NO.304 お試しあれ!手作り餃子と立ち直り法。
今日は、軽いどうでもいい話を少し。
ひところ、(今も解決したわけじゃないが)餃子の話で賑わい、手作り餃子がはやり出したという。実は私はちょっとした餃子自慢。(きわめて主観的に、家族に評判が良いと言うだけだが)
ん、で、今日作りました。と言うより、昨日作って寝かせていたものがあったので。
空手から帰った4女がとても喜んで、たくさん食べていました。
皮を手作りするのが一番おいしい。そして、水餃子。皮のつるりとした食感がたまりませんよ。今日は私の、おおまんな(大体の)レシピを紹介しておきます。
皮の作り方
強力粉 200グラム 薄力粉 100グラム 水 150CC
よくこねる事。始めはこれで良いとかいなと思うほどまとまらないが、そのうちしっとり生地が出来る。
具の作り方 とにかく何でも好きにすれば良いが
材料(40個分ぐらい)
豚挽き肉 200グラム キャベツ 150グラム にら 1把 しょうが ちょぼっと にんにく好きならにんにくも
調味料はいつも目分量だが、今日は大体こんなかなと言うところで、
塩 小1 こしょう チョビット 醤油 小1強 砂糖 小2 胡麻油 小2 片栗粉 だい1 水 大5 適当なうまみ調味料・・・、 大体最初ははこんな感じで、よく混ぜ、粘りが出るほどに・・・。
後は先ほどの皮を、切って丸く伸ばして包むだけ。(包み方に決まりはなし。中身が出ないように上手に包んでね)
お湯でゆでて、出来上がり。ポン酢でも、好きなたれでどうぞ。
みんなででわいわいやると楽しい。ただし私は、自分だけでやります。
「食わしてやるぞー!」と言うのが楽しいから。
そしたら、家族がみんなとても喜ぶ。そしたら俺って、いい親父だなあっと自分を褒める。
実は俺って、変な癖があるんです。
なんか上手くいかなかったり、失敗したりしてめげそうな時ってあるでしょう。そんな時、どうやって自分を励ますか。俺の場合は、人が喜んでくれるような事をして、勝手に自分の中に値打ちを見つける。これなんです。そしたらちょっと元気が出てくる。悪いとこが出てきて、そればかりに向き合っててもなかなか、前に進まないものね。
誰かが喜んでくれると自分を褒めて、元気をつけるきっかけになる。
高校のときこんなことがありました。
種子島から鹿児島の進学校に行かせて貰い、そのうち両親が離農し、家族がみんな一つ屋根の下で暮らすことになりました。子供たちがそれぞれに、柔道や勉強や、好きなことに打ち込めるようにとの、両親の思いです。
兄も弟も柔道で活躍して親父を喜ばせていました。しかし、私はいくら頑張っても、成績が上がらず悶々としていました。高校3年に進級したとき、その学校は成績順にクラス編成をします。上から150人、つまりその3クラスに入らなければ、国立大学は無理という印みたいなものです。自分の見込みでは何とかはいれると思っていたのですが、蓋を開けたら、馬鹿クラス。
落ち込みましたね。両親をがっかりさせる。こんなに自分の人生も二の次にして、離農までして出てきてくれたのに・・・、自分が情けなくて、泣きたくてどこかに消えてしまいたい思いで、暗くなるまで彷徨いました。
公園の水銀灯の下のブランコに揺られながら・・・。どうしよう。どっかに行ってしまおうかなあ。そしたら、おかあちゃん、悲しむだろうなあ・・・とか。涙が出てきてとまらなくて・・・。
ふと気がつくと、公園がとても散らかっていて、掃除をすることにしました。1時間ほどして、きれいになった公園を見て、思ったのです。
ああ、気持ち良いな。俺いい事できたんだ。もっと頑張れるかもって。そうしたら、なんだか気持ちも前向きになって。
数年前に昔のことを話していたら、母が「お前って、そんなことがあったよなあ」と思い出させてくれました。自分がどうしようもなく、ちっぽけな存在に見え消え入りそうになる時、私は、誰かに喜んでもらえることを探して、やってみます。そしたら、なんだかそんな自分が愛おしくなるのです。そしたら前向きに、また頑張れるね。変な親父で、すみません。
そんな時、おっかあや娘たちは、罪のない恰好のカモにされているのかも知れません。
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2008.02.26 | | Comments(9) | Trackback(0) | ・ゆう楽庵つれづれⅡ
