NO.170 オーストラリアは国際的非難の的?
再びオーストラリアの総選挙結果について。
イラクからの撤退を掲げた労働党が勝利した。
これは、自公政府流に言うと、「テロとの戦いからの撤退」であり、国際的非難は免れないであろう。さて、世界の世論はどうであろうか?
残念ながら、アメリカがガッカリした話は聞いても、世界から避難されたと言う話は聞かない。
日本のイラク派兵にしても、米軍への給油活動にしても、「テロとの戦い」が、大義名分、錦の御旗である。テロとの戦いに積極的に参加しないと、日本は国際的な非難を浴び孤立してしまう。
この言い分で、国民を脅して、押し切ってきたのだ。
オ-ストらリアの選挙結果と、その後の国際世論は、この陳腐な理屈がどういうものであるかを教えてくれている。
武力でテロがなくならない事は、この間の世界を見れば明らかである。
武力の行使は新たな怒りとテロの温床を作り、武力の連鎖を作り出してきた。
ここに至ってもこだわる「新テロ特措法」。
この間の「大連立」などの、「政局」も全ては、「テロとの戦い」がらみ。
この国も、自分の頭で考え、真の国際貢献で世界から信頼される国にならないと・・・。いつまでも「アメリカの言うと通り」と言ってついて行けばいいなどと言う外交していると、それこれこそ「国際的に孤立」してしまうでしょう。
総選挙で、皆でよく考えて決めるときでしょうか。


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2007.11.27 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・政治一般Ⅰ
