NO.2599 (写真集)核なき未来は今、ここから GOODBYE NUKES さよなら原発! 5・27 佐賀集会
2012年5月27 「さよなら原発!5・27 佐賀集会」が佐賀市 どんどんどんの森公園にて開催されました。
暑い日差しの中、原水協も原水禁も参加して全九州から2500名の参加で成功したそうです。
残念ながらわたしは、法人の評議員会で参加できませんでしたが、四女が職場の若者たちとともに社会運動デビューしました。職場の若者いっしい君(最近カメラを買って写真の目覚めている!)が写真を提供してくれました。
200枚の中から選び、トリミング等若干の加工をしています。(いっしいくん、もっと被写体に迫るべきです!)
わが四女も社会運動初参加で、とても誇らしく報告をしてくれました。
改めて、いっしい、わらうちゃん、りょうこちゃん、ありがとうね。
皆さん、真夏日の下、お疲れ様でした。
パレードは3コースに分かれたのですが、どのパレード隊もたくさんの参加者で、「原発いらない」「もう動かさない」「ここから廃炉」「電気は足りてる」「子どもを守ろう」「大人が守ろう」「世界を変えよう」「ここから変えよう」などのシュプレヒコールを響かせて元気に行進!
若者の写真を借りて・・・。(他人のふんどしのきわみですが、笑い)
集会宣言
福島原発事故の発生から1年と2ヶ月が経ちましたが,未だに多くの人々が困難な生活を強いられています.人々は住む場所を奪われ,職を奪われ,農業者は土地を,家畜を失いました.避難生活は長期にわたっています.福島原発事故は今も進行中で,多くの人々を被ばくさせ続けています.それだけでなく,「裸の巨大原子炉」4号機燃料プール崩壊の危機は今日なお首都をも危険にさらしています.ところが,このような大事故を起こした東電とこれを防げなかった監督庁の誰一人として,未だにその責任を問われていません.
原発安全神話に代わって流布される「放射能・放射線安全神話」が猛威を振るい,放射能や放射線を避けて暮らす権利を人々から奪っています.被ばくの限度である年間1ミリシーベルトの原則は,本来国民を保護すべき政府自身によって破られました.これに手を貸し,放射能安全神話を流布する学者や専門家の責任は重大です.福島県を中心に,特に子どもたちに日々追加される集団線量(線量×人数)が憂慮されます.
水俣病などの公害や原爆被爆者への無策や放置をそのまま繰り返すような政治の背後には,原発護持勢力の圧力があります.何としても原発を再稼働させ,維持し続けるために事故の被害を小さく見せたいという,一部の政治家・官僚,原子力産業界,電力会社,さらには国際的な原子力ネットワークの権力が大きく作用しているのです.
福島原発災害は,原発がいったん事故を起こせばその被害がいかに甚大であるかをまざまざと見せつけました.被災者の苦難は言うに及ばず,放射能汚染によって国土の一部が今後百年余にわたって失われることになったのです.「原発破れて山河なし」.このようなリスクは,たとえその確率がいかに小さくても到底受け入れられませんが,この確率が決して小さくないことは福島第一という大変な犠牲を払って学んだのです.
玄海原発で福島第一の規模の事故が起きれば,大都市福岡も安全ではありません.川内原発で重大事故が起きて海が汚染されれば,海流によって運ばれる放射能で有明海は全滅します.
たとえ事故がなくても,ウラン鉱での採掘作業や原発のメンテナンスではきびしい被ばく労働が不可避です.また,原子炉の運転が終了した後も,何千年,何万年もの管理を要する放射性毒物が,原発を運転すればするほど生産され,未来世代への被ばくの脅威も増大します.たとえば玄海3号機が1年間運転されると,広島原爆1,700発分の放射能が生じます.
福島の犠牲,そして人々の声と力によって国内すべての原発が止まった今こそ,原発を廃絶する希有な機会です.もう一度「フクシマ」が繰り返されるのを待つほど愚かなことはありません.一基の原発も再稼働させることなくそのまま廃炉に持ち込むことが私たちの安全を守る確かな道であり,次の世代に対する道徳的な責任を果たす最善の方法です.同時に,福島原発災害の過小評価が原発維持と結びついていることを考えれば,脱原発は被災者支援そのものです.
私たち集会参加者は,原発被災者の安全と権利の擁護のために,そして放射能に怯えることなく暮らせる安全な未来のために,国内すべての原発の廃止を求めます.多くの皆さんがこの共通の目的のために私たちと共に行動されるよう希望します.
2012年5月27
「さよなら原発!5・27 佐賀集会」参加者一同
佐賀市 どんどんどんの森公園にて
<呼びかけ・メッセージ>
春が来た。夏が来る。
原発はもう動かしてはいけない。
原発なしで、幸せに暮らしたい。
ひとりひとりのかけがえのないいのち、かけがえのない暮らし、かけがえのない人生。
フクシマの悲劇を繰り返してはいけない。
これ以上、「死の灰」を生み出してはいけない。
これ以上、いのちと未来を犠牲にしてはいけない。
本当のことを、伝えあおう。
本当の希望を、分かち合おう。
原発なしで、幸せに暮らしたい。
私たちは、死の灰を生み出し続けなければ暮らせない理不尽を、
次の原発過酷事故に怯える理不尽を、
被曝を強いられる理不尽を、
きっぱりと断ります。
この国を変えるのは、私たちひとりひとり。
2011年11月13日、
1万6千人もの人々が福岡に集まり「さよなら原発!」と声をあげ、
確かな種を持ち帰りました。
各地にまかれた種が花ひらいた3月11日。
原発再稼働の動きが強まっている今、私たちは再び、集まろう。
5月27日、玄海原発立地県、佐賀へ。
それぞれの希望の花を手に、私たちの決意の声を響かせよう。
■脱原発:九州各地から2500人が集まり集会 佐賀市で
毎日新聞 2012年05月27日 23時15分(最終更新 05月27日 23時26分)
原発の再稼働反対と廃炉を訴える「さよなら原発20+件!佐賀集会」が27日、佐賀市であった。九州各地の脱原発市民団体のメンバーら約2500人が集まり、市内をデモ行進。佐賀県庁前では「子供を守ろう」「ここから廃炉」などとシュプレヒコールを上げ
同実行委代表の青柳行信さん(65)が「原発全基停止は市民の行動で実現した。全原発廃炉への道を今日の集会で勝ち取りたい」とあいさつ。福島からの避難者によるスピーチなどのほか、国内全原発の廃炉を求める集会宣言を採択した。
集会後は、佐賀県知事公舎前や九州電力佐賀支社前など経由の3コースをデモ行進し、声を張り上げた。
昨年6月、家族3人と東京から熊本市に避難した熊谷然さん(27)は「福島であれだけの事故があったのに再稼働しようとするのは人間のやることとは思えない。廃炉に向けて大きな声を上げていきたい」と話した。【春田周平】
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2012.05.28 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・さよなら原発!
