NO.343 またしても米兵か!相次ぐ、米軍犯罪。
横須賀のタクシー運転手殺害事件。
またしても米兵の犯行か!?
米軍「兵士が事件関与の疑い」 横須賀のタクシー殺人(asahi.com)
神奈川県横須賀市で19日夜、タクシーの中で運転手の高橋正昭さん(61)=東京都品川区=が刺殺されているのが見つかった事件で、在日米海軍司令部が横須賀市に「横須賀基地所属で行方不明になっている兵士が事件に関与している疑いがある」と連絡していたことが21日、分かった。高橋さんは事件前、羽田空港周辺で客を待っていた可能性が高いことも、県警の調べで判明。車内に残っていたクレジットカードの名義の米兵(22)が、関与した疑いがあるとみて、県警は行方を捜している。
横須賀・タクシー運転手刺殺に関与?米兵の身柄確保(アサヒ・コム)
神奈川県横須賀市で19日夜、タクシーの中で運転手の高橋正昭さん(61)が刺殺されて見つかった事件で、米海軍当局は22日、事件に関与した疑いがあるとして行方を追っていた米海軍横須賀基地所属の米兵(22)の身柄を東京都内で確保した模様だ。
事件のあったタクシー車内から、この米兵名義のクレジットカードが発見されていた。米兵はイージス巡洋艦カウペンスの乗組員。カウペンスは17日に米海軍横須賀基地を出航したが、米兵は行方不明となっていた。
米海軍当局が容疑者の身柄を拘束したようだが、これから身柄を日本に引渡し、きちんとわが国の主権に基づいて裁判にかけることが課題となってくる。その際、これまでも障壁となってきた、米兵に治外法権的な特権を与えている「日米地位協定」問題は避けて通れない。
今日は、地位協定問題を論ずる前に、沖縄における相次ぐ米兵犯罪について振り返っておきたいと思う。
以下は、共産党赤嶺政賢衆院議員が、18日の衆院本会議で「在日米軍駐留経費・特別協定問題について」の質問部分から、「相次ぐ米軍犯罪問題について」触れた部分の紹介である。
私が言うよりも、沖縄出身で地元で活動してきた赤嶺氏の、沖縄の心での訴えの方がはるかに説得力もあるし、私自信彼の人柄も好きなのでそちらを引用し紹介する事とする。(なお、ウェブでは要旨だけで、いまいち、赤嶺議員の心の部分が伝わらないので、そのまま紙(しんぶん赤旗、3月19日付)から、打ち出してみる。ぜひお読み下さい。
いかがですか?県民の人権蹂躙
まず、相次ぐ米軍犯罪事件についてである。
先月10日、沖縄県北谷町で起こった米海兵隊員による女子中学生暴行事件に対し、深い悲しみと怒りの声が上がっています。少女の思いを受け止め、いま政治が何をするかが問われています。
1955年、沖縄本島中部にある旧石川市で、米兵による少女暴行殺害事件が起きました。「由美子ちゃん事件」です。当時6歳の永山由美子ちゃんが、米兵に車で拉致され、嘉手納基地内で何度も暴行された挙句に殺されました。由美子ちゃんは、米軍のゴミ捨て場で、唇をかみしめ、右手に数本の雑草を握り締めて死んでいるのを発見されました。米軍の直接占領下で、沖縄県民は人権を蹂躙され、虫けらのように扱われたのです。
72年、沖縄は日本国憲法の下へ復帰を果たしました。しかし、問題は全く解決されませんでした。日米安保体制の下、「基地の島」沖縄の現実は、何も変わらなかったからです。
そして95年、米海兵隊員3名が小学6年生の少女を車で拉致し暴行するという事件が起きたのです。戦後63年間、米軍犯罪は繰り返されてきたのです。政府はこの事実をどう認識しているのですか。
政府はこれまで、事件が起きるたびに「綱紀粛正」「再発防止」を繰り返してきました。しかし、今回も日米両政府が「再発防止」を言い出した矢先から、米兵による女性強姦致傷事件、民家や事務所への侵入事件などが相次いでいるではありませんか。基地ある限り、米兵犯罪はなくならないー政府はこの事実を認めるべきではありませんか。
今月23日には、事件が起こった北谷町で、米兵によるあらゆる事件・事故に抗議する県民大会が開かれます。政府はこの声を正面から受け止め、地位協定の抜本的見直しと基地の縮小・撤去に踏みだすべきではありませんか。
そして今回のタクシー運転手殺害事件!
日米地位協定は、こんな犯罪を犯しても日本では裁けないと言う内容を持っている。これでは、安保条約に賛成の人でもあまりよく分からないと言う人でも、いくらなんでもひどいものだと思うのではないでしょうか。地位協定そのものの問題については、次回に詳しく見ていきたいと思います。
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2008.03.22 | | Comments(0) | Trackback(0) | ・米軍・自衛隊・安保Ⅰ
