NO.1920 読売新聞連載「[時代の証言者]共産党・不破哲三」(5)~(10)
ブログ、「どこへ行く、日本。(政治に無関心な国民は愚かな政治家に支配される)」のgataroさんが、多忙な中、お金もかけてアップしていただいている電子版にはない読売新聞の連載記事「[時代の証言者]共産党・不破哲三」シリーズ第2弾。(青文字クリックからリンク先で全文どうぞ。)
これも陽だまりの頃の秋
ある人が家を手放した時、長年親しんだ花の球根を分けてくれた。
■[時代の証言者]共産党・不破哲三(5)~(7)【読売新聞】
★[時代の証言者]共産党・不破哲三(5)労組書記各地で闘争支援
イメージと違い現場を踏んだ幹部。資本と闘争の現場で鍛えられた姿はあまり知られていないのでは・・・?
「東大卒業後、労働組合の書記として11年間働きました。書記は縁の下の力持ち的な存在ですが、若い時に労働運動の現場に触れたことは、その後、党本部で活動するようになってからも非常に役に立ちました。
会社側が活動家を脱落させようと、家族の就職を邪魔することもあり、資本のやり口がよく分かりました。」
★[時代の証言者]共産党・不破哲三(6)結婚式会費は1人150円
こういう話は親しみがわきます。「俺の時は会費4000円だったなあ」とか・・・。
「東大を卒業した1953年3月は、慌ただしい毎日でした。1週違いで就職、結婚も重なり、人生の三つの節目が1度にきたんです。」
「結婚式は、当時珍しかった実行委員会形式で、会費は150円。総合雑誌が100円前後だったと思います。案内状の印刷も会場の飾り付けも自分たちでやりました。」
★[時代の証言者]共産党・不破哲三(7)ペンネームで論文寄稿
理論家としての頭角を現す。やはりずいぶんな勉強家で・・・。
「私は、晴間があれば本を読む方なんです。読むのも割と早く、鉄鋼労連時代はミステリーに凝りました。勤務先近くと、自宅周辺の貸本屋さんとそれぞれ契約し、勤務地の店で借りた本は帰りの電車で読んでしまう。朝、地元で借りた本は出勤の間に読む。こういうやり方で外国の作家の作品をずいぶん読みました。」
「58年の党大会前後からは、また「前衛」などに論文を書き出しました。53年以来のいきさつもあり、「不破」を使い続けたんですが、「鉄鋼労連にいる上田のことらしい」という話が広まってね。労働組合、時には社会党からも、「不破」あてに講師依頼の電話がかかることもありました。シラを切り通しましたが、自宅に“偵察”に来る人もいました。」
■[時代の証言者]共産党・不破哲三(8)~(10)【読売新聞】
★[時代の証言者]共産党・不破哲三(8)/党専従政策委員会に
いよいよ職業革命家として共産党の専従に・・・。研究室の責任者は宮本賢治だったが、療養中のため会えなかったそうで・・・。
「党中央に政治研究室をつくる。非常勤でいいから部員にならないか」。1961年の末ごろ、共産党から私と兄の上田耕一郎に、こう声がかかりました。
「上田はそのころ、雑誌などに論文を発表していました。私も鉄鋼労連に勤めながら、党の綱領や革命の問題について論文を書いていましたから、その辺に注目する人がいたと思います。」
「国際的な論文を書く時は、みんなの意見を聞いて仕上げるんです。どんな論文でも、一番熱心に読んで意見を言ってくれるのは宮本さんでしたね。
重要な問題は会って議論するのが普通でした。大抵は欄外に直しを書き込んだりするのですが、宮本さんの字は達筆すぎて読みにくかった。〝解読〟の特技を持った人の知恵を借りることがよくありました。」
★[時代の証言者]共産党・不破哲三(9)/ソ連水面下で「敵対工作」
国際舞台での理論活動。ワープロさえない時代の論文書き、書き換えに徹夜の連続・・・。
「党本部の政策委員会で最初の大きな仕事は、当時のソ連との論争でした。
「1960年の81か国共産党・労働者党代表者会議で、世界の共産党は「独立した平等の党」と確認し合いましたが、ソ連は自らの政策に同調しない党を攻撃するようになりました。その大きな転機は、63年の部分的核実験禁止条約でした。」
「ソ連の干渉に対する闘争はその後も続きますが、最初に書簡を受け取った時は「これが社会主義の党なのか」と本当に思いました。社会主義を名乗る国の政権党が、資本主義下の厳しい条件で闘っている党を全面攻撃するのですから。それが、私たちのソ連批判の実感的な原点となりました。」
★[時代の証言者]共産党・不破哲三(10)/圧巻のホー・チ・ミン発言
ホー・チ・ミンの「我が民族は英雄」、読んだものだった。短い演説集。
「1966年2月から2か月間、初めて外国を訪問しました。共産党がベトナム、中国、北朝鮮に送った代表団の一員としてです。」
「中でも、ホー・チ・ミン主席の飛び入り発言は圧巻でした。会談の途中、予告なしに入ってきた主席が「今、ソ連も中国も援助してくれています。しかし、こういう援助です」と言いながら、指を広げた手を突き出したのです。続いて「我々が欲しいのはこういう援助です」と、開いた手を握りしめました。団結した力で援助が欲しい。問題の核心を表現した力強い握りこぶしでした。」
gataroさんのご苦労に感謝しつつ・・・、続きをお楽しみに・・・。
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2010.11.20 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・日本共産党Ⅱ
