NO.296 いつの間にか姿勢が・・・。
10日ほど前の餅つきで、右腰に違和感が走り、その後でん部まで痛みともしびれともつかない感覚が広がった。
様子を見ることにしたが、一向によくなる気配もなく、先週末に整骨院に行った。ちょうど1年前に激しい痛みに見舞われたとき、知人に紹介してもらった整骨院である。
身体が少し歪んでいるらしい。その為に、筋肉が無理な使い方をされ、坐骨神経が圧迫されての痛みらしい。・・・座骨神経痛。
昔、祖父が神経痛に苦しみお灸をすえていたのを覚えている。
まさかわが身に・・・とは。
整体を施してもらい、電気治療をしてもらった。
余談だが、この頃整体院が多くなっている。テレビで、「お受験」生の整体があるといっていた。小学生で肩こりが多いんだとか、塾に行って整体に行って・・・だそうで。信じられん。
私の場合は、姿勢を直す事。歩く時に、右足をかかとの内側からつけるように意識して、と言われた。
今日で3回目だったが、大分よくなっているとの事で、テーピングはなし。
自分の事はなかなか見えないものである。先生は、「はい立ってください」と言い、私の立ち姿を一見してわずかな歪みを指摘した。プロってたいしたものだ。説明にも納得がいく。しばらく通院する事になるだろう。姿勢の矯正を意識して、歩く訓練をしながら・・・。
身体の姿勢にして然りだが、心の姿勢は、もっと見えないものだ。
真面目に一生懸命にやってきたつもりでも、自分では気がつかないうちに、慢心があり歪みが蓄積していたりするものである。それが、個人的なことであれば、気楽に自分で気をつけて直せばいいが、仕事などに現れようものなら、なかなか重いものがある。
長年やっていると、いい時は行け行けででいいが、気がつかないうちに積もった矛盾がどっと膿を出すこともある。それが、目に見えるように大きくなった時、これに向き合うのにはかなりのエネルギーが要る。仕事についても、この時期、謙虚に振りかえって、冷静に見つめなおしてみる必要があるだろう。その際、前向きな姿勢を堅持する事。
昨夜、BShiで『深呼吸の必要』という映画を観た。沖縄には「なんくるないさあ」(なんとかなるさ)という言葉がある。
おじいとおばあのサトウキビ農家に、収穫の季節アルバイトで来た青年達と、おじいおばあの1ヶ月を描いた作品だ。青年達は皆、それぞれに心につまづいた傷を持っている。ある大雨で収穫が滞った日に、おばあが「こんなのはたいした事はない。沖縄には台風も来て、全て吹き飛ばしていく」と話す。心配する青年達に「なんくるないさあ。つまづいても、全てダメになっても、又一からやり直せばいいさあ」と、おじいが言う。おじいの言葉が、つまずき、傷ついた青年達に沁みていく。
この精神を見習って、克服するべき課題、前進のための課題を洗い出し、新しい年度に備えなければならない。
自立支援法の新体系に移行してから、思っていた以上に厳しい経営状況になっている。仲間たちの出勤率が、予想を超えて下がり、日割り報酬制度がもろ影響した結果となった。厳しい。
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2008.02.18 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・ゆう楽庵つれづれⅡ
