NO.282 こだわっているわけじゃないが・・・。
こんにちわ。みなさん。
お向かいのネコヤナギが、白い綿芽を覗かせています。
落葉しきらなかった古い葉っぱの間から。
・・・陽光がきらきらしています。
いい年して自分の誕生日の事など書いて・・・、ですが。
特にこだわりがある訳でははありません。
小さいころから誕生日を祝うという習慣はなく、自分の誕生日も気づかすにやってきて、
意識して「誕生祝」をしだしたのは、娘達が生まれてからです。
ついでに父親である私のお祝いも、する事になったぐらいのものです。
娘達がケーキを食べる機会を、一回増やしてあげたようなもので。
過去には、1度だけありがたい誕生祝をしてもらった事があります。
二十歳のとき。
大学に入って2年目の終わりでした。
留年はするわ、何のために勉強するのかわからず、大学にも行かず、寮に「閉じこもって」いた頃。
留年して親に悪いなと言うのが1番気重で、かといって大学に行って単位をとる気にはなれず・・・。
出口が見つからない・・・、そんな八方塞のころでした。
1年下のI君やT君たちが中心になり、なけなしの金を出し合い、おでんと焼酎を手に入れ、誕生祝をすると押しかけてきたのです。
寮仲間は皆貧乏で、地方からの出身者が多く、時にはパンの耳や、生協ラーメンを分け合って食べた仲間たちでした。
寮祭や、行事の時はアホ丸出しで「元気」な友さんが、元気ないから景気づけしてやろうと言うことになったのかもしれません。
入れ替わり立ち代り、部屋はぎゅうぎゅうになりました。
何を話したかは、今はもう覚えていません。
皆に歌ってもらった歌は、今でも歌えます。どこかで待っている 人を探して
歩き続けた わたし
夏雲の下 木枯らしの夜も
前を向いて 歩き続け
仲間を知った
わたしは 二十歳(はたち)
うたごえ運動の中で、唱われていた歌です。
青いころの思い出です。(いまだに青さが抜けませんが・・・)
あの日はまっすぐに、今日の私につながっています。
久しぶりに唄ったら、鼻の奥がツンとして来ました。
あの時以来の仲間たちに”ありがとう”を伝えられたら・・・。
お祝いのコメントや、ポチ、ありがとうございます。
応援に感謝です。2つも大変でしょうが、誕生日のお祝儀と言うか、慰めにということで、ポチポチッとよろしくお願いします。
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2008.02.08 | | Comments(6) | Trackback(0) | ・自画像・自分史断片
