NO.308 「日米安保条約とイージス艦事故や米兵による暴行事件」・・・9条世界会議メルマガより
そうそう そうそう。まさに同感ってとこで、「9条世界会議」公式メールマガジン より、紹介します。
以上、引用。┌───────────────────────────────┐
│ 「9条世界会議」2008年5月4~6日 幕張メッセ及び各地にて開催 │
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2月22日に開催された9条世界会議の2回目の記者会見には、多くの記者の方々が興味を持って来場してくれました。実行委員会はイージス艦事故への声明を発信。さらに12人の呼びかけ人がそれぞれに、この会議への想いをアピールしました。
沖縄在住の政治学者、ダグラス・ラミスさんは、イージス艦の事故や米兵による少女暴行事件を見据えながら発言。「9条を守りたいという人の中にも、米軍が日本からいなくなったら怖いと心の奥で思っている人が多い。だから日米安保条約については触れないという人もいます。でも、この会議はのタブーを破っていきたい。沖縄に日本の米軍基地の75%があるということを理解したうえで、9条を議論したい。それはとても意義のあることだと思うんです」。
さらに、小森陽一さんは言います。
「イージス艦の衝突事故は、イージス艦が何をやってきたかを知り、きちんと考えないと本質が見えてきません。あの事故は、イージス艦がハワイで、対空ミサイル発射実験を行った帰りのことだったんです。つまり、平和であるはずの太平洋が、アメリカと日本の日米安保条約という“軍事同盟”によって、汚された海になっていることが、この事故を生み出した最大の要因だと認識しないといけないと思います。そして米軍はこの2月21日、操縦不能になったスパイ衛星を対空ミサイルで撃ち落しました。これは太平洋が世界の宇宙戦争の場になる危険性をはらんだ事件でもありました。自衛隊によるインド洋上の給油再開もしかり、」と小森さん。
「9条世界会議は、日米安保条約が世界を危機に陥れていて、それが9条の考え方に反している事実を改めて発信する機会。唯一の被爆国日本からこそ、本当の意味で核を廃絶していく平和の道筋を貫くことができることを、世界に示す大事な機会にしていきたいと思います」
そんな呼びかけ人の言葉を参考にして、いっしょに考えてみませんか? 5月5日には、沖縄の基地問題や安保条約について考えるシンポジウムや、「核時代と9条~ヒロシマ・ナガサキから21世紀へ」と題されたシンポジムも予定されています。
この間、私は沖縄の米兵による暴行事件やイージス艦の事件などについて書いてきました。この問題を考える時、それが安保条約とどう関係しているかを考えようという、ダグラス・ラミスさんや小森陽一さんの指摘は、まさにそうだと思います。
実際、9条を初めとする憲法と安保条約は、一緒に並び立つものではありえないと思います。一連の事件や、アメリカべったりの自公政治は、安保条約が憲法の上にあるかのようです。しかし現実の政治の中で、このことをはっきり言っているのは、私が知る限り政党では残念ながら共産党だけです。
タブーのない自由な議論が行われ、行動については一致点を広く探る・・・、平和へのあたらしい足音が聞こえてきそうです。
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2008.02.29 | | Comments(1) | Trackback(0) | ・9条・平和Ⅰ
