NO.251 諫早湾からの手紙。
学生時代、寮で起居をともにした珍友 とおるちゃんは、
熊本のある大学の先生になり、諫早湾でドブさらいをしながら(?)、微生物の世界から生態系や環境を調査する研究を地道にやっています。(かな?)
最近、私がメールも使う事ができるようになって(遅ればせながら・・・汗)、時々、たよりをもらいます。
以下のメールがありました。
こういう友がいるということは誇りであり、嬉しいものです。諫早湾、2800億円を投じて50億円の農地をつくり、
そ れも買い手がないからと53億円投資して三セクつくってリースを始め ています。
市民から税金の違法支出と裁判を起こされ、
アオコだらけの水の危 険を警告したのに「そんなの関係ねー」と春から大規模農業を開始
するとか。
そしたらもっと水は汚れるけど、今後も莫大な浄化予算を投入するとか。
しかし、いくら浄化しても原理的に無理で、
海水を入れたら問題は 一気に解決して、毒素を作っていた栄養塩は干潟の珪藻を育て、動
物プランクトンを育て、豊かな海の恵みを回復させる事ができます。
今年一年の調査でそれをもっと証明してやろうと思っています。
他にもあれこれあるけど、今せんと後悔することはこれかな。
池と言うけれど、径7キロ、差し渡しボートで小一時間かかる 湖が青酸カリより強い毒素で満たされているのに、公式資料にはう そばっかり。
↓
http://www.kyushu.maff.go.jp/isahaya/outline/seitaikei.html
メディアもこれまで殆ど取り上げてきませんでした。
漁民の自殺も何十人にもなるけど、これももはや報道されません。
ひどい話やけど、ここからよみがえった事例をつくろうとがんばっ ているところです。
「ささやかでも、きちんとした仕事と生き方を貫きたいものだ」と、返信しました。
もうひとつ、他人のふんどし。
よろしかったらぜひ覗いてください。→こちらをどうぞ!
他愛もないような陶友周辺の平凡な日常。
私達が生きるということの喜びは、こう言う日常のささやかさの中にあるのではないでしょうか?
障害を持つ仲間達の喜びと、そこに寄り添う職員の喜び。です。
2つとも大変でしょうが、ポチッと応援下さい。
↓ ↓


- 関連記事
テーマ:環境・資源・エネルギー - ジャンル:政治・経済
2008.01.10 | | Comments(4) | Trackback(0) | ・環境問題
