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NO.1686 6.8緊急国会要請行動+国会大集会報告。

 6.8緊急国会要請行動+国会大集会の報告です。(ちょっと長いけど、前半だけでもおつきあいを。)

      banshaku3494.jpg
      鹿児島から母親に送ってもらった。
      ・・・え?薩摩の焼酎じゃない。大阪のサントリー。
      「ふわっとゆるむ、やさしいあじわい」 確かに甘くやさしい・・・。
      薩摩じゃないといかんたっど。


 全国から急きょ2000人が集まった行動の写真集はこちら、是非ご覧ください。

「参加者は第一議員会館前から永田町駅までつづいた。私たちは絶対にあきらめない」
「怒り!」など。

 結局、鳩山総理辞任後の組閣やなにやらのばたばたの中、議員には少ししか会えなかったようです。
福岡からは5人が代表参加しました。そのうちの一人、わが陶友のたなかの報告はこちらです。新人職員が、新鮮な感覚でレポートしています。
 その一部を紹介します。全文はぜひリンク先で!

 国会前集会では、当初予想されていた1000人をはるかに超える、2000人の障害者・関係者が衆議院会館前で怒りを伝えるために集合しました。
「私たち抜きに、私たちの事を決めるなー!!」
「改正案は廃案にしろー」と”怒”の文字が書かれた紙をみんなで掲げ叫びます。

 途中民主党の議員さんが、応援演説に来てくれました。「私も、皆様と同様、騙されたうちの一人です!!今回の件が皆様に何の相談も無かったということを知りませんでした。なんとしても戦いましょう!!」と熱弁して下さったのですが・・・やはり、「廃案」という言葉は恐くて口に出せないみたいでした。周りからも「俺は怒ってるぞー!!」と仲間たちの声が上がります。本当に私たちと一緒に戦ってくれるなら、なぜたった2文字の「廃案」をいえないんでしょうか。矛盾を感じました。

13時~16時半の3時間半、国会前集会は行われました。

今回、私たなかは初めての参加でした。私でよかったのだろうか・・・と、東京に着いた頃は不安でしたが、参加しなければ生の声も聞けないし、国がどんな対応をするのかも知る事ができませんでした。

そして障害を持つ仲間は全国にいるのに、ついつい陶友の仲間のことだけを考えてしまっている自分に気付きました。陶友の仲間だけが困っていることだけを訴えていくだけでは、結局自立支援法と同じ法律が出来てしまいます。
目が見えない人だけに優しい法律では他の障害を持つ人は困ってしまうし、また耳が聞こえない人だけに優しい法律でもダメなのですね。目の前のことだけではなく、全体を見なければ、何回見直してもどこかが欠けたままだし、その為に色んな面から意見を出し合って、みんなで話し合って創り上げていかなければいけないんだな。と感じました。

そう考えると、今回の改正案も、自立支援法自体も国の勝手ばかりで・・・障害を持たない政治家にも、もちろん私にも、障害を持つ人の本当の願いがわかるわけがないです。だからこそ、しっかり話し合いの場も作った。それなのに、こんな裏切り、許せません!!
自立支援法、改正案がちゃんと廃案になるまで戦わなければ!!と私も決意をもう一度硬くしました。

 下線部のこの民主党の議員は金子恵美参議員。障害者のサポートに関わったいい人です。でも、民主党の中ではただの投票機械?お気の毒です。かわいそう。

(実はこの民主党議員の下りは、追加されて書かれたものです。たなかがブログアップした後での職員会議の報告で聞いたので、私が「そういうことを書かな。議員への要請行動は、議員に直接国民の声を届ける活動や。議員が政党を見るのか国民を見るのかを問い詰める活動や。今回の行動は、議員がおかれたその矛盾を突き詰め問い、障害者の立場に立つことを求める活動なんや」と話したら、後で書き足していた。集会挨拶の写真がここに。なんだか、よくもこんなところに出てこれたなと思うけど、ただ面の皮が厚いだけか、まだ「政治屋」にはなってないいい人なのか?民主党にも個人的には、自公政権ではダメだと政治家になり、まだ汚れてない議員が少なからずいると思うと、いろいろ残念です。)

 普天間基地問題でも、与党の180議員のが署名提出し 将来の国外・県外移設明記の政府方針求めたけど、これほどの数がありながら、今のところチャラにされたようだ。


 それはさておき、今後の国会日程は流動的です。上手く行けば審議未了廃案の可能性も高くなっています。引き続き抗議・要請を続けます。

 メールやファックスでの抗議・要請も有効かと思います。
参議員議員名簿はこちら、民主党を中心に地元選出議員に集中を!

 抗議・要請文案:
 障害者自立支援法一部「改正」案は、廃案にされるよう要請します。
政府・民主党は障害者自立支援法の廃案を約束しました。
約束を反故にし、”悪法”を延命させる事は許されません。
期待させて裏切る「普天間問題」の轍を踏む ことなかれ!

 成立に手を貸したら、議員を首にするぞ!・・・とか。


”続きを読む”に国会議員への要望書と集会アピールを添付しておきます。


 政府は約束守れ。私たち抜きに私たちのことを決めないで!

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2010年6月8日
国会議員 各位

さよなら!障害者自立支援法 つくろう!私たちの新法を

10.30全国大フォーラム実行委員会
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会

要望書

私たちは、現在参議院で審議中の障害者自立支援法一部「改正」案の廃案を強く求めます。

 私たちは、日本障害者協議会(JD)、障害者の地域生活確立の実現をめざす全国大行動実行委員会、全日本ろうあ連盟を中心に、全国の障害当事者・関係者による「さよなら!障害者自立支援法 つくろう!私たちの新法を10.30全国大フォーラム実行委員会」と、応益負担は憲法違反であるとして提訴した「障害者自立支援法違憲訴訟」の原告や支援者でつくる「障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会」です。

 5月28日(金)、障害者自立支援法一部「改正」案が、委員長提案という形で可決され、31日(月)衆議院本会議を通過、翌6月1日(火)参議院の厚生労働委員会で、十分な審議が行われないまま可決され、参議院本会議に提案されようとしている事態に対し、深い憂慮と強い憤りを感じます。

 新政権の公約によって設置された「障がい者制度改革推進会議」のもとに「総合福祉部会」が作られ、現在、新法(障害者総合福祉法(仮称))制定までの「当面の課題」について議論の真っ最中であるにも関わらず、このような状況が生じてしまっているのです。

 長妻昭厚生労働大臣は、昨年の就任時に「応益負担を基本とする障害者自立支援法を廃止し、任期中に制度の谷間をつくらない新しい法律を当事者の意見を十分に聞いてつくる」と明言し、さらに、昨年10月30日(金)、日比谷野外音楽堂で行われた10.30全国大フォーラムにおいて、参加者1万人の前で「自立支援法を廃止をする(中略)広く利用される方々の声も、われわれ謙虚に耳を傾けて、新しい制度をつくっていきたい」と述べ、大きな希望を抱いていた矢先です。

 鳩山政権は首相を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」を設置し、障害当事者が半数を占める「障がい者制度改革推進会議」をつくりました。

 さらに、障害者自立支援法違憲訴訟においては、「訴訟団」が国の提案を受け入れ、基本合意を交わし、応益負担の廃止、今後の障害者施策においては推進会議や部会において、当事者の意見を反映させたものとすること、などが確約されています。

 それにも関わらず、今回の改正案は「障がい者制度改革推進会議」及び「障害者自立支援法違憲訴訟団」に何の相談もないまま、提出されたものです。

 もし、改正を行うならば、これらの組織にまずはかられるべきが筋だと認識しています。障害者権利条約の基本思想は「私たち抜きに私たちのことを決めないで」というものです。

以上の認識に立ち、私たちは下記の事項について強く要望申し上げます。



1.現在参議院に付託されている障害者自立支援法一部「改正」案については、慎重に取り  
 扱い、参議院本会議で拙速に採決を行わないでください。


6.8大集会緊急アピール

 私たちは、現在参議院で審議中の障害者自立支援法一部「改正」案の廃案を強く求めます。そして、障害者施策の国の責任を大きく後退させ、「障がい者制度改革推進会議」の議論をないがしろにさせかねない、地域主権改革一括法案の成立についても強く反対します。

 5月28日(金)、障害者自立支援法一部「改正」案が、委員長提案という形で可決され、31日(月)衆議院本会議を通過、6月1日に参議院の厚生労働委員会で、十分な審議が行なわれないまま可決、参議院本会議に提案されようとしている事態に対し、深い憂慮と強い憤りを感じます。

 長妻昭厚生労働大臣は、昨年の就任時に「応益負担を基本とする障害者自立支援法を廃止し、任期中に制度の谷間をつくらない新しい法律を当事者の意見を十分に聞いてつくる」と明言し、さらに、昨年10月30日(金)、日比谷野外音楽堂で行なわれた10.30全国大フォーラムにおいて、参加者1万人の前で「自立支援法を廃止する(中略)広く利用される方々の声も、われわれ謙虚に耳を傾けて、新しい制度をつくっていきたい」と述べ、大きな希望を抱いていた矢先です。

 鳩山前政権は首相を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」を設置し、障害当事者が半数を占める「障がい者制度改革推進会議」をつくりました。

 さらに、障害者自立支援法違憲訴訟においては、「訴訟団」が国の提案を受け入れ、基本合意を交わし、応益負担の廃止、今後の障害者施策においては推進会議や部会において、当事者の意見を反映させたものとすることなどが、確約されています。

 このような状況の中で、私たち抜きに、民主、自民・公明などによって、参議院本会議で、強引に成立させようとしており、この事は絶対に許されません。

 また、地域主権改革一括法案についても、障害者自立支援法改正が含まれており、財政力の違いによって障害者施策の格差がうまれることは明白であり、強く反対し、一からの出直しを求めます。

 私たちは本日、2010年6月8日、私たち障害者の生活に深く影響を及ぼすこの2つの法案の成立阻止に向けた行動をおこない、今後障害当事者や関係者、広く市民と連帯した運動をつくり上げていくことを決意します。

2010年6月8日

私たち抜きに、私たちのことを決めないで!障害者自立支援法「改正」法案、地域主権関連法案の廃案を求める6.8緊急国会要請行動+連続大集会 参加者一同

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2010.06.11 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・障害者自立支援法2

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