NO.1695 いよいよ最終決戦 障害者自立支援法の延命を許すな!& 福島瑞穂氏に一言苦言を!
国会最終日、いよいよ今日で決まります。
障害者自立支援法の延命を許すな!
国会は、民主党が予算委員会審議も拒否し、今日で終わり。
「与野党合意の一部の法案を通す」「二法案を通す」・・・と伝えられているが。
「国会が表に裏に激しく動いています。私たちの声がその動きをつくっています。
絶対に廃案に!その決意のもと、最終決戦にのぞみます。」
以下、メールニュースから部分転載。
◆(1)15日、国会前集会には前日の倍の300名が結集!
絶対に「改正」法案を廃案にしよう!
参議院議員会館前の緊急国会前集会にはギラギラとした日差しの中を続々と300名がつどいました。
DPI三澤議長、ろうあ連盟久松事務局長、JD藤井常務、藤岡全国弁護団事務局長、小池晃参議院議員(共産)などがつぎつぎ挨拶(写真)。岩手から参加した視覚障害者や埼玉、東京の元原告の訴えが続きました。
「階段を一歩づつ、新しい制度づくりをめざしてきたのに、 後ろからその階段を外された。絶対に許せない!」(埼玉元原告)
◆(2)参議院本会議 「改正」法案で代表質問(共産・市田書記局長、社民・福島党首)
菅首相「今後の審議を見守りたい」と答弁
3時7分からは、日本共産党の市田忠義書記局長が4時3分からは、社会民主党の福島みずほ党首が、それぞれ代表質問で、自立支援法「改正」法案に反対し、撤回を求めました。
○参議院インターネット審議中継 参照
(開催日 6月15日 本会議 発言者一覧から クリック)
http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
○市田忠義(日本共産党)
違憲訴訟の和解に応じた障害者との約束はどうなったのか。 障害者の声を無視し、応益負担の原則を残した、 民主・自民・公明による法案は撤回すべきではありませんか。
○福島みずほ(社会民主党)
私が担当していた障がい者制度改革推進会議で障害者政策が 大きく変わろうとしています。
この会議の半数以上を障害当事者や家族がしめています。 私たち抜きに私たちのことを決めないで、このことが大事です。 だからこそ社民党は障害者自立支援法の「改正」法案に反対しました。 現在、この障がい者制度改革推進会議がつづけている議論をふまえ、 障害者総合福祉法や差別禁止法の制定をすべきだと考えています。
総理の決意を示してください。
○菅直人内閣総理大臣(ほぼ同じ答弁)
障害者自立支援法を改正する議員立法については、その法律名や主旨にあるとおり 障害保健福祉施策を見直すまでの法律と位置づけられているものと承知いたしております。衆議院で可決、参議院では厚生労働委員会で可決されたところと承知しており、政府としては今後の審議を見守ってまいりたいと思います。
いづれにせよ、政府としては、引き続き、障がい者制度改革推進会議等において障害のある方などのご意見を十分にうかがいながら障害者自立支援法に変わる新たな制度や障害者の差別禁止法について検討をすすめてまいりたいと考えております。
◆(3)会期末16日の緊急行動は朝10時集合!で行います。
参議院本会議の代表質問で二人から取り上げられ、菅首相も「今後の審議を見守ってまいりたい」と答弁した「改正」法案ですが、午後9時現在の情勢です。
明日、参議院本会議は午前11時30分から開催されることが決まりました。
この本会議の案件に「改正」法案があがるかどうかは明朝にならないとわかりません。
ですので、最後の最後ですが、最後まで絶対に廃案にする行動にとりくみます。
明日、東京は雨ですが、体調に十分注意されて、ご参加ください(午後からは議員会館内で集会をします)
○6.16緊急国会行動
日時 6月16日(水)午前10時!から
場所 参議院議員会館前
参議院本会議の傍聴活動を行います。
福島瑞穂に一言!
「私たち抜きに私たちのことを決めないで、このことが大事です。 だからこそ社民党は障害者自立支援法の「改正」法案に反対しました。」・・・?
ちょっと待てよ!
この「延命」法案は、障がい者制度改革推進会議で障害者の参加の下、自立支援法廃止後の制度のあり方を議論していたさなかに、これを無視して5月28日に突然出されてきたものだ。
4月に出されていた自公案に対し、民主社民がほぼ同じ内容の案を出しこれを一本化するという形で出されてきたものだ。
社民党は、一本化にあたり「時限立法であることが担保されていない」と言う理由で採決では反対したが、「障害者抜き」の法案作りに手を貸したのである。
しかも、反対の声がが大きくなるなかで開かれた参院厚生労働委員会では、討論なしの採決が提案され、共産党の小池晃議員が「とんでもない!十分に審議すべきだ。」と主張すると、「じゃあ共産党さんだけ10分間だけ発言をどうぞ」ということになった。福島氏は委員会に参加していたにもかかわらず、質問も発言もなし!
以上が社民党の態度の経過です。
最後に、障害者の声に耳を傾けたことは評価することにしよう。しかし、それは、自ら主体的に立ち向かおうというよりも、世論に押されたからという側面が大きい。頼りないこと、流れではどうにでもなるということだ。
普天間基地問題でも全く同じ道をたどった。
社民党・福島瑞穂氏に一言申し上げる。
選挙目当てとは言いたくはない。しかし、子ども会じゃあるまいし、こんなこと最初からわかっていたことだ。政党配置や力関係を見てふらふらするな。きちんと最初から貫けば信頼もできるというものだ。
こうしてみてきても、残念だが真に頼れる政党は、日本共産党以外にはないようだ。

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2010.06.16 | | Comments(1) | Trackback(0) | ・障害者自立支援法2
