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NO.258 重い障害者と生きた初めての人々。・・・人間らしさについて考える。(1)

今日は成人の日。
まずは新成人の皆さん、おめでとうございます。また餓鬼のように暴れたりしたらいかんよ、世間が不快になるからね。
ま、あれは、ほんの一部だが。

今日は、大上段に構えたテーマで、少し長くなるかもしれないが、ぜひ最後までお付き合い願います。

さて、小泉政権下で牙をむき出しにした新自由主義は、国家政策として展開され、国民のあらゆる階層に生きる困難を押し付けている。
医療難民、介護難民ネットカフェ難民ワーキングプアプレカリアート・・・、あいつぐ構造改革路線政策が、一部の企業、資産家、投資家等の繁栄を保障しながら、作り出した問題である。
福祉分野も聖域ではなく、「社会福祉基礎構造改革」により、切り捨てられてきた。
憲法25条は、空証文となっている。

生存権及び国民生活の社会的進歩向上に努める国の義務〕
第25条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。


競争こそが人間の本性であり、優勝劣敗。
優秀な企業、個人が生き残り豊かな社会が実現される。そこで劣った産業や個人が淘汰されるのが「発展」なのだ。こうしてこそ、人類も社会も進歩と豊かさを手に入れる。
これこそが、新自由主義の人間思想そのものである。
こうして、人間社会は、弱肉強食の動物の群れの掟が支配しているかに見える。
時代は複雑に推移しているようだが、本質は究めてシンプルだと思う。

福祉切捨ての思想の底には、
「年寄りや障害者は、生きてても税金は払わず、金がかかるだけで、意味がないの、国の厄介になるなよ!」と言う見方そのものがある。(誰も口には出さないが・・・)

いや、口に出した奴もいる。
「老人福祉に金をかけるのは、枯れ木に水をやるようなものだ」
「牛も乳が出なくなったら賭殺場に行く、(年寄りも働けなくなったら、早く死んでくれ・・・)」
と。
前者はかつての総理中曽根(まだ、のさばっている)、後者は厚生大臣の渡辺(今、行革担当大臣かなんか2代目の馬鹿息子が居るやろうが)。
1980年代なかごろ、メザシの土光の「臨調行革」のころの発言と記憶している。
(多少の時期の違いは本質ではないが、お詳しい方があれば、訂正でもしてください)

善良で孤立した高齢者は、子や孫に迷惑かけたらいけないと、小さくなり社会の中で身を細め、70年代の革新自治体運動から全国に広がった「老人医療無料」は、あっという間に有料化された。健康保険の、医療費窓口負担の本人負担有料化も導入された。(若い人のために。今は3割でしょ?はじめ1割、次2割と改悪。本人無料が、戦後制度発足以来あたりまえだったんだよ!)

(ついでに言えば、「福祉の」公明党なんか、導入するときから「はじめは1割にして、後は2割にしていいから」と、自民と同意しとったとよ。そして「1割に抑えた」とか、「2割には反対した」とか。数で通るのは分かってるから、ポーズだけ国民の前で、して。今もやってる、国民だましの常套手段・・・あ、こげなリアるな話は、何ぼでも出るけど・・・ごめん、横道に入りすぎ)

こうして、戦後国民の闘いの中で勝ち取られた社会保障の根幹が破壊されたのである。
憲法25条を象徴するような、生活保護分野で、あの悪名高い「水際作戦」(申請者に、申請書を渡さず水際で切り捨てる)が始まったのもこの頃。「福祉が人を殺す時」という本が売れるような時期だった。
国鉄の分割民営化などのその後、「労働者派遣法」など、社会政策の全般に、今日の状況ににつながる政策が強行された。
新自由主義と言う言葉では、当時はあまり認識していなかったが、その萌芽期といっていいだろう。

そして、紆余曲折を経ながら、新自由主義は、小泉・竹中ラインでより露骨な姿を現すことになる。
「自民党をぶっこわす!」「改革なくして、成長なし!」「感動した!」と言うポピュリスト(大衆迎合家→大衆扇動家)的なワンフレーズ言葉とともに。(小泉は、中曽根らのように、具体的には言わなかったが、そこがミソ)

前置きが長くなったが、障害を持つ人たちの福祉の問題も、こういう枠組みの中でしっかりとつかみ、国民各層の人々の苦しみとその根が共通するものであることをつかみ、共同と連帯の取り組みをしなければならないことを理解して欲しいからである。

現時点で、きわめて単純に政治的に言えば、自公政権を変えなければ、私たちは真に、現場と利用者と、国民の福祉を守る展望を手に入れることは出来ないのである。
朝から晩まで、心を砕き身を粉にして働く福祉労働者の、ワーキングプア状態は変えられないのだ。
身を粉にしても展望がなくやめていく、人手は確保できない。
それは、福祉に働く人々の不幸であるとともに、何より国民福祉の貧しさであり、不幸なのだ。
私がいつも、福祉に働く人はもっと政治について考え、行動せないかんと言うのは、こういう意味です。
福祉関係者こそもっと「政治を、どげんかせないかん!」と声を!

さて、そろそろタイトルの本論に入りたい。
新自由主義の人間観が、人間を野獣の群れと同列にしていることは、先に述べた。

果たして人間がそういう存在なのか?
私は、人間の先祖が生きた歴史、人類の生成期の歴史に学びながら、一緒に「人間らしさ」について考えてみたい。
ネアンデルタール人に学ぶ、人間の姿である。(・・・つづく)


1つのエントリーではあまり長くなるので、その(2)で書きたいと思いますので、次もぜひよろしくお願いします。
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2008.01.14 | | Comments(0) | Trackback(1) | ・障害者福祉いろいろ

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