NO.294 成人を祝う会。・・・トノはラーメン!
きょう、法人傘下の作業所合同の「成人を祝う会」がありました。
毎年該当者がいる年、行っているもので、今年は2人の女性の仲間が新成人でした。
各作業所より代表者が集まって、実行委員会を作り、数回の話し合いを重ねて、仲間達自身が職員の援助を受けながら企画運営します。
私達の作業所には、該当者はいませんでしたが、式次第を書いたり、進行表を作ったりしてそれぞれの作業所が分担して当日を迎えました。
それとお祝いの出し物。
仲間と職員で総勢100名ほど。
第1部でお祝いの式、第2部で食事と作業所ごとの出し物でのお祝い。
障害を持ちながら20年生きると言う事は、本人も家族も大変な苦労があります。
一人ひとりの生い立ちを写真とナレーヨンで、皆で振り返ります。
生まれたときから、障害がわかり母子通園を始めるころ、そして学齢のころから、養護学校を卒業した作業所に入ってきた20年の年月。
頑張って生きてきたね。
少しずつ少しずつ成長重ねながら。
作業所に通うようになって、新しい友達も出来、世界が広がり・・・。
仕事も頑張るようになり、
自分の思いも、だんだんうまく言えるようになってきた。
これからは、自分ができる事を精一杯がんばって、
出来ない事は、助けてと言える人になりましょう。
元気に楽しく、働いて行きましょう。
・・・お祝いの言葉に少し緊張しながらもとても誇らかで、嬉しそう。
その後は、テーブルごとに食事を楽しみ、各作業所からの出し物で盛り上げる。
・・・実は、私は食事の途中から別行動で、出し物は一切見ていません。
陶友の仲間たちは「ありがとう」の歌の練習をしてきて、うちわにそれぞれのメッセージを書いて、それを打ち振りながらのパフォーマンスらしかったが・・・。
トノが、1時間たつと限界になり、食事を口に押し込み、カンビールを1本飲み込んだ後は、ウロウロウロウロ。
「カンコーヒー!」・・・、今度は外の自販機で缶コーヒーが飲みたいとの事。
しばらくは、「まだダメ」というと席に戻っていましたが・・・。もう限界を示す自傷行為が始まり手をかみだしました。
よしわかった。
外に出て、自販機のところへ。例によって、クイッと途一気飲みして終わり。
会場へ帰ろうかとも思いましたが、トノは「ラーメン!」
また、あの人ごみはストレスになると思い、別行動でラーメンを食べる事にした。
会場になった作業所のすぐ近くが、わが「ゆう楽庵」。
そこで休憩しながらインスタントラーメンを、食べさせる事にした。
初めての場所でしばらくは、本棚や戸棚をチェックしまくっていたが、ラーメンを一気にすすると少し落ち着いたのか、テレビを見たり(チャンネルにも拘りがあり、内容にかかわりなく「サン!」である)・・・。
そりゃ、皆と一緒に参加することにも、ずいぶん慣れてきたけど、あの人数で席が決まった場所は、1時間が限度でしょう。
これはこれとして、トノの参加の仕方でした。
お勤めごくろうさん、です。
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テーマ:障害児と共に生きる日々 - ジャンル:福祉・ボランティア
2008.02.16 | | Comments(1) | Trackback(0) | ・仲間とともにⅣ
