) | ・民主党政権批判Ⅰ
