NO.1934 障害者自立支援法「改正」法案は参議院で廃案に
私が望んでいるのは そんなにありません
子ども 女も 障害者も
ふつうに生きたい
だれもが等しく こころゆたかに生きられる
すべての人の社会を つくってゆきたい
メールニュースの部分転載です。
◆1◆ 25日(木)が大きな山場です。明日のふんばりが歴史を変えます!
参議院前に、ぜひ、多くのみなさんお集まりください!
「改正」法案NO! 自立支援法廃止! 約束通り新法つくれ!
10.29全国大フォーラム実行委員会・太田修平事務局長の訴えです。
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明日25日(木)が大きな山場です。
予定されている厚労委員会採決は見送られるかもしれないとの情報が入っています。
国会の混迷に加えて、「改正」法案NO! 約束どおり新法つくれ! のわたしたちの声が大きく影響していることはまちがいありません。
正念場の25日、私たちがどれくらい集まって強く訴えられるかで歴史を大きく変えることができる可能性が生まれているのです。
12時半に参議院議員会館前に大集合です。
ふたたびの廃案に出来るかもしれません。
万事繰り合わせの上、一人でも多くのみなさん、国会に集まりましょう!
このメール、一人でも多くの方に伝えて下さい。
今日24日は、13時から、国会前集会と議員要請行動を行いました。集会では、総合福祉部会無視の、そして訴訟の基本合意無視の「改正」案を許さない、などとする訴えが次々とだされました。
明日25日は今日の3倍以上が必要です。
私たちはあきらめないで闘い続けます。
どうぞ、よろしくお願いします。
◆2◆ 24日(水)参議院前集会と議員要請行動に300名
太田メールのとおり、集会と要請行動には各地から300名近い人たちが集合しまし
た。
すべての参議院議員に20チームが分担して要請しました(要請文word添付)
党首や何人かの国会議員は直接話を聞いてくれたり、ある旧与党議員秘書はしっかり話を聞いて「勉強になりました」。衆議院とは雰囲気が変わって私たちの話を聞く姿勢が感じられました。
参議院議員会館前の路上集会は、11月下旬の底冷えする寒さのなかでしたが、関東近郊からだけでなく、北海道や大阪、京都、滋賀、愛知などからも駆けつけ、3台のトラメガ(ハンドマイク)も結集してボルテージは上がりました。
○基本合意が守られていない!怒り感じる!なんとしても食い止めたい。
○ここに来るには交通費が2万円かかる(愛知の人)。なんでここに
何度も来なければならないのか!絶対に廃案にしよう!
○「耳は二つ 口は一つ 舌二枚」という川柳がある。国会議員は許せない!
○コミュニケーション保障に負担があってはならない!
○制度の谷間の難病患者を切り捨てるな!
○国会議員のやることはめちゃくちゃだ。民主主義に反する。
障害者のことを政治の取引にしたなんて絶対許せない!
○私たちが一歩でも後退すれば、福祉切り捨ての渦の中に飲み込まれてしまう。
参議院が良識の府なら私たちの声を聞き、きちんとした審議をしなさい!!
◆3◆ 「改正」法案は「つなぎ」ではない!
子どもの分野は、抜本「改正」(改悪)です!
子どもの分野は深刻です。今日の要請行動の参加者からのメールです。
---
子どもの問題では、「つなぎ」ではなく児童福祉法の大改正、審議なしの大改正に反対しますと訴えました(要望書word添付)
「改正」案は、契約制度、応益負担、日額報酬を温存しているという点で、障害児支援の改善を求める立場から許しがたい内容です。
これに加えて、自立支援法本体の改正とは別に、児童福祉法改正案は、今後の障害児福祉の根本に関わる問題を含んでいます。
保護者や関係者の十分な意見を聞く場をもっていないという問題点も強調しました。
◆4◆ 参議院厚労委員名簿の訂正です
データに誤りがありました。ご訂正、徹底よろしくお願いします。
石井 準一(いしい じゅんいち)自民
参議院議員会館 506号室 FAX 03-5512-2606
秋野 公造(あきの こうぞう)公明
参議院議員会館 711号室 FAX 03-6551-0711
▽▲▽編集後記
「今日の路上集会の替歌の歌詞を教えてほしい」の要望にこたえて(^^;)
私が望んでいるのは そんなにありません
子ども 女も 障害者も
ふつうに生きたい
だれもが等しく こころゆたかに生きられる
すべての人の社会を つくってゆきたい
司会の今村さんは「お墓に入る歌」と紹介してましたが、
空の風になる歌ですよ(^_-)
次は要請文の転載。
参議院議員各位
今こそ進めよう!障害者制度改革自立支援法の廃止と
新法づくりを確かなものに10.29全国大フォーラム実行委員会
<構成団体>
日本障害者協議会
障害者の地域生活確立の実現を求める全国大行動実行委員会
(財)全日本ろうあ連盟
障害者自立支援法「改正」法案は参議院で廃案に
平素より、障害者施策の向上にお力添えを戴き、厚く御礼申し上げます。
さて、衆議院では11月18日に「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案」、いわゆる自立支援法「改正」法案を可決し、参議院に送付しました。
私たちは、今「改正」法案が喧伝されるような応益負担の「応能」化ではなく、現行の負担を温存し「1割負担」を条文化するものであることを、強く指摘してきました。また、新法が出来るまでの間の対策として推進会議が提出した「4つの当面の課題」は全く考慮されておらず、制度の谷間の問題を先送りにし、一層重要となるべき相談支援やコミュニケーション支援についても、新法移行の妨げとなりかねない内容とタイミングであり、今「改正」を図ることに強い不安と疑念を表明しました。しかし、衆議院厚生労働委員会は「改正」法案を14分で採択し、18日の本会議では審議もなく、わずか3分間で可決しました。
障害者権利条約は、「私たち抜きに私たちのことを決めないで」の世界中の障害者の声を尊重し、多くの当事者が参画して国連で採択され発効しました。この条約の推進に当時の日本政府やNGOも大きな役割を果たしたにも関わらず、国内法が条約の水準にまだ到達し得ていないため、日本はまだ批准していません。また昨年、長妻前厚生労働大臣は、「重い負担と苦しみと尊厳を傷つける障害者自立支援法を廃止し、新法を、みなさん一人一人の意見を聞いて、みんなで一緒によりよい制度を作っていきたい」と私たちに約束しました。
私たちは、厚生労働大臣が約束したように、自立支援法は廃止し、当事者の声が十分反映された新法が実現することを切望しています。その切なる願いで、今年も10月29日に日比谷野外音楽堂を中心会場にして全国大フォーラムを開催し、沖縄から北海道まで全国各地から1万人が集ってアピールしましたように、問題だらけの介護保険との統合への道を絶対に開いてはならないと考えます。障害があっても、みんなが社会の中で人間としての誇りを持ちながら豊かに暮らしていけるように、権利条約のめざすインクルーシブな社会を一日でも早く実現すべきです。
参議院は「良識の府」であると言われています。今週には、参議院厚生労働委員会で「改正」法案の審議が行われるのではと伺っています。今法案は、地域で当たり前に生きたい、人間として誇りをもって生きたいと考える日本の障害者の思いに反するものです。権利条約の精神に立って新法制定と障害者制度改革こそが今急がれており、その内容が問われているのです。つきましては、参議院議員の皆様には、以下の要望ついてご高配くださいますことを、何とぞお願い申し上げます。
一、 障害者自立支援法「改正」法案は、本院における徹底した審議を通じて、廃案にしてください
二、 新法施行までに自立支援法のもとでも解決すべき問題点は、障がい者制度改革推進会議・総合福祉部会の「4つの当面の課題(注)」であり、これを政省令や予算措置等によって実現してください(注) 1)利用者負担の見直し、2)法の対象となる障害範囲の見直し、3)地域での自立した暮らしのための支援の充実、4)新法作成の準備のための予算措置
<問い合せ先>
今こそ進めよう!障害者制度改革自立支援法の廃止と
新法づくりを確かなものに10.29全国大フォーラム実行委員会
連絡先:日本障害者協議会
Tel 03-5287-2346
E-mail office@jdnet.gr.jp
★(↓関連記事も参照ください。このページだけを開いた時に、ページ下欄に表示されます。)
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2010.11.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・障害者自立支援法Ⅲ
