NO.471 写真・・・私の関心。
また、下手な写真です。
作業所のお向かいの塀です。
数年前、大きな家が建ちましたが、この塀は壊されなくてよかったです。
職人さんの気持ちがこもっています。
私の写真への関心は、誰もが持つように、子どもが生まれ、娘たちのスナップをとるところから。
可愛くてたまらない瞬間をとどめておきたいという気持ちからでした。
生まれて初めてカメラというものを、一眼レフを買いました。
私自身の小さい時は、写真なんて殆どありません。
一番小さい時のが、2歳ぐらいの時に母に抱っこしたもの。
都会に出ていた親戚が、数年おきに帰省した時に撮ってくれたものでしょう。
次は小学校に入ってからのものが数枚、先生が撮ってくれたのでしょう。
それから、意識して撮ろうと思ったのは仕事の事で、です。
いつもいつも顔をつき合わせている、障害を持つ仲間たちに対して、「わが子ほど可愛い」と思わなくなってしまいました。
親になって、わが子というそれまでに感じたことも無いほどの可愛い存在を知ってしまい、仲間たちの存在がかすんでしまいました。
今考えれば、当たり前の事ですが・・・、そのころは、愛情薄いのに、「障害者作業所」などを作り、運営するのは”偽善”というぐらいに悩んでいました。
自分は仲間たちを、実のところどう観ているのか、思っているのか?
自分の”目”と”こころ”を検証してみたかったのです。
自分が撮る写真に、仲間たちがどう映し出されるのかを見ることによって。
「シャッターはこころで切れ」と言いますが・・・。
愛情を感じない被写体にはシャッターを切る気はしません。
私の心が、映し出される仲間たちの写真に現れるはずだと。
いい表情の写真が出来ると、「そうか、俺も彼らのことをちゃんと大切に思う事ができているんだ」と、嬉しかったものです。
「陶友通信」にも仲間たちの写真を載せて、写真を通じて仲間たちを身近に知ってもらおうとしました。
プロの写真家が「やっぱり本当の仲間たちは友さんしか撮れないね」などとほめてくれた日には、お世辞と知りつつ嬉しかったものです。
・・・そして、「五十の手習い」よろしくブログを始めました。
よそのブログを見ながら「写真か、いいなあ」と思い、教えてもらいやっとアップする術を知ったのがつい一月ちょっと前です。
娘のデジカメを借りて、気楽に好きな草花を撮り、みなさんに見てもらうのは嬉しい事です。
そうこうするうちに、欲が出てきます。
手持ちのレンズ(ニコンの4本)を生かすために、デジタルの一眼レフを手に入れました。
私のブログによく足跡をつけてくれるステファンさんという方がいます。
毎日その人の写真を見ますが、何かが違うのです。
殆どの被写体は、そこら辺にある日常風景の断片なのですが、不思議な存在感があるのです。
「いったいこの人は、何を見て生きているのだろう」・・・ちょっと大げさですが。
もっとも、私なんかとは違い、カメラの知識も経験もかなりの方のようですが。
ちょっと参考にさせて頂きながら、被写体の対象も広げて練習中です。
やはりファインダーは、その人の世界であり、シャッターの切り方はその人の心模様を表すように思います。
「写す」んではなく、「切り撮り」たいですね。そして、創る・・・気持ちだけは、ね。(汗)
一番撮りたいのはやはり”人”かな。モノクロで。(ブログには公開できないけど・・・)
FC2でアップロードできるのは500KBまで。
ギリギリの大きさにするんだけど、やり直したり大変。
KBって?写真の面積じゃないんだなあ。
ランキングー!

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2008.06.06 | | Comments(1) | Trackback(1) | ・趣味・写真
