NO.216 ガラス代弁償!・・・?
「陶友 周辺・気楽な?風景」というカテゴリーを作った。
そんなしかめっ面しなくていい、現場の日常にあるエピソード。
仲間や職員や、訪問者・・・いろいろ。
お気楽とは言え、シビアな事も・・・。
ま、お気楽に書いていこうと思う。
昨日の昼休みの事である。
職員クリが、「フリースペース(お隣)のトイレのドアのガラスを割ってしまいました。」
と、報告に来た。
タッチンとキャッチボール中、タッチンの投球がそれて、当たったそうだ。
「報告して謝って、すぐにガラス屋に手配しといて!」
その後、クリが、
「報告手配、終わりました。あの~、ガラス代は、僕とタッチンで半分づつ・・・お母さんにも了解取りました。」
「よかが、誰が弁償しろっち、言うたな?!」
現場の職員には、自由な昼休みなどない。
この頃よく出てこれるようになったタッチンのために、一緒にキャッチボールをやっていたのだ。
タッチンはいつも、所在無げにクリの尻にくっついて回っている。
金魚の糞と言うよりも、「背後霊」と呼ばれている。
タッチンには、「気にすんな、大リーグからスカウトが来るぐらいに、投げ込め。」と。
ニコリとしていた。
今朝は、8時前にはチャリで来ていた。
母親には「行くだけで、いいっちゃん。」と言ってたらしい。
少しづつ足が向き出したのか。
職員にとっては、
立派な時間外労働なのだ。
弁償どころか、こちらが手当てを出すべき問題だ。
そんな、つましい責任感は持たなくていい。ガラス代ぐらいはどげんでもなる。
俺が泣きたくなるやろうが。
うちの職員体制は6名。うち4人が非常勤の「ワーキングプアア」クラス。
この人たちも、終日常勤と同じように働く。
事務員は、ぎっくり腰をかばいながら、昼休みも、物品販売の商品の仕分けチェック・・・。
調理員は休日に、遠くの業務用食材屋に、安いものを求め買出し、豆腐の配達のピンチヒッター・・・。
等々・・・書けば、キリがない!
手当ては、すずめの涙、殆ど無償のボランティアである。
クリは「結婚も出来ない。」と言う。
・・・おい!厚生労働省のキャリア組み、市の役人ども!
あんたら、ここで1週間でも働いてみろ!
・・・お気楽に・・・いかなくなったやないか!
怒り炸裂!だよ。(ははは)・・・笑えないよ。
俺は、「この国の甲斐性がないからだ。この国の社会福祉を変えるために共に闘おう。」
と、「宣伝、教育、・・・洗脳」する。
「自由のために闘うぞ!人間解放のために闘うぞ!」
皆一緒に勉強して「そうだそうだ、闘うぞ!」と言う。
・・・一体・・・どこまで~?(あ、流行語は、どんだけ~だった?)
生身の人間が、生きて働いてるんだよ。
福祉現場からお気楽で、心温まる「笑い」をお届けしたいのだが・・・。
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2007.12.19 | | Comments(2) | Trackback(0) | ・仲間とともにⅡ
