NO.23 お父さんに喜んでもらいたい・・・こどもの、「学習法」
金魚の水換していると、四女が「お父さん ちょっとモデルになってよ」と、庵にやってきた。
「そんなにこにこしないで!きりっとして!・・・」などと注文つけながら、一枚描いて、帰っていった。
こんどは、「おとうさん、K君に手紙書いたから、これでいいか聞いて」と、やって来た。
K君は、四女と同じ、特別学級のクラスメート。もうかなり長いこと、登校してないらしい。
わたしがつらく当たったのならあやまるから・・・。世界中には、戦争や病気で、学校行きたくても行けない子がたくさんいるんだよ・・・とか、みんなまってるから、とか読んで、「どう?」と聞く。
学校に出て来れない友達が心配らしい。
時々、こうしたやさしさも見せる。
これは、彼女のアピールでもある。
つまり、「こんなこといえば、おとうさんよろこぶだろうな」が、何割か入っている。「みずは、やさしいね。」と思われたいのだ。
ここのところは大切なところだ。
「おまえ、ほんとはそんなにやさしいのか?」などと観たらだめで、「そうね、この手紙見てkが出てこれるといいね。」と、向き合わないといけない。
こどもが、そんなに立派な一貫したやさしさなんて、初めから持っているはずはない。しかし、こどもは、自分がどんなことをすると、親や大人が喜ぶのかを、探しているのである。
喜んでもらえることで、その価値を学び、それを少しづつ身に着けていく。それは、こどもに限ったことではないが・・・。
三日ほど、ばあちゃんちに泊まって帰ってからのことである。しばらくぶりに会うと、よくこんな風に、何らかのネタを持って、寄り付いてくる。「まだ幼いな、」と思いつつ、こんなやりとりを楽しむ。
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2007.08.17 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・家族・娘たち(今・回想)Ⅰ
