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NO.1955 踏まれれば踏まれるほどに 強くなってやろうじゃないか!

 新たな運動に立ち上がりつつ、メールニュース(部分)と、声明等を確認。


◆1◆ 「改正」法案可決・成立に抗議!
    今日の悔しさ忘れず、より大きな運動につなげよう!


自立支援法の「復活」を許さないため、「改正」法案の廃案求め連日、
ねばり強い運動を広げてきましたが、卑劣な政治の取引によって、
国会最終日に、異例の委員会が開催され十分な審議もなく採決し、
そして「ボタン一押し」の本会議で可決・成立させられました。
 ○参議院本会議可決瞬間の映像
  

こんな暴挙は断じて許されません。歴史の大きな汚点です。
訴訟団や1029大フォーラム実行委員会は抗議声明をそれぞれ発表しました。

参議院議員会館前の抗議集会では、

「私たち抜きに私たちのことを決めないで」にまったく反している。
民主党PTが8回57人からヒヤリングしたと言うが、一言一句変わらないでは何も聞いていないことと同じだ!

またもや政争の具にされた。二つの法案の交換条件に差し出された。
「議員立法だから今日通した」と聞くが、旧与党・厚労省案で大嘘だ!

5年前の自立支援法成立と違うことが二つある。
基本合意がある。そして推進会議・部会がある。
 
困難が大きければ大きいほど運動は深く根を下ろす。
深い根っこには美しい花が咲く。つながりをさらに強め、各地で多くの人たちと、しっかり腹を据えてがんばろう!
などの発言がつづきました。

◆2◆ 暴挙!参議院厚労委員会はわずかな審議で、本会議は「ボタン一押し」

○午前8時 参議院議面所
スコールのような土砂降りの雨。参議院にわたる歩道は水浸し。
JD太田、ろうあ連盟久松、大行動八柳がつぎつぎあいさつ。
議面所内は集会禁止なのでみんなで手話で拍手!

○9時15分 参議院厚労委員会
 インターネット審議中継 http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
 *カレンダー12/3 → 人物マーク の順で
  質問者は、田村智子(日本共産党)、福島みずほ(社会民主党・護憲連合)
  反対討論、田村智子(日本共産党)、福島みずほ(社会民主党・護憲連合)
  賛成討論、川田龍平(みんなの党) 

○田村智子議員=審議のやり方に厳しく抗議する。通常国会となんら変わらないものを出したのか
○中根康宏(民主党)=先の通常国会で審議され可決されたもの
・民主党PTは8回57名ヒヤリングを実施。賛成意見、危惧される意見もあった。
 それらふまえて、政府に求めることとして決議をいただいた。
 真摯にうけとめとりくんでいきたい
○田村=政省令でできるじゃないかが障害者の声だ。部会の緊急4課題にもあってない。利用者負担見直し、応益負担が問題だ。これがなくなるのか
○中根=明確に応能負担にあらためるもの。政令で定める。低所得者は4月からすでに無料と承知している
○田村=児童は大改悪になる。都道府県の補助がなくなる。
 大臣に聞きたい。「延命」ではないか、貫徹すると約束できるか
○細川厚労大臣
 自立支援法は6月閣議決定をした基本的方向に示されているように、廃止して総合福祉法をH24年通常国会に提案して8月までの施行をめざす方針にかわりありません。

○福島みずほ=今日は国際障害者デー。国会軽視は許されない。今日は日本の障害者にとって最悪な日。
 なぜ推進会議と部会を軽視されたのか。協議を推進会議と正式におこなったか?
○中根=八回民主PTでヒヤリング。賛成も危惧もあり、一つ一つの意見を尊重させて
○福島=でたらめなんですよ!この法律と新法がダブルのはいかがなものか?
○中根=じゃまになるとはおもっていない
○細川厚労大臣
 4つの当面の課題。予算措置で対応できるものは今年の概算要求にもりこんでいる地域移行、緊急整備事業で100億円要望。自立支援医療は年末にむけて検討している。
○福島=なぜ一割負担を削除しないのか?
○田村(自民)=家計の負担能力、その他の負担能力、上限を押さえるために入っている。
○福島=「百分の十」という規定をなぜ削減しないのですか。これは延命策でしかない。
 問題点が削除されていない法案だ。まったく理解できない!
 一番肝心のきもが残っているならダメだ。

■質疑
○田村智子(反対討論)
○川田龍平(賛成討論)来たFAXすべて読んだ。新法制定はすでに約束されている。
 発達障害をいっこくもはやく成立させたいから。
○福島みずほ(反対討論)
○9時53分 採決、挙手多数

◆4◆ 16時 厚労省記者クラブで記者会見

○藤岡弁護団事務局長
・違憲訴訟にとりんだ訴訟団とめざす会の声明の発表(添付参照)
・人権を政争の”愚”とする過ちは二度と繰り返してはなりません。
・今日から”応能”の「新自立支援法」。

○家平元原告
・今日やられたことは非常に悲しい。今の法律の固定化でしかない。

○太田めざす会事務局長
・10.29大フォーラム実行委員会事務局長としても怒りでいっぱい
・ここまでして自立支援法の「延命」「復活」させたいのか


田村智子(日本共産党)議員の質問記もお薦めです。

・・・(前略)・・・
質問は私から始まりました。これも初めての経験です。
たった15分間。それでいいのか、怒りが波のように押し寄せる、それを抑えながらの質問になりました。
手話通訳の方がおられる、早口になってはいけない…

昨日の理事懇談会の異常さを告発し、質問スタート。
通常国会に提出し、障害者のみなさんから異論が噴出した法案と全く同じものを、またこの国会に提出したのはなぜか。
応益負担を変える内容になっているのか。
自立支援法廃止、新法制定までの「つなぎ法案」というが、障害児の通所施設などは大掛かりな再編が求められる。新法の内容をしばるものになるのでは。

答弁とかみ合わない。聞いていることに答えていない。
そう感じながら、問いただす時間さえない、なんというもどかしさ!
あっという間に15分が過ぎ、社民党の福島みずほ議員の質問。
そして討論。反対討論を私が、賛成討論をみんなの党・川田龍平議員が、そして再び反対討論を福島議員が行い、いよいよ採決。
議場の委員をぐるりとにらんでしまいました。

傍聴席から、「自立支援法反対 自立支援法反対・・・・」、繰り返し声をあげる障害者の方。
警備にあたる衛視に抱えられるようにして委員会室の外へ連れ出されていきました。
障害者の方にそんな言葉を叫ばせてしまう国会が悲しくて悔しい。

委員会終了、傍聴席に向かいました。
外に向かうお一人お一人と握手。「力不足でごめんなさい」「これから、新法制定へがんばりましょう」
思わず涙がこぼれて、福井典子さんに「あなたが泣いたらだめよ。泣きたいのはこっちなんだから」と叱咤激励。

みなさんを送り出して、しばらく脱力感に襲われました。
会期末処理で、二つの委員会を終えて、自分の部屋に戻ろうとエレベーターに乗って、鏡をみて髪がひどいことになっているのにやっと気づきました。
朝、激しい雨のなかを歩いたために、整えたはずの髪が大変なことになっていました…
髪を振り乱して質問してしまった。私の心情そのままだったんだ…。
・・・(後略)・・・




       2010年12月3日
声明
 障害者自立支援法「改正」法案の参議院可決・成立に断固抗議する


今こそ進めよう!障害者制度改革
自立支援法の廃止と新法づくりを確かなものに
10.29全国大フォーラム実行委員会 事務局長 太田修平

 本日、12月3日(金)、「障がい者制度改革推進本部等における検討を踏まえて障害保健福祉施策を見直すまでの間において障害者等の地域生活を支援するための関係法律の整備に関する法律案」、いわゆる障害者自立支援法「改正」法案が、午前の参議院厚生労働委員会でわずかの審議で採決され、本会議で可決・成立した。国際障害者デーの今日、本法の成立は歴史の大きな汚点であり、国会の暴挙に断固抗議する。私たちは断じて許すことはできない。

 昨年、長妻前厚労大臣は「重い負担と苦しみと尊厳を傷つける障害者自立支援法を廃止し、新法を、みなさん一人一人の意見を聞いて、みんなで一緒によりよい制度を作っていきたい」と1万人の障害者の前で約束した。私たちは、厚労大臣が約束したように、また、本年1月7日、国と障害者自立支援法違憲訴訟団が締結した基本合意にもとづき、自立支援法がすみやかに廃止され、当事者の声が十分反映された新法が実現することを切望している。同時に、制度改革推進会議が提出した「4つの緊急課題」は、新法を待たずに、予算措置の中で具体化すべきである。

 しかし、本「改正」法は、「新法へのつなぎ」どころか、自立支援法の「延命」「復活」に道を開くものと言わなければならない。応益負担の「応能」化ではなく、現行の負担を温存し、「1割負担」を条文化する。また、推進会議が提出した「4つの緊急課題」は全く考慮されていない。制度の谷間の問題は先送りされ、より一層重要となるべき相談支援やコミュニケーション支援は、新法移行のバックアップどころか大きな妨げとなるものである。この法律は、地域であたり前に生きたい、人間として誇りをもって生きたいすべての障害者の思いに反するものである。

 また、本法は、国民年金法改正法案などを継続審議とすることを条件に、国会最終日の午前、委員会での異例の採決となり、“駆け込み”での本会議可決となった。「良識の府」と言われる参議院で、障害のある人びとの生命と生活にかかわる法案が「政争の具」とされたことは、参議院の権威を汚す歴史的な汚点である。

 10月29日、1万人が結集した全国大フォーラムでアピールしたように、問題だらけの介護保険統合への道を絶対に許してはならない。障害があっても、すべての人びとが社会の中で人間としての誇りを持ちながら豊かに暮らしていけるよう、私たちの願う新法を必ず実現するとともに、障害者権利条約のめざすインクルーシブ社会を一日でも早く実現するために、私たちは連帯の輪をさらに大きくし、あきらめない運動により一層とりくむ決意である。


障害者自立支援法「改正」法可決に対する訴訟団声明

2010年12月3日
障害者自立支援法訴訟の基本合意の完全実現をめざす会
障害者自立支援法訴訟全国弁護団

 本日参議院厚生労働委員会と本会議にて、私たちの反対の声を押し切り、障害者自立支援法「改正」法案が可決、成立しました。

 全国の障害者の生活に関わる法案が、衆議院の委員会、本会議にて、ほぼ無審議状態で通過し、参議院でも委員会でわずか1時間弱で、本会議ではわずか数分の報告で可決されたことは、民主主義の空洞化として憂えざるを得ません。

 厚生労働関係の一部法案が次期国会に持ち越されることの見返りとして、与野党の取り引きとしてこの法案が可決されたことには呆れるほかありません。人権を政争の愚とする過ちは二度と繰り返してはなりません。

 私たち訴訟団と現政権は本年1月7日基本合意を締結しました。
 基本合意で現政権は「原告らの思いに共感し、これを真摯に受け止める」「自立支援法を障害者の意見を十分踏まえず施行し、障害者の尊厳を深く傷つけたことに対し心から反省の意を表明し、この反省を踏まえ今後の立案・実施に当たる」「速やかな応益負担廃止」「平成25年8月までに障害者自立支援法を廃止」と確約しました。

 違憲訴訟では障害の家族責任が問題とされ、推進会議、総合福祉部会の議論で、仮に暫定的に利用者に負担させる場合でも家族の収入は考慮するべきでないとの意見で一致しています。しかし、今回法「改正」により「家計の負担能力」により負担額を決めるとされ、現行法以上に家族責任が前提とされ、改革の議論に逆行しています。

 この法「改正」は、障害者制度改革と基本合意の精神を踏みにじるものとして私たち訴訟団は強く抗議せざるを得ません。

 しかし、改めて確認しておくことは、一番大切なことは全ての障害者、関係者が一致協力して、障害者自立支援法廃止後の新法を確実に制定することです。

 折りしも、総合福祉部会の「法の理念チーム」からは11月19日、新しい法律の目的・総則部分の条文素案(「障害者の社会生活の支援を権利として総合的に保障する法律(案)」
が公表されたところです(総合福祉部会の承認を得ているわけではないあくまで素案)。

 今回の「改正」法を本当に「つなぎ」法に終わらせ、「障害者自立支援法の延命・復活」の危惧を杞憂に終わらせるためには、全ての国会議員のみなさん、広く国民のみなさまと新法制定に向けて共に歩んでいかなければなりません。

 私たちはどのような状況においてもあらゆる立場を超えて連帯し、誰もが安心して暮らせるための新たな法制度を必ず作ることを誓い、声明とします。




 ★(↓関連記事も参照ください。このページだけを開いた時に、ページ下欄に表示されます。)
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テーマ:障害者の自立 - ジャンル:福祉・ボランティア

2010.12.05 | | Comments(3) | Trackback(4) | ・障害者自立支援法Ⅲ

コメント

この自立支援法は、「障害者は生きていきたいなら罰金を払え。障害が重ければ重いほどたくさん罰金を払え」と言っているに等しいと感じてきました。

裁判の和解条項に違反したことをなんとか問えないものでしょうか

当事者である障害者の満身の叫びを無視して政争の道具にしたのには、はらわたが煮えくりかえります。
もっとも、ギインセンセイ方は国民の声など票に繋がらない限り圏外という習慣が身についてますから、今回のことに限らずなのですが。

>今回の「改正」法を本当に「つなぎ」法に終わらせ、「障害者自立支援法の延命・復活」の危惧を杞憂に終わらせるためには、全ての国会議員のみなさん、広く国民のみなさまと新法制定に向けて共に歩んでいかなければなりません

新法の制定をサボらせないよう常に働き掛けていくことが、当面わたしたちにできること、になりますかね・・

2010-12-05 日 15:53:41 | URL | 秋原葉月 #449pMq2M [ 編集]

秋原葉月さんへ。

おはようございます。

> この自立支援法は、「障害者は生きていきたいなら罰金を払え。障害が重ければ重いほどたくさん罰金を払え」と言っているに等しいと感じてきました。

まさに、人頭税、障害税!

>当事者である障害者の満身の叫びを無視して政争の道具にしたのには、はらわたが煮えくりかえります。

この手法にこそ、今の民主党政治の本質を見る想いです。

裁判は、公判を維持する困難と合わせて高度な政治判断だったと思います。
弁護団の動きに注視しながら、全国署名を柱にした新しい運動に力を尽くしたいと思います。
今後ともご支援をよろしくお願いします。

2010-12-06 月 06:22:45 | URL | 友さん #- [ 編集]

新法制定運動を・・・・・

新法制定運動をするしかない。総合福祉部会で当事者が運動するしかない。これしか浮かばない。
 踏みつけにされた気分・・・・・しばらくこのブログに怒りをたたきつける気すら起こらない。少し考えさせて・・・・・。
 みんな当事者は同じ気持ちだろう。
いったいなんで弱い者から金を取ることに執着するのか・・・・・
 思考はその一点にある。民主党は弱者の味方ではない。それだけは事実だ。
 政治家に踏みつけにされた側への想像力がない。何てことだ。世も末だ。

2010-12-06 月 08:44:33 | URL | ぶじこれきにん #U9m.xr6A [ 編集]

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