NO.307 「大本営発表?」は 自衛隊=アメリカ従属軍の体質そのもの。
昨日も書いたけど、今日も。
これって「大本営発表」のようだと思いませんか?
大本営は、戦時における天皇直属の最高統帥機関として、特に太平洋戦争の後期には、被害は隠しながら、戦果を誇張して伝え、国民を泥沼の戦争に引きずりこんで行った。国民がその発表に公然と疑いを挟むようなことなど許されなかった。
今、大問題となっているイージス艦衝突事件。
19日3時55分 漁船を視認
4時 航海長交代
4時7分 漁船に衝突
10時 防衛省が航海長をヘリで呼び出し
17時50分 横須賀に戻った「あたご」への、海上保安庁による艦内捜索、開始。
漁船を視認したであろう、事故直前の状況に一番詳しい航海長を、防衛省がヘリを遣わし呼び出してつれてきた。衝突6時間後。その時は、漁船たちが必死に、沈没した「清徳丸」の2人を捜索していた最中だ。事故情報の鍵を握る人物を、わざわざヘリで連れに行き、市谷の防衛省で事情聴取をしたという。
そこで話を聞いたのは、石破大臣、増田事務次官、斉藤自衛隊統合幕僚長・・・最高幹部が揃っている。しかも、海上保安庁に無断で呼び出した事も明らかになっている。責任のがれのために、証拠隠しの口裏合わせをしていた疑いは、ますます濃くなった。
一方、海上保安庁は、業務上過失往来妨害容疑で、あたごに対する強制捜査の方針を固めていたが、「人命救助を最優先させたい」と、あたごが横須賀基地に戻る夕方まで待っていたのだ。
石破防衛大臣は「適切ではなかった」と言っているが・・・。
証拠隠滅、捜査妨害の疑いはますます強くなる。
防衛省・自衛隊は国民を守る組織ではなく、みずからを守ることが一番なのだ。
防衛省・海上自衛隊の情報隠ぺい体質は今に始まったことではない。昨年秋には、海上自衛官が独断で、インド洋で給油活動を行っていた艦船の航泊日誌を破棄していたことが明らかになり、臨時国会で大問題になったばかり。
一九八八年、潜水艦「なだしお」が遊漁船「第一富士丸」と衝突した事故でも、衝突時の航海日誌を改ざんしていたことが明らかになり、当時の瓦力防衛庁長官の辞任につながった。
憲法違反の存在で、米軍の補完部隊である自衛隊には、国や国民を守ると言う大義などないのだ。戦前の侵略的な帝国軍隊と同じである。軍事を全てに優先させる体質を持つのだ。
民主主義を謳う国なら、「大本営発表」のような事は即刻やめ、真実を国民の前に公表すべきだ。
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2008.02.28 | | Comments(3) | Trackback(0) | ・米軍・自衛隊・安保Ⅰ
